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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

4・28首都中枢を席捲する
沖縄人民解放闘争を闘いぬく〈東京〉
(1059号3面)

恵比寿公園で集会

 4月28日、反戦・全学連が、東京・首都中枢で沖縄人民解放闘争に決起した。安倍政府による「主権回復の日・記念式典」強行と対決し、首都中枢に進撃するデモを最後まで闘いぬいた。

 事前に防衛体制を固めた恵比寿公園に、闘う仲間たちが続々と結集する。正午になり、日本「本土」で沖縄人民解放闘争を闘う東京反戦の同志が集会の司会にたち、集会の冒頭にシュプレヒコールをあげる。「4・28沖縄人民解放闘争を闘うぞ」「名護新基地建設を阻止するぞ」「『主権回復の日・記念式典』を粉砕するぞ」「朝鮮反革命戦争突撃を粉砕するぞ」。その後、司会の同志は「本日、安倍極右政府が『主権回復の日・記念式典』を強行しているが、沖縄労働者人民にとっては『屈辱の日』に他ならない。沖縄では安倍政府への怒りが巻き起こる中、仲間たちが沖縄人民解放闘争を闘っている。闘う沖縄労働者人民と結合し、東京―沖縄を貫く4・28闘争を闘おう」と開会を宣言した。

 集会の最初は、連帯アピールだ。
 東京・山谷日雇労働組合は、「山谷には、沖縄出身の多くの仲間たちが働き、生活をしている。おれたちは沖縄の仲間と連帯して、闘いぬく。山谷でメーデー闘争を闘いぬく。安倍政府打倒を闘おう。日頃の鬱憤を晴らそう!」。

 明大社会思想研究会の仲間は、「新入生の間に分け入り、4月新歓闘争を現在も闘い続けている。実力決起を担う部隊を作り上げ、闘いの先頭に起つ。5・11全学連新歓講演集会への新入生の結集をかちとる」。

 最後に反安保労研全国センターの仲間は、「全労交による3・17春闘勝利総決起集会の成功を引き継ぎ、「連合」・全労連を突破する全国センター建設へ進撃しよう。安倍政府による『解雇自由化』攻撃などの労働法制改悪を粉砕しよう。被曝労働強制を許さず全原発廃止を闘おう」。
 以上の連帯あいさつが全体の拍手で確認された。

全学連中央執行委員会が基調提起

 闘う基調を全学連中央執行委員会の同志が提起する。全学連の同志は、4・28闘争の任務として4点にわたって提起する。

 第1は、「狹椶蠅汎いの日瓩箸靴藤粥Γ横検州機Γ隠菊争を闘いぬけ」。「4・28―5・15は、沖縄労働者人民にとって、日・米帝国主義との譲れぬ闘いの日だ。4月28日は、1952年サンフランシスコ講和条約の発効によって、沖縄が米軍政下に叩きこまれた『屈辱の日』である。5月15日は、1972年、『沖縄返還』の名のもと、日米反革命階級同盟―日米安保体制の維持・再編のために、沖縄が日帝のもとに再統合された日である」「沖縄労働者人民は、そんな4・28―5・15を狹椶蠅汎いの日瓩箸靴董反戦・反安保の闘い、天皇制と日帝政府への闘いを今日に至るまで貫いてきた。そんな沖縄労働者人民との共同をさらにうち固め、われわれは4・28―5・15闘争の先頭に起つ」。第2は、「安倍による4・28『記念式典』強行を許すな」。「安倍極右政府は、朝鮮反革命戦争突入を見すえ、沖縄統合支配を一挙に強めようとしている。そのテコとして、〈4・28〉を『主権回復の日』と位置づけて最大限活用することを策動している」「『記念式典』は国会近くの憲政記念館で開催し、天皇アキヒト、皇后ミチコも出席する。国会議員や全国の『都道府県』知事が動員されようとしている。開催時間は、労働者人民の闘いに恐怖するがゆえに主催者からは明らかにされないが、午前11時に行なわれるとされる。名称は『主権回復、国際社会復帰を記念する式典』とされた」「あのヒロヒトの『遺徳』を継いで久しいアキヒトを、沖縄統合支配の狎擇蟷キ瓩箸靴徳位未鵬,圭个修Δ箸いΠ辣ぶりである。こんな『記念式典』強行なぞ、4・28闘争の爆発で、何としても阻止しなければならない」。第3に、「普天間基地解体・名護新基地建設阻止を闘いぬこう」。「安倍の恫喝に対し、いつ受け入れを表明するかのタイミングをはかるばかりの仲井真を踏みしだく闘う沖縄労働者人民の激闘が粘り強くうちぬかれている。埋め立て強行なぞ、実力・武装の闘いで阻止しなければならない。普天間基地解体・名護新基地建設阻止を闘いぬこう」。第4に、「朝鮮反革命戦争の危機と対決し沖縄―日本『本土』貫く革命的反戦闘争の爆発を」。「基地の移設なんぞは、『国外』であろうが『県外』であろうが、日・米帝のスローガンだ。そのことを何度でも確認し、従来の『島ぐるみ』のみに集約される既成の運動の限界を踏み越え、『基地はどこにも要らない』と闘い続ける沖縄労働者人民と共に闘いぬこうではないか」「〈沖縄ソヴィエト樹立を一環とした沖縄―日本『本土』を貫くソヴィエト権力樹立、プロレタリア解放―沖縄人民解放〉の旗幟を鮮明にして、闘いに決起しよう。沖縄労働者人民、在日本『本土』沖縄労働者人民との共同闘争を推し進め、沖縄―日本『本土』を貫く革命的共同を強固にうちたてよう」。

 参加者は満場の拍手と力強い「ヨシ!」のかけ声をあげて、基調を確認していった。

決意表明ののち、戦闘的デモを貫徹

 続いて、結集した各団体の決意表明だ。革命的部落解放戦線の同志は、「石川一雄氏不当逮捕から50年を迎え、狭山闘争は大きな正念場に入っている。第3次狭山再審請求から今年で丸7年を迎え、13回目の『三者協議』が5月に開かれる。一部証拠は開示されたが、検察はいまだに石川氏無実を示す証拠は隠し持ったままだ。東京高裁・河合は請求棄却を虎視眈々とねらっている。石川氏の不退転の決意に応えていこう。一切の司法への幻想をぬぐい去り、狭山闘争の勝利をかちとっていこう。朝鮮反革命戦争突撃の中で、激増する差別事件、右翼ファシストの差別主義攻撃と対決し、差別徹底糾弾で闘っていこう」。革命的「障害者」解放戦線の同志は、「4・1『障害者総合支援法』施行糾弾闘争を闘った。7月、『心神喪失者等医療観察法』撤廃、保安処分施設解体をかけ国立精神・神経医療研究センター(旧武蔵病院)解体の闘いと、宇都宮病院による入院患者差別・虐殺29ヵ年糾弾の現地闘争を闘う。全障連の歴史的地平を継承し、『障害者』差別徹底糾弾を闘う全国『障害者』解放運動共闘会議の結成をかちとる」。日朝連帯活動者会議の同志は、「朝鮮反革命戦争の危機が迫っている。安倍政府は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のミサイル移送を捉え、自衛隊に『迎撃命令』を下してミサイル迎撃態勢に入っている。安倍政府の閣僚どもが4月20日に靖国神社を参拝し、中国・韓国の非難に対して安倍は『脅しには屈しない』と戦争責任居直りの強硬姿勢をあらわにしている。韓国では朴槿恵政権に対する労働者人民の闘いが開始している。闘う韓国労働者人民と連帯し、日本階級闘争の負の歴史を突破する日朝連帯闘争の爆発かちとり、朝鮮反革命戦争突入を阻止しよう。5・25光州蜂起33ヵ年日朝連帯集会に結集しよう」。最後に全国反戦より、「安倍の〈基地・沖縄〉強化と対決し、米軍・自衛隊基地を解体しよう。原発再稼働阻止、改憲攻撃粉砕を闘おう。5月、大間原発建設阻止の現地闘争を闘う。6月安保闘争に決起し、日米安保粉砕、安倍極右政府打倒へ進撃しよう」。すべての発言を拍手で確認した後、最後に全体で再度シュプレヒコールをあげた。

 いよいよデモに出発だ。恵比寿公園を出発し、恵比寿駅前を通過して首都中枢へ進む青ヘルメットの部隊は、多くの労働者、市民が注目する中「『式典』粉砕、沖縄解放、政府打倒」のコールをあげ、シュプレヒコールを響かせる。宣伝カーからは沿道の労働者人民に呼びかけが発せられていく。デモ終了後、東京反戦の同志が、4・28闘争を集約する。最後に全体でシュプレヒコールをあげて、東京の地における4・28闘争を終えていった。

「主権回復の日・記念式典」強行弾劾! 安倍極右政府打倒へ

 4月28日午前11時、安倍極右政府は国会近くの憲政記念館で「主権回復の日・記念式典」を強行した。この「記念式典」には、天皇アキヒト、皇后ミチコが臨席。さらに衆参両院議長や最高裁長官、衆参両院の国会議員、そして全国「都道府県」知事ら約390人がかき集められた。約40分の政府式典は、安倍の独り舞台の様相を呈した。安倍は舞台上に掲げられた大きな「日の丸」をバックに、約10分と最も多く時間を割いて演説した。衆参両院議長、最高裁長官はそれぞれ3分で、天皇アキヒトの「お言葉」はなく、残りは児童合唱団の歌声だけという式次第であった。安倍は「本日を一つの大切な節目とし、これまでたどった足跡に思いを致しながら、未来へ向かって希望と決意を新たにする日にしたい」と言い放ってみせた。「屈辱の日」への「祝賀」を強制される沖縄労働者人民の怒りの追及に対しては「日本に主権が戻ってきた日に、奄美、小笠原、沖縄の施政権は日本から切り離された。沖縄の人々が耐え忍ばざるをえなかった戦中、戦後の苦労に対し、通り一遍の言葉は意味をなさない。若い世代の人々に特に呼びかけつつ、沖縄が経てきた辛苦に、深く思いを寄せる努力をすべきだと訴えようと思う」と、まるで他人事のように偉そうに言い放つ有様であった。

 このおぞましい「記念式典」の仕上げとして、アキヒトとミチコが「記念式典」終了後に退場する際、何と、安倍をはじめとする参加者全体で「天皇陛下万歳」を唱和してみせた。これにはさすがに、沖縄「県」知事の代理として出席した副知事・高良もただ驚くばかりであった。明確に安倍が仕掛けたこのパフォーマンスにこそ、今回の「記念式典」の狙いがあったのだ。天皇を軸とする反革命国民統合を形成し、沖縄を踏みつけにして朝鮮反革命戦争突撃を加速させるために、全国「都道府県」知事に対して国家と天皇に忠誠を誓わせる狷Г潦┃瓩鯑Г泙擦燭里任△襦この「記念式典」強行を通して、安倍はファシズムへの急接近をさらに加速させたのである。こんなドス黒い「記念式典」強行を徹底弾劾し、「主権回復の日」を粉砕しよう。

 この「記念式典」の翌日の4月29日、早速防衛相・小野寺が訪米して、国防総省で国防長官・ヘーゲルと会談している。そこで、「尖閣諸島」(中国名・釣魚列島)について、「日米安全保障条約第5条の適用範囲」であって「現状変更を試みるいかなる力による一方的な行為にも反対する」との立場を確認するとともに、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを新たに一二機、今年夏に山口県岩国市の米軍岩国基地に陸揚げした上で、普天間基地に配備する方針を決定した。こうして朝鮮反革命戦争をみすえた日米安保の再編・強化が進行し、〈基地・沖縄〉がさらに強化されようとしている。闘う沖縄労働者人民との共同をさらにうち固め、実力・武装の闘いで普天間基地解体・名護新基地建設阻止を闘おう。朝鮮反革命戦争突入を阻止し、戦争遂行の安倍極右政府打倒へ進撃せよ。