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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

10・26「STOP!安倍の暴走 つぶせ!改憲 共謀罪も秘密保全法も盗聴法もいらない」と6団体が集会(1080号5面)

 10月26日、午後1時半から、東京・新橋の国鉄労働会館において、「共謀罪新設反対! 国際共同署名運動」、「破防法・組対法に反対する共同行動」、「新捜査手法反対連絡会議」、「心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな! ネットワーク」、「救援連絡センター」、「組織的犯罪対策法に反対する全国ネットワーク」呼びかけによる「STOP! 安倍の暴走 つぶせ! 改憲 共謀罪も秘密保全法も盗聴法もいらない10・26集会実行委員会」主催の集会が開催された。

「戦争・治安立法攻防が、狄靴燭弊鐐悪瓩悗療彰硬世砲覆襦

 司会の開会のあいさつのあと、最初に連帯あいさつが行なわれる。「戦争に協力しない! させない! 練馬アクション」の仲間、「沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック」の仲間、「憲法と人権の日弁連をめざす会」の弁護士、「全国精神病者集団」の仲間が、それぞれあいさつした。続いて、「破防法・組対法に反対する共同行動」の石橋氏から基調報告がなされる。「『国家安全保障基本法』・『集団的自衛権行使』・『秘密保護法』・『共謀罪』・『盗聴法』改悪など、今秋から来秋にかけての戦争・治安立法攻防が、文字通り狄靴燭弊鐐悪瓩悗療彰硬世砲覆襦『秘密保護法』の『特定有害活動』(政権がスパイ活動という)の対象となる情報はなんと、安全保障に支障を与えるおそれのあるもの、そして核兵器・細菌製剤・無人航空機などの開発・製造などに係わるものとされている。政府が『非核3原則』を放棄し、コッソリと核武装化・民衆虐殺能力を獲得し、その反対の声を情報統制で事前に封じ込めようというのだ。また、『テロリズム』を法律で規定するのはおそらく初めてのことであり、東京五輪の『テロ防止キャンペーン』が始まった今、警戒を要する。『秘密保護法』によって危険なオスプレイ情報は必ず『特定秘密』になる。この一事だけでも、いのち・ひと・生活・自由・人権を根底から脅かす悪法であることは明らかだ。それは、戦前猛威をふるった『軍機保護法』(1937年改悪)から『国防保安法』(政治的機密、通敵を目的にした諜報活動、治安阻害情報の流布など、1941年)への流れさえ彷彿とさせる。同時に私たちは、『秘密保護法』案以外にも戦争・治安立法ラッシュが始まっていることを強く警戒する必要がある。『集団的自衛権行使』と絡んだ『サイバーセキュリティ戦略』や『テロ資金・マネーロンダリング対策行動計画』が進行中であり、12月には新たな『犯罪に強い社会を実現するための行動計画』が策定される。不意を突かれないためにも、戦争と治安が融合し、治安法・治安体制が全体として急激にエスカレートしていることを見据えて闘う必要がある。『秘密保護法』・『共謀罪』・『盗聴法』改悪は一体の攻撃であり、相乗しあってモンスターと化し、実質改憲の世界を到来させる。それは自民党改憲草案が謳う犲匆颪涼畚を害する表現・結社を許さない畊餡箸寮莠茲蠅修里發里任△襦M莉佞砲けて闘争全開の高原闘争へ起ちあがろう。恐るべき時代の転換を許さず、正念場の季節を、共に全力で闘いぬこう」。

「『特定秘密保護法』案は、憲法の国民主権原理と平和主義原理への背理」

 カンパアピールに続き、聖学院大学准教授の石川裕一郎氏から講演を受ける。氏は、「戦争・治安ラッシュと改憲の意味―いま、国民の知る権利と表現の自由を考える―『特定秘密保護法』案の何が問題か」をテーマに日本国憲法の「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」を例に挙げながら、表現の自由の優越性と国民の「知る権利」の判例を挙げ、いかに『秘密保護法』案に問題があるかを話された。また、漏えいや取得についての共謀・教唆・煽動にも罰則を科し、過失や未遂も処罰されること、「報道の自由に十分に配慮する」との規定が置かれるも、危険性は変らないことを話された。この『法』案が成立した場合、直接的に考えられる影響として、目下最も危惧されることは、この法律が実際に適用されることそのものではなく、本法律が招来するであろう表現の萎縮効果であること。あからさまに権力的な弾圧ではなく、人格権・プライバシー権(個人法益)の侵害防止という形で、間接的に報道の自由・取材の自由が脅かされる事態が予想されること。最後に憲法の国民主権原理と平和主義原理への背理であることを訴えられ、講演を締めくくられた。

 続いて現場からのリレートークがなされる。未決拘留16年・爆取弾圧被告の板垣宏氏、竪川弾圧救援会の仲間、仮処分・間接強制粉砕対策会議の仲間、東京五輪の問題性を訴える渥美昌純氏、『秘密保護法』のきっかけともなった公安情報漏えいで人権侵害と闘う山本弁護士、最後にフリージャーナリストの寺澤有氏からそれぞれ発言があった。

 集会の最後に、共謀罪新設反対! 国際共同署名運動の山脇晢子弁護士から行動提起が行なわれる。11月7日、国会行動―昼休みには霞ヶ関デモの取り組み、11月21日、国会行動、同日夜、『秘密保護法』反対の日比谷野外音楽堂集会への取り組みが提起された。

 集会終了後、国鉄労働会館の脇に隊列を整えて、午後4時過ぎから銀座デモに出発する。宣伝カーを先頭に、それぞれが持ち寄った旗、のぼり、プラカードを手に手に、新橋から銀座へとデモ行進する。「『秘密保護法』絶対反対!」「『共謀罪』新設阻止!」「『盗聴法』改悪阻止!」「『日本版NSC』反対!」「治安立法を阻止するぞ!」「新たな捜査手法反対!」「憲法改悪反対!」。シュプレヒコールが銀座に響きわたる。水谷橋公園まで約1時間のデモを貫徹し、行動を終えていった。