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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

3・18護衛艦「むらさめ」「いかづち」のソマリア沖派兵阻止
横須賀現地闘争に決起
(1136号5面)

横須賀現地闘争を闘いぬく

 3月18日、反戦・全学連の部隊は、海自護衛艦のソマリア沖派兵阻止の闘いに決起した。京浜急行汐入駅から海岸沿いのヴェルニー公園西端、護衛艦「むらさめ」「いかづち」が出航準備をする海自横須賀基地へ向け進撃する。神奈川県警、横須賀署の妨害をはねのけ、「むらさめ」「いかづち」を見据えた地点に布陣する。午前8時45分、反戦・全学連の部隊は、すばやく青ヘル、ゼッケンを着け横断幕を掲げる。「海自護衛艦『むらさめ』『いかづち』のソマリア沖派兵を阻止するぞ」「労働者人民虐殺の派兵を阻止するぞ」「自衛隊の海外派兵を粉砕するぞ」「横須賀基地を解体するぞ」「戦争遂行の安倍政府を打倒するぞ」とくり返しシュプレヒコールを叩きつける。われわれの闘いに恐怖する権力は、横須賀市公園管理課の職員をあらかじめ呼びつけ、「無届けの集会は禁止します」と「警告」させ、制服・私服合計数十人の部隊で弾圧の機会をうかがう。こうした闘争破壊の弾圧と対決しつつ、断固とした闘いを貫徹した。

 その後部隊は、京浜急行横須賀中央駅頭に移動し、9時30分から情宣を開始する。シュプレヒコールの後に、「海自護衛艦のソマリア沖派兵を阻止しよう」「自衛隊の海外派兵を粉砕しよう」とアジテーションを行ないビラを撒く。またしても、権力はわれわれの闘いに敵対し妨害のための「警告」を発する。こうした弾圧を一蹴し、情宣行動を断固として闘いぬいた。横須賀署の警備課長は、「ヘルメット姿は市民がビックリし、恐怖を感じる」なぞとほざく。しかし実際には、行きかう労働者人民は自分からビラを受け取りに来て、ビラの捌けはきわめてよい。自衛隊海外派兵への警戒と闘いへの共感が広まっているのだ。闘いの拡がりに「恐怖を感じる」のは権力に他ならないのだ。

 3月5日、防衛省統合幕僚監部は、東アフリカのソマリア沖で展開する海自艦隊の交代要員として、横須賀基地の護衛艦「むらさめ」「いかづち」の二隻を派兵することを発表した。「むらさめ」「いかづち」は、自衛隊員約380人を乗せて3月18日に横須賀基地を出発し、約3週間かけてソマリア沖に到着して、約3ヵ月〜4ヵ月現地で展開することになっている。

 自衛隊ソマリア沖派兵は、2009年3月に当時の麻生政府が「海上警備行動」を発令して海自護衛艦2隻を出撃させることで開始された。その後、麻生政府は、同年5月に派兵規模をさらに拡大し、P―3C哨戒機と陸自「中央即応連隊」、C130輸送機一機をジブチに送り込んだ。陸・海・空三自衛隊が統合しての、ソマリア沖での部隊展開に一挙に踏み込んできたのである。こうして、自衛隊ソマリア沖派兵が積み重ねられている。そして、今回、21回目の海自艦隊出撃に踏み込んできたのだ。

ソマリア沖への護衛艦出撃を粉砕せよ

 ソマリア沖での自衛隊の活動は、さらにエスカレートするばかりである。2014年、海自・護衛艦が304隻の護衛を行ない、P―3C哨戒機の飛行は216回、約1660時間を数えた。さらに10月16日には、欧州連合(EU)が「海賊対処」のために「共通安全保障・防衛施策」(CSDP)に基づいて編成する「アタランタ作戦部隊」と海自艦隊による初の共同訓練が、ソマリア沖アデン湾で実施された。海自からは護衛艦「たかなみ」、EUからイタリア海軍の駆逐艦一隻が参加して、艦艇の運航や通信、立ち入り検査などの訓練を行なっている。アデン湾では帝国主義らの海軍がひしめくように展開している。その結果、統計上では、ソマリア沖の「海賊による被害」は減少しているように見える。3月17日、内閣官房は2014年のソマリアでの「海賊事案発生」が11件で、2008年以降で最少となったとする報告書をまとめている。

 しかし実際には、ソマリア沖の「海賊」の活動範囲はより拡散している。「海賊」の活動範囲はインド洋北西部にまで及んでいる。外国艦隊の展開は、「海賊」にとって「抑止力」にすらなっていない。ソマリアでは米帝―帝国主義の介入によって内戦が激化し、ソマリア労働者人民の生活再建はなおざりにされており、危険を承知の上で牋齎疾藏皚瓩鯀世辰董岾ぢ院廚砲覆蹐Δ箸垢觴圓楼輿蓋紊鮴笋燭覆ぁ

 中東―アラブ諸国では、武装勢力が活発に動いている。米帝―帝国主義が「イスラム国壊滅」を掲げてイラク、シリアへの空爆を強行する中、ソマリアでも、米帝―帝国主義の「掃討作戦」が強化されているが、しかしそれでもなお、中・南部などで武装勢力が攻勢をかけ、さらにケニアへの越境攻撃も起きている。今年2月20日、首都・モガディシオ中心部のホテルに対する自爆攻撃があり、国会議員1人を含む少なくとも10人が死亡、副首相ら閣僚2人が軽傷を負った。アルカイダ系イスラム原理主義勢力・「アル・シャバーブ」が声明を発表した。こうした攻勢に対する米軍は、武装勢力壊滅を狙い、無人機を使った爆撃―虐殺を続けている。米国防総省は3月18日、ソマリア南西部での無人機攻撃での「アル・シャバーブ」幹部・ガラルの殺害を発表した。ガラルは、隣国ケニアの首都・ナイロビで2013年に発生した大型ショッピングモール襲撃事件に関与したとされる。

 今年に入り、安倍政府はジブチを「国連平和維持活動(PKO)や災害派遣などで長期にわたって活用する」検討に入り、防衛相・中谷がジブチ外相・フファネと会談して了解をとりつけるなどの根回しに入っている。ジブチを海外派兵の拠点としてさらに強化する姿勢をあけすけにしているのだ。そして、安倍政府は今通常国会で、自衛隊の恒久的な海外派兵強行のための新法を制定しようとしている。

戦争遂行の安倍極右政府打倒へ

 ソマリア沖における「海賊問題」は、米帝―帝国主義のソマリアへの介入と野放図な収奪が生み出したものである。いわば米帝―帝国主義は、ソマリア労働者人民を「海賊」へと追いやっているのだ。そんな連中に「海賊対策」を語る資格はない。こんな米帝―帝国主義の汚いやり口を跳ね返す闘いを、全世界労働者人民がプロレタリア国際連帯の下でやりぬいていかなければならない。

 ソマリア沖への、護衛艦「むらさめ」「いかづち」の横須賀からの出撃を弾劾し、ソマリア沖からの自衛隊の即時撤退をかちとろう。

 安倍極右政府は、一挙に戦時体制形成にひた走り、朝鮮反革命戦争に踏み込もうとしている。イスラム原理主義武装勢力・「イスラム国」の「脅威」を煽りたて、中東反革命戦争をさらに強化しようとする悪辣な策略をめぐらせている。2014年7月1日の「『集団的自衛権』行使容認」に実効性を持たせるための関連法案を今通常国会で成立させようとしており、「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」の改定に突き進んでいる。沖縄では、沖縄労働者人民の怒りの闘いを圧殺し、何としても名護新基地建設を強行しようとしており、原発再稼働で核武装へと突き進んでいるのである。

 自衛隊の強化が進行するなかで、自衛隊内の「荒廃・腐敗」もまた激しく進んでいる。上官によるいじめ、しごき、セクハラ、パワハラが蔓延しており、隊員の自殺は増加の一途をたどっている。自衛隊海外派兵が強化され、訓練などの激務、戦闘状態下での緊張が強いられるなかで、「規律の乱れ」が鮮明となり、「荒廃・腐敗」が蔓延している。帝国主義軍隊において「荒廃・腐敗」は必然なのである。戦争情勢の到来が、自衛隊内にさらなる動揺をもたらすのは必至である。帝軍解体・基地解体・兵士獲得の絶好の機会の到来でもある。反軍・反基地の闘いを強化していかねばならない。

 帝国主義支配に抗する全世界労働者人民の実力決起が爆発している。パレスチナをはじめとする中東―アラブ諸国で、実力・武装決起が爆発を続けている。中東労働者人民の怒りの矛先は、ソマリア沖派兵を継続し、中東反革命支配に参画する日帝にも向けられていることを、肝に銘じなければならない。中東反革命戦争への参画強化を粉砕し、朝鮮反革命戦争突撃を粉砕しよう。

 闘う全世界労働者人民と連帯し、日帝足下からの実力決起を爆発させよう。全世界労働者人民の反帝武装闘争に連帯・呼応し、自衛隊ソマリア沖派兵を粉砕し、自衛隊の海外派兵を粉砕しよう。横須賀の朝鮮反革命戦争の出撃拠点としての打ち固めを断じて許さず、横須賀基地解体に向け闘おう。戦争遂行の安倍極右政府を打倒しよう。