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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

10・18-10・20反帝-国際連帯全国統一行動
全国で内戦勢力が総決起

10・20首都・東京で反帝-国際連帯全国統一行動の爆発
かちとる
(1079号1面)

連帯アピール、連帯あいさつ

 10月20日、正午より恵比寿公園において反帝―国際連帯全国統一行動が闘いぬかれた。朝からの雨がいっそう激しく強くなってきた。しかし、恵比寿公園に結集した仲間たちは闘いの熱気と迫力で雨を吹き飛ばし、戦闘的な集会をかちとった。司会を務めるのは全国寄せ場交流会の仲間だ。司会の仲間の音頭で力強いシュプレヒコールをあげていった。司会の仲間は、「歴史的な国際反戦デーの意義を引き継いで闘われてきた反帝―国際連帯の集会とデモをやりぬこう。国家権力や右翼ファシスト、革マルなどの破壊と敵対を許さず、仲間たちの集中した力で成功させよう」と開会を宣言する。

 そして、全国で闘う諸人士・団体が10・21闘争に寄せた熱烈な連帯メッセージ(別掲)を司会の仲間が代読した。日本キリスト教改革派亘理教会牧師 林茂雄氏、「障害者」解放運動活動家、部落解放運動家、在日朝鮮人活動家、元原発労働者で原発労働裁判原告の梅田隆亮氏、沖縄反戦労働者、沖縄・首里日雇労働組合の連帯アピールが読み上げられると、集会参加者全員が拍手で応える。

 つぎに結集している団体からの連帯あいさつだ。

 まず発言に起ったのは全国反戦の同志だ。全国反戦の同志は、「日帝・安倍によって段階を画する攻撃がかけられようとしている。沖縄に配備された米海兵隊のオスプレイとの合同軍事演習が積み重ねられている。そのオスプレイを自衛隊に導入する計画を進めようとしている。また自衛隊が朝鮮反革命戦争や海外派兵に突き進もうとしている。日帝の核武装のために、青森・大間原発の建設や全国での原発再稼働が策動されている。すべての原発を廃止するため革命的反戦闘争の爆発でその道を切り拓いていかなければならない」と訴えた。

 続いて全学連の同志は、「多くの学生は、奨学金を借りて学生生活を送らざるを得ない状態だ。入学した時から多額の借金を抱え、その返済のために就職活動に追い立てられている。その就活の交通費などを捻出するためにアルバイトに縛りつけられている。自由な時間すらない学生の不満や怒りを組織して革命的学生運動の前進につなげていかなければならない。あらゆる困難を克服し、必ずや全学連の旗の下に闘う学生を結集させ、今秋期の各学園での大学祭闘争をやりぬき全学連定期全国大会の成功をかちとっていく」と決意を明らかにした。

全国学生社会思想研究会連合が基調を提起

 全国学生社会思想研究会連合の仲間が闘争の基調を提起した。

 「10・21闘争の第1の課題は、中東反革命戦争の拡大を粉砕する革命的反戦闘争の爆発を実現することだ。アフガニスタンでは2014年末までの撤退は望むべくもなく労働者人民の反帝・反占領闘争の前に、ますます深みにはまり込んでいる。安倍政府は、中東反革命支配の一角に食い込むために、『原発輸出』をも手段として、中東―アラブ諸国の支配層との結託を強めている。不屈の武装闘争を闘うパレスチナ労働者人民、闘う中東労働者人民と連帯し、中東反革命戦争の拡大を粉砕しよう」。

 「課題の第2は、朝鮮反革命戦争粉砕の闘いに決起していくことだ。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核問題をめぐる『六ヵ国協議』は、すでに四年以上にわたって開催できない状態が続いている。10月2日には米韓防衛首脳会談が持たれ、そこでは『北朝鮮の核兵器使用の兆候をつかんだ段階で事前に除去する』という先制攻撃の戦略が採択されている。朝鮮反革命戦争の危機が切迫し、日帝の凶暴化が一気に進んでいる。これと対決するのは日帝足下労働者人民の無条件の責務だ。反共ファシストを撃滅し、朝鮮反革命戦争粉砕の闘いに総決起しよう」。

 「課題の第3は、大間原発建設阻止の闘いを切っ先に、反原発・反核燃闘争の大爆発を実現していくことだ。政府と電力資本は、原発の再稼働と増設・新設、『核燃料サイクル』計画の推進に突き進んでいる。工事が再開された大間原発や原発再稼働が狙われている現地で、実力闘争を爆発させよう。日帝の核武装を阻止しよう」。

 「課題の第4は、日米安保の再編・強化に対決し、名護新基地建設を阻止する闘いの大爆発を切り拓いていくことだ。10月3日の『日米安全保障協議委員会』では『ガイドライン』再改定を2014年末までに完了させることが確認され、『国家安全保障会議(日本版NSC)』設置、『集団的自衛権の行使』容認に踏み込もうとしている。オスプレイを使った軍事演習も、『沖縄の負担軽減』を名目に、日本『本土』に拡大されようとしている。名護市辺野古の『埋立許可申請』に対する知事・仲井真の可否判断は今冬に控えている。『戦争のための基地は、沖縄にも、どこにも要らない』という沖縄労働者人民の叫びに応え、名護新基地建設阻止、普天間基地解体、日米安保粉砕へと進撃していこう」。

 「課題の第5は、反革命臨時国会を粉砕していくことだ。改悪『国民投票法』、『海外での緊急事態の際の邦人陸上輸送』を可能にするための改悪『自衛隊法』、『国家安全保障会議設置法』、『特定秘密保護法』の成立が目論まれている。『国家公務員制度改革関連法』、改悪『生活保護法』、『国家戦略特区関連法』の成立も狙われている。安倍政府は、来年4月の消費税の増税を決め、労働者人民に大合理化・大失業をもたらす『環太平洋パートナーシップ協定』(TPP)参加の流れも一気に加速している。安倍のやりたい放題を断じて許すわけにはいかない。安倍政府打倒・日帝国家権力解体へと向かう巨大なうねりを創り出していこう」。

 10・21闘争の基調が読み上げられると、激しい雨音をもしのぐ仲間たちの拍手とかけ声によって闘いの基調が確認されていった。

各団体が決意を打ち固め、首都を席捲するデモを貫徹

 最後に、実行委員会に結集する仲間からの決意表明だ。まず、東京・山谷日雇労働組合の仲間が「10月21日は70年前、第2次大戦の末期、大学生らが徴兵されていった『学徒出陣日』でもあった。今、首相・安倍は自衛隊を『国防軍』にして、『集団的自衛権』を行使するといって、日本の労働者人民を戦争の道に引きずり込もうとしている。『東京オリンピックがやってくる』なぞと世間は騒いでいるが、山谷では仕事がなくて、野宿している仲間が大勢いる。おれたちは仕事をよこせの闘いと反戦の闘いをやりぬいていく」。

 つぎに、部落解放を闘う仲間が闘う部落民・野田和美氏の連帯アピール(別掲)を代読した。そして、「石川氏が不当逮捕から50年を迎えた狭山闘争は、最大の正念場を迎えている。開示させた証拠からまた石川氏無実の新資料が出てきている。しかし、東京高裁は事実調べをすることなく、再審請求の棄却を狙っている。差別徹底糾弾の旗幟を鮮明にし、狭山闘争の大爆発をかちとっていかなければならない。10・31寺尾判決39ヵ年糾弾の狭山中央闘争を石川氏と戦闘的部落大衆とともの闘っていこう」と呼びかけた。

 「障害者」解放戦線で闘う仲間は、「戦争突撃の過程では『障害者』『精神障害者』が虐殺されてきた。安倍政府の下で戦時『障害者』抹殺攻撃が強まっている。『障害者』の解放はブルジョア議会への『制度要求』で実現なぞできない。全障連の歴史的地平を継承・発展させ全国『障害者』解放運動共闘会議の結成を何としてもかちとっていこう」と決意を明らかにしていった。

 東部朝鮮史研究会の仲間は、「安倍は朝鮮反革命戦争にむけた戦争の司令塔として『日本版NSC』設置を狙っている。また、日・米・韓による合同軍事演習が強行されている。こうした中で、差別主義・排外主義攻撃が激化している。『在特会』なるファシストは『朝鮮人を殺せ』などと叫び、新大久保、川崎などで極悪な虐殺煽動のデモを行なっている。ファシストの敵対を粉砕していこう。10・27陸自・朝霞基地での中央観閲式を粉砕していこう。韓国労働者人民、在日朝鮮労働者人民と連帯し反帝―国際連帯を最後まで戦闘的にやりぬいていこう」。

 反安保労研全国センターの仲間は、「早朝からの雨をはね返し、山谷での炊き出しを準備し多くの山谷の仲間が本日の闘いに結集している。山谷の日雇い労働者や2000万人を超える『非正規雇用』労働者が失業と生活苦にあえいでいるにもかかわらず安倍政府によって臨時国会では生活保護制度の改悪と社会保障制度の切り捨てが策動されている。臨時国会を粉砕していかなければならない。闘う労働者、労働組合を破壊する日帝国家権力と一体となって資本の攻撃が強まっている。全労交の仲間でもある神奈川県地域連合労組委員長への『雇い止め』解雇攻撃を断じて許してはならない。世界の闘う労働者と連帯しうる労働運動の飛躍を目指して12月反安保全国労働者研究交流集会に結集しよう」と呼びかけた。

 司会の仲間が集会を締めくくり、力強いシュプレヒコールをあげ隊列を整えると、仲間たちは首都を席巻するデモへと進撃を開始した。豪雨と強風を押しのけ宣伝カーを先頭に横断幕、赤旗を押したて青ヘルメットの戦闘的なデモが渋谷駅前を席巻し、神宮通公園へと歩を進める。途中、右翼ファシストがわがデモ隊に弱々しい遠吠えをあげるが、終始一貫して強固なスクラムを組んだデモの迫力に恐れて一歩も近づくことができない。仲間たちは国家権力の過剰な規制もはねのけて、最後まで戦闘的なデモを貫徹した。

 解散地点では全国学生社思研連合の仲間が、「今日の闘いの地平を打ち固め、安倍極右政府打倒・日帝国家権力解体の闘いに総進撃していこう。10・27朝霞闘争、そして10・31狭山闘争に全力で決起していこう」と集約提起を行ない、この日の闘争を締めくくった。



10・19反帝―国際連帯闘争が内戦勢力の結集で闘いぬかれる 〈大阪〉

靭公園で集会が成功

 大阪では10月19日、反帝―国際連帯闘争が、靭公園(大阪市西区)の集会と御堂筋デモとして闘いぬかれた。曇り空の中、北陸、関西、中四国の内戦勢力が靭公園に集まり、横断幕を広げ赤旗を林立させ、青ヘルメット・青ゼッケンに身を固める。

 正午、10・21闘争実行委員会の仲間が司会に起ち、集会が開始される。「中東反革命戦争粉砕!」「朝鮮反革命戦争粉砕!」「安倍極右政府打倒!」「原発再稼働阻止!」「名護新基地建設阻止!」「反革命国会粉砕!」とシュプレヒコールが鳴り響く。はじめに、司会の仲間から本闘争に寄せられた連帯メッセージが読み上げられ、一つ一つのメッセージに大きな拍手が送られる。

 続いて連帯あいさつだ。

 全学連中四国ブロックの同志は、「全学連は、武装決起する全世界の労働者人民と国際連帯し、革命的反戦闘争の大爆発を実現する。日帝の核武装へ向けた攻撃と対決し、現地実力闘争を貫徹する。すさまじい勢いでの朝鮮反革命戦争への突撃を粉砕すべく、安倍極右政府打倒・日帝国家権力解体の今秋期階級攻防の最先頭で闘いぬく」「来る11月17日、全学連第53回定期全国大会を開催する。秋の大学祭闘争で革命的学生を一人残さず組織化しぬき、全学連大会の圧倒的成功をかちとり、革命的学生運動の巨大な隊列を建設する」と熱烈に訴えた。

 反戦青年委員会の同志は、「危機にあえぐ日帝は朝鮮反革命戦争とファシズムへと突撃している。ソビエト権力樹立・労働者政府樹立をかちとるか否かは、唯一内戦勢力の闘いにかかっている。反戦青年委員会は、反朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)―反共・排外主義攻撃を打ち砕き、反革命革マル・右翼ファシストを撃滅し、日帝の朝鮮反革命戦争突撃を全力で粉砕する」として、本闘争の最先頭で闘うことを明らかにした。

 連帯あいさつの後は、実行委員会の仲間による基調提起だ。「反帝―国際連帯闘争の第1の課題は、中東反革命戦争を粉砕することだ」「第2は、朝鮮反革命戦争粉砕の闘いに決起していくことだ」「第3は、反原発・反核燃闘争の大爆発を実現していくことだ」「第4は、名護新基地建設を阻止する闘いの大爆発を切り拓いていくことだ」「第5は、反革命臨時国会を粉砕していくことだ」として、本闘争の課題が鮮明に示され、圧倒的な拍手で基調は確認された。

 基調提起の後は、ヤンマー争議当該・稲森秀司氏(びわ湖ユニオン書記長)の連帯あいさつだ。「労働委員会闘争は、今、中央労働委員会での闘いとなっています。2009年2月15日ヤンマーは、爛蝓璽泪鵝Ε轡腑奪瓩鰺由に500人以上の『非正規』労働者を解雇しました。この時に組合活動家を特定し排除した労働者派遣法違反・『労働者特定行為』。3・11以降爛蝓璽泪鵝Ε轡腑奪瓩ら立ち直って後、ヤンマーが団交において決してあなた方を雇いませんと言った組合員への『不利益取り扱い』。私がヤンマーで働こうとして派遣会社へ応募したところ、ヤンマーは現行の派遣法でも禁止された『労働者特定行為』を行ない私を排除した点。これらの点で中労委闘争を闘ってまいります」「JR東海の下請け・三軌工業の日系ブラジル人労働者への差別的解雇問題も取り組んでいます。会社は団交を拒否したことに対して滋賀県労働委員会に救済申し立てをして闘っています。三軌工業の闘いにもぜひご支援と力添えをよろしくお願いします」と力強い連帯あいさつが行なわれた。

御堂筋を戦闘的デモが席巻

 続いて、決意表明だ。
 はじめに、「障害者」解放戦線で闘う仲間は、「介護の商品化を問題にしなかった多くの『障害者』団体などは『障害者総合支援法』や『障害者差別解消法』などの法に幻想を抱き、差別糾弾闘争を闘わず政府に法の改正要求をしていく運動しかしていない」「今年6月に改悪された『精神保健福祉法』は本人の意志や意見の尊重を無視し、『精神障害者』を治安維持の対象として社会から排除して隔離、抹殺することを基本にした内容だ。絶対に許すことができない」「政府・国家は『脳死・臓器移植法』や『尊厳死法』案などの『価値なき命』の選別を進めている。優生思想の攻撃と対決し闘っていくには、まさに『障害者』自身が命をかけて闘う差別糾弾闘争しかない」「12月に全国『障害者』解放運動共闘会議の結成をかちとる。われわれは『障害』の程度や種別を超えた『障害者』の団結を作り、差別糾弾闘争を闘い、『障害者』解放運動の前進をかちとっていく」と決意を明らかにした。

 次に、徳島大学部落解放研究会は、「10月31日で、寺尾差別判決から39ヵ年を迎える。怒りも新たに狭山闘争の歴史的勝利に向け闘っていく」「全国各地で、部落差別事件が頻発している。とりわけ『在特会』は、奈良県にある水平社博物館の前で差別言辞を連呼し、東京や大阪のコリアタウンでは『朝鮮人を殺せ』などと差別襲撃と煽動を繰り返している。このような連中を決してのさばらせてはならない。職場・地域・学園において、奴らの登場を封じ込めていこう。労働者人民、学生の闘いによって未来を切り拓いていこう。徳大部落解放研はその最先頭で闘う。ともに闘いぬこう」と力強い発言を行なった。

 反安保労研全国センターからは、「今年四月に改悪『労働者契約法』が施行された。専門26業務を廃止しどんな職種にも『派遣』させ、一生『派遣雇用』として働かせる『労働者派遣法』の改悪案が来年通常国会で目論まれている」「政府は、『契約社員』などの有期雇用契約を『正社員』のような無期雇用に転換しなければならない期間を、現行の5年から最長10年延長しようとしている」「全国で闘う『非正規雇用』労働者の闘いに学び連帯し、労働者の生きぬくための闘いを解体する攻撃と対決しよう。改憲―核武装へと突き進む安倍政府打倒を闘おう。帝国主義の搾取・抑圧に抗し、命がけで闘う全世界労働者人民と連帯し闘おう」と訴えた。

 最後は、「反戦・反失業を闘う釜ヶ崎労働者の会」の仲間だ。「釜ケ崎では仕事がなくて、去年以上のすさまじいアブレ(失業)状況だ」「俺たちは、『働いてメシが食いたい』という仲間の切実な要求の実現へむけ闘ってきた。国・厚生労働省、大阪府・大阪市に対して『仕事を出せ』と粘り強く要求してきた」「『仕事よこせ』の闘いを強め、必ずや仕事をかちとっていこう」「2013―2014『越年・越冬闘争』を野宿の仲間の命を守る闘いとして打ちぬく」「憲法改悪や核武装、大増税へと突き進む戦争突撃の安倍政府を俺たちの闘いで打ち倒そう」。

 すべての決意表明を終え、いよいよ御堂筋デモに出発だ。「全世界労働者人民と連帯して闘うぞ!」「自衛隊の海外派兵を許さないぞ!」「原発の廃止をかちとるぞ!」「日帝の核武装を許さないぞ!」「安倍極右政府を打倒するぞ!」。シュプレヒコールをとどろかせながら、小雨交じりの中、旗竿を持った青ヘル部隊は御堂筋に打って出る。多くの労働者人民が注目する。青ヘル部隊は、約一時間にわたり御堂筋を席巻し、元町中公園を終着点に、最後まで戦闘的デモを打ちぬいた。