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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

3・16 2014年春闘勝利!総決起集会が大成功
〈会場からの発言〉
 (1096号2面)

会場からの発言

「君が代」不起立を闘う教育労働者 河原井 純子氏

 河原井です。全労交の皆さんの非常にラジカルな発言にとっても元気になっています。わたしは4年前まで、さまざまな「障害」のある子供たちや青年たちが学ぶところの教育労働者でした。2003年、「10・23通達」という石原教育行政が「日の丸・君が代」の強制をしたのが10年前です。私は、学校現場、教育現場での強制はなじまないと思っています。それからおかしいことや変なことには「NO」と言って、自分のできることで表現していくということが私の基本ですので、私は「日の丸・君が代」の強制に「NO」と言い続け、なんと停職6ヵ月、停職は計3回の処分を強行されました。しかし、全国の仲間たち、それから皆さん全労交の抵抗のエネルギーがクビにはさせなかった。それで私も根津さんもともに定年退職を迎えることができました。

 しかし、この10年間のあいだ東京の学校は、学校でなくなっています。皆さんも良くご存知かと思いますが、田無工業高校では自衛隊と連携した訓練が実施されています。それから定時制高校では飲酒・タバコ、これは今までは教員がとことん付き合い教育の中で改善してきたものであったはずなのに、これを点数化して重罰を科し、停学へ退学へと排除の思想が横行しています。それから「学力スタンダード」、できる子にとって居心地の良い学校、できない子にとっては苦痛以外の何物でもない、できない子はどんどん学校から排除して良いというそういう学校になっています。私は、今学校で起こっているさまざまなことは、もう教育労働者の手だけではどうにもならないと思っています。教育労働者以外の労働者、皆さんたちと共にしなければ、とても抵抗のできる内容ではなくなっています。それから若者たちとの共闘、これはとっても大事だと思っています。若者たちとつながっていく。私は今、若者たちと「味噌作りと憲法学習会」と言いまして、それは青森の八戸で出会った若者が、「河原井さん、どうして『君が代』で不起立するの?だって僕の高校の先生みんな立って大きな声で『君が代』歌ってたよ。どうして?」って質問されたんですね。私は、即答しないで「憲法一緒に学びませんか」と言ったんです。それから私は30年近く味噌作りをしているんですね。それで「一緒に味噌作りしない?」といったんですね。そしたら、若者たちがスルーすると思ったら、「味噌って発酵食品だよね。味噌って作れるの? 味噌って嫌いな人いないよね」っていってみんな賛成したんですね。それで「味噌作りと憲法学習会」をして四年になります。その中で「非正規」の若者たちは「そうか、おかしなことにはNOと言っていいんだ」と、とにかく管理職には文句を言わないできたけれども、物言っていいんだと。一人では弱いので、つながることの大切さ、団結することの大切さをどんどん学んでいったんです。若者たちとどう繋がっていくか? それから教育労働者以外の労働者とどう共闘できるか? 私は今、全国行脚と称して北は北海道から南は沖縄まで、東京の学校の状況を伝え、そして共闘の輪を作って行きたいと歩き続けています。

 ‥‥今、教職員組合の組織率がどんどん下がって、とにかくですね、学校の中で隣の教員を信用できない、密告が横行しているそういう中で、現職の教員たちの声を聞かなければならない‥‥。

サントリー・SPS争議当該・全労交代表呼びかけ人 川村 朱美子氏

 サントリー争議当該の川村です。昨年3月の全労交春闘集会で代表を務めていた佐久間氏が顧問に就任するとのことで、代表呼びかけ人になりました。その時点で私自身が争議当該になるとはまったく思っていませんでした。今の世の中、いつ自分が突然クビを切られ、あるいは突然「雇い止め」を言い渡され争議当該になってもおかしくない社会状況であると思います。私はサントリーパブリシティサービス株式会社、長いのでサントリー・SPSと言わせていただきますが、この会社に一年毎の契約社員としてそれまで二年半ほど働いていました。お客様サービスというところで電話の受付なんですが、債権回収部署の電話受付でした。債権関係ということで非常にお客様のクレーム等が多い部署なんですが、そうした中で仕事をこつこつと覚えながら自分ではまじめに働いてきたつもりでいました。しかし、昨年6月11日、神奈川県警が、「詐欺」容疑ということで私に不当弾圧を仕掛けました。この「詐欺」容疑の内容はですね、「反社会的勢力・団体」であることを隠してアパート契約を結んだとするもので、まったくデタラメなものなんです。私は「反社会的勢力・団体」だと思ってませんし、当然「暴力団」ではありませんし、普通に自分の部屋を借りただけであって、それを神奈川県警がデッチ上げて私を逮捕・勾留したんですね。当然ながら根拠もないことですからすぐに釈放されたんですが、このことを会社に、突然の逮捕ですから連絡はできず知人が連絡してくれたんですが、突然休んだことではありますから、きちんと会社側にこれこれこういうわけでしたと説明したんですね。ところがサントリー・SPS側は、私のことを調べて「反社会的勢力・団体」と関係があると、「革労協(解放派)」が「反社会的勢力・団体」でそこと関係があるとして、「就業規則」に違反すると言ってきたんです。確かに「暴力団新法」ができてから、「就業規則」には「暴力団員、暴力団に準ずる団体であること」というのが、「解雇条件」にあって辞めてもらうとなっているんですが、私は先ほど言ったように「暴力団」でも、「反社会的勢力・団体」でもありません。サントリー・SPSがこのことをもって私を「雇い止め」にすると通告してきた、このことを私は絶対に認めるわけにはいかないと思いました。会社は最初は逮捕されたことは「解雇事由」にはならない、継続して働いてほしいと言っていたにも関わらず、その一週間後にはそのことを覆して今年いっぱい、ですから昨年12月31日でもって「『雇い止め』にする」「自主退職してほしい」「それまで自宅待機をしてほしい」と。そして話し合いを重ねても私が応じないことがわかって、突然に職場に乗り込んできて自宅待機命令を突きつけてくる。その後出勤したときは、会社の入り口で待ち構えて中に入れさせない、入るためのID番号も抹消したということで絶対に許せないと思い、その後職場前で抗議行動を取り組み、神奈川県地域連合労働組合として団体交渉を申し入れました。この団体交渉を5回ほどくり返してきているんですが、そのなかでわかった事は、サントリー・SPSは、労働運動や政治活動を行なっている人間は会社にとって都合の悪い人間だからどんな理由をつけてでも、どんな難癖をつけてでも会社から排除するという事です。運動をやっていることを理由に排除するのは「思想・信条の自由」を奪うことで、爛譽奪鼻Ε僉璽賢瓩世噺世辰燭箸海蹇∪賁骸萃役、いわゆる社長の次に名前がある人なんですが、「爛譽奪鼻Ε僉璽賢瓩辰堂燭任垢? 知らないので教えてください」と言うんです。もう組合側は開いた口が塞がらないです。学校の教科書にも出てくるようなことだよと、こういった政治活動をしている労働者をそのことを持って解雇したり、「雇い止め」にすることはしてはいけないことだと丁寧に説明し、だからあなたたちがやっていることはそれなんだと何度説明しても自分たちはそのつもりは無いと言うんですね。もしかしたらわかっているのかも知れませんが、私を追い出すためには絶対にそれを認めないという態度だけは変わらないんです。サントリー・SPSは、「反社会的勢力・団体とは市民社会に不安と脅威を与える団体だ」と言っているんですね。だったら原発はどうなんだ、どれだけ不安と恐怖を与えているんだ、沖縄の米軍基地はどうなんだ、墜落するようなオスプレイが住宅地の上を飛んでいるじゃないかと言っても、それは違うと言うんです。こんなことを言う会社です。「原発事故」については「本当に市民社会に不安を与えているのですか?」とまで言うんですね。団体交渉の場でいうんですね。社会性が無さ過ぎです。しかも、団体交渉の場で退職の書類を送ったので見ておいてくださいと言うんですね。私は辞めたくないから団体交渉を行なっているのであって、その場で退職手続きの話をするなど信じられない。団体交渉の意味すらわかってないのではないかと思います。

 私は「就業規則」に違反していません。サントリー・SPSは法的根拠を示せと言っても出せず、居直って「今回会社が革労協(解放派)を反社会的勢力・団体と決めました」というんです。ならなぜ「革労協(解放派)」だけなのか、他の政治団体は含まれていないんです。私を追い出す、排除するためにだけ今回「革労協(解放派)」を会社が勝手に「反社会的勢力・団体」と決めたんですね。「思想・信条」を侵害する憲法違反以外の何者でもありません。明らかな「不当労働行為」です。私は徹底して職場復帰までサントリー・SPSと対決していこうと思っています。決まり文句で「裁量の自由」を持ち出して排除しようとするサントリー・SPSを絶対に許せません。復帰するまで闘って行きたいと思います。会社が勝手に「就業規則」を捻じ曲げてしまえば、誰でも首を切られることになってしまいます。許してはならないと思っています。3月19日には、第2回目の都労委があります。サントリー資本に対するこの闘いに多くの皆さんのご支援よろしくお願いします。

世田谷地区労事務局長・全労交呼びかけ人 根本 善之氏

 皆さん、ご苦労様です。昨年もこの春闘集会でごあいさつしましたが、今年2014年の取り組みを含めて若干皆さんに報告をし、共に闘うことをお約束していきたいと思います。皆さんのお手元にブラック企業に関するビラがあるかと思いますが、それを見ていただきたいと思います。皆さんもご存知かと思いますが、安倍首相は「世界で一番企業が活動しやすい国を作る」ということを掲げ、「派遣雇用」労働者を無期限、無制限に使い捨てられるようにすることや、低賃金でいつでも解雇できる「限定正社員」、あるいは、残業代ゼロでただ働きさせる「正社員」をつくることを唱え「ホワイトカラー・エグゼンプション」などの導入を目論んでいます。こうした労働法制の「規制緩和」は大量の「非正規」労働者を生み出しています。いまや「非正規」労働者は2000万人を超えています。そして労働者の4人に1人が、女性労働者の過半数が、1100万人もの人が年収200万円以下の「ワーキング・プア」として生活保護の基準以下という状況に追い込まれているのです。年収200万円以下の収入で家計はもちろん苦しい、不安定な雇用のために結婚はできず、子供も生み育てられない。こうした「非正規」労働者の増大や低賃金の蔓延が地域社会の基盤を揺るがしているだろうと思います。また、皆さんご承知のように「ワタミ」や「ユニクロ」などは、若者をいいように過酷な労働条件の下で働かせ、こき使い、使い捨て・使い潰すということをしています。そういうような企業が、「ワタミ」や「ユニクロ」などのほかにも増えていると言われています。「精神疾患」にもなったり、「過労自殺」に追い込まれている人たちも増大していると思います。ILOは「ディーセント・ワーク」(狷きがいのある人間らしい仕事瓠砲鯆鶲討靴討い泙后O働基準の尊重、そして遵守、良質な雇用の確保、職場の安全と社会保障の拡充、労使尊重と国を交えた対話ということを呼びかけています。そういうILOの提起を私たちが運動の中で使いながら、今の安倍の暴挙、暴走をひとつでも止めていく。そしていつでも解雇できる、一生涯派遣、無制限の長時間労働、労働者の雇用や賃金や労働条件を破壊する安倍の雇用制度の大改革を許さないことが必要だと思っています。

 地域の取り組みとして解雇争議と言うことで、もう15年になりますが、日本体育大学の准教授の解雇争議を闘っています。そういう取り組みを中心に、全労交の下、闘う労働組合を目指して、地域から飛躍をかけてやっていきたいということを申し上げてあいさつを終わります。

ヤンマー争議当該・びわ湖ユニオン書記長 稲森秀司氏

 こんにちは。ヤンマー争議当該であり、びわ湖ユニオンの書記長をしています稲森です。ヤンマー争議の東京総行動、中労委行動、そして他にも大阪でご支援いただいています。いま私自身は生活保護を取りながら争議を闘っています。生活保護を適用するためには、職業訓練を受けなければ、生活保護を打ち切られるというような状況になっています。ヤンマーというのは滋賀県では一大権力で、長浜市の生活保護の社会福祉課のほうからは県外に出て行ってくれるならば、生活に必要な費用等もだすとまで言われている始末です。地労委の闘争も2回行なわれていますが、その中でも、来ていただいているのでご存知かと思いますが、ヤンマー側はまったく和解をする必要がないといっている状況です。私たちが解雇されたのは、2010年ですが、その時は、爛蝓璽泪鵝Ε轡腑奪瓩鰺由に解雇しています。しかしながらヤンマーは、2011年の東日本大震災による復興特需で、2012年度の決算は、前年対比で400パーセントの純利益増で、ものすごく莫大な黒字を出しているのです。そして、2013年の8月に、長浜市内の派遣会社で派遣社員の募集がありました。私はその派遣社員の募集に応募しました。派遣会社のほうからは一応面接で仮の合格が出たんです。最終的にはヤンマーが採用を決めるのでヤンマーの夏季休暇明けまで待ってくださいと言うことでした。しかし、休暇明けの8月23日付けで採用ができませんと言う通知が来ました。明らかにヤンマーが私を特定するために派遣会社に履歴書の提出を求めて、そして応募した労働者が私だということを突き止めた上で、派遣会社に圧力をかけて採用しなかったということです。いまそのことを、中央労働委員会で問いただしています。なぜならば、私とヤンマーの裁判闘争の中で認められた事実として、仮に「非正規」の労働者であっても、行政指導という行為の中で「直接雇用」という雇用形態になったのであれば、雇用の継続を求めるのは仕方のないことである、労働者として安定して働きたいという権利を持っているのは当たり前のことであるということがあります。最高裁がこれを認めているわけです。であるならば、ヤンマーが黒字になって、ひとりの労働者を雇うことができないと言うことはどう考えてもおかしな話です。だからこのことを改めて中労委で問いただしているところです。職業訓練の日程と重なってどうしても中労委のほうに参加できない状況になっていますが、そのことも含めて今後もご支援よろしくお願いします。

全国寄せ場交流会 石原 皓治氏

 2014年全労交春闘総決起集会に参加された闘う労働者の皆さんに対して、時間もあまり無いので、簡潔に俺たち全国寄せ場交流会の寄せ場春闘についての取り組み、今後についての決意を明らかにしていきたいと思います。2014年春闘で賃上げが進む、こういうふうにも言われていますが、全国の寄せ場の労働者はまるっきり仕事がない、賃上げどころか収入がない、そういう厳しい状況に多くの寄せ場労働者が置かれています。例えば山谷においては、東京都が実施している失業対策のわずかばかりの仕事、これも月平均で2日から3日程度で、1日分のデズラが6000円ちょっとという仕事が年間通して24日間あるかどうかです。このようなアブレの厳しい状況に多くの寄せ場の労働者が置かれています。福岡・築港などの寄せ場では、こういった行政の失業対策による仕事すらなく、本当に野垂れ死にに追い込まれている厳しい状況に置かれています。私たちは3月31日に、日本建設業連合会に、これはゼネコンの業界団体ですが、長年にわたって現場で働いている労働者を使い捨てにして、それで利益を上げてきた、こうしたゼネコンに対してアブレを押しつけられている労働者の団結で怒りを叩きつけていきたいと思っております。そして、厚生労働省に対しても失業対策を要求しているのですが、この間、厚生労働省は雇用はあくまでも民間の責任といって、失業に追いやられている労働者に、仕事を作ることを一貫して拒否しています。そのことを追及して団体交渉をやり抜いていきたいと思います。さらに、日本経団連に対しては、「非正規雇用」労働者を拡大し、ますます労働者を使い捨てにして利益を上げること、武器輸出や原発の推進・再稼働を推進し、労働者の生活を破壊することを許さず、追及し弾劾の声をあげ包囲していきます。そういう闘いを寄せ場日雇い労働者の「反戦・仕事よこせ」の闘いの前進をかけてやり抜いていきたいと思います。当日東京・山谷において城北労働・福祉センター前に朝7時に集合し、全国から寄せ場春闘集中行動としてやり抜いていきます。最後に、全労交の前進を共にかちとっていくという決意の表明を行ない、発言を終えたいと思います。