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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

5・25 光州蜂起34ヵ年 日朝連帯集会をかちとる
(1106号5面)

 北川広和氏が講演

 5月25日、日朝連帯活動者会議は、東京都人権プラザにおいて「光州蜂起34ヵ年 日朝連帯集会」をかちとった。

 多くの仲間が会場の東京都人権プラザに結集してくる中、午後1時から集会が開始される。

 司会の同志が、韓国労働者人民が決死決起の中で担いぬいた光州蜂起を紹介し、「光州蜂起の血の敗北を総括し前進する韓国労働者人民の闘いに連帯し、本集会をとおして日朝連帯闘争の前進をかちとろう」と呼びかけ、集会が開始された。

 集会の最初は講演だ。「朝鮮半島をめぐる情勢と韓国労働者人民の闘い」と題して、北川広和氏から講演をうける。北川氏は、社会科学研究所・「日韓分析」編集長・関東学院大学の講師をつとめ、長年にわたり日韓連帯、日朝連帯の運動を担ってこられた。

 北川氏は、自らレジュメを用意し「1、朴槿恵政権の経済失策」「2、闘う韓国労働組合の現状」「3、国家情報院による不正事件が多発」「4、セウォル号沈没事故で窮地に陥る朴政権」の4点を約1時間にわたって講演された。

 「1、朴槿恵政権の経済失策」について。「大財閥、大企業のみ優遇した経済政策を実施。若年層の失業率は実質は20パーセントを超えている。65歳以上の全員に20万ウォンの年金を支給するとした選挙公約の破綻とその『修正方針』のあやふやさ」「『経済革新3ヵ年計画』によって公営企業の民営化が進められ、保健・医療・教育などが民間に売り飛ばされる。福祉政策の放棄だ。闘う労働運動を潰すためということも込められた民営化攻撃だ」。

 「2、闘う韓国労働組合の現状」として。「韓国鉄道労組の民営化阻止の闘いに対して、9人の指名手配攻撃を行なった警察は、民主労総本部に突入、暴力的弾圧・横暴さに労働者人民の怒りが沸騰。鉄道労組、現代自動車、双竜自動車などの闘いに対して資本が多額の損害賠償を請求し、個人の給料、預金さえも仮差し押さえにしている」「労働組合を作らせないことで韓国経済を牛耳ってきた『サムスン帝国』に、『サムスン電子サービス労組』が結成されストライキが闘われている。強い毒性のある半導体の洗浄液を扱っていた労働者が多数亡くなる事態に対する追及の闘いの前に、サムスンは対応せざるを得なくなっている」「これらは注目すべき事態だ」。

 「3、国家情報院による不正事件が多発」について。「国家情報院は、多くの『不正事件』を引き起こしている。2012年12月の大統領選挙で野党候補をネットで誹謗中傷。『統合進歩党』を『従北勢力』として大弾圧する(李石基議員を『内乱陰謀罪』で逮捕、『統合進歩党』の解散を請求)。国情院が主導して証拠を捏造し『スパイ事件』をデッチ上げていたことが暴露された」「労働者人民は国情院解体の闘いを展開している」。

 「4、セウォル号沈没事故で窮地に陥る朴政権」について。「『セウォル号沈没事故』は朴政権がもたらした『人災』だとし、政権の支持率は低下し、5・17には5万人の労働者人民が朴槿恵政権は責任を取れと叫び、朴槿恵政権打倒の闘いを闘った」。

 北川氏は講演の最後に、「韓国労働者人民の闘いに連帯する道は、戦争国家をめざす安倍政府打倒闘争を展開する以外にはない。ともに全力で闘いましょう」と結んだ。

基調提起と決意表明

 日朝活の同志が基調を提起する。

 はじめに「光州蜂起34ヵ年にあたって」として、1980年光州蜂起の背景と軍事独裁政権下での韓国労働者人民の闘いを紹介し、「光州蜂起の地平を総括し犒譴龍儀鵜瓩魍みしめ前進する韓国労働者人民の闘いに連帯し、階級的国際連帯闘争の前進を切り拓こう。日朝連動するプロレタリア革命へ」と提起する。

 「日・米・韓による朝鮮反革命戦争遂行態勢の構築」では、「2ヵ月近くに及ぶ米韓野外機動訓練『フォール・イーグル』が強行され、その一環として大規模な上陸演習『双竜』が行なわれた」「3月31日には、『北方限界線』付近の黄海で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)人民軍の砲撃訓練で砲弾が韓国側に落下したとして韓国軍が北朝鮮に向かって3倍もの砲撃を行なっている」「『核カード』を手に、北朝鮮スターリニスト国家と金正恩体制の存続を求める北朝鮮と、攪乱要因である北朝鮮を軍事的手段で一気に解体しようとする日・米・韓の利害が激突し、一触即発の朝鮮反革命戦争突入の危機が高まっている」「日帝は、もっとも凶暴に朝鮮反革命戦争へと突撃している」「4月24日の日米首脳会談では、『集団的自衛権の行使』容認を確認し、北朝鮮に対しては日・米・韓の連携を強化するとし、中国を牽制しつつ朝鮮反革命戦争突撃を加速させることを確認した」「朝鮮反革命戦争突入時は、日本階級闘争の文字通りの決戦期である。日本階級闘争の負の歴史を克服し、実力闘争、武装闘争の爆発で決戦を決戦として闘いぬこう」。

 「朝鮮反革命戦争突撃と労働者人民弾圧を激化させる朴槿恵政権」「朴槿恵政権打倒へと向かう韓国労働者人民の闘い」では、「『旅客船セウォル号沈没事故』の対応でいっそう支持率が低下し、地盤沈下に歯止めが掛からない朴槿恵政権が、『内乱陰謀罪』『国家保安法』を振りかざし労働者人民弾圧を強行している」「朴槿恵政権は、米韓安保の強化をとおして朝鮮反革命戦争へ突撃している」「韓国労働者人民は、朝鮮反革命戦争粉砕の革命的反戦闘争を闘い、安倍や閣僚の靖国参拝、『従軍慰安婦問題』での日帝の戦争責任の居直りを許さず、反日米帝、朴槿恵政権打倒、南北朝鮮の革命的統一へと闘いぬいている。闘う韓国労働者人民、在日朝鮮労働者人民と連帯し、日朝連動するプロレタリア革命に進撃せよ」。

 日朝活の基調提起を参加者の圧倒的拍手で確認する。

 集会の最後は、全国反戦と全学連からの決意表明だ。

 全国反戦の同志は、「日帝が光州蜂起の鎮圧に加担したことを噛みしめ、韓国労働者人民の闘いに結びつき、いかに応えていくのかが問われている」「安倍極右政府は、『集団的自衛権の行使』容認へ突き進み、本格的に朝鮮反革命戦争遂行へと突撃している。全国反戦は、6・5宮城県王城寺原演習場での在沖米海兵隊の実弾砲撃移転演習粉砕の闘いに起ち上がり、反戦、反基地闘争を闘う。戦争突撃の安倍政府と対決し、東京での6・15安保粉砕・政府打倒全国統一行動にすべての仲間が決起することを訴える」。

 全学連の同志は、「全学連は、4―5月期、新歓闘争を闘い、4・23首都圏での新歓講演会をかちとってきた。国家権力の弾圧、右翼ファシストと対決し、圧倒的学生を革命的学生運動の隊列に組織化する。〈戦時下の新たな革命的学生運動〉の創出をなしきる」「『集団的自衛権の行使』容認から、改憲―核武装へと突き進む安倍政府と対決し、学生の中に分け入り革命的反戦闘争を組織しその先頭で闘う」。

 司会の同志が、「本集会の成功を力に日朝連帯闘争の前進をかちとろう」と集約し、シュプレヒコールで集会を締めくくった。