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 〈戦時下の新たな革命的学生運動〉の一大飛躍をかちとれ! 11・17全学連第53回定期全国大会へ! (1077号7面)

               全日本学生自治会総連合中央執行委員会
               全学連第五三回定期全国大会実行委員会

招請状

 (1)
 全学連は、きたる11月17日、東京において、第53回定期全国大会を開催する。

 〈戦争と革命の時代〉が本格的に到来している。情勢の急展開は、われわれ一人ひとりに大胆な飛躍を求めている。全学連運動の一大飛躍を実現し、〈蜂起に連続する権力闘争の本格的飛躍〉〈蜂起の組織陣形の構築〉を、全学連こそが最先頭で担い起っていかなければならない。

 爛蝓璽泪鵝Ε轡腑奪瓩ら五年。世界大恐慌爆発情勢はますます煮つまっている。日帝を含めた帝国主義は、ブルジョアどもの延命のために、「景気刺激」「金融緩和」を唱えて大量の資金を市場に投入してきたが、世界に「バブル」を蔓延させた以外には、何の効果も生み出すに至っていない。また巨額の財政出動は、財政赤字をかつてなく膨らませ、財政危機を軒並み深刻化させている。とりわけ、資本主義世界経済の中軸である米帝の債務不履行(デフォルト)の危機は深刻だ。危機の直接の原因は、「医療保険制度改革」(オバマケア)をめぐる米議会の紛糾が、暫定予算案の不成立にとどまらず、債務上限問題にまで発展したということだが、こうした事態の根底には、16・7兆ドル(約1670兆円)にまで膨らんだ政府債務がある。たとえ今回、債務上限の引き上げに一時的に成功したところで、米国債の大暴落、基軸通貨ドルの大暴落、金利暴騰の危機は深まるばかりだ。その爆発はとりも直さず、世界経済全体の破滅を意味する。そればかりではない。ギリシャなどの財政破綻を契機とした欧州債務危機の再燃、中国など「新興市場国」経済の低迷と資金流出など、世界大恐慌の危機は、あらゆる所で顕在化しているのである。

 この危機を社会保障の切り捨てや、公務員労働者の大合理化などによる「緊縮財政」で乗り切ろうとする各国では、経済の縮小とともに、若年層の高失業が露わになっている。国際労働機関(ILO)の「世界の雇用情勢2013年」でさえ、全世界で7380万人の若年層が失業中なのである。ギリシャでは63パーセント、スペインでは56パーセント、仏帝・英帝足下でも20パーセント以上の若者が失業を強いられている。日本においても若年層の完全失業率は、全労働者の平均値よりも2倍〜3倍の高水準だ。しかも、2人に1人が「非正規雇用」の労働者だ。「大学は出たけれど」の時代に再び直面しているのである。

 日帝ブルジョアジーは、「2020年東京オリンピック開催」が「アベノミクス」の「4本目の矢」になるなどとはしゃいでいる。しかし今後、消費税増税や、社会保障水準の引き下げ、「2パーセントのインフレターゲット」による物価上昇など、一切の矛盾が、労働者人民に重くのしかかってくるのである。

 この中で、労働者人民・学生の生存をかけた反乱が、帝国主義の世界支配―階級支配を揺るがしている。アフガニスタン、イラクでは、イスラム原理主義勢力の集約を突破する労働者人民の反帝武装決起が打ちぬかれている。「アラブの春」以後も、中東―アラブ労働者人民は、エジプトなど各地で、帝国主義の支配体制を揺るがし、プロレタリア革命に向けて政府打倒闘争に決起している。ギリシャ労働者のゼネストをはじめ、欧州各地でも、澎湃たる反政府闘争が拡大している。

 危機にのたうつ帝国主義ブルジョアジーは、シリア内戦への反革命軍事介入を虎視眈々と狙い、対イラン反革命戦争の遂行―中東反革命戦争の拡大、そして、朝鮮反革命戦争への衝動を強めている。搾取・収奪を極限化し、労働者人民の闘いを血の海に沈めることよりほかに延命方策を持ち得ない帝国主義の命脈を絶たねばならない。日帝もまた、「集団的自衛権の行使」容認から九条破棄の改憲へ、朝鮮反革命戦争の遂行へと、凶暴化を加速させている。

 全国の闘う学生諸君。日本階級闘争に決戦の時が切迫している。常に日本階級闘争の先頭に起ち、時代を突撃的に切り拓いてきた全学連運動の歴史的伝統をいかんなく発揮し、決然と起って、本格的権力闘争の新時代を切り拓くべき時が来ているのだ。〈戦時下の新たな革命的学生運動〉を全面展開して、戦時下―非公認化攻撃下でも、全国学園に全学連の拠点を頑強に構築し、全学連戦士を次々と組織していくのだ。全学連第53回定期全国大会への全国の闘う学生の結集を強く訴える。

 (2)
 定期全国大会においてわれわれは、第1に、現下の階級攻防をめぐる革命的学生運動の任務と闘いの指針を提起する。

 日・米・韓は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の目と鼻の先での軍事演習をくり返している。10月10日からは、「海難救助」を名目に、米原子力空母「ジョージ・ワシントン」まで投入した日米韓合同軍事演習が朝鮮半島沖で強行された。北朝鮮から一発の砲撃でもあれば、一挙に朝鮮反革命戦争に突入しようと虎視眈々と狙っているのである。「経済制裁」を強化し、「六ヵ国協議」の再開を拒否して、北朝鮮が屈服しなければ、金正恩体制を軍事的に解体してしまおうと狙っているのである。

 朝鮮反革命戦争突入時は、日本階級闘争の決戦期である。その時が切迫する今、われわれは、〈朝鮮反革命戦争とファシズムの危機を蜂起―革命戦争に転化し、プロレタリア・ソビエト権力を樹立せよ〉の決戦戦略を発動すべく、〈蜂起に連続する権力闘争の飛躍〉〈蜂起の組織陣形の構築〉を早急に実現せねばならない。その闘いをプロレタリア統一戦線の突撃的一翼たる全学連こそが、文字通り最先頭に起って推し進めていくのだ。

 安倍政府は、日帝が改憲と核武装に向けて突撃していくための凶暴な極右政府である。「積極的平和主義」なるものを標榜し、米帝を軸とした帝国主義の世界支配秩序の維持・再編に、軍事力をもって参画しようと狙っているのだ。今年末に策定が狙われる新「防衛大綱」では、「敵基地攻撃能力」と称して、トマホーク・ミサイルの導入や無人機グローバルホークの配備を画策している。オスプレイや水陸両用車などを導入して、海兵隊的機能=「水陸両用部隊」の新設を盛り込もうとしている。「集団的自衛権の行使」についても、「憲法解釈の変更」で可能にしようとしている。米軍など他国軍隊と海外で共同作戦を展開するための「国家安全保障基本法」制定、「自衛隊法」改悪を狙い、「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)を改定しようとしている。今秋の臨時国会でも、「国家安全保障会議(日本版NSC)設置法」案、「特定秘密保護法」案、改憲のための「国民投票法」改悪案、「海外での邦人陸上輸送」を可能にする「自衛隊法」改悪案など、反革命諸立法のオンパレードである。安倍政府は、「抑止力」とさえ言えば何でもまかり通るとばかりに、類例のない早さで、戦争政策を推し進めているのだ。オスプレイを機動運用するための沖縄・名護新基地建設にも拍車をかけている。さらに安倍は、福島第一原発事故に居直り、「汚染水はコントロールされている」とウソ八百を並べ立て、核武装のための原子力政策をあくまで護持しようと、伊方原発をはじめとして原発再稼働を狙っている。核燃料サイクル計画の推進に躍起になっている。

 こうした攻撃に全面対決し、安倍極右政府打倒・日帝国家権力解体、ソビエト権力樹立・労働者政府樹立へと総進撃していかねばならない。組織壊滅型反革命弾圧を猛然と突破し、全国全人民の最先頭で闘いぬけ。

 (3)
 われわれは第2に、こうした闘いを担うにあたり、〈戦時下の新たな革命的学生運動〉を全面展開していくことを宣言する。

 2006年にわれわれは、〈戦時下の新たな革命的学生運動〉路線を提起した。現在、全国学園において、闘う自治会、大学祭、サークルへの軒並みの非公認化攻撃、学生会館、寮などへの解体攻撃が一気に強められている。これによって、われわれのみならず他の新左翼諸勢力も含めて、学生運動は大きな困難を余儀なくされている。この困難を敢然と突破し、澎湃たる学生決起の時代を切り拓く学生運動基調こそ、〈戦時下の新たな革命的学生運動〉である。

 われわれは、戦闘性と突撃力という日本学生運動の歴史的伝統を断固として堅持する。その上で、公然と展開しうる陣地については。断じて明け渡さず頑強に守りぬきながら、平時にしか通用しない発想や作風を排し、本格的な戦時への突入をみすえた敵の非公認化攻撃のもとでも、思想的飛躍と工作能力の格段の高度化をもって、縦横無尽に運動・組織を展開し、組織・拠点の建設と運動の前進を実現していく。革命的学生の一人ももらさぬ組織化へ向け、あらゆる回路、あらゆる方策を駆使しぬく。これをもって解放派学生運動の飛躍と日本学生運動の革命的再生を実現していくのだ。

 定期全国大会において、このかん全国学園で展開してきた〈戦時下の新たな革命的学生運動〉の一段の総括と教訓を共有し、その地平と課題を鮮明にしながら、これを跳躍点として、〈蜂起に連続する権力闘争の本格的飛躍〉〈蜂起の組織陣形の構築〉の最先頭に起っていかねばならない。

 日帝―文科省は、「教育改革」「大学改革」を通して、教育の国家統制を強め、校長・学長の独裁体制を確立し、「愛国心」教育を本格導入するとともに、「資本の論理」による競争・選別・淘汰をますます強めている。学生は、過酷な生存競争、管理・統制の徹底強化の下におかれるとともに、高額な学費を負担させられ、多くの者が奨学金を借りて借金を背負い込まされている。〈大恐慌時代―大失業時代〉の切迫は、学生の意識を大きく揺り動かさずにはおかない。学生が怒りをもって決起する契機は、いくらでも存在しているのだ。戦時体制形成の一環としての学園の反革命再編をくり返し突き破って、全学連運動の新たな飛躍を実現していかねばならない。

 第3に、こうした闘いを全国学生の最先頭で強力に推進していく中央執行体制を確立する。日本学生運動を革命的に再生し、日本階級闘争の革命的転換を最先頭で担い起つことができるのは、わが全学連だけである。新執行部を先頭に、革命的学生運動の渾身の飛躍を実現し、本格的権力闘争の戦場へと総進撃していくのだ。

 朝鮮反革命戦争突撃を粉砕し、中東反革命戦争の拡大・激化に対決する革命的反戦闘争の大爆発を切り拓け。これを基軸に、安倍政府の改憲―核武装攻撃に全面対決し、安倍政府打倒・日帝国家権力解体へ総進撃せよ。今秋期闘争を全力で担い、2014年の激闘に勇躍決起せよ。

 反革命革マルを解体・絶滅せよ。右翼ファシストに対する先制的撃滅戦に本格的に突入せよ。

 すべての闘う学生は、全学連第53回定期全国大会に総結集せよ。