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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

福岡日雇い越年・越冬闘争の呼びかけ (1083号7面)

                            福岡・築港日雇労働組合

 すべての日雇い・野宿の仲間たち! その闘いに心を寄せるすべてのみなさん!

 おれたち福岡・築港日雇労働組合(福日労)は、「ひとりの野垂れ死にも許さず、生きてやりかえす」ために、きたる12月31日から、須崎公園を拠点に、福岡日雇い越年・越冬闘争に取り組みます。11月29日には、「2013―2014年福岡日雇い越年・越冬闘争実行委員会」を結成しています。「実行委員会」のもと、越年・越冬闘争の成功に向けて、ともに奮闘されるよう呼びかけます。

 安倍極右政府が暴走しています。改憲―戦争に向けた動きを強めています。大資本の利益と生き残りのために、労働者に一切の犠牲を押しつけようとしています。

 安倍政府は11月26日には、「戦争準備法」とも言われる「特定秘密保護法」を強行採決し、衆院を通過させました。「福島第一原発事故」など忘れたかのごとく、労働者の被曝労働なしには1日たりとも動かない原発の新・増設や再稼働にものめり込んでいます。さらに生活保護費の削減、消費税の増税、環太平洋経済連携協定(TPP)による産業再編、東北・関東大震災の被災者の切り捨てなど、悪政・暴政はとどまるところを知りません。

 このなかで、失業と貧困が蔓延しています。今や「非正規雇用」でこき使われ、使い捨てにされている労働者の数は、発表されているだけで2043万人であり、全労働者に占めるその割合は38・2パーセントにも達し、過去最大となっているのです。3人に1人以上の労働者が、低賃金と重労働、不安定な就労を強いられているのです。また若年労働者の失業率は平均の倍以上であり、2人に1人は、「非正規雇用か失業中」という厳しい状態が強いられているのです。おれたち日雇い労働者と同じような境遇に置かれた労働者が大多数になっているのです。「1人の野垂れ死にも許すな!生きてやり返せ!」という、おれたち寄せ場―日雇い労働者の闘いは、ますます重要になっていると言わねばなりません。

 日雇い・野宿の労働者には、さらに厳しい状況が押しつけられています。朝の暗いうちから築港の寄せ場に立って仕事を探しても、求人業者がまったく来ない日が続きます。行政は、「体が動くうちは仕事がしたい」「働いて生活したい」という大多数の労働者の切実な声には、一向に耳を傾けようとしません。それどころか、福岡市は、生活保護に頼ることなくがんばっている仲間たちが唯一の現金収入源としているアルミ缶の回収を、来年度から「条例」で禁止しようとしています。市自らの調査で、野宿をしている仲間たちのうち、「就労している者」の92・3パーセントが「廃品回収」となっていることを知っているにもかかわらず、このような暴挙を推し進めています。仕事の保障をすることなく、一方的にアルミ缶の回収を禁止することは、仲間たちに「死ね」と言うに等しいものです。このようなことを許してしまえば、アルミ缶を集めているだけで、「犯罪者」扱いされかねない現状がさらに厳しいものにされ、他都市に見られる野宿労働者への殺人襲撃の引き金にもなりかねません。力を合わせて、何としても、闘って仕事をかちとっていかなければなりません。

 こうしたなかでわれわれは、日雇い労働者を野宿―野垂れ死にへと追いやる資本と行政に対する反撃の基礎を、築港寄せ場での週2日の朝の机出し―労働相談に置き、ケタオチ業者による賃金の不払い・未払い、労災もみ消しや暴力などを許さず闘いぬいてきました。福岡市に対しては、毎週の「木曜行動」をとおして、「仕事をよこせ」と迫ってきました。厚労省の出先機関である福岡労働局に対しても、「公的就労対策事業の実施」を要求し、「築港に職安の窓口を作り、仕事紹介を行なえ」と迫っています。

 また、ますます重要なものとなっている反戦の闘いにも積極的に取り組んできました。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の「核問題」を口実にした朝鮮反革命戦争の危機はますます煮つまり、いつ戦争が勃発してもおかしくない状態が続いています。こうしたなか、8・9長崎反戦闘争、築城基地での座り込み、佐世保からのソマリア沖派兵阻止を許さない闘いなどに起ち上がってきました。

 これらの闘いをひとつにし、日雇い・野宿の労働者の団結の輪を一層広げ、強固にうち固めていくべく、越年・越冬闘争に取り組んでいきたいと思います。

 今われわれは、全力で、アブレ地獄と厳しい冬の寒さに立ち向かっていかねばなりません。新たに野宿を強いられる仲間たちも増えています。慣れない野宿生活の身には、とりわけ冬の寒さはこたえるものです。日雇い・野宿の労働者の団結をさらに打ち固め、その力をもって、ますます厳しくなる資本と行政による凍え死に・飢え死に―野垂れ死にの攻撃から、仲間たちを守りぬいていかなければなりません。野垂れ死にの攻撃にさらされているすべての仲間を須崎公園に結集させ、ともに力を合わせて、熱気あふれる越年・越冬闘争を実現していきたいと思います。ここで形成した団結で、新しい年を迎え、資本、政府―行政にやり返していこうと思います。

 ニセ「福日」の連中は、「福岡・築港日雇労働組合」を騙っていますが、築港のどこにも姿はなく、また1人の日雇い労働者もいません。完全なニセモノです。それどころか、最低限の生活を強いられている生活保護の仲間たちからカネをむしり取ることを、「組合活動」と称してやっているのです。結局集まってくるのは、「身内の金、カンパの金まで平気でかっぱらう」ような、ゴロツキばかりです。また、連中の「年越し祭り」では、毎年、酒とタカリだけが目当てのゴロツキが寄り集まって、お決まりのようにイジメやケンカをくり返してきました。こんな腐れきった奴らに、いつまでも労働組合を名乗ってもらっては迷惑です。ニセ「福日」=ゴロツキ組合の敵対を許さず、越年・越冬闘争をやりぬいていこうではありませんか。

 2013―2014年福岡日雇い越年・越冬闘争の大成功を勝ち取り、「仕事よこせ」の闘いと反戦の闘いの前進を切り拓いていていきます。すべてのみなさんのご参加、ご協力を強く訴えます。

2013年12月

2013―2014年福岡日雇い越年・越冬闘争要綱

■期間 12月31日(火)〜1月2日(木)
会場 福岡市中央区・須崎公園
主催 2013―2014年越年・越冬闘争実行委員会

■資金カンパは、次の口座にお願いします。
西日本シティ銀行・県庁前出張所 普通0179704「福岡・築港日雇労働組合」まで

■物資の支援をお願いします。
米、調味料、大釜、冬物衣料、日用品、寝具、テント、トラック、発電機など

■物資カンパの送り先
福岡市博多区神屋町9―20―304
筺Ε侫.奪ス092―263―8632

〈編集部責任転載〉