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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

反帝―国際連帯全国統一行動に寄せられた
連帯メッセージ
(1121号5面)

日本キリスト教改革派亘理教会牧師 林 茂雄氏

 第2次大戦で敗色が濃くなった日帝は、1943年10月21日の学徒出陣式で学生を戦争に動員していきました。その一年後には、「神風(しんぷう)特別攻撃隊」を作って無謀な「特攻作戦」で若者を犠牲にしたのです。その悲劇は、1945年の8月の日帝敗戦まで続けられました。

 「一億火の玉」として日本の労働者人民を動員し、またアジアの労働者人民を殺していったあの戦争をなぜ始めたのか、なぜ戦争をやめなかったのか、そうした当時の政治家、軍部、天皇の責任を現在も、問い続けなければなりません。そうでなければ、国に命を捧げることを美化し、同じ過ちを繰り返すことになってしまうからです。

 人命が最も軽んじられるのが「戦争の時代」です。今、安倍政府は「集団的自衛権」を行使して、まさに米軍との共同の戦争に日本を巻き込んでいこうとしています。

 また、「福島原発事故」のために苦しい生活を強いられている人々がまだ大勢います。避難生活の疲れから、命を落とす人も出ています。にもかかわらず、政府も電力会社も原発の再稼働を進めようとしています。戦争と原発を止めていくために、安倍政府を倒していきましょう。反帝―国際連帯の闘いに私も連帯し、その成功を祈ります。



部落解放運動家

 現在の安倍内閣は、歴史認識も哲理も欠如した弱肉強食の内閣です。「集団的自衛権の行使」を狙う戦争屋の内閣です。この内閣のもとで、差別と排外主義が蔓延し、失業と貧困が拡大しています。日本の民衆運動は大きな試練の時を迎えています。

 しかし、ピンチはチャンス。今こそ、これまでの運動を総点検し、身を切るように総括し(自己に厳しく他人に優しく)、最底辺の民衆の中に入り、民衆から学んで、逆流を断固はね返していきましょう。

 その時に必要なのは、「求大同、存小異」(小異を残して大同に就く)。少数意見を尊重して大同団結することです。そして革命的楽観主義。どんな困難があっても、「山より大きい獅子は出ない」(松本治一郎)のです。たとえ打ち負かされても、七転び八起きです。最後に、創造力と先見性をもったリーダーを育てることです。現在、香港では学生たちが激しいデモを行なっていますが、あのような大規模な運動を、日本でも創り出していかねばなりません。「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」。やってできないことはないのです。

 狭山差別裁判糾弾闘争は、重大な山場を迎えました。狭山事件は、部落差別に基づく冤罪事件であり、「権力犯罪」です。「権力犯罪」であるということは、権力に対する大衆的で徹底的な糾弾闘争をやらねばならないということであり、それこそが狭山完全勝利の力だということです。「石川の命、わが命」「一人は万人のために、万人は一人のために」の狭山思想と、労・農・水・「障」・学の共同闘争で、権力をとことん追いつめ、第3次再審闘争に必ず勝利しましょう。



在日朝鮮人活動家

 日本では、年間の自殺者数が2011年まで一四年連続で3万人を超え、それ以降も、毎年3万に迫る数の人々が自殺しています。過去16年間を通算すると、その数は50万人を超えるでしょう。この日本で、実に、アフガニスタン戦争やイラク戦争の戦死者数を上回る人々が、自ら命を絶っているのです。特に20代の若者の自殺は増え続けています。人が生きるに生きられない社会、まるで戦争をやっているような苛酷な社会、それが今の日本です。

 私自身、日本社会から否定され、本国からも否定されて、死のうと思ったことは一度や二度ではありません。それでも私は生きてきました。やるべきことがあったからです。それは、朝鮮半島の統一です。在日朝鮮人差別の撤廃です。社会の最底辺で理不尽な差別や圧迫に苦しんでいる人々に対して、自分たちが何をしようとしているのか、どんな日本にしたいのかを、明確に、分かるように、発信すること。それが運動の側の責任です。香港では今、大規模なデモがわき起っていますが、その主力は大学生や高校生たちです。私は韓国での4・19学生革命を思い起こします。日本でも、若い人たちに生きる希望を与え、奮い立たせるような運動を作り出すことが必要です。

 安倍政権が唱える「集団的自衛権の行使」は、朝鮮半島で、世界中で、日米共同の戦争ができる体制を作り上げようというものです。第二の朝鮮戦争を絶対に起こさせないこと、朝鮮半島の平和統一を実現すること、そのために反戦の闘いが極めて重要になっています。戦争のない日本社会、差別のない日本社会の創生に向けた、皆さんの奮闘に期待します。



元原発労働者 原発労働裁判原告 梅田隆亮氏

 私の原発労働裁判は、最大の山場である2回にわたる私自身への本人尋問を終えました。1回目は島根原発で私が経験した労働の実態を、2回目は敦賀原発における労働実態を証言しました。被告の国が、私が本当に原発で働いていたのだろうかと、意地の悪い反対尋問をしてきたことに対しても、きちんと答えることができました。

 私は、2度の本人尋問を通じて、この闘いは私1人の争いではないんだということを実感しました。私の後ろに多くの人がいることを感じました。数々の証拠をそろえ、国に対する突きつけを行ないました。1人の力は弱くても、力を合わせれば大きな力になると思います。原発をつぶすために、皆さんの力を私に貸してください。

 今度、原発事故を起こせば日本はありません。原発をつぶすか、日本をつぶすか、2つに1つです。とりわけ、原発の中で働いてあの中の空気を知った人間が反対をしなければいけないと考えています。延べ40万人以上の労働者が被曝労働を強いられていることも、「もんじゅ」に年間90億円もの無駄使いしていることもひどいことです。原発をなくして、それだけのお金を山谷や西成などの労働者のために使えば、バタバタと路上に倒れていかなくても済むのです。被曝することが分かっていながら原発で働かせているのは、国家として殺していると同じです。「国家的な犯罪」です。被曝した記録が病院に残っているにもかかわらず、もみ消すことで労災にしないという国を相手にして、残りの人生の時間をこの闘いのために使います。

 戦争も同じです。戦争で殺して勲章が出る。国家による合法的な殺人という点では、まったく同じです。「集団的自衛権」で、各地の紛争にグローバルに自衛隊を出すという、とんでもないことが言われています。人間が人間を殺すということを国がやらせる、そんなことを絶対に許してはいけません。私たちの闘いは人間を守ることです。私は、皆さんと一緒に闘います。

 次回公判は、11月12日(水)に、丸一日かけて行なわれます。国側が、私の働いた現場で行なわれていた「線量計の預け」などはありえないという建前を、放射線管理の専門家に言わせようというものです。また、私の被曝線量を8・6ミリシーベルトであると決めつけた松江労基署の判断を押し通そうというものです。そして、放射線と心筋梗塞発症との因果関係を認めないためのものです。これに対しては、一つ一つ反証をしていくつもりです。裁判への皆さんの一層のご支援をお願いします。



沖縄反戦労働者

 今、私たちは、アメリカ帝国主義とその尻馬にのって、アジア近隣諸国との戦争をあおり立てている安倍反動政権によって重大な危機に立たされている。

 安倍政権は、国内では原発の再稼働、国外に向っては「集団的自衛権行使」という人民抑圧の凶暴性をむき出しにしている。

 はじめに狙われているのは原発を押しつけられている全国の過疎地と何百年この方、差別と抑圧、戦争と貧困を強いられて来た沖縄である。

 基地の重圧に苦しむ沖縄では、負担軽減という呼び声で辺野古新基地と高江オスプレイパット建設が着々と強行されています。

 沖縄県民は、おし寄せて来る日・米政府の安保による戦争の波を食い止めるため、思想・信条を越えて団結し、体力ある者はカヌー隊を編成して海上保安庁の巡視船と対峙しながら海上ボーリング調査阻止闘争、ゲートでは老若男女、労働者、漁民、学生が座り込み民間警備員、機動隊、防衛局と対峙しながら器材搬入阻止闘争を連日闘っている。

 当面の節目は、何と言っても11月16日の県知事選挙です。沖縄県民はこれに照準を合わせて勝利し、大きな逆風をつくって安倍政権の中枢に立ち向かって行くことと併せて真剣に取り組んでいる。

 首都圏で、全国の反原発、反基地、反安保の闘いが合流する時、安倍政権は崩壊する。
 団結と連帯のもと、共にがんばろうではないか!



沖縄・首里日雇労働組合

 全国各地から反帝―国際連帯全国統一行動に結集したすべての仲間たちへ。「アベノミクス」の破綻を口先で覆い隠そうとする安倍政府。9月の内閣改造では、「ヘイト・スピーチ」を繰り広げる「在特会」などと相互浸透し合う連中が閣僚入りした。ウソとペテンで労働者人民を騙し続け、朝鮮反革命戦争とファシズムに突撃する安倍政府は一日たりとも延命させるわけにはいかない。全世界労働者人民と連帯し、安倍政府打倒の闘いを沖縄―日本「本土」を貫いて全国で巻き起こそう。

 沖縄では、名護新基地建設絶対阻止の辺野古闘争が大きくわき起こっている。辺野古現地では、3600人が結集した8・23「県民大集会」や5500人で辺野古の浜を埋め尽くした9・20辺野古現地闘争など、大衆が続々と闘いに起ち上がっている。われわれは、政府に隷従する知事・仲井真への怒り、辺野古海域での暴力的な作業を指示する安倍政府への怒りをみなぎらせて、現地実力阻止を闘いぬいている。辺野古の闘いは、沖縄の50年後、100年後を決する重大な闘いだ。これを許せば、沖縄は再び沖縄戦の惨禍を強制される。われわれは絶対に屈しない。怯まずに闘いぬく。現地攻防に勝利し、必ずや辺野古埋め立てを阻止し名護新基地建設を阻止する。全国で闘う仲間たち! 沖日労は、闘いの現場に立ち続けます。沖縄の未来をかけた辺野古闘争と連帯し、共同闘争を強化し闘いぬこう。



闘う部落民 野田和美氏

 安倍極右政府が朝鮮反革命戦争とファシズムに突撃するなか、部落解放運動総体も大きな試練の時を迎えています。

 狭山闘争は、第3次再審闘争が大詰めの局面を迎えています。次回の第20回目の「三者協議」が10月下旬に予定されていますが、東京高検が狭山弁護団の要求する物的証拠をいまだに開示せず、事実調べや証拠開示命令を行なわない東京高裁・河合がいつ「三者協議」をうちきり、再審請求棄却を狙うのか、予断を許さない状況です。狭山弁護団が新たに明らかにした新証拠では、捜査段階の録音テープの分析の結果、石川氏が警察官から遺体の状況を聞かされて、それをもとにウソの「自白」をさせられていた事実が明らかにされています。こうした新証拠をも武器に、無実の部落民=石川一雄氏の怒りの檄に応え、部落解放同盟内社民・こえ派の制動を踏みしだき、階級的共同闘争と大衆的実力闘争・武装闘争で闘いぬこう。〈差別裁判糾弾、階級裁判粉砕、国家権力糾弾・打倒〉の旗幟を鮮明に、東京高裁による第3次再審棄却を阻止し、第3次再審闘争の爆発から狭山闘争の勝利へ進撃しよう。

 極悪な差別主義・排外主義煽動が急加速しています。「ヘイト・スピーチ」などの極悪な差別煽動、虐殺煽動を凶行する、「在特会」をはじめとする極悪右翼ファシストなぞ撃滅あるのみです。新たな戦時下における、戦前水平社の敗北の総括をかけた差別糾弾闘争の復権をなしきらなければなりません。実力・武装の闘いで部落解放運動の革命的飛躍・前進を切り拓き、部落解放の牴造日瓩鬚燭阿蟯鵑擦觀莪佞任后6Δ法革命的反戦闘争を闘いぬき、安倍極右政府打倒に進撃します。