解放トップ
トップに戻る
解放最新号
バックナンバー
論文
定期購読

東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

8・26 第35回全国反戦集会がかちとられる (1031号5面)

 8月26日、第35回全国反戦集会が首都・東京で開催され、圧倒的な結集でかちとられた。

 わが解放派は、2011年〜2012年の激動の階級攻防を反戦青年委員会の突撃力・戦闘力をうち鍛えつつ闘いぬいてきた。政府打倒・国家権力解体からプロレタリア・ソビエト権力樹立に至る権力闘争の本格的飛躍と、そのために不可欠な青年労働者の圧倒的組織化に向け奮闘してきた。この一年間の闘いの成果と切りひらいてきた地平をうち固めるべく、全国から結集した同志たちは日帝国家権力や反革命革マル、ファシストら敵対勢力の集会破壊を許すことなく、全国反戦集会をやりぬいた。そして、時代が要請する戦略的任務、方針を獲得し、その任務を遂行する組織体制を確立した。

諸団体からの連帯アピール、連帯あいさつ

 会場の東京都人権プラザに、全国から闘う青年労働者が続々と結集する。集会場には全国の激闘の現場で掲げられたきた各地区反戦の旗が掲示され、鉄壁の防衛体制が敷かれる。午前10時、中央事務局の同志が司会にたち、開会宣言とシュプレヒコールで全国反戦集会の幕が開いた。

 まず、革命軍から届いた熱烈なアピールが紹介される。革命軍は「2010年11・2自衛隊大宮駐屯地迫撃砲戦闘を凌駕する権力闘争の本格的飛躍を闘い取るべく、真紅のパルチザン・ゲリラ戦闘をなんとしても爆発させる」「日帝・野田政府を実力で打倒する。在沖―在日米軍基地解体、自衛隊基地攻略戦闘に決起する」「9月オスプレイ普天間配備を絶対阻止する。今秋、天皇訪沖を実力で阻止する。政府・電力資本と『原子力ムラ』の推進者どもの原発稼働―『核武装』策動を武装闘争で粉砕する」。そして、右翼ファシスト、反革命革マル、「社会党」の白色テロリストどもを撃滅する決意を鮮明に宣言した。力強いアピールと戦闘宣言に圧倒的拍手と歓声がわきおこる。

 次に、反核燃闘争を闘う仲間からの連帯アピールが紹介される。反核燃闘争を闘う仲間は日帝ブルジョアジーが宣伝した電力不足論、「原発コストは安い」なるウソを徹底的にあばき、原発利権、核燃マネーのバラ撒きで強行されてきた原子力政策―核武装を根底的に批判した。そして、「われわれは、核武装の重要施設―六ヶ所再処理工場を稼働させないため、全国の最先頭で全力で闘いぬく決意である。全国反戦の仲間たち!共に闘わん!」と檄を発した。

 続いて、結集した諸団体からの連帯あいさつに移る。
 全国寄せ場交流会の仲間は「政府の借金は2011年度末でGDPの2倍。まさしく日帝経済は世界経済の最弱の環となっている。6月の失業者数は少なく見積もっても288万人。特に若年層の失業が拡大し、15歳から24歳の失業率は11パーセントだ。この年代の労働者は就職できたとしても『非正規雇用』とならざるをえない。資本家は今『9割を非正規労働者に』と公言するまでになっている。厚生労働省は『雇用問題は民間にまかせる』といった態度だが、『公的就労事業』を国・行政に力づくで行なわせていかなければならない。福島第一原発はいまだ危険な状態。野田は『収束宣言』を行ない、大飯原発再稼働に踏み切った。釜ヶ崎の労働者は4、5、6月連続して大飯現地闘争に起ち上がった。核武装、戦争、『アブレ地獄―野たれ死に』強制の野田政府を打倒していこう。搾取・収奪、差別・抑圧のない社会を仲間と団結してかちとっていこう」。

 革命的部落解放戦線は「今、ファシズム融和運動を断固粉砕する闘いが求められている。部落解放同盟内社民・こえ派は狭山闘争の幕引きをおし進め『告訴・告発』を路線化している。そのような中、ネット右翼『在特会』が水平社博物館におしかけ言いたい放題の差別情宣を強行したが、裁判で名誉毀損で150万円の慰謝料支払いになった。プライム事件では1万件の身元調査事件が発覚したが、調査員、司法書士、依頼した者など関与した者ははかりしれない。このような状況下、何が差別を撤廃する闘いか、どうすることが狭山闘争の勝利をかちとる道かを指し示す闘いが必要だ。堂々と赤旗を掲げ、実力・武装の闘いで国家権力と非和解的に闘うこと、そこへ戦闘的部落大衆を組織していくことがわれわれの任務だ。今、日本階級闘争の歴史的転換点にわれわれは立っている。狭山―部落解放運動の革命的飛躍・前進をかちとろう。10・31狭山中央闘争を断固闘おう」。

 革命的「障害者」解放戦線は「政府との『政策協議』に期待をよせ、介護の商品化という問題には一切ふれず、破綻を強制されつつある運動とは区別され、全障連の歴史的地平を継承・発展させ『障害者』差別糾弾闘争を闘える新しい組織、全国『障害者』解放運動共闘会議の結成をかちとっていく。『障害者総合支援法』粉砕し、『脳死―臓器移植法』撤廃、『尊厳死法』案の国会提出を許さず、優生思想の強化、「障害者」差別―抹殺への攻撃をはね返し、戦争遂行の野田政府を打倒していこう」。

 日朝連帯活動者会議は「朝鮮反革命戦争の突入の危機が迫っている。日・米・韓は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)周辺海域での軍事演習を繰り返し、北朝鮮への軍事挑発を行なっている。『六ヵ国協議』の破綻の中での朝鮮反革命戦争突入への本格的な実戦的な日・米・韓の連携だ。この動きと一体のものとして北朝鮮―反共・排外主義攻撃が吹き荒れている。8月10日、韓国大統領・李明博は大統領として初めて『竹島』(韓国名・独島)を訪問した。14日には『天皇が韓国を訪問したいのなら、独立運動で亡くなった方々に対し心からの謝罪をする必要がある』と発言した。日帝は戦争責任に居直りながら反韓の排外主義を大煽動している。8月15日『尖閣諸島』の釣魚島に中国人七人が上陸し、日帝は逮捕した中国人を強制送還した。これをめぐった反中国―反共・排外主義が吹き荒れている。ファシストが跳梁し、活性化している。元『従軍慰安婦』を先頭とした日帝の戦争責任を追及する闘いへの襲撃や朝鮮学校への襲撃など、数々の反革命襲撃を強行してきたファシスト『在特会』は今日、沖縄・辺野古のテント村への襲撃、反原発闘争への敵対破壊に踏み込んできている。反共・排外主義煽動を粉砕し、ファシストを撃滅し、闘いぬかねばならない。全国各地で行なわれる九・一を中心とした『防災訓練』=自衛隊治安出動訓練を粉砕していこう。9・1日朝連帯集会に参加しよう」。

 反安保労研全国センターは「野田政府は朝鮮反革命戦争と増税になりふりかまわず突き進んでいる。8月10日には消費税の増税法を成立させた。大震災、原発事故を通してはっきりしたことは政府とブルジョアジーは自分たちの利害を守るためには、どれだけ労働者人民が苦しもうがお構いなしだということだ。福島第一原発の事故処理に当たる下請け、日雇い労働者は、企業の『被曝隠し』でどれだけ放射能を浴びているかわからない状況でこき使われている。原発労働は労働者の生き血を吸って生きながらえる資本主義の縮図だ。労働者人民の怒りは大きく沸き起こっている。このブルジョア社会を打倒しないかぎりわれわれの未来は切り拓けない。そういう時代が到来している。国家権力は労働者人民の闘いがブルジョア支配を打ち倒す闘いに発展することをおそれ領土問題を騒ぎ立て、排外主義煽動を巻き起こしながら朝鮮反革命戦争とファシズムへと大きく舵をきろうとしている。6月、全国労働組合運動交流会の結成がかちとられた。これを力にして、戦後労働運動を突破する労働運動の前進をかちとり、階級的革命的全国統一センターの建設へと進撃する決意だ」。

 全学連は「数千発の核ミサイルを全世界に向けている米帝、そして約45トンのプルトニウムを保有する日帝はイラン、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)などの核開発に対して口を極めて批判を加えている。そして、『経済制裁』から武装解除、反革命戦争への突入を行ないイラクやアフガニスタンと同様に労働者人民虐殺へと踏み込もうとしている。沖縄にはオスプレイ配備がねらわれ、日本「本土」でも飛行訓練を強行しようとしている。オスプレイによって米軍は機動力を倍化し、朝鮮反革命戦争をより効率的に展開しようとねらっている。大飯原発再稼働に続き、伊方、泊の再稼働がねらわれている。野田政府は原子力基本法に安全保障目的を盛り込んで核武装を公然と宣言した。日帝の核武装を阻止する実力・武装の闘い、革命的反戦闘争のうねりを作り出し共に闘っていこう」。

 革命的労働者協会は「3つの提起を行なっていく。1つに野田政府と日帝の急激なる凶暴化だ。『決める政治』を標榜する野田は安保・防衛政策、戦争遂行政策を推し進めている。朝鮮反革命戦争のために『集団的自衛権』、オスプレイ配備、『国連平和維持活動』(PKO)法改悪、日米共同作戦の形成と突撃している。怒りの決起で野田政府を打倒しよう。2つに領土問題だ。中国・韓国への国会決議まであげ、排外主義をあおっている、ロシア首相・メドベージェフの南クルリ諸島訪問との対応とは際立った動きを日帝はみせている。こうした中国・韓国の対抗を引き起こしているのは『尖閣国有化』、自衛隊配備などの日帝の凶暴化だ。3つに反原発運動の展望だ。大飯原発再稼動実力阻止闘争の爆発が地元の労働者人民の決起を促進してきた。また原発の現場で被曝を強制されている労働者の怒りを引き出し闘っていくことこそが原発の停止・廃止を実現する力だ。こうした課題を担いぬく革命的反戦闘争を闘う青年労働者の組織化に邁進していこう」。

 連帯アピールと闘う諸団体からの連帯あいさつの提起を受け、集会参加者全員が力強い拍手で応えていった。 

闘いの基調提起

 全国反戦中央事務局から、本集会の基調が提起される。

 まず総括だ。「第1に、中東反革命戦争粉砕、朝鮮反革命戦争粉砕の革命的反戦闘争に全力で起ちあがってきた。第2に、改憲をみすえた戦時国家体制形成の攻撃と対決して闘ってきた。第3に、階級的労働運動の前進・飛躍に向け、「非正規雇用」労働者、寄せ場の闘いに集中して闘ってきた。第4に、部落解放運動の前進、「障害者」解放運動の分岐・再編をきりひらくべく闘いぬいてきた。第5に、被災労働者人民支援大運動を闘いぬいてきた」「権力闘争の本格的飛躍にとっての死活的な反軍工作を推進する組織体制の確立、対革マル戦・対ファシスト戦の組織体制の強化、破防法―組織壊滅型弾圧と対決する体制の確立、統一戦線―共同戦線建設の前進、全国反戦の中央事務局体制の強化を目指し闘ってきた」。

 次に情勢だ。「資本主義世界経済の機軸国・米帝のドルが暴落し、米国債が『ただの紙切れ』になってしまう事態が現実化してきている」「世界大恐慌の爆発の前に革命勢力、体制撹乱要因を壊滅させることを目的として米帝―帝国主義は反革命戦争を拡大・激化させているが、アフガニスタンでの『ドロ沼の戦況』に悲鳴をあげている。対イラン反革命戦争への衝動を高めながら、朝鮮半島をめぐっては一触即発の危機が続いている」。

 最後に方針だ。戦略的任務として、「権力闘争の本格的飛躍」「反革命革マル解体・絶滅戦勝利」「右翼ファシストせん滅の本格的戦闘の戦取」「破防法攻撃―組織壊滅型弾圧粉砕」。闘争方針として、「革命的反戦闘争、反軍・反基地闘争、反天皇闘争、反帝―国際連帯闘争、日朝連帯闘争、沖縄人民解放闘争、狭山―部落解放闘争、「障害者」解放闘争、反核闘争、階級的労働運動の諸課題に全力を傾注して闘いぬいていかなければならない」。そして、戦略的任務、闘争方針を担い実践していくために、組織方針として、国際階級闘争に比しての日帝足下の闘いの立ち遅れを突破していく」「拠点反戦をさらにうち固め、全国に反戦青年委員会の旗をうち立てていく」。

 全国反戦の闘いの方針が提起され、参加者全員の圧倒的拍手で確認される。

各地区反戦からの報告、分科会、新事務局体制の確立

 昼休憩をはさんで、午後の集会が再開された。まず全国各地で闘う同志から、闘いの報告と決意を受ける。

 宮城県反戦の同志は、「3・11東北・関東大震災以降、昨年の9月まで九州、中・四国 関西、東京の闘う仲間と共に被災地支援を行ない、現在もガレキ撤去などの支援活動を継続している宮城県地域連合労働組合の支援活動の一端を宮城県反戦は共に担ってきた。昨年の9月15日には青森・六ヶ所で、青森で反核燃を闘う仲間や燹慷事法制』に反対する宮城県実行委員会瓩閥Δ法∈峠萢した使用済み核燃料搬入阻止闘争を全力で闘いぬいた。7月に亡くなられた女川反対同盟・阿部宗悦氏の闘志をわがものとし、氏の闘いを引き継いで、反原発を闘う仲間と共に、女川原発再稼働阻止の闘いを準備する。全国の原発再稼働阻止―全ての原発廃止に向けて闘う。11月に予定されている『県総合防災訓練』―自衛隊の治安出動訓練粉砕に向けて闘う。来年2月に予定されているという、陸自王城寺原演習場での在沖米海兵隊実弾射撃訓練阻止闘争を闘う」。

 関西で反戦闘争を闘う同志は、「10・23反帝―国際連帯全国統一行動と6・16安保粉砕・政府打倒全国統一行動への組織化に集中してきた」「4・7、5・4、6・25の大飯原発再稼働阻止の現地闘争に決起してきた。原発をめぐる闘いの核心はあくまでも日帝の核武装を阻止するという反戦・反核闘争として闘いぬかなければならない」「『日の丸』『君が代』条例、教育基本条例、職員基本条例などを強行し、教育労働者、自治体労働者への攻撃を激化させている橋下―『大阪維新の会』との闘いを闘いぬいてきた」「パナソニックPDP『非正規雇用』労働者の闘いと連帯し行動してきた」「『障害者』解放闘争をはじめ、階級闘争のあらゆる領域で最先頭に立って闘う青年労働者を組織し、関西の地における反戦青年委員会運動の前進をかちとる決意だ」。

 広島県反戦の同志は、「昨年9・1『広島市総合防災訓練』粉砕闘争を闘い、また被災地宮城県での炊き出しなど被災労働者人民支援運動に取り組んできた。2・11日本原現地闘争では右翼ファシストの妨害・敵対をはねのけ戦闘的に闘った。8・6広島反戦闘争では『在特会』の妨害をはねかえして集会・デモを闘いぬいた。被爆者2世として、反戦・反核闘争の飛躍のために闘う被爆者2世・3世の組織化を推進していく決意だ」。

 福岡県反戦の同志は、「朝鮮反革命戦争が切迫する中、九州での反戦闘争が重要な位置を持つようになってきている。築城、日出生台、佐世保における現地実力闘争に決起してきた。8・9長崎現地で反戦闘争に決起した。九州電力・玄海原発への労働者人民の怒りを引き出し、革命的反戦闘争へと組織していかなければならない。原発労働者がストライキに起ち上がり、権力・右翼ファシストらからストを守りぬく実力・武装の闘いを組織していかなければならない」。

 各県反戦に続いて、天皇上陸阻止沖縄青年実行委員会の同志が特別報告を行なった。青年実は「いよいよオスプレイが普天間基地に配備されようとしている。われわれ沖縄労働者人民はこの最悪の欠陥機、殺人機の配備を何としても阻止していかねばならない。この危機的事態に直面して、既成の沖縄の革新政党や市民団体、新左翼諸派は全く無力な姿をさらしている。唯一われわれ青ヘル部隊のみがこのオスプレイの普天間基地配備攻撃に毅然として対決し闘いぬいている。昨年、10・23反帝―国際連帯闘争において普天間基地への独自デモを闘いぬいた。2・11『建国記念の日』粉砕闘争においては那覇市の中心街に青ヘルで登場し、圧倒的な街頭実力情宣行動を貫徹した。4・28沖縄人民解放闘争においては那覇市与儀公園で独自集会をうちぬき、国際通りを完全に制圧するデモを闘いぬいた。6・16安保粉砕・政府打倒闘争はまた、普天間基地へ迫る竹ザオデモを貫徹した。9月9日には普天間基地へのオスプレイ配備に反対する『県民大会』が開催されようとしている。約10万人の沖縄労働者人民が結集することが予想される。しかし、残念ながら右も左も中道も巻き込んだ階級性の明確でない『大会』でしかない。安保粉砕! 普天間基地解体! 名護新基地建設阻止! という本来、沖縄労働者人民の要求するスローガンを掲げ訴え闘っていく。今秋、天皇来沖阻止を共に闘おう」。

 集会は分科会に移る。全国反戦が闘いぬいてきた課題・戦線別に8つの分科会がもたれた。狭山―部落解放闘争、「障害者」解放闘争、沖縄人民解放闘争、日朝連帯闘争、パレスチナ解放闘争、反軍反基地闘争、反核闘争、反弾圧闘争だ。速やかに各会場に分かれ、熱心な討論がくりひろげられた。限られた時間の制約もありながら課題を掘り下げ、方針を深め、闘いの確信をうち固めていった。再び全体集会を再開し、各分科会の担当者からの報告を受け、それぞれの闘いの到達点や課題を全体で共有していった。

 中央事務局から本集会の集約提起をうけ、今後1年間の激闘を担う全国事務局員の紹介を行なう。各地区で選出され、届け出のあった全国事務局員が紹介され、圧倒的拍手で確認された。ただちに第1回事務局会議が開催され、決定された新中央事務局体制が発表された。熱烈な決意表明をうけ、最後にシュプレヒコール、インターナショナルの斉唱を行ない、拍手が響き渡る中、第35回全国反戦集会は幕を閉じた。

 世界恐慌の破局が刻々と迫ってきている。反革命戦争で延命をはかる帝国主義を打倒していくために奮闘しよう。闘う青年労働者を全国反戦の旗の下に組織しよう。2012―2013年の階級攻防の激闘に進撃しよう。

全国反戦集会に寄せられたアピール

反核燃闘争を闘う仲間

 8・26全国反戦集会に結集した仲間の皆さん。

 野田政府は、原発推進と六ヶ所再処理工場の本操業へと突き進んでいる。
 これに対し、首相官邸を取り囲む抗議の渦は広がる一方だ。今月22日、野田は原発反対の市民グループと面会したが「大飯原発の再稼働は、安全性を確認し国民生活への影響などを総合的に判断した」と述べ、これまでの主張を変えることはなかった。市民グループとの面会の直後、日本商工会議所の岡村会頭からの原発推進の意見書を受け取る時の嬉しそうな表情に野田の本音が出ている。

 野田や電力資本は、「大飯原発を再稼働しないと、夏に深刻な電力不足になる」と脅し続け、再稼働を強行した。野田がいう「国民生活への影響」ということだ。だが、猛暑続きのこの夏、関西や九州での計画停電は一度もなく、大飯原発3号機、4号機の発電量236万キロワットがなくても、他の電力から融通しあえば足りている。「原発が一つも動かなくても、電力は大丈夫だ」という、「原発ゼロの夏」を野田政府は恐れていた。

 政府、電力資本、経済界は、「原発がなければ、電気料金は高騰し、企業は海外に移転し日本経済は大打撃を受ける」という。「原発の発電コストが安い」というのはウソだ。原発には多額の税金が投入され、原発にかかる様々な経費を「原発目的」と明示しないで電気料金に加えている。福島原発事故の賠償費用、事故処理費用なども加えず、廃止のための費用や使用済み核燃料、高レベル核廃棄物など膨大な核廃棄物の最終処分費用を算入しないで「安い」といっているにすぎない。

 福島原発事故は、住民から土地も仕事も故郷をも奪い、多くの生命を奪っている。将来にわたる健康不安、生活不安、ありとあらゆる不安や心配を福島の住民に与え続けている現実を、野田政府、電力資本、経済界は見ようともしない。

 六ヶ所村の村民所得は、1200万円もある。なんと青森県の県民所得の五倍である。巨額な核燃マネーが六ヶ所村に落ちている。核燃、原発、使用済み核燃料中間貯蔵施設がある六ヶ所村、東通村、大間町、むつ市などの立地自治体は、電力資本に寄付金を当然のように要求する。電源三法交付金などより使い勝手がよく、多くの場合「相手先の都合で公表できない」として電力資本からの寄付金であることを隠せるからだ。払う電力資本にとっても、受け取る市町村にとっても都合がいいのだ。「豊か」なはずの六ヶ所村は、「まだまだ、村は貧しくお金は必要だ」という。欲にきりはない。立地自治体も原発マネー、核燃マネーに群がっている。

 経済性を無視して原発、核燃を推進するのは、その先の軍事目的・核武装があるからだ。日本の原発も核開発を見据えて進められてきた。その集大成が核燃料サイクルであり、中心施設・六ヶ所再処理工場なのだ。プルトニウムの大量生産、大量保有は核兵器製造のためだ。日本原燃は、六ヶ所再処理工場で失敗続きの高レベルガラス固化体作りをむりやり行なっている。野田政府の意志を受け原燃は、再処理工場の本操業を急いでいる。

 われわれは、核武装の重要施設・六ヶ所再処理工場を稼働させないため、全国の最先頭で全力で闘いぬく決意である。全国反戦の仲間たち! 共に闘わん!

  2012年8月26日


革命軍

 全国各地の白熱する闘争現場から結集された青年労働者・友人の皆さんに、革命軍より連帯のアピールを送ります。

 大飯原発の再稼動現地阻止闘争が闘いぬかれ、沖縄においてはMV22オスプレイ配備に対する怒りに燃えた沖縄労働者人民の普天間基地ゲート前を占拠―封鎖せんとする実力決起が闘われている。

 こうした現下の戦略的集中課題に実力闘争―武装闘争をもって全力で闘いぬかなければならない。日本階級闘争の歴史的転換点の只中でむかえる本全国反戦集会の決定的重要性を確認し、今夏・今秋の闘争を階級的革命的に牽引すべく闘争陣形を整えなければならない。

 ブルジョア議会制支配の崩壊過程と民・自・公「大連立」の政治過程は、同時にこの危機を右から突破せんとするファシズム勢力が台頭する政治過程でもある。労働者人民がこれに正面から対峙し、粉砕し、議会主義の幻想を打ち破って〈プロレタリア・ソビエト権力樹立〉の旗を掲げて本格的に実力闘争―武装闘争を開始する時代が訪れているのだ。革命軍は、2010年11・2自衛隊大宮駐屯地迫撃砲戦闘を凌駕する権力闘争の本格的飛躍を闘い取るべく、真紅のパルチザン・ゲリラ戦闘をなんとしても爆発させる。〈朝鮮反革命戦争とファシズムの危機を蜂起―革命戦争に転化しプロレタリア・ソビエト権力を樹立せよ!〉の決戦戦略のもと、闘いの鉄火のなかで組織建設をおし進め蜂起の陣形構築に邁進する!

 革命軍は、第1に、決死決起する全世界労働者人民と階級的国際連帯を強め、対日帝武装闘争の本格的飛躍を実現する。自民党・公明党と結託した翼賛態勢で「消費税増税」を強行し、「集団的自衛権」をもって朝鮮反革命戦争突撃態勢を強化する日帝・野田政府を実力で打倒する。在沖―在日米軍基地解体、自衛隊基地攻略戦闘に決起する。災害出動の名目で労働者人民決起を敵と想定した自衛隊の治安出動訓練の常態化を粉砕する。9月オスプレイ普天間配備を絶対阻止する。今秋、天皇訪沖を実力で阻止する。政府・電力資本と「原子力ムラ」の推進者どもの原発稼動―「核武装」策動を武装闘争で粉砕する。

 第2に、ブルジョア議会制支配の崩壊過程で、この危機を右から突破せんとして跳梁を開始したファシスト撃滅戦に決起する。1930年代国際階級闘争の「敗北」を痛苦に総括し、先制的なファシストせん滅戦に決起する。在日朝鮮労働者人民、部落大衆をはじめとする闘う労働者人民への差別主義・排外主義煽動と襲撃を開始したネット右翼「在特会」や、1986年桧町公園解放派爆殺攻撃(未遂)を賛美する「一水会」をはじめとする天皇主義右翼ファシスト撃滅戦に決起する。ブルジョア階級支配と国家の危機を救済せんとする橋下「大阪維新の会」を粉砕する。

 第3に、「中国脅威」を煽り右翼ファシストとともに反中国―反共・排外主義煽動で共鳴しあう反革命革マルを2・11同志中原虐殺報復三五ヵ年決戦の猛攻で解体・絶滅する。「核開発は人類の英知」として「原爆賛美」と「原子力の平和利用」を唱えた教祖・黒田の反革命史を隠蔽して、反原発闘争の高揚に介入・敵対する黒田革マルを革命的テロルの猛攻で解体・絶滅する。JR東日本の検修・業務外注化攻撃に全面協力し、「御用組合」化して合理化推進に突撃するJR総連・松崎革マルを総せん滅し、JR総連―反革命労働運動を打倒する。

 第4に、階級闘争の決戦場から逃亡し、組織内「部落差別事件」の事実解明と組織的自己批判を放棄して「自己批判」を粉飾し、瓦解する脱落組織の延命を図らんとする反革命私兵どものテロ衝動を封殺し、「社会党」(「旧ハザマ私兵グループ」)の白色テロリストどもを撃滅する。

 世界大恐慌爆発情勢が深化する中での日帝の朝鮮反革命戦争とファシズムへの突撃という革命的激動情勢下で、青年労働者は革命軍に結集しプロレタリア暴力革命の最先端の任務を共に担いぬこう!

2012年8月26日  革命軍