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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

12・13東京総行動を闘う(1087号3面)

稲森氏がヤンマーに怒りを叩きつける

 12月13日、東京けんり総行動実行委員会主催で東京総行動が開催された。東京・山谷日雇労働組合の仲間と、東京都地域連合労働組合の仲間は、争議当該・稲森氏を支援すべくヤンマー東京支社前に結集した。

 東京駅八重洲口前にあるヤンマー東京支社前にはすでに大勢の支援が駆けつけている。冷たい風が吹きつけるなか、支援の仲間がビラまきを始める。

 午前11時、司会があいさつに起ち、抗議行動の開始を宣言する。はじめに、「キヤノン非正規労働組合」宇都宮支部書記長・阿久津氏がマイクをとる。「キヤノン争議が解決して1年になろうとしている。キヤノンもヤンマーも同じ、『偽装請負』を勇気を持って告発したことで『雇い止め』にされた。キヤノンは不十分とはいえ、解決した。しかし、ヤンマーはいまだに話し合いに応じようとしない。『ブラック企業』が問題になっているが、ヤンマーは『ブラック企業』だ。こうした大企業がはびこれば、日本経済はどんどん悪くなる。『非正規雇用』労働者の闘いは厳しいが連帯して闘っていく」。続いて、「JAL不当解雇撤回裁判」原告から、「今高裁で闘っている。来年春には判決がでる。『解雇自由』は許さない。私たちの主張が正しいことを訴えて共に闘っていく」。そのあと、「戦後補償元徴用工裁判を支援する会」の中田氏からの連帯あいさつを受け、びわ湖ユニオン委員長・田中氏から経過が簡単に報告された。当該・稲森氏があいさつに起つ。「2009年、爛蝓璽泪鵝Ε轡腑奪瓩鰺由に『雇い止め』にされたが、ヤンマーはその3ヵ月後にはすでに赤字は回復傾向にあった。この間の労働委員会闘争、裁判闘争、団体交渉中で、ヤンマーが言っていた爛蝓璽泪鵝Ε轡腑奪瓩あったから『雇い止め』にしたと言うことがまったくのウソであったことが明らかになった。この不利益扱いを絶対に許すことはできない。中央労働委員会で闘っていく。12月18日に1回目の中央労働委員会闘争が始まる。ぜひご支援を」と闘いへの支援を訴えた。

 最後に、稲森氏の音頭でヤンマーに対しシュプレヒコールを叩きつけていく。「ヤンマーは解雇した『非正規雇用』労働者の雇用責任を果たせ!」「不当労働行為を改め、『非正規雇用』労働者を再雇用せよ!」「佐々木氏の霊前に謝罪しろ!」「誠実に団体交渉に応じろ!」「勝利するまで闘うぞ!」と怒りを込めてシュプレヒコールを叩きつけ、ヤンマー東京支社前行動を終えていった。

トヨタ東京本社前で抗議集会

 トヨタ東京本社前には続々と支援の仲間が結集し始める。トヨタ東京本社前では早くもフィリピントヨタ争議の概略を説明するアジテーションが開始され、行きかう労働者にビラが手渡されていく。午後1時、主催者を代表し東京全労協議長の纐纈氏よりあいさつが行なわれる。「トヨタは大企業で、日本を代表する会社。しかし、フィリピンにおいては、労働者を不当に解雇している。許されるものではない。フィリピントヨタの仲間が闘いを進めている。この連帯した闘いを維持しながら、われわれの怒りを叩きつけ一刻も早い解決をかちとっていく」。「フィリピントヨタ労組を支援する会」の代表・山際氏が、「日本のトヨタが責任を持って解決することこそ重要だ。トヨタは今年1兆円を超える収益黒字。働いている労働者がいてこそだ。世界に工場を持つトヨタは、国際労働機関(ILO)が決めている世界ルールこそ大切にし解決を図るべきだ」とトヨタに訴える。「全造船関東地協」の早川氏は、「私たちはトヨタの世界の労働者に対する横暴に強い怒りを感じている。国際労働法からいっても認められないという結論を叩きつけ、問題の解決を迫っている。トヨタ争議は、本社が1日も早い決断をして解決に乗り出すことが今まさに問われている。解決のために重要な時期に来ている」。続いて、「フィリピントヨタ労組を支援する会」事務局長・児嶋氏が最近の経過を報告する。「12月9日、フィリピントヨタ労組はこの13日の総行動にあわせて先取りする形で朝から1日行動に取り組んだ。労働雇用省、最高裁、高裁、さらには日本大使館、最後にはフィリピントヨタ社、計5ヵ所に対して闘った。労働雇用省の長官は台風被害の関係でレイテ島に行っており、交渉が一時中断している。しかし、『労働雇用省はこの問題解決のためにいつでも窓口を開いている』との回答を得た。10月30日には、ILOの総会で『刑事事件取り下げを歓迎し、残りの解雇問題も早い解決を』という話が出ている。フィリピン政府もトヨタの解雇問題に積極的に取り組んで行かざるを得ないとしており、労働組合も解決に向け闘っている。15日には、解雇者、組合員全員の総会が行なわれる。国際連帯で共に闘っていくことが確認されている」。トヨタに対してシュプレヒコールが叩きつけられる。「トヨタは組合潰しをやめろ!」「解雇攻撃を許さないぞ!」「解雇を撤回して職場に戻せ!」「トヨタは決断しろ!」「われわれは闘うぞ!」「解決するまで闘うぞ!」とトヨタ東京本社前にシュプレヒコールが響き渡る。「JAL不当解雇撤回裁判原告団」、日本の侵略戦争を捏造する扶桑社教科書を批判し「公務員不適格」として2006年に分限免職処分を受けた「東京都学校ユニオン」の増田氏、最後に「郵政ユニオン」から連帯あいさつが行なわれる。「全造船関東地協」議長・青木氏の音頭で団結ガンバローが行なわれ、トヨタ東京本社前行動を終えていった。