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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

2・11東西で「建国記念の日」粉砕闘争に決起せよ
(1087号11面)

 2月11日、全国反戦と全学連は、首都・東京と日本原現地において、「建国記念の日」粉砕闘争を闘いぬく。すべての闘う労働者人民は、天皇主義右翼ファシストの「奉祝」を掲げた登場―街頭制圧を粉砕し、「建国記念の日」粉砕闘争に総決起せよ。

 「建国記念の日」とは、朝鮮反革命戦争突撃に向けた国威発揚と、天皇・天皇制のもとへの反革命国民統合のための日にほかならない。こんなものは粉砕あるのみである。天皇主義右翼ファシストが、「奉祝」の街頭制圧に踏み込み、反対運動の抹殺に手をかけることを絶対に許してはならない。すべての労働者人民が、ファシストの制圧を切り裂く街頭実力行動に共に起ちあがることを訴える。

「建国記念の日」を粉砕せよ

 「建国記念の日」とは、「建国神話」をもとにつくられた「日本書紀」において、架空の人物にすぎない「初代天皇・神武」が即位した日とされる「紀元前660年2月11日」のことである。つまり、「建国記念の日」とは、100パーセント歴史の捏造による、デッチ上げの産物なのだ。1873年、明治政府が、天皇制を柱とする国家権力を確立するための一つの手段として2月11日を「紀元節」とし、以降、これが国威発揚と、天皇制のもとへの反革命国民統合の場として位置づけられてきた。「皇室典範制定」、「帝国憲法発布」、「日露戦争開戦」、「日中・太平洋戦争下の総攻撃」の日が「紀元節」に設定されるなど、ナショナリズムの鼓舞と戦意高揚に「紀元節」が用いられた。中でも、1940年の「紀元2600年祭」は、「日中戦争」の行きづまり打開のための国家的儀式として強行されている。戦後いったんは廃止されたものの、1950年朝鮮戦争開始前後から「紀元節」復活が叫ばれ、「明治百年」を前にした1966年、首相・佐藤によって、「建国をしのび、国を愛する心を養う」ことを趣旨として「建国記念の日」が法制化され、「建国記念の日」として復活した。1978年から「『建国記念の日』奉祝式典」(1985年以降は、首相や閣僚が出席し、財団法人「国民の祝日を祝う会」主催の「『建国記念の日』を祝う国民式典」として開催)が、政府後援行事として強行されてきた。政府は2005年、「建国記念の日は定着し、式典の役割を終えた」と、従来の「国民式典」形式を中止し、渋谷のNHKホールで内閣府後援の「『日本の祝日』祝賀コンサート」を行なったが、2006年以降はそれも中止している。

 一方、天皇主義右翼ファシストどもは、全国各地で「天皇陛下万歳」「神武天皇建国万歳」を叫んで「奉祝行事」を強行しており、首都・東京では、「日本会議」や「神社本庁」、「国際勝共連合」などで構成する「日本の建国を祝う会」が、明治神宮会館で「奉祝中央式典」を行なってきた。本年は「奉祝中央式典」を2月11日午後1時から午後3時まで、明治神宮会館で行なおうとしている。そして、これに先立つ「奉祝パレード」が午前10時から午後0時半まで原宿表参道周辺で強行されようとしている。全国から右翼ファシストが集結し、「建国記念の日万歳」「自主憲法制定」をがなりたて、憎悪に満ちた罵詈雑言で反朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)、反中国―反共・排外主義を煽りたてての首都制圧を狙っている。首都をはじめ、全国で街頭を「奉祝」一色に染め上げようとしているのだ。こんなことを断じて許してはならない。ファシストどもを蹴散らし、「建国記念の日」を粉砕するために、街頭実力デモに断固たちあがろう。

天皇・天皇制を打倒せよ

 2013年12月26日、首相・安倍が靖国神社参拝を強行した。首相の靖国参拝は、2006年8月の小泉以来、7年4ヵ月ぶりとなる。アジア―全世界労働者人民の反発を見越した上での暴挙である。安倍は靖国参拝後、「安倍政権1年の歩みを報告し、2度と戦争の惨禍で人々が苦しむことのないよう決意を伝えるため、この日を選んだ」「中国、韓国の人々の気持ちを傷つける気持ちは全くない。自由と民主主義を守り、敬意を持って友好関係を築いていきたいと願っている」とヌケヌケと言い放っているが、ペテンもいいところである。

 靖国神社は、「明治維新」以来、15年戦争に至る「天皇のために死んだ」軍人・軍属らを「英霊」として祀る神社であり、しかも1978年以降、東条英機を筆頭とするA級戦犯までも合祀されている。かつての15年戦争において、ファシスト軍人どもが「靖国であおう」を合言葉にアジア太平洋地域に出撃して侵略―蹂躙し、数千万人にのぼるアジア労働者人民を虐殺した。靖国神社こそファシストどもの拠り所となる、反革命戦争賛美―推進のための牴臂覘瓩任△襦そんな靖国神社の「思想」が、併設された博物館「遊就館」に凝縮されている。「遊就館」では、日帝が行なった対外侵略戦争を「すべて正当な聖戦」と主張するための、おぞましい居直りに満ちた展示を堂々と行なっている。安倍がどうペテンを弄そうとも、靖国参拝こそ15年戦争を絶賛する行為そのものであり、まさに戦争責任の居直りそのものである。さらに、首相の靖国参拝自身、右翼ファシストどもの活性化のステップの一つになっているのである。

 安倍の靖国参拝に対して各国政府は、アジア労働者人民の怒りに突き動かされ、「非難声明」を出している。かの米帝ですらも「失望している」と言明するほどに、中国、韓国をはじめとする全世界労働者人民が、安倍の靖国参拝強行への怒りを爆発させている。安倍の靖国参拝を徹底弾劾しよう。日帝の戦争責任の居直りを許さず、戦争遂行の安倍極右政府打倒へ進撃しよう。

 日帝は、2013年12月23日に満80歳となり、心臓病を患っているアキヒトの天皇Xデー(=アキヒトの死)が間近に迫っていることを見すえ、天皇・天皇制の全面賛美と強化に突き進もうとしている。「竹島」(韓国名・独島)、「尖閣諸島」(中国名・釣魚列島)をめぐった「領土問題」を利用して愛国主義が煽動され、北朝鮮の「弾道ミサイル発射」をもうけて、「領土と主権を守れ」との排外主義煽動が吹き荒れている。「日帝国家のために戦え」「天皇のために戦え」とする、朝鮮反革命戦争発動を見すえた労働者の戦争動員・戦争協力が強いられようとしている。

 安倍政府は、戦時体制形成のために天皇・天皇制を最大限活用している。2013年4月28日、政府主催の「主権回復の日」記念式典に天皇アキヒトを招きいれ、参加者全体で「天皇万歳」が唱和された。安倍は、この式典に沖縄を含む全国「都道府県」知事を呼び寄せることで、天皇制の下への反革命国民統合をことさらに演出してみせたのだ。この暴挙に対し、闘う沖縄労働者人民は怒りを爆発させている。

 日帝・文部科学省は「愛国心教育」を推進し、天皇支配を賛美し、アジア侵略・植民地支配を正当化する「新しい歴史教科書をつくる会」系の歴史・公民教科書を検定・合格させ、教育現場においては「日の丸」「君が代」強制、「愛国心教育」、歴史の改ざんの攻撃が吹き荒れ、拡大している。ファシスト東京都知事・石原(当時)の下で「日の丸」「君が代」強制に対決して不起立・不伴奏などを闘っている教育労働者に対して、都教委が2003年に出した「10・23通達」以降、のべ400人以上への処分が繰り返され、大阪では大阪府知事・松井、大阪市長・橋下の下で教育行政の改悪が矢継ぎ早に強行され、様々なファッショ的「条例」が成立しているのだ。「日の丸」「君が代」の強制―処分と対決し、闘う教育労働者と連帯し、「日の丸」「君が代」強制攻撃を打ち砕いていかなければならない。

 天皇制ファシズムに屈服し、排外主義に転落し、朝鮮、中国―アジア労働者人民虐殺に加担していった日本階級闘争の負の歴史の根底的突破をかけて改憲攻撃を粉砕し、ファシズムへの急接近を打ち破らねばならない。日帝の朝鮮反革命戦争突撃をうち砕く革命的反戦闘争の爆発をきりひらかねばならない。1989年ヒロヒトの死―天皇Xデーを通した天皇・天皇制攻撃の強化に対して「大喪の礼」粉砕闘争、1990年「即位の礼」―「大嘗祭」粉砕闘争を実力・武装で闘いぬいた地平を拡大し、これを上回る権力闘争の本格的飛躍をきりひらき、天皇・天皇制を打倒しよう。

天皇主義右翼ファシストを撃滅せよ

 「領土問題」をめぐるナショナリズムの大合唱と、反北朝鮮―反共・排外主義煽動が吹き荒れる中、右翼ファシストは日帝の尻を叩き、北朝鮮への武力行使への道を拓こうと躍起となっており、「一水会」「幸福実現党」「在日特権を許さない市民の会(在特会)」「頑張れ日本! 全国行動委員会」らのファシスト勢力が、競い合うように跳梁を強めている。

 2月9日投開票の東京都知事選をめぐっても、右翼ファシストどもの動きが活性化している。今回の都知事選の発端となった、2013年12月の前知事・猪瀬直樹の辞任に至る一連の過程で、「一水会」が大きく関与していたことが暴露されているのだ。猪瀬が2012年12月に都知事に成り上がる過程で、「一水会」代表・木村が猪瀬に「徳州会」を紹介して、巨額の「選挙資金」が「徳州会」から猪瀬に渡るよう工作していた。さらに「一水会」は、「尖閣諸島」(中国名・釣魚列島)の前所有者の人脈を副知事・猪瀬(当時)に紹介し、2012年四月の石原による「尖閣諸島」(中国名・釣魚列島)購入表明の道筋を作ったのも、他ならぬ「一水会」代表・木村であったことを、機関紙紙上で明らかにしている。「一水会」がいかに支配階級と太いパイプでつながり、ファシズム形成への工作を強めているかが、分かろうというものだ。その上で、あえて「反原発」などを叫ぶことで、階級闘争の攪乱・破壊に奔走している。また、今回の都知事選に、「頑張れ日本! 全国行動委員会」会長の元航空幕僚長・田母神俊雄が立候補した。田母神に対しては、石原が支持を表明している。「頑張れ日本! 全国行動委員会」は、「日本の核武装」を叫びたて、自衛隊強化を主張し、「国家安全保障会議(日本版NSC)設置法」「特定秘密保護法」制定を後押ししてきた。その頭目の田母神が、都知事に名乗りをあげているのである。「警察、消防、自衛隊、民間が一体となった危機管理体制の確立」なぞと言いなしながらファシズム運動を大々的に組織化し、戦時体制を牴爾ら畊獣曚靴茲Δ箸いΔ里澄

 右翼ファシストどもは、革命勢力を主敵としながら、白色襲撃、「ヘイトスピーチ」をはじめとする差別主義・排外主義煽動を繰り返している。最近でも、「在特会」らが、広島反戦闘争や沖縄人民解放闘争など、あらゆる闘争現場に出没しては、「核武装推進」「朝鮮人虐殺」などの敵対・挑発の言辞を口汚く吐き散らしている。

 激化する右翼ファシストどもの跳梁に対する労働者人民の鉄の回答は、撃滅戦の爆発しかありえない。「一水会」や「統一戦線義勇軍」、「国際勝共連合」などファシストどもと闘ってきた革命的学生運動の地平、国粋会金町一家による佐藤氏、山岡氏虐殺を許さず金町一家解体戦を堅持してきた寄せ場労働者の闘い、そして、1986年檜町公園爆殺未遂テロと対決してきた革命派の闘いを引き継ぎ、対ファシスト戦の攻勢を切りひらいていかなければならない。

 戦前天皇制ファシズムのもとへの屈服・敗北の歴史を二度と繰り返してはならない。ファシズムへの突撃を切り裂く実力闘争、武装闘争の爆発をかちとろう。

 2・11「建国記念の日」粉砕闘争を首都中枢、日本原現地において闘いぬき、街頭、学園、地域における天皇主義右翼ファシストとの激突戦・制圧戦に勝利しよう。東西貫いた「建国記念の日」粉砕闘争の爆発をかちとろう。