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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

7・28 沖縄・名護新基地建設阻止!対防衛省行動が闘われる〈東京〉(1113号6面)

 7月28日午後六時半、「辺野古への基地建設を許さない実行委員会(辺野古実)」呼びかけの、対防衛省抗議行動が闘われた。沖縄現地でのボーリング調査阻止闘争と連帯するための、7月の2度目の行動として行なわれたものである。辺野古現地での状況が切迫する中での集会となり、あくまでもボーリング調査を強行しようとする安倍政府への怒りが充満するなか、通常の倍以上の、軽く100を超える在日本「本土」沖縄労働者人民をはじめとする参加者が防衛省前を埋め尽くした。

 この日も集会開始前から、数人の右翼ファシストどもが防衛省前に居座り、巨大な拡声器を使って「自衛隊ガンバレ!」などとがなりたてていたが、多数の集会参加者の気迫に押され、何ら迫力のないものとなった。集会場の周辺には、今回も多数の私服刑事が張りつき、露骨に弾圧の機会をうかがっていた。集会参加者全体が右翼ファシストどもや私服刑事と対峙するなかで、この日の対防衛省行動が開始された。

 冒頭、司会より、辺野古現地での闘いが白熱するなかで迎えたこの日の対防衛省行動の意義が改めて明らかにされる。そして参加者全体で防衛省に対するシュプレヒコールをあげる。「辺野古に基地を作るな」「高江にも基地を作るな」「沖縄とともに闘うぞ」。

 次に、結集する諸団体からの決意表明がなされる。口々に辺野古現地と結びついて闘う決意が表明され、首都圏各地でのそれぞれの取り組みが紹介される。

 沖縄からの発言として、辺野古現地での攻防の先頭で闘いぬく「沖縄平和運動センター」議長の山城博治氏からの発言を受ける。山城氏は、「ついに今日、大きな工事が辺野古海域で行なわれたようですが、カヌー隊による辺野古沖と座り込みによるゲート前、海と陸での抗議行動を闘いぬいている」「ゲート前では搬入阻止をかけて夜も昼もなく警戒している。力を貸してください」「安倍内閣は強硬な内閣です。恐るべきことを次々にやってきますが、決して屈することなく最後まで頑張りたい」。連日の抗議行動で疲労が蓄積しているはずの山城氏の、いつもより短いながらも力強いアピールに、集会参加者全体が拍手を送る。

 そして、辺野古現地からの報告がなされる。「安倍政府が『集団的自衛権行使』を閣議決定した同じ7月1日に、辺野古での工事開始が発表された。辺野古には新しいゲートができ、しかも国道を狭めて車も止められなくされ、沖縄の強い日差しの直撃を受ける犲淒地獄瓩里覆、テントも張らせないなどの妨害を受けた」「山城氏の尽力の結果、ようやくテントを設営し、50人〜60人が座り込んで抗議の声をあげている」「ゲート前の前面に民間の警備会社、その後ろに沖縄『県』警、その後ろに沖縄防衛局が陣取る状況」「ゲート前での夜間の座り込みに対し、山城氏をはじめ二人が警察に拘束(逮捕はできず)される弾圧があった。カヌー隊への弾圧、座り込みの排除も続いている」「現地闘争は緊張を強めている。24時間態勢で闘いを続けている。1人でも多く現地に行ってほしい。基地建設を止めるために何ができるかを考えなければならない」。

 集会に結集したバンドによる、「われは海の子」をもじった「辺野古の替え歌」が披露された後、防衛省への抗議文提出行動がなされる。今回は、7月19日に開催された「辺野古の海を埋め立てるな! 新基地建設を許さない集会&デモ」で採択された「立ち入り禁止区域の拡大を撤回し、ボーリング調査をやめろ」と題する「抗議文」が読み上げられた。「抗議文」は、防衛省に対して「立ち入り禁止区域の拡大を撤回しろ」「ボーリング調査をやめろ」「辺野古新基地建設を断念せよ」と要求するものであった。さらに、「練馬アクション」からも「要請文」が防衛省に提出された。

 集会の最後に、主催者の「辺野古実」より、8月もひきつづき沖縄現地と結びついた闘いをうちぬいていくことが明らかにされ、再度のシュプレヒコールでこの日の集会を締めくくった。