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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

各労組大会 成功裡にかちとられる(1043号7面)

宮城県地域連合労働組合再建第9回定期大会をかちとる〈11月25日〉

 11月25日、仙台市荒町市民センターにおいて、宮城県地域連合労働組合再建第9回定期大会がかちとられた。

 大会は、執行部からの大会開催宣言により開始された。まず、大会に寄せられた連帯メッセージが紹介される。日本キリスト教改革派亘理教会の牧師・林茂雄氏からは、「3・11大震災の被災者は苦しい生活を現在も強いられ、また、多くの労働者が仕事や生活を奪われ続けています。福島第一原発事故による放射能汚染も広がっています」「こうした中で、貴組合のような、被災地支援活動と労働者の生活と権利を守る活動に取り組んでこられた労働組合が本当に重要です。御健闘を祈ります。原発再稼働を阻止し、原発廃止に向けて、また象徴天皇制廃絶、反戦を共に闘いましょう」。東京都地域連合労働組合、神奈川県地域連合労働組合、中四国地域連合労働組合からは、「『9割非正規化』を狙った『労働者派遣法』『労働契約法』の連続的な改悪を弾劾し、『労働者派遣法』撤廃! 直接雇用、無期限雇用の原則の貫徹に向け、闘う『非正規雇用』労働者と連帯して共に闘いましょう。未組織労働者の組織化を全力で推し進めていこう」。東京・山谷日雇労働組合からは、「おれたちはアブレの押しつけと野たれ死に攻撃と対決し、労働者の団結の軸として組合大会を成功させ、2012―2013年越年・越冬闘争を闘う」。反安保労研全国センターからは、「ブルジョアの攻撃を打ち破る力は『直接雇用』『無期限雇用』を資本に強制する『正規』―『非正規』を貫いた団結にあります。共に闘いましょう」。

 大会議案が提起される。情勢提起の後、総括と方針提起に移る。総括として、「宮地連は『被災地の労働組合』として、3・11東北・関東大震災被災地支援活動に取り組んできた。被災地支援をやりきった上で、今後、被災地や被災者の情況変化の推移を把握しながら、支援のあり方の再検討が求められている。昨年7月―8月―9月と労働相談を行なったが、多くの労働者を組織できていない。これらを総括し捉え返して更に闘っていかなければならない。活動の軸として情宣、学習会を基礎に、労働相談をはじめ地域で悩む労働者とともに闘いの団結を構築し、更に反戦の闘いなどへの取り組みを強めるとともに、このことを通じて宮城の労働運動の形成を図ろう」。方針として、 ⊆唆罰搬腓搬亰茲垢襪燭瓩法団結を拡大・強化しよう。「非正規雇用」労働者、未組織労働者を組織しよう。◆被災地支援活動の教訓を踏まえ、被災者の失業や生活苦を放置したままに、大企業・独占資本の横行をはかる「特区」を許さない活動を強化しよう。、宮地連の活動を強化しよう。組織拡大にむけて、会議、学習会の定例化、街頭情宣などの活動を強化しよう。ぁ∈濂米海兵隊の王城寺原演習場での実弾砲撃移転演習を阻止しよう。ァ⊇川原発の再稼働を許さず、大間原発建設阻止、六ヶ所核燃サイクル粉砕を闘おう。Α∪こε経済危機の中で高まる労働者人民の怒りと闘いを「領土問題」などで対外的にそらし、労働者人民を反革命戦争へと動員していこうとする野田政府打倒に向けて進撃しよう。

 議案をめぐる討論が行なわれた後、財政報告と今後の組合活動を担う新役員の選出が行なわれ、議案とともに一括して採択された。


東京都地域連合労働組合第11回定期大会が開催される〈11月24日〉

 11月24日、午後7時から江東区亀戸文化センターにおいて、東京都地域連合労働組合第11回定期大会が開催された。

 組合員出席を確認後、労組委員長から開会宣言がなされる。議長が選出され、大会に寄せられたメッセージが紹介される。

 宮城県地域連合労働組合からは、「政府は被災地を『復興特別区』として、資本の利益を最優先し、被災地労働者・農民・漁民を切り捨てる『復興』政策を進めようとしています。このような政府に被災者や労働者の未来をゆだねることはできません。私たちは、被災地の労働組合として今後も労働者の団結で被災者の問題を解決することをめざして頑張っていきます」。

 東京・山谷日雇労働組合からは、「おれたちは都や国のアブレの押しつけと野垂れ死に攻撃に対決して、2012―2013年越年・越冬闘争を闘っていく決意です。大恐慌と戦争で労働者人民を破局へとおいやることでしか生き延びえない資本主義に対決し『反戦・仕事よこせ』を闘いぬきます」。反安保労研東京センターからは、「ブルジョアどもは『40歳定年制、有期労働契約が基本』という国家戦略会議の報告を打ち出し、『9割非正規化』攻撃を強めようとしています。この攻撃を打ち破る力は『直接雇用』『無期限雇用』を資本に強制する『正規』―『非正規』を貫いた団結にあります。この闘いを地域連合労組こそが先頭でやりぬかなければなりません。未組織労働者、『非正規雇用』労働者の闘う部隊の建設を何としても実現しましょう」。

 中四国地域連合労働組合からは、「野田政府の下、戦争とファシズムに向かう攻撃が強化されてきました。消費税増税や生活保護をはじめとする社会保障制度の切り捨てなど、労働者人民への大収奪と限りない窮乏化が推し進められようとしています。今こそ労働者の怒りを組織し、1人の首切りを許さない闘う労働組合を頑強に作り上げていかなければなりません。『連合』、全労連を超える労働運動の新たな結集軸、全労交の前進と発展を切り拓きましょう」。

 続いて大会に駆けつけた神奈川県地域連合労働組合からの連帯あいさつをうける。「『労働者派遣法』『労働契約法』改悪はブルジョアジーを延命させるためのものでしかない。何一つ労働者を保護しない抜け穴だらけの『法』は撤廃以外ありえない。企業の業績悪化を名目に電機・情報産業などによる、13万人大リストラが計画されている。労働者の使い捨てを許さず、『総非正規化』攻撃と対決しよう。オスプレイの訓練に米軍厚木基地の利用を許さず、普天間基地解体・名護新基地建設阻止を闘う沖縄労働者と結びつき反戦の闘いを基軸としながら戦争遂行の野田政府を打ちたおそう」。連帯あいさつが圧倒的な拍手で確認された。

 つぎに議案提起だ。『非正規雇用』労働者の組織化―未組織労働者の組織化に取り組み、組合員の拡大をかちとり、今後も職場や地域から組織化を進めていく」「『日雇い派遣』など『非正規雇用』労働者との連帯を強化する」。「新たな処分攻撃を許さず、改憲攻撃と対決する教育労働者と連帯する」「闘う全世界労働者人民と連帯し、フィリピントヨタをはじめ外国人労働者の闘いを支援し、連帯を深め国際連帯を促進していこう。在日朝鮮労働者人民や外国人労働者の闘いを支援しよう」「反共ファシストやあらゆる労働組合破壊攻撃から組合を守りぬこう」。

 質疑・応答のあと議案採決に入り、満場一致で採択された。つづいて、新執行部の人事案提起がなされ、満場一致で採択される。会計報告がなされ、拍手で確認される。全ての議事が終了し、議長が解任され新執行部からの決意表明がなされる。「『全労交』が結成された。来春には組合員を増やし第2回全労交集会に労働者を結集させる。2012―2013年山谷越年越冬闘争を闘う。労働者の団結をかちとり、革命的労働運動の前進のために闘いぬく」。最後に「団結ガンバロー」で第11回定期大会が締めくくられた。


神奈川県地域連合労働組合第11回定期大会〈11月22日〉

 神奈川県地域連合労働組合は11月22日、「川崎市産業振興会館」において第11回定期大会を開催し、大成功をかちとった。

 午後6時30分、執行部の開会宣言で定期大会が開始された。議長選出の後、議長より本大会に寄せられた連帯メッセージが代読された。昨年結成された中四国地域連合労働組合、被災地で闘う宮城県地域連合労働組合、アブレ、野たれ死に攻撃と対決して闘う東京・山谷日雇労働組合、そして反安保労研全国センターと、闘いへの熱い檄が次々と読み上げられ、全体の拍手で確認していく。続いて、会場にかけつけた東京都地域連合労働組合から連帯あいさつを受けていく。「政府は『労働者派遣法』改悪、『労働契約法』の改悪を持って『9割非正規化』攻撃を推し進め増税でさらに労働者からの搾取を強めようとしている。連続する改悪を許さず、『労働者派遣法』撤廃をかちとり、労働者の生活と権利を守る闘いを推し進めていこう」「原発再稼動、建設再開・新設を許さず、戦争遂行政府を打ち倒そう」「『全労交』への結集を呼びかけ革命的労働運動の発展を目指して共に闘おう」。連帯あいさつが全員の拍手で確認された。

 執行部から議案の提起がなされる。世界情勢、労働者を取り巻く政府の動向、「連合」をはじめとする労働組合の現状など情勢が提起されたあと、総括と今後の闘う方針が提起される。(1)組合への加入呼びかけを強化する。労働相談―争議を担いうる力量を全員が身につけ、東京都地域連合労組との合同での情宣や、学習会などの取り組みを摸索し、情勢に機敏に対応できる活動を工夫していく。(2)闘う労働者、労働組合との連帯として、1つに、来年春に予定されている第2回全国労働組合運動交流会の集会の成功をかちとっていく。2つに山谷・寄せ場労働運動に連帯し、山谷―寄場労働運動の前進に向け奮闘していく。3つにパナソニックPDP、ヤンマー、キャノン、フィリピントヨタなど解雇撤回を掲げ闘う労働者との連帯・団結をより強固にしながら共に闘っていく。4つに「日の丸」「君が代」の強制と処分に対決して闘う教育労働者と連帯し、教育労働者運動の再生―前進に向け、その一翼を担っていく。(3)「労働者派遣法」「労働契約法」の改悪が強行され、労働者の「9割非正規化」攻撃が強まっている中、「労働者派遣法」は撤廃しかないことを未来を展望する青年労働者に強く訴えていく。「国家公務員制度改革関連4法案」の制定を阻止し、更なる増税・社会保障の切り下げなど、労働者を取り巻く「法」の改悪阻止の闘いを大きく巻き起こして闘っていく。(4)神奈川県下にあって「日米安保―米軍再生」の名の下で拡大される基地の強化と対決し、沖縄で闘う労働者と結びつき、地域住民の「基地反対」の運動に積極的に取りくみ組織化を図っていく。全国で巻き起こっている原発廃止の闘いと結びついていくこと。このことを組合運動の基軸に据えて、粘り強く推進していく。被差別大衆、被抑圧人民と連帯した取り組みを強化していく。そして、世界恐慌切迫下、全世界で闘われている労働者の闘いと国際連帯で共に闘い、日帝足下での大きな闘いのうねりを作り出す団結を形成し、帝国主義労働運動―「連合」を突破すべく、労働組合運動の前進をかちとっていく。議案は、質疑応答のやりとりのあと、満場一致で採択された。続いて、人事案、会計報告など組合員全員の賛成によって採択された。

 最後に、新執行部から「労働法制の改悪によってまさに『総非正規化』攻撃が襲いかかろうとしている。資本は『正規雇用』を次々に『非正規雇用』に切り替え、自らの利益優先で都合のいいように労働者を使い捨てようとしている。『労働者派遣法』は撤廃以外ない。『撤廃』を掲げ闘う『非正規雇用』労働者の解雇撤回闘争とさらに結びついて『無期限雇用』『直接雇用』の原則を掲げ闘っていく。そして闘いを希求する未組織労働者の組織化に全力で取りくんでいく。労働者の不満や怒りを声にして、全ての労働法制改悪攻撃を打ち返していく。反戦の闘いを巻き起こしていく。闘う労働組合として革命的労働運動の前進をかちとっていく」と決意が明らかにされた。大きな拍手の後、参加者全員の「団結ガンバロー」で定期大会が締めくくられた。


中四国地域連合労働組合第2回定期大会〈11月23日〉

 11月23日、午後5時半から広島市西区民文化センターにおいて、中四国地域連合労働組合第2回定期大会が開催された。

 はじめに、執行部の開会宣言が発せられた。議長選出後、議長より本大会に寄せられた連帯メッセージが代読される。宮城県地域連合労働組合、東京都地域連合労働組合、神奈川県地域連合労働組合、反安保労研全国センターからのメッセージだ。

 続いて、議案提起に移る。
 まずは、総括だ。「中四国地域連合労働組合は昨年11月20日、『労働者の生活と権利を守る為に闘い、そしてまた、組合内外の労働者とともに労働者階級の解放という偉大な利益のために、したがってまた共産主義の実現のために闘うこと』を確認し、結成大会をかちとった。以降、広島と徳島において闘いを進めてきた」「6月24日、全国労働組合運動交流会が結成されたことをうけて、『連合』や全労連を超える日本の労働運動の新たな結集軸の建設をめざし闘うことを確認し、日々奮闘してきた」「情宣活動を通して労働者に組合への加入を働きかけてきたが、まったく不十分だ。闘う労働組合との連帯を図り、争議支援に馳せ参じ、情宣活動、学習会活動、労働相談の取り組みなどをやりぬいていかなければならない」。

 情勢に続いて、方針が提起される。「地域の労働者に組合への加入を働きかけ、闘う労働組合運動を確立しよう。街頭での加入、情宣活動を定例化し、反戦・反合の闘いを多くの労働者に訴えていこう」「闘う労働者との連帯を強化しよう。資本の総臨時工化攻撃と対決し、労働者の生活・権利の破壊を許さず闘おう。『労働者派遣法』撤廃、『直接雇用』、『無期限雇用』をかちとる闘いにたちあがっている『非正規雇用』労働者の闘いと連帯しよう」「朝鮮反革命戦争突撃と対決する労働運動の前進を切り拓こう。日本原―呉―岩国を貫いた反軍・反基地闘争を闘う。島根原発3号機の建設再開阻止、上関原発建設工事着工阻止、伊方原発再稼働阻止を地域で闘う労働者人民と連帯して闘う」「全世界労働者人民と連帯し、国際連帯を促進していこう。在日朝鮮労働者人民や外国人労働者の闘いを支援しよう。右翼ファシストなどによるあらゆる労働組合破壊攻撃から組合を守りぬこう」。

 各議案に対する活発な討論が真剣に行なわれた後、会計報告、人事案提起を受ける。すべての議案が満場一致で可決された。

 最後に、新執行部から「まったなしの情勢下、私たちは立ち止まっていてはいけない。労働者の力になるためにどこへでも出向いて闘う。差別と闘う団結を形成する。闘う労働組合として革命的労働運動の前進へ一丸となって奮闘する」との決意表明が行なわれ、拍手で確認された後、「団結ガンバロー」で今大会の成功が確認された。


東京・山谷日雇労働組合第14回定期大会〈11月24日〉

台東区清川区民館で14回大会
 東京・山谷日雇労働組合は、11月24日、午後2時から、台東区清川区民館において第14回定期大会を開催した。

 大会は、司会の仲間のあいさつで始まった。大会の成功のため、全体でシュプレヒコールをあげると、次に大会の議事を進行する議長が選出された。議長に立候補する仲間が挙手をして、「議長に立候補します」と元気よく立ち上がると、全体の拍手で彼を承認した。

 議長の進行で、議事が進められる。
 東京・山日労の大会には全国で闘う日雇い・野宿の仲間、労働組合、学生からの連帯メッセージが寄せられた。福岡・築港日雇労働組合からは、「今、議会政治はますますおれたちの生活とは無縁な政争の場となり、奴隷主たる日帝ブルジョアジーの意向を誰が一番汲むことができるのかを競い合っている。こんな連中におれたちの未来をゆだねることはできない。「反戦」と「仕事よこせ」の闘いをやりぬいているおれたちこそが、全世界で血を流し闘いぬいている労働者と結びついて、新たな世界を切り拓くことができる。このことに確信を持って、日本の労働運動の最先頭に立とう」。沖縄・首里日雇労働組合からは、「この1年間、沖日労は反戦・反基地・反天皇を闘いぬいてきました。6月には東京・山谷をはじめ全国寄せ場の仲間たちとの統一行動として普天間基地に進撃するデモを闘い、その地平をもって9月にはオスプレイ配備を阻止するために普天間基地ゲート実力封鎖に決起し闘いぬきました。沖縄では『尖閣問題』で右翼ファシストがうごめいています。ファシストを叩きのめし、反戦・反基地・反天皇の闘いを実力闘争でもって闘いぬく決意です」。「反戦・反失業を闘う釜ヶ崎労働者の会」からは、「おれたちは今後とも、仲間たちとともに、ポリ公、ヤー公の敵対を粉砕し、『一人の野垂れ死にも許さん!』『生きてやりかえすぞ!』と闘っていきます。私たちの未来は闘って切り拓いていきましょう! 2012―2013越年・越冬闘争の大爆発をかちとっていきましょう」。神奈川県地域連合労働組合からは、「反戦の闘いを組合運動の基軸にすえ、粘り強く反戦の闘いを推進していきましょう。神奈川県下では、オスプレイの訓練に米軍厚木基地が狙われています。戦争出撃拠点としての名護新基地建設阻止を闘う沖縄労働者人民の闘いと結びつき、労働者の戦争動員を許さず、戦争遂行政府を打ち倒す闘いに『正規』―『非正規』『日雇い』の分断を乗り越え、今こそ共に起ち上がっていこうではありませんか」。宮城県地域連合労働組合からは、「私たちは、3・11東北・関東大震災以降、被災地の労働組合として、全国の労働者・学生の支援・協力を受けながら、被災者支援や労働相談を闘ってきましたが、今後も労働者の団結で被災者の問題を解決することをめざして頑張っていきます」。
連帯メッセージと連帯あいさつ
 国鉄闘争を闘ってきた佐久間忠夫氏は、「日頃から健闘されている山谷の労働者の皆さんに敬意を表したい。国会前やさまざまな裁判闘争のため現場に通い詰めの毎日です。今日も用事で、みなさんの組合大会には顔を出せませんが、成功を祈っています。今、1人ひとりが声をあげ行動に起ち上がる新しい波が起こっています。こうした労働者人民の動きに注目しつつ、私もいっそう奮闘していきたいと思っています」。ヤンマー争議当該の稲森秀司氏からは、「橋下の『2030年代の原発全廃』は、『太陽の党』との政策合意からは脱落。橋下は『ルールの整備と電力市場の自由化をやっていけば、おのずと30年代には原発はなくなっていく』なぞと嘯き、脱原発が人気取りのためのフェイクであったことが明らかになりました。今こそすべての人民が団結してファシズムの台頭を叩き潰さねばなりません」。明治大学社会思想研究会からは、「野田政府は、衆院解散に踏み込み、12月16日の総選挙が行なわれようとしています。新たな翼賛勢力の枠組みを決めるための総選挙ではありますが、その只中から石原・橋下らを筆頭とした『日本維新の会』が伸張しようとしています。越年・越冬闘争に結集し、〈戦時下の新たな革命的学生運動〉の創出のただなかから、新たな学生を山谷に結集させたいと思います」。反安保労研東京センターからは、「今年、『労働者派遣法』が改悪され、有期労働契約にかかわる『労働契約法』も改悪が強行されました。ブルジョアどもはさらに『40歳定年制、有期労働契約が基本』という国家戦略会議の報告を打ち出し、『9割非正規化』攻撃を強めようとしています。未組織労働者、『非正規雇用』労働者の闘う部隊の建設を何としても実現しましよう」。

 次に、大会にかけつけた仲間からの連帯あいさつを受けていく。東京都地域連合労働組合の仲間は「今、国会は首相・野田がドタバタ解散をしましたが、闘わなければ生きていけない時代が確実に到来しています。政府は労働者人民のことなど、どうでもよく戦争への準備だけは急速に進んでいます。こんな政府は一刻も早く打倒しなければなりません」。参加者全員が連帯あいさつに拍手で応えていった。

 東京・山日労執行部が、議案書を読み上げ、議案の提起をおこなう。
 最初は総括だ。「日常的な朝の机出し―労働相談活動で城北・福祉センターや玉姫職安による仕事紹介からの締め出しを許さず山谷労働者の就労の権利を守ってきた」「春闘期には山谷の求人業者・手配師に賃上げや労働条件改善を要求する『春闘要求書』を出して回答を迫ってきた。また、全国寄せ場交流会として3月26日、対厚生労働省団交、対日本経団連・日建連追及―弾劾行動を闘った」「東京都産業労働局に対する『仕事よこせ』の交渉をもち、『特別就労』の仕事の削減、『緊急雇用対策』の仕事出しの廃止を追及。仕事量の増加とセンターの運営・設備改善などを求めて追及した。また、『高齢者特就』の仕事場である水元公園における高線量放射能汚染の問題を追及した」「毎週土曜日の山谷地区、浅草―浅草橋地区での人民パトロールに取り組み、野宿労働者への排除・追い出しを許さない闘いを進めてきた」「1月15日、『佐藤さん虐殺27ヵ年、山岡さん虐殺26ヵ年弾劾! 金町一家解体! 日雇い労働者全国総決起集会』をうちぬき、毎週金曜日の対金町朝行動に取り組んできた」「首切り・リストラ攻撃と対決する闘う『非正規雇用』労働者や『日の丸』『君が代』の強制―処分攻撃と対決して闘う教育労働者と連帯する闘いに取り組んできた」「狭山闘争、宇都宮病院糾弾闘争、日朝連帯集会に起ち上がり、東京・山日労は6・17安保粉砕・政府打倒全国統一行動、10・20反帝―国際連帯全国統一行動を全国寄せ場交流会の一員として呼びかけ、反戦闘争、戦争遂行の政府をうちたおす闘いに決起してきた」。
執行部が方針提起
 情勢に続いて方針が提起される。「寄せ場労働者切り捨てを許さず、机出し―労働相談を起点に反撃をしていこう」「賃下げ、アブレの押し付けを許さず、2013年寄せ場春闘を闘おう」「野宿労働者への排撃や襲撃に対しては仲間による団結で防衛―反撃し、野宿の原因となっている失業をなくすため『仕事よこせ』の闘いと結合して闘っていこう。2012―2013年山谷越年・越冬闘争に突入しよう」「首切り・リストラと対決する労働者、『非正規雇用』労働者の闘いと連帯し、『労働者派遣法』の撤廃を目指そう」「部落差別、『障害者』差別、民族差別を許さない闘いを前進させていこう」「佐藤さん、山岡さん虐殺に対する天皇主義右翼ファシスト金町一家への報復―解体戦をやりとげよう。特に、毎週金曜日の朝行動を強化し、反天皇闘争の拠点として、山谷―寄せ場を打ち固めていこう」「大増税と戦争に突撃するブルジョア政府をおれたち労働者人民の実力決起でうちたおそう」。

 大会参加者からの質疑応答に入る。参加した仲間からは城北・福祉センターの対応に関しての不満や怒りが爆発した。12月のセンター交渉の場で追及していこうと行動が提起された。

 執行部から続いて会計報告、執行部新人事が提案され、議案も含めての一括採択がなされる。大会参加者の全員の賛成でこれらの執行部提案は承認された。

 選出された新執行部が、「『反戦・仕事よこせ』の闘いを軸に今後一年間を山谷の仲間の先頭に起って闘いぬく。東京・山日労をいっそう強化していこう」と決意を明らかにした。山谷・玉姫での2012―2013年越年・越冬闘争をはじめとした当面の行動方針が提起され、最後に副委員長に就任した仲間が音頭をとって、参加者全員の力強い「ガンバロー」三唱で定期大会をしめくくった。

 野田政府は消費税の大増税と生活保護制度の改悪など社会保障の切り捨てを進め、日雇い労働者に対するアブレ、野垂れ死に攻撃を強化してきた。総選挙の結果、安倍自民党や石原・橋下などこぞって改憲攻撃に突進し、戦争とファシズムの道を掃き清めようとしている。こんな政府は打倒していかなければならない。ファシストどもを蹴散らしていかねばならない。東京・山日労は定期大会の成功を武器に、山谷の日雇い・野宿労働者の団結をいっそううち固め、「一人の野たれ死にも許すな」「生きてやり返そう」の山谷越年・越冬闘争へと突き進んでいく決意だ。


福岡・築港日雇労働組合第14回定期大会を開催〈11月30日〉

連帯あいさつと連帯メッセージ
 11月30日、福岡市博多区内の会場には、正午の開場前から組合員たちが集まっている。多くの仲間たちの結集で、会場の講堂は満席だ。集合した労働者たちは、福日労が用意した昼食で、まずは腹ごしらえだ。

 12時30分、開会が宣言され、全体のシュプレヒコールで第14回定期大会が開始される。「組合大会の成功をかちとるぞ」「闘って仕事をかちとるぞ」「野垂れ死に攻撃粉砕」「福日労は闘うぞ」という仲間たちの元気な声が、会場全体に響き渡る。

 まず、九州大学社会科学研究部の学生から連帯のあいさつを受ける。「日雇い・野宿の労働者のみなさんの『反戦・仕事よこせ』の闘い、労働者自身の手で仲間の命を守る闘い、これから1年間の奮闘をともに担いたい。みなさんの闘いから学び、1人でも多くの学生の参加を呼びかけて越年・越冬闘争を闘い、来年の闘いに向かっていきたい」という発言に、惜しみのない拍手が送られた。

 続いて、寄せられたメッセージが代読される。東京・山谷日雇労働組合からは、「おれたちは大恐慌と戦争で労働者人民を破局に追いやることでしか生き延びえない資本主義に対決し、『反戦・仕事よこせ』を闘いぬく」というメッセージ、「反戦・反失業を闘う釜ヶ崎労働者の会」からは、「すさまじいアブレ状況は、決して私たちの責任ではない。すべての責任は、私たち労働者を使い捨てにしている資本と、ろくに対策も行なわない政府―行政にある。政府―行政に対して今まで以上に怒りをたたきつけ、闘いを強化していこう」というメッセージが寄せられた。沖縄・首里日雇労働組合からは、「6月には全国の仲間たちとの統一行動として、普天間基地に進撃するデモを闘い、その地平をもって9月にはオスプレイ配備を阻止するために、普天間基地ゲート実力封鎖に決起し闘いぬいた。労働組合の団結力を強化し、政府・資本を撃つ闘いを強固につくっていこう」というメッセージだ。すべてのメッセージに、熱い拍手が送られた。
執行部が大会の議案を提起
 執行部から議案の提起が行なわれる。
 まずはじめは、「我々をとりまく情勢」だ。「資本主義世界経済は行きづまり、世界的な大恐慌の爆発が目前である」こと、そのなかで「資本主義そのものをなくしてしまおうという労働者の闘いが、世界のいたるところで燃えひろがっている」ことが明らかにされた。国内情勢では、「既成政党への不信が急速に高まり、議会はますます形ばかりのものとなり、『争点なき総選挙』の後には、戦時中と同様の『大政翼賛会』ができ上がろうとしている」こと、朝鮮反革命戦争の危機のなかで、「いつでもその火蓋を切って落とせるように、沖縄・普天間基地には最新鋭輸送機・オスプレイが配備された」こと、消費税増税や「環太平洋パートナーシップ協定」(TPP)参加の動きなど、「大資本の利益と延命のために、そのツケを労働者人民に押しつけようという動きが加速されている」ことなどが明らかにされた。さらに「福岡でも築港に仕事はなく、寄せ場に立つ労働者の数もわずかばかりであり、年々急激に仕事が減っている」こと、「『生活保護より仕事がほしい』というのが大多数の日雇い・野宿の労働者の声である」こと、「仕事をかちとる闘いの前進こそが求められている」ことが提起された。

 「一年間の闘いの総括」では、「仕事よこせの闘い」「労働相談―労働争議」「野垂れ死に攻撃に反撃する闘い」「反戦の闘い」「全国の闘う労働者との連帯」「反原発の闘い」「差別との闘い」「弾圧との闘い」の8項目が提起された。「全国の闘う労働者との連帯」の項目では、「様々な産別で闘う労働者たちと結びつき、『連合』や全労連を超える闘う労働組合運動を創り上げるべく、全国労働組合運動交流会(全労交)の結成を、全国の仲間とともにかちとった」ことが報告され、「弾圧との闘い」の項目では、「大分刑務所の木村(カントー)さんを守るため、10年間にわたる救援活動をやりぬき、今年3月、カントーさんを満期出所で無事取り戻した」ことが報告された。

 最後の「我々の闘いの方針」では、「資本―業者に対する闘いをやりぬこう」「仕事よこせの闘いを強めよう」「野垂れ死に攻撃を打ち砕こう」「反戦の闘いを前進させよう」「組合つぶしの弾圧と闘おう」「ニセ『福日労』=ゴロツキ組合をぶっつぶそう」「越年・越冬闘争を大成功させよう」という7項目にわたる方針が提起された。「資本―業者に対する闘いをやりぬこう」の項目では、「業者に、賃上げと築港での求人をせまろう。原発関連の仕事など、築港以外のケタオチ業者による賃金・労災・解雇・暴力をめぐる相談を掘り起こし、労働争議を武器に闘おう」と提起され、「仕事よこせの闘いを強めよう」の項目では、「福岡労働局、福岡県、福岡市に対して、日雇い・野宿の労働者ができる仕事を行政が責任をもって作る『公的就労対策事業』の実施を求めて、行動を強めていこう」と提起された。「反戦の闘いを前進させよう」の項目では、「朝鮮反革命戦争の開戦時には出撃拠点になる、ここ九州における闘いが決定的に問われている。全世界の労働者と連帯して、築城、日出生台、佐世保での闘いを強めよう」という提起がなされた。
闘う新たな執行体制を確立
 会計報告、質疑応答と続いて、新執行部人事案が提起され、議案、会計報告、新執行体制が、採択によって圧倒的に承認された。新執行部を代表して、新たに書記長に選出された仲間が就任あいさつに起つ。「『一人はみんなのために、みんなは一人のために』という言葉がある。福日労は、この精神をしっかり引きついで運動していく。『反戦・仕事よこせ』の闘い、一人の野垂れ死にも許さない闘いを、みんなで力を合わせてやりぬこう。新執行部は、みなさんの先頭でがんばりたい」というあいさつに、盛大な拍手が応える。インターナショナルの斉唱とシュプレヒコールに続き、新副委員長の音頭で、「団結ガンバロー」が行なわれ、定期大会は大成功のうちに幕を閉じた。

 さらに、大会終了後には、第1回目の越年・越冬闘争実行委員会の会議も開かれた。2012―2013年の越年・越冬闘争の基調と、実行委員会の正式結成が全体で確認された。和気あいあいとした雰囲気のなかにも、これから厳しい冬に向かうという緊張感が漂い、「一人の餓死・凍死・病死も許さない」「失業と厳冬に負けない」という意気込みのもとに、真剣な話し合いが行なわれ、「越年・越冬闘争をやりぬくぞ」という熱いシュプレヒコールで、会議は締めくくられた。

 第14回組合大会の成功、越年・越冬闘争実行委員会の結成をもって、福日労は、越年・越冬闘争の勝利をかちとり、2013年の「反戦・仕事よこせ」の闘いに進撃していく決意と体制をうち固めた。ともに闘おう。