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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

反帝―国際連帯全国統一行動によせられた連帯メッセージ
(1079号6面)

日本キリスト教改革派亘理教会牧師 林 茂雄氏

 3・11東北・関東大震災から二年半以上が経過した現在でも、福島第一原発からは放射能がバラ撒かれ、更には炉心を冷やすために使用した冷却水のタンクから汚染水が漏れ続けるなど、もはや一刻の猶予もない事態となっており、首相・安倍の言う「コントロールされている」なぞという言葉とは全く逆の状況が進行しています。このような深刻な事態をもたらしている政府や東電の責任は極めて重大です。私は怒りを込めて弾劾するものです。

 「福島第一原発事故」の事態を省みない安倍政府は、性懲りもなく全国中で停止している原発の再稼働を策していますが、絶対に許さず、全ての原発再稼働阻止―廃止、原発新設阻止に向けて共に全力で闘いましょう。

 安倍政府は、社会保障制度の削減と消費税増税などの悪政を進めようとする一方で「改憲」を叫んでいます。「改憲」の狙いは、天皇の元首化、9条=「戦力不保持」の破棄、「集団的自衛権」を含む交戦権を認めて、自衛隊を「国防軍」として強化しながら、日米安保下での戦争遂行のための国家体制づくりであることは明らかです。「改憲」と戦争は絶対に阻止しなければなません。政府の「原発推進」も含む原子力政策も戦争のための核武装化をめざしたものであり、私たちは「改憲」阻止の闘い、反戦と反原発・反核の闘いを全力で闘っていかねばなりません。私は皆さんと共に闘っていく決意です。

 中東諸国では民衆の闘いを圧殺しようと、欧米の帝国主義者どもが介入を狙っています。また、朝鮮半島でも緊張状態が続いており、日・米・韓は臨戦態勢を強化して朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)との戦争を策動していますが、安倍政府はそれに積極的に加担しようとしています。今や日本政府も含む帝国主義者どもによって、全世界でこれまで以上に民衆の血が流されようとしているのです。

 悪しき帝国主義者と為政者どもを倒して真の平和を実現するのは、国境を越えた全世界の民衆の団結と闘いです。私たちも全世界の闘う民衆と連帯して闘いましょう。

 私たちが住んでいるこの日本でやるべき闘いとは、反戦・反原発などの闘いを強め、安倍政府の「改憲」攻撃と戦争体制作りを阻止することです。米軍の沖縄・名護新基地建設阻止やオスプレイ追加配備に対して闘い続ける沖縄の民衆と連帯して闘うことです。象徴天皇制を廃絶することです。戦争のための自衛隊を無くすことです。極悪の安倍政府を倒すことです。共に闘いましょう。

 10・18〜20反帝―国際連帯全国統一行動の大成功を祈ります。


「障害者」解放運動活動家

 国際反戦デーの闘いに結集されたすべての闘う仲間に、心から連帯のアピールを送ります。

 「アベノミクス」の名による市場原理の強化は、私たち「障害者」や被差別大衆をより公然と排除し切り捨てる政策に他なりません。一方、「集団的自衛権の行使」のもとで強化される日米韓軍事同盟は、安倍自公政府の戦争政策を公然と推進するものです。

 私は、体調不良で皆さんの隊列に加われないことを悔しく思いますが、差別と戦争の道をひた走る安倍政権を許さない気持ちは皆さんと共通です。広範な労働者・被差別大衆と連帯して、最後までともに闘いぬきましょう。


部落解放運動家

 大衆運動の低迷が言われて久しいが、そういう時こそ、「大衆は闘わないのではない。闘いの仕方を知らないだけだ」というレーニンの言葉を想起しなければなりません。要は、「闘いの仕方」を提示すべきリーダーの問題です。最底辺の民衆の中で無私無欲で働き、民衆から学び、民衆を奮い立たせることができるリーダーを育てることが必要です。

 そのためにはまず、「温故知新」。懐古主義ではなく、過去をしっかり検証してこそ、現代を知り、未来を拓くことができるということ。次に「実事求是」。本質は現象の裏にあります。社会現象の上っ面を眺めてよしとするのではなく、これを深く調査・分析して、物事の真実を追求する姿勢が必要です。表通りでなく裏通りを歩け。最後に「求大同、存小異」。「小異」を残して「大同」に就くという意味です。「小異」を捨てることを求めたり、「小異」を理由にいがみ合うようでは、ろくな運動はできません。少数派の意見を尊重して大同団結することです。そういう資質と度量をもったリーダーが必要です。

 狭山差別裁判糾弾闘争は、「権力犯罪」を徹底糾弾する闘いの中から、こうしたリーダーを数多く育ててきました。「石川の命、わが命」「一人は万人のために、万人は一人のために」の狭山思想と、水平社の「労農水 鉄の三角同盟」を引き継ぐ労働者・農民・市民・被差別大衆による反差別・反権力の一大共同闘争を育んできました。

 その「狭山」は、事件発生から今年で50年を迎えています。石川夫妻の不屈の闘いに学び、何としてもこの闘いに勝利しなければなりません。狭山差別裁判糾弾闘争―部落解放運動は、全人民解放の「熱と光」にならなければいけないのです。狭山思想と労農水「障」学の共同闘争の力で、第三次再審闘争に必ず勝利しましょう。

 私は水平社魂を胸に、一兵卒として、極限の練磨と自己点検をもって、狭山完全勝利の為に闘います。安倍政権の歴史認識を糾弾し、反戦、反核、反原発の闘いをやりぬきましょう。「日本維新の会」を破った堺市長選挙勝利の教訓を生かし、人民に学んで、反差別、反権力、反貧困の闘いを強化しましょう。


在日朝鮮人活動家

 「2020年オリンピック東京開催」が決まりました。政府やマスコミは、「アベノミクスの4本目の矢になる」と歓迎ムードに沸き返っていますが、問題は労働者です。

 1964年の「東京オリンピック」から1970年の「大阪万博」の過程では、建設ラッシュに伴なう国内の労働力不足から、少なからぬ外国人が労働者として動員されました。政府は当時、「外国人労働者は受け入れない」と言っていましたが、建前とは裏腹に様々な現場では、「密入国」でも「資格外」でもお構いなしに、外国人が労働者として使われました。極めて劣悪な条件のもとにです。政府―入管当局はこうした状況を黙認しながら、「祭り」が終わると今度は手のひらを返して、徹底的な締め付けと排斥を行ないました。結局廃案になったものの、外国人管理の強化を狙った「出入国管理法案」が国会に出されたのも、ちょうどこの時期です。私も当時、「法案」反対のデモに参加しました。

 今度のオリンピックでは、当時とは比較にならない規模で外国人労働者が動員されることになるでしょう。その過程で日本はまた、同様の仕打ちをくり返すのか。

 福島第一原発の「事故」処理現場では、多重請負構造のもとでピンハネが横行し、多くの労働者が何の保障もないまま低賃金で被曝労働をさせられています。全国で「非正規雇用」の労働者の酷使と使い捨てが進んでいます。こうした現状から考えると、オリンピックに向かうこの7年の過程で、外国人労働者には当時よりももっと苛酷な処遇が待つのではと危惧せざるをえません。そして、そうさせないようにするのが皆さんの仕事です。これは日本で働く労働者全体の問題です。

 皆さんの奮闘を期待します。


元原発労働者 原発労働裁判原告 梅田隆亮氏

 私は、元原発作業員の梅田隆亮です。

 原発における被曝が原因で、心筋梗塞、糖尿病、貧血、高脂血症などを発症しました。現在、これらの疾病の労災申請の却下に対する取り消しを求めて、裁判で闘っています。

 当時は、「安全教育」などというものは行なわれず、炉心のそばで赤いつなぎに全面マスクを着けたものの、80パーセント以上の湿度と40度近い高温で、息苦しくて、しょっちゅうマスクをはずして作業をしていました。アラームがピーピー鳴っている現場では、年配の仲間に線量計を預け、少し離れた放射線量の低い場所に座らせておいて、作業を続けていました。そうしないとノルマを達成できないからです。原発作業がこんなに怖いものだと知っていたら、いくら実入りがよくてもやりはしません。原発労働者は人間扱いされていなかったのです。何も知らされないで被曝したのに、自分で被害を証明しなければならないのは悔しいことですが、これ以上、自分のような人間を作ってほしくないという一心で頑張っています。

 戦争についての私の思いを語ってみたいと思います。私の父は、生前、戦争体験についてほとんど口にしませんでしたが、「俺の体の中には鉄砲の弾が入っている」と言うのを聞いたことがあります。当時は、何を言うやらと聞き流していましたが、父が亡くなって火葬した折に、実際に小指の第一関節ほどの弾が出てきて、大変驚きました。

 どうやら私の父は、戦争中、陸軍中野学校出身者の活動の一環として、「満蒙開拓団」の中で中国人に日本語を教える傍ら、情報を得るというようなことをしていたようです。ところが終戦時に、捕虜となっていた4人の中国人を「口封じ」で殺すよう軍から命令を受けたのですが、父はそれを拒否して彼ら全員を逃がしたことから、自分自身が憲兵隊に追われる身となりました。途中、追っ手から銃で撃たれましたが、そのまま止血をしただけで、名前をあれこれ変えながら、奉天まで、そして日本まで、逃げ延びてきたということです。父に関するそのような珍しい資料が出てきたことを、今回の裁判で私の名前を知った出版関係の人が教えてくれました。火葬の時に出てきたのは、日本軍に撃たれた弾だったのです。

 私はといえば、戦時中に母を亡くしてしまい、妹といっしょに親戚をたらい回しにされました。生きていくためとはいえ、そこで随分とつらい思いをして、心に深い傷を受けました。あれから何十年も経つというのに、今でも夜中に、その思い出したくない思い出が脳裏に浮かび、眠れなくなることがあります。

 戦争は、内外の民衆に決して癒えない深い傷を残します。とりわけ被害国の民衆が受けた傷は計り知れません。現在、憲法九条を変える動きが強まっていますが、死んでも憲法九条は守りぬかねばなりません。戦争は絶対にさせてはいけません。みなさんの奮闘に期待しています。


沖縄反戦労働者

 高い支持率と国会多数派を保持する安倍自公内閣は、ますます反動化しています。沖縄を食い物にし、東日本とりわけ福島を切り捨てながら、戦争への道を暴走しています。今私たちの喫緊の課題は、68年前の戦後の原点に立ち返り、安倍自公内閣の実態を見抜くことではないだろうか。安倍内閣の「積極的平和主義」は、武力による「集団的自衛権の行使」、そのための「特定秘密保護法」の制定、憲法改悪に他ならないと。人口の99パーセントを構成する労働者人民を見殺しにし1パーセントの独占企業に奉仕する原発推進、大増税、TPPとどうたち向かうかではないだろうか。

 沖縄はオスプレイ配備反対、普天間基地即時撤去、辺野古・高江に新基地を造らせない闘いを闘っています。全国を貫く命と生活を守る壮大な闘いを沖縄から呼びかけます。ともにがんばろう。


沖縄・首里日雇労働組合

 反帝―国際連帯全国統一行動に結集した仲間たち。沖日労は、全国各地で日々奮闘する仲間と連帯し、20日、普天間基地へ進撃するデモに決起します。この間われわれは、ゲート前抗議行動やオスプレイ追加配備実力阻止闘争に結集し、闘う団結をうち固めてきました。口惜しくも、9月末までにオスプレイ全24機が普天間基地に強行配備されてしまいましたが、闘うメンバーは行動の継続を決定し、戦争への怒り、政府への怒りをもって現場を頑強に維持しています。何より、結集するメンバー1人ひとりが、オスプレイ撤去・基地撤去に向けた実力闘争への確信を深めています。われわれは、オスプレイ配備阻止に向けて普天間ゲートを実力封鎖した闘いの地平を発展的に継承し、日米軍事基地解体・帝国主義軍隊解体を実力闘争として飛躍させるべくデモをかちとる決意です。

 安倍政府は、辺野古「埋立承認申請」の可否判断を前に、知事をはじめ「県外移設」要求派の切り崩しに躍起です。反戦・反基地闘争への弾圧も強めています。こうした攻撃にあわせて、反共・右翼ファシストの闘争現場への介入・破壊の策動、誘致派とファシストの接近など、沖縄階級闘争は激しさを増しています。沖日労は闘いの現場に執着し、闘いの飛躍を呼びかけ、普天間基地解体・名護新基地建設阻止・オスプレイ撤去をかちとる決意です。辺野古17年の闘いは必ず勝利します。安保粉砕・政府打倒に向けて全力で闘いぬきましょう。


闘う部落民 野田和美氏

 安倍極右政府の極悪な差別主義・排外主義煽動が日を増して激化しています。「領土問題」やら「拉致問題」やらを持ち出しての、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)や中国を標的とする交戦までもが語られています。

 そんななかで、部落解放運動総体もまた大きな試練を迎えています。「人権侵害救済法」に運動総体を流し込んできた部落解放同盟内社民・こえ派の路線の破産が明確になるなか、安倍極右政府がファシズム融和運動を推し進めてくるのは必至です。そして今、無実の部落民=石川一雄氏不当逮捕から50年を超え、狭山第三次再審闘争がいよいよ大詰めの局面にあります。「三者協議」が14回開かれ、10月下旬にも15回目の「三者協議」が予定されていますが、東京高検は都合の悪い物的証拠の存在についていまだに「不見当」などと居直りを決め込んだままです。事実調べ一つ行なおうとせずに東京高裁・河合がいつ、東京高検の意に沿って「三者協議」を打ち切り、再審請求棄却を狙ってくるのか、予断を許さない状況です。不屈に闘いぬく石川氏は、くり返し「部落差別に基づく権力犯罪と闘う」とする決意を発しています。石川氏の闘う決意に応え、部落解放同盟内社民・こえ派の制動をふみしだき、階級的共同闘争と大衆的実力闘争・武装闘争で闘いぬこう。〈差別裁判糾弾、階級裁判粉砕、国家権力糾弾・打倒〉の旗幟を鮮明に、東京高裁による第三次再審棄却を阻止し、第三次再審闘争の爆発から狭山闘争の勝利へ進撃しよう。

 朝鮮反革命戦争とファシズムに急接近する安倍極右政府の策謀をうち砕くために、あらゆる差別と闘う団結を求める目的意識をもった運動を、われわれが先頭で作り出さねばなりません。差別煽動の尖兵である右翼ファシストに対する「告訴・告発」方針なぞ敗北を準備するものでしかなく、ましてや「差別の法規制」要求なぞ、部落解放運動への弾圧を狙う国家権力を利するものでしかありません。右翼ファシストは撃滅あるのみです。激化する朝鮮反革命戦争突撃と対決し、ファシズムを打ち砕く革命的反戦闘争を共に闘いぬきます。そして、差別糾弾闘争の復権をなしきり、革命的部落解放運動の飛躍・前進を切り拓き、部落解放の牴造日瓩鬚燭阿蟯鵑擦觀莪佞任后