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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

5・27 陸上自衛隊施設部隊によるPKO―南スーダン第4次派兵阻止に決起 (1062号2面)

 御茶ノ水駅頭で情宣決起

 5月27日午前10時、反戦・全学連の部隊は、JR御茶ノ水駅頭に登場する。ヘルメットを装着し、横断幕を広げ、御茶ノ水一帯に響くシュプレヒコールをあげる。「『国連平和維持活動』(PKO)―南スーダン第4次派兵を阻止するぞ」「自衛隊海外派兵粉砕」「中東―アラブ諸国労働者人民虐殺を許さないぞ」「戦争遂行の安倍政府を打倒するぞ」。その後、反戦・全学連の部隊は、ビラまき情宣を開始する。御茶ノ水界隈は労働者・学生たちで賑わっていたが、情宣行動への注目が集まり、配布されたビラは次々と受けとられていった。警視庁公安刑事は遠まきに見ているだけで、手出しもできない。一切の弾圧を許すことなく情宣行動をやりぬいた。最後に、再度シュプレヒコールをあげ、一連の行動を終了した。

 5月7日、防衛省は「南スーダン派遣施設隊」の第4次派兵部隊の派兵を発表した。第4次派兵部隊は陸自・西部方面隊を主力とする部隊である。総勢330人からなる「派遣施設隊」が、第3次部隊と交代して南スーダンに布陣することになる。

 すでに、前段の「現地支援調整所」要員として、5月19日に約10人が送りこまれた。そして本隊である「派遣施設隊」も、すでに5月26日に先発隊約40人が出撃しており、その上で、6月2日から4日に本隊の第1波約150人が3便の飛行機に分乗して出撃、6月16日から18日に第2波約140人が3便の飛行機に分乗して出撃する。

 2011年7月にスーダンから、南スーダンが分離・独立した。国連はただちに「国連南スーダン派遣団」(UNMISS)を設置してスーダンと南スーダンとの衝突に身構え、両者を分離させる部隊として活動している。

 2012年1月に野田政府(当時)が中央即応連隊(宇都宮駐屯地)を主軸とする約330人からなる第1次派兵を行ない、以降、計3次にわたる派兵をくり返してきた。派兵部隊は「比較的治安が安定している」といわれる首都ジュバに宿営地を設営した。そして現在、派兵部隊強化のための条件整備を行なうとともに、現地で道路や橋梁などの社会インフラ整備を行なうとされる。施設部隊の活動に必要な機材はジュバから約2000キロ離れたケニアの港湾都市・モンバサや、国連の物資集積基地があるウガンダのエンテベから輸送している。また、南スーダンPKOの司令部要員の派兵についても、陸上自衛官3人がジュバのUNMISS司令部に派兵されている。

 日帝は、「南スーダンの国づくりに貢献する」と称して、石油権益などを確保するための活動に踏み込んでいる。PKOと連動した「政府開発援助」(ODA)の活用を「車の両輪」に据え、医療・教育施設の建設に加え行政や衛生、農業といった分野で非政府組織(NGO)とも連携した人材育成・技術協力も進め国家の基本的機能の構築を支援するという。日帝は自衛隊派兵をテコに、南スーダンに食い込み、権益を確保しようというのだ。

自衛隊の中東―アラブ諸国労働者人民虐殺を許すな

 従来の野田政府の戦争政策を引き継いだ安倍極右政府は、南スーダン派兵のさらなる拡大・激化をもくろんでいる。安倍極右政府は5月22日、陸上自衛隊施設部隊が展開している首都ジュバに加え、東エクアトリア、西エクアトリア両州にも部隊を派兵する方針を固めた。東西エクアトリア州での活動は今回派兵される4次隊から開始する見通しとされる。防衛省は活動地域や業務の拡大に伴い派兵隊員を増員する方向で調整している。自衛隊が活動地域を拡大すれば、戦闘になる可能性が当然高まるが、安倍極右政府は、そんな状況を視野に入れ、「武器使用基準」を拡大することまで狙っている。安倍政府は、朝鮮反革命戦争遂行をみすえ、自衛隊の猩働者人民虐殺の軍隊瓩悗虜栃圓髻△茲袁骨に進めようとしているのだ。

 そもそもスーダン自身、帝国主義のアフリカ植民地分割支配の結果、英帝の植民地として振り分けられた地域であり、イスラム原理主義の強いスーダン北部と、キリスト教徒の多い南スーダンとの対立は長く続いてきた。さらにイスラエル・シオニストと南スーダンが接近しており、南スーダン独立以降も対立の激化は必至である。しかも、南スーダンでは石油が獲れることから、石油権益争奪戦も激化している。そんななかで、自衛隊は南スーダン現地で、「国益」のために労働者人民に銃口を向ける軍事展開を行なっているのだ。

 安倍極右政府の防衛省や内閣府が追加派兵に際して現地情勢を分析し「治安が比較的安定」などと強弁しているが、とんでもない大ウソである。実際には南スーダン北部では難民キャンプへの空爆や武装勢力との戦闘が頻発している。ここ数ヵ月だけを見ても、4月9日には南スーダン東部ジョングレイ州で、UNMISSに従事するインド軍兵士5人と民間人7人の計12人が武装集団の襲撃を受けて死亡した。5月19日、南スーダン東部ジョングレイ州で、南スーダン軍と反政府武装勢力の戦闘があり、軍兵士4人と武装勢力20人の計24人が死亡している。いつ戦闘が激化して、首都ジュバや拡大した自衛隊活動地域に及び、自衛隊が中東―アラブ諸国労働者人民を虐殺することになってもおかしくないのだ。

闘う全世界労働者人民と連帯し、戦争遂行の安倍極右政府打倒へ

 安倍極右政府は、アフリカ諸国と良好な関係を持つ中国への対抗意識をむき出しにし、アフリカでの権益確保により露骨に踏み込んでいる。6月1日〜3日、横浜で「第五回TICAD=アフリカ開発会議」を開催し、アフリカ諸国に対して今後5年間で1・4兆円のODAを含む、官民合わせて3・2兆円の拠出を約束している。さらに、「資源・産業人材・教育・テロ対策の分野などで、人材育成に力を入れる」ことも表明してみせた。そして、安倍は南スーダン大統領・キールや国連事務総長・パンと相次いで会談し、自衛隊の南スーダンへの活動範囲を拡大することを明らかにし、「今後もPKOに積極的に貢献していく考えだ」とした。カネでアフリカ諸国首脳を屈服させて自衛隊増強を認めさせ、アフリカでの発言力を増大し、その上で商社らを尖兵とした日帝資本を動員して豊富な地下資源などの利権を確保しようという、日本帝国主義としての姿を、TICADにおいて安倍はより露骨にさらしたのである。

 パレスチナをはじめとする中東―アラブ諸国で、大衆決起が爆発を続けている。中東―アラブ諸国労働者人民の怒りの矛先は、南スーダン派兵に踏み込み、中東反革命支配に参画し、さらにアフリカでの利権漁りに奔走する日帝にも向けられていることを、肝に銘じなければならない。自衛隊による中東―アラブ諸国労働者人民虐殺を許してはならない。

 陸自施設部隊によるPKO―自衛隊南スーダン派兵を阻止しよう。自衛隊海外派兵を粉砕し、自衛隊の即時撤退をかちとろう。

 自衛隊がイラクに派兵された2004年以降、帝国主義軍隊特有の「腐敗」が蔓延し、「徒手格闘訓練」にかこつけたリンチ―虐殺が横行している実態が暴露されている。自衛隊海外派兵の強化、朝鮮反革命戦争を見すえた戦時体制形成のなかで、自衛隊内の動揺や「腐敗」が広がっている。われわれは、自衛隊員への反軍工作を強め、隊内叛乱を組織化しなければならない。

 帝国主義の「最弱の環」たる日帝においては、安倍、石原、橋下を尖兵とするファシズムへの急接近が開始されている。安倍極右政府は、一挙に朝鮮反革命戦争とファシズムに突き進もうとしている。日米安保の再編・強化をおしすすめ、「福島第一原発事故」などまるでなかったかのように、大間原発建設に突き進むなど、原発の再稼働・新増設を推し進め核武装へと向かっている。沖縄・名護新基地建設に突き進み、〈基地・沖縄〉強化に踏み込んでいる。

 安倍極右政府による戦時国家体制形成―ファシズムへの突撃と対決しよう。革命的反戦闘争の爆発をかちとり、戦争遂行の安倍極右政府打倒へ進撃しよう。朝鮮反革命戦争を粉砕しよう。