解放トップ
トップに戻る
解放最新号
バックナンバー
論文
定期購読

東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

天皇主義右翼ファシストの首都制圧を許さず
2・11「建国記念の日」粉砕闘争に決起 〈東京〉
(1092号4面)

宮下公園を制圧し集会をうちぬく

 2月11日、全国反戦と全学連は、首都・東京において、「建国記念の日」粉砕闘争に起ち上った。天皇主義右翼ファシストの「奉祝」を掲げた登場―街頭制圧を蹴散らし、首都中枢を席捲するデモをうちぬいたのだ。

 渋谷・宮下公園に結集した反戦・全学連の部隊は、午前10時半から万全の態勢を組み集会の準備を着々と進めていく。午前11時すぎ、司会の全国反戦の同志によって集会開始が宣言される。冒頭、シュプレヒコールをあげる。「『建国記念の日』を粉砕するぞ!」 「『奉祝式典』粉砕!」 「天皇・天皇制を打倒するぞ!」 「天皇主義右翼ファシスト撃滅!」。

 司会が、山谷における「在特会」を名乗る輩の敵対行為を粉砕し、早朝、山谷で朝行動をかちとったこと、多くの山谷労働者が本闘争に合流していることを明らかにする。

 「天皇上陸阻止沖縄青年実行委員会」から寄せられた連帯アピールが司会から代読される。「名護新基地建設をめぐる闘いが正念場を迎え、2015年春の着工に突き進んでいる。現地実力闘争の先頭で闘い、普天間基地解体・名護新基地建設阻止をかちとる」。

 東京・山谷日雇労働組合からの連帯あいさつを受ける。「右翼どもが騒いでいるが、労働者が黙っているわけにはいかない。俺たちは金町一家解体のために朝行動をやりぬいてきた。この集会に山谷から多くの仲間たちが結集した」「寄せ場春闘の爆発をかちとり猗神錙仕事よこせ瓩鯑っていく」。

全学連中執が基調提起

 そして、全学連中央執行委員会からの基調提起だ。「『建国記念の日』とは、朝鮮反革命戦争突撃に向けた国威発揚と、天皇・天皇制のもとへの反革命国民統合のための日にほかならない。こんなものは粉砕あるのみである。天皇主義右翼ファシストが、『奉祝』の街頭制圧に踏み込み、反対運動の抹殺に手をかけることを絶対に許してはならない。すべての労働者人民が、ファシストの制圧を切り裂く街頭実力行動に共に起ち上ることを訴える」「『奉祝中央式典』『奉祝パレード』が午前10時から午後0時半まで原宿表参道周辺で強行されようとしている。全国から右翼ファシストが集結し、首都制圧を狙っている。ファシストどもを蹴散らし、街頭実力デモに断固たちあがろう」「2013年12月26日、首相・安倍が靖国神社参拝を強行した。安倍がどうペテンを弄そうとも、靖国参拝こそ15年戦争を絶賛する行為そのものであり、まさに戦争責任の居直りそのものである。さらに、首相の靖国参拝自身、右翼ファシストどもの活性化のステップの一つになっている。安倍の靖国参拝を徹底弾劾しよう。日帝の戦争責任の居直りを許さず、戦争遂行の安倍極右政府打倒へ進撃しよう」「安倍政府は、戦時体制形成のために天皇・天皇制を最大限活用している。日帝・文部科学省は、『愛国心教育』を推進し、教育現場において『日の丸』『君が代』強制が拡大している。闘う教育労働者と連帯し、『日の丸』『君が代』強制攻撃を打ち砕いていかなければならない」「権力闘争の本格的飛躍をきりひらき、天皇・天皇制を打倒しよう」「右翼ファシストは、北朝鮮への武力行使への道を拓こうと躍起となっている。反中国―反共・排外主義を叫び中国への武力行使を煽っている。右翼ファシストどもは、革命勢力を主敵としながら、差別主義・排外主義煽動を繰り返している。激化する右翼ファシストどもの跳梁に対する労働者人民の鉄の回答は、撃滅戦の爆発しかありえない。ファシズムへの突撃を切り裂く実力闘争、武装闘争の爆発をかちとろう」。

 こうした全学連の提起した基調が、参加者全体の拍手で確認された。

右翼ファシスト蹴散らし戦闘的デモをうちぬく

 その後、再度のシュプレヒコールをあげた後、結集する各団体からの決意表明が続く。革命的部落解放戦線は、「天皇支配の対極に、部落民が置かれ、差別の中に叩きこまれてきた。右翼ファシストの敵対跳ね返して、革命的部落解放運動の前進を切り拓く」「大詰めを迎えた狭山闘争の勝利をかちとる」。刑法改悪阻止関東活動者会議は、「昨年12月、全『障』共の結成がかちとられた」「『障害者』差別を糾弾し、『障害者』解放運動の飛躍・前進をかちとる」。日朝連帯活動者会議は、「朝鮮反革命戦争の危機が迫っている」「右翼ファシストが跳梁し、差別主義・排外主義を煽っている」「朴槿恵政権打倒を掲げたストライキに決死決起する、闘う韓国労働者人民と連帯し、革命的反戦闘争を闘おう」。反安保労研全国センターは、「東京都教委による『日の丸』『君が代』処分攻撃と闘う教育労働者と連帯しよう。革命的労働運動の飛躍・前進を切り拓くために、何としても全労交の躍進をかちとろう。反戦・反合・政府打倒春闘の爆発をかちとろう」。

 最後に、全体で再度シュプレヒコールをあげる。

 集会途中から、右翼ファシストどもが制服警官の庇護の下、フットサルのグラウンドの向こう側から犖い留麕覆┃瓩稜,、拡声器で何かガナリ立てていたが、万全の防衛体制と集会の熱気を前に、手出しすらできない有様であった。集会を成功裡にかちとった部隊は、デモへの準備に入る。
 午後0時半、渋谷・宮下公園から、反戦・全学連の戦闘的デモが出撃する。部隊は、若者たちでごった返す渋谷の中心部を席捲し、俄然注目を集めていく。右翼ファシストどもが拡声器で何かわめき散らしながら、何度もデモへの妨害を画策してくるが、所詮は制服警官の存在を当てにしたチャチな敵対でしかなかった。デモ隊はまったく動揺することなく、逆に「右翼ファシストを撃滅するぞ」「『奉祝式典』を粉砕するぞ」と圧倒するシュプレヒコールを叩きつける。策動される国家権力の弾圧を一切許すことなく、戦闘的デモを終始やりぬいた。

 戦闘的デモをやりぬいた部隊は、神宮通公園に到着する。全国反戦からの集約提起の後、参加者全体で最後のシュプレヒコールをあげ、首都中枢における2・11「建国記念の日」粉砕闘争を終えた。

安倍極右政府のファッショ的突撃を粉砕せよ

 「建国記念の日」自体をめぐって、首相・安倍を筆頭に、新たな動きが出ている。前日の2月10日、首相・安倍は、「建国記念の日」に寄せて「私たちの愛する国、日本を、より美しい、誇りある国にしていく責任を痛感し、決意を新たにしています」なぞとアピールを発した。久しく政府主催ないし協賛の「式典」が開かれていないなか、こうしたアピール自身が異例である。さらに自民党内でも、2月7日の段階で、「建国記念の日」や、2月22日とされる「竹島の日」などに合わせた政府主催の「式典」開催を目指し、党内に「歴史・伝統・文化に関する連絡協議会」を設置することが発覚した。「式典」開催の機運を醸成し、政府を後押ししようというものだ。当面は「祝日の由来や意義、文化的な位置づけ、祝日の改廃の経緯などに関する勉強会」を開き、政府主催で「式典」を行なう下地を構築しようというのだ。安倍ら自民党は、「建国記念の日」を新たな「紀元節」として再編し、かの15年戦争における1940年の「紀元2600年祭」のごとく、朝鮮反革命戦争突撃のステップとしてうち固めようとしているのだ。安倍政府のファッショ的突撃を断じて許してはならない。

 2月9日に投開票された東京都知事選では、結局、自民党・公明党や帝国主義労働運動=「連合」の推す舛添が組織票にモノを言わせて勝利したが、「頑張れ日本! 全国行動委員会」会長の元航空幕僚長・田母神俊雄は、約六一万票を獲得した。特に、少なからぬ若年層がこぞって田母神を支持していることが「出口調査」などで鮮明となっている。この「成果」を引っさげ、ファシスト勢力がさらに跳梁を強めようとしている。「一水会」も、石原・猪瀬らとの結託ぶりを居直りつつ、またぞろ「『建国記念の日』を政府主催で」「民族派は街頭大行動を起こそう」なぞと牴爾らのファシズム運動瓩料反ゲ修貌っている。2・11当日に山谷で闘う仲間たちに暴行を働いた輩が「在特会」を名乗っていたが、今後、階級闘争が激烈を極めるなかで、右翼ファシストどもが競いあうように革命勢力への敵対・破壊を強めるのは必至である。ファシストとの激突は不可避であり、街頭、学園、地域における天皇主義右翼ファシストとの激突戦・制圧戦に勝利しよう。


右翼ファシストの敵対蹴散らし、
金町一家解体の山谷早朝行動を貫徹

 「建国記念の日」粉砕闘争に先立って、東京・山谷日雇労働組合と闘う山谷労働者は、 2月11日早朝6時半より山谷労働・福祉センター前に結集し、天皇主義右翼ファシスト金町一家解体を掲げ、朝行動に決起した。

 この日午前6時前、「在特会」を名乗るファシストが1人、闘争準備をする仲間たちに、アルミ製の模造刀を振り回し、襲撃にうって出てきたが、即座の反撃で一蹴する。浅草警察の公安は、眼前でなされたこの襲撃を黙認し、うちのめされた輩を猜欷遶瓩靴討い辰拭猜欷遶瓩気譴覯當で、このファシストは、「公安三課のマルヤマさんを呼んでくれ」と言い、権力と密接な関係を持つ者だということをあからさまにしている。山谷では、前日の2月10日に、センター前に設置されていた「建国記念の日」粉砕闘争を呼びかける立て看板が、模造刀を持った輩に破壊されており、同一人物の仕業と思われる。

 いかにチャチなものであれ、ファシストの敵対には粉砕あるのみだ。山谷をファシスト撃滅戦の拠点としてうち固める。

 早朝より山谷の仲間たちが結集し始め、午前6時30分、東京・山日労の仲間がシュプレヒコールをあげる。この朝行動に結集した支援の仲間たちが、闘う決意をこめた連帯あいさつを行なう。東京都地域連合労働組合、神奈川県地域連合労働組合、反安保労研全国センターと明治大学社会思想研究会の発言を受けた後、「金町一家解体の朝行動を闘おう。右翼ファシストの敵対を跳ね返し、安倍極右政府の朝鮮反革命戦争突撃を粉砕しよう。朝行動を闘いぬいた団結の力で、反戦・全学連の仲間が呼びかけている『建国記念の日』粉砕闘争に決起していこう」と基調が提起される。そして、スクラムを固く組んだ仲間たちが、山谷通りを目指して「ワッショイ、ワッショイ」のかけ声をあげて、金町事務所に向かって進撃する。

 権力は、またもや弾圧を画策し、「無届けの集団行動を中止し解散せよ」なるプラカードを持ち出し「警告」なるものを発する。昨年1月の不当逮捕の再現を狙ったのだ。東京・山日労の部隊は、ファシスト金町一家を防衛するために、また戦闘的山谷労働運動を解体するために弾圧布陣を敷く権力に対して怒りのシュプレヒコールをあびせ、あらためて佐藤さん・山岡さん虐殺への報復と金町一家解体に向けた決意を固めていった。

 浅草警察、警視庁公安の弾圧策動を粉砕し、山谷朝行動の闘いの地平をおしひろげ、山谷を対ファシスト戦、反天皇闘争の拠点として鍛え上げ闘いぬく。