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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

4・1 沖縄・名護新基地建設阻止! 対防衛省抗議行動が闘われる〈東京〉 (1058号6面)

  4月1日午後6時半、闘う労働者人民が続々と東京・市ヶ谷の防衛省前に結集する。「辺野古への基地建設を許さない実行委員会(辺野古実)」呼びかけの月例行動として、対防衛省抗議行動が闘われた。

 昨年12月に旗揚げしたばかりの「〈語やびら沖縄〉もあい練馬」のメンバーが司会にたつ。司会よりの地元・練馬での独自の活動の報告の後、全体で防衛省へのシュプレヒコールをあげる。「辺野古埋め立て申請強行を許さないぞ」「辺野古への基地建設を阻止するぞ」「普天間基地を即時撤去せよ」「オスプレイ配備を許さないぞ」。

 続いて、結集する各団体の決意表明を受ける。「日本山妙法寺」の僧侶、沖縄・反戦地主の斉藤美智子氏、全国一般東京労組、「『命の雫』裁判を支援する会」、日韓民衆連帯全国ネットワークから、それぞれ、強引かつデタラメな「公有水面埋立申請」を強行し、〈基地・沖縄〉を強化して戦争政策をゴリおしする安倍政府への怒りが明らかにされる。

 とりわけ、「『命の雫』裁判を支援する会」からの、「勝利判決」を受けた報告のなかで、猩働者人民虐殺の軍隊瓩箸靴討虜栃圈Χ化が進行しつつある自衛隊の内実が暴露された。

 2006年11月、沖縄市出身の20歳の自衛官が「格闘訓練」中に頭部を強打し、翌日に外傷性硬膜下血腫などで死亡したとされるが、死体をみると肋骨と前歯がへし折られ、8箇所もの脳挫傷を負わされており、先輩隊員によるリンチ―虐殺であったことは明白である。この青年の死をめぐって、3月29日、両親が国に損害賠償を求めた訴訟の判決があり、札幌地裁は約6500万円の支払いを命じた。この「格闘訓練」は「徒手格闘訓練」と呼ばれるものであり、急所などを突き、投げ技や関節技などを総合的に駆使して相手を殺傷する戦闘手段を身につけるために行なわれるものである。この訓練自身、明確に戦場での接近戦―労働者人民殺戮を目的としたものであり、2004年以降の自衛隊イラク派兵の過程で強化されている。実際、自衛隊の「格闘訓練」では負傷者が後を絶たない。陸自に限定しても、表に出ているだけで、2004年度〜2010年度で骨折など527件に上る。空自では2010年度に地上で発生した業務中の事故(100件)のうち「徒手格闘訓練」は半数を超える54件を数え、前年度(12件)比の4倍超に上る。一方、「訓練死」や内部のイジメで自殺した自衛官の遺族らが国を提訴する裁判は過去5年で10件を超える。「命の雫」裁判では、自衛隊側は卑劣にも「事故」を強調することで「門前払い」を狙ったが、そんな工作を跳ね返して裁判が進められた。その結果、今回の判決では遺族が主張してきた「故意の暴行」は認められなかったが、「命の雫」裁判のなかで、帝国主義軍隊特有の「腐敗」が蔓延し、「徒手格闘訓練」にかこつけたリンチが横行している実態が暴露された。背景には、やはり自衛隊海外派兵の強化がある。朝鮮反革命戦争を見すえた戦時体制形成のなかで、自衛隊内の動揺や「腐敗」が広がっていることが、今回の裁判でより鮮明になったのである。

 われわれはこの裁判報告を聞き、革命的反戦闘争の爆発から安倍政府打倒・日帝国家権力解体に進撃するために、自衛隊内からの叛乱の組織化を何としても成し遂げなければならない思いを新たにした。

 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックより、今後の当面の行動提起がなされ、次に、防衛省への抗議申し入れ行動が行なわれる。防衛省側からは地方協力企画課の職員が対応に出る。今回は、日韓民衆連帯全国ネットワークが抗議に起った。辺野古沖埋め立ての撤回、普天間基地閉鎖を要求する文面をマイクを使って読み上げ、防衛省側に手渡した。