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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

1・29 自衛隊ソマリア沖出兵粉砕!
第12次P―3C哨戒機出撃阻止を闘う
(1048号1面)

 反戦・全学連が情宣決起

 1月29日、反戦・全学連の部隊は、自衛隊によるソマリア沖への第12次P―3C哨戒機出撃阻止に決起した。

 午前10時、反戦・全学連の部隊は、JR御茶ノ水駅頭に登場する。ヘルメットを装着し、横断幕を広げ、御茶ノ水一帯に響くシュプレヒコールをあげる。「P―3C哨戒機のソマリア沖出撃を阻止するぞ」「自衛隊ソマリア沖派兵粉砕」「中東労働者人民虐殺を許さないぞ」「戦争遂行の安倍政府を打倒するぞ」。その後、反戦・全学連の部隊は、ビラまき情宣を開始する。御茶ノ水界隈は労働者・学生たちで賑わっていたが、情宣行動への注目が集まり、配布されたビラは次々と受けとられていった。警視庁公安刑事は遠まきに見ているだけで、手出しもできない。一切の弾圧を許すことなく情宣行動をやりぬいた。最後に、再度シュプレヒコールをあげ、一連の行動を終了した。

 1月11日、自衛隊・統合幕僚監部は、海上自衛隊第一航空群(鹿児島県・鹿屋航空基地所属)と陸上自衛隊第一空挺団(千葉県・習志野駐屯地)を基幹とする、P―3C哨戒機2機と要員のソマリア沖への出撃を発表した。現在ソマリア沖で展開しているP―3C派兵部隊の交替部隊を新たに派兵するというものだ。P―3C哨戒機の出撃は今回で12回目となる。1月29日に鹿児島空港から要員がチャーター機を使って、同日に鹿屋航空基地からP―3C哨戒機二機が、ソマリアの隣国である、紅海沿岸のジブチに向けて出撃した。1月29日当日、鹿児島県鹿屋市の鹿屋航空基地で行なわれた出国行事では、すでに出撃している約80人を除く約110人の隊員が出席するなか、かつてゴラン高原派兵部隊やイラク派兵部隊を指揮した元自衛官であり、自民党参院議員からさらに安倍政府の防衛政務官に成り上がった佐藤正久が「海賊対策は国際社会への貢献度も大きい。皆さんは日本の顔であり、誇り。安全に任務を遂行してほしい」などと訓示を垂れている。

 自衛隊ソマリア沖派兵は、2009年3月に当時の麻生政府が「海上警備行動」を発令して海自護衛艦二隻を出撃させることで開始された。その後、麻生政府は同年5月に派兵規模をさらに拡大し、P―3C哨戒機と陸自「中央即応連隊」、C130輸送機1機をジブチに送り込んだ。自衛隊三軍が統合しての、ソマリア沖での部隊展開に一挙に踏み込んできたのである。そのうえで、麻生政府は新たに海自護衛艦派兵の根拠法として、「海賊対処法」を成立させた。こうして、陸・海・空三自衛隊によるソマリア沖派兵が積み重ねられてきた。民主党主導の連合政府下でも、ソマリア沖派兵は継続されてきた。

 安倍政府による第12次ソマリア沖派兵強行を断じて許してはならない。P―3C哨戒機出撃阻止を闘いぬこう。ソマリア沖からの自衛隊の即時撤退をかちとろう。

自衛隊ソマリア沖派兵を粉砕しよう

 2009年3月からソマリア沖で展開する海自護衛艦2隻は、民間船舶を率い、定期的にソマリア沖のアデン湾を往復している。P―3C哨戒機は、アデン湾上空から監視活動を行ない、海上で展開する艦隊への情報提供をおこなっている。約190人の自衛隊員を配置し、労働者人民に銃口を向け続けている。2012年12月までの累計でP―3Cを815回、6300時間も飛行させてきた。さらに、ソマリア沖で展開する自衛隊は、2011年6月に、ジブチ国際空港内に拠点を構築している。長期にわたるソマリア沖での展開をみすえた、紛れもない海外基地そのものである。自衛隊は対外戦争の犲太哭瓩鮴僂濔紊押⊆衛隊を猩働者人民虐殺の軍隊瓩箸靴洞化しようとしているのだ。

 ソマリア沖には自衛隊だけでなく、米軍をはじめとした北大西洋条約機構(NATO)の諸国や欧州連合(EU)の諸国、中国軍や韓国軍などの艦隊がひしめくように部隊展開している。軍事展開もエスカレートし、洋上での戦闘―「海賊」の拿捕が頻繁に行なわれている。

 ソマリア沖の2012年の「海賊発生件数」は70件であったという。昨年と比べて大きく減少しているが、「海賊」の活動範囲がより拡散していることの現れでもある。「海賊」の活動範囲はインド洋北西部にまで及び、スエズ運河に向かう航路だけでなく、アフリカ南端の喜望峰回りのルートも脅かし始めている。外国艦隊の展開は、「海賊」にとって「抑止力」にすらなっていないということだ。ソマリアでは米帝―帝国主義の介入によって内戦が激化し、さらに2011年には未曾有の干ばつにより飢饉が拡大し、今でも餓死者が続出している。そんななかで、ソマリア労働者人民の生活再建はおざなりにされ、米帝―帝国主義が海軍派兵や内戦への軍事介入ばかりに熱心なのであるから、危険を承知の上で牋齎疾藏皚瓩鯀世辰董岾ぢ院廚砲覆蹐Δ箸垢觴圓楼輿蓋紊鮴笋燭覆なるはずである。

 ソマリア沖における「海賊問題」は、米帝―帝国主義のソマリアへの介入と野放図な収奪が生み出したものである。いわば米帝―帝国主義は、ソマリア労働者人民を「海賊」へと追いやっているのだ。そんな連中に「海賊対策」を語る資格はない。こんな米帝―帝国主義の汚いやり口を跳ね返す闘いを、全世界労働者人民がプロレタリア国際連帯の下でやりぬいていかなければならない。

戦争遂行の安倍政府打倒・日帝国家権力解体へ

 自衛隊の「国防軍」への再編を公言する安倍政府は、一挙に戦時体制形成にひた走っている。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が「米本土に到達する弾道ミサイル発射実験に成功した」として、北朝鮮への「制裁」を継続し、米帝や韓国政府との連携を強化しながら朝鮮反革命戦争に踏み込もうとしている。「領土問題」を切っ先とした、反中国、反北朝鮮―反共・排外主義攻撃を強めている。「尖閣諸島」(中国名・釣魚列島)や「竹島」(韓国名・独島)をめぐる中国・韓国との対立を契機にして、自衛隊をさらに強化しようとしている。とりわけ「尖閣諸島防衛」が、先島諸島への自衛隊配備の格好の口実になろうとしている。現在、ソマリア沖から帰還してきたP―3C哨戒機が、「尖閣諸島」上空をしきりに旋回している。中国側の監視船の動向をチェックし、得た情報を海上保安庁にも通報する監視活動をP―3Cが先頭で担っているのである。

 日帝政府が20年以上にわたり自衛隊海外派兵を強行し続けた結果、自衛隊員の自殺者が急増する事態が起きている。そして、今年1月下旬には、シリア内戦が激化して激務に耐えられなくなった末に、ゴラン高原から自衛隊を撤退させている。安倍政府は、こうした過酷な海外派兵の実態をひた隠しにしながら、自衛隊を猩働者人民虐殺の軍隊瓩悗蛤栃圓靴董日本帝国主義としての生き残りをかけて中東反革命戦争への参画強化、そして朝鮮反革命戦争への突入を狙っている。さらに、1月20日には自民党幹事長・石破が、アルジェリアでの「人質殺害事件」を口実にしながら、「海外での動乱などに在外邦人が巻き込まれた場合、自衛隊による救出を可能にするための自衛隊法改正」を主張しはじめた。さらなる海外派兵を画策し、本格的な交戦―虐殺へと踏み込もうとしているのだ。自衛隊海外派兵を粉砕し、中東反革命戦争参画強化を粉砕しよう。朝鮮反革命戦争突入を阻止しよう。

 帝国主義支配に抗する全世界労働者人民の実力決起が爆発している。パレスチナをはじめとする中東―アラブ諸国で、大衆決起が爆発を続けている。中東労働者人民の怒りの矛先は、ソマリア沖派兵を継続し、中東反革命支配に参画する日帝にも向けられていることを、肝に銘じなければならない。

 帝国主義支配への怒りの決起は、全世界に広がっている。現場における資本や国家権力との実力攻防にかちきることによってのみ、労働者人民の死活をかけた闘いの展望は切り拓かれる。闘う全世界労働者人民と連帯し、日帝足下からも実力決起を爆発させよう。戦争遂行の安倍政府打倒・日帝国家権力解体に攻めのぼろう。