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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

安保粉砕・政府打倒全国統一行動によせられた連帯メッセージ (1148号7面)

日本キリスト教改革派亘理教会牧師 林 茂雄氏

 福島地方は、地震・津波で4年3ヵ月がたった今も、復旧は遅れたままです。

 とくに、福島第一原発から30キロ圏内では、今でも自宅にまったく戻れない状態なのですが、政府は、「居住制限区域」と「避難指示解除準備区域」について「除染が進んでいる」として、避難指示の早急な解除をうちだし、しきりに帰還を促しています。

 原発の爆発によって散った放射性物質は、雨で地上に降り注ぎ、阿武隈川を通じて太平洋に流出しています。居住地域をいくら「除染」したところで、周囲の森林も放射性物質に汚染されています。皮膚ガンや内部被曝によって労働者人民の命と生活が絶えず危険にさらされるのは、何ら変わらないのです。

 福島の「事故」によって「原発の安全神話」は完全に崩壊しましたが、それに変わって政府・電力業界は「放射能はただちに影響しない」などと「安心神話」を振りまいています。これによって、福島の労働者人民が抱く怒りと不安を封じ込めて「沈黙」を強制しています。そして、政府は、停止中の原発を一刻も早く再稼動させよう、また大間原発のように新設の工事を強行しようとしています。絶対に許せません。すべての原発を廃止させていこうではありませんか。

 6月4日から、沖縄の米海兵隊による155ミリ榴弾砲を使った移転演習が宮城県・王城寺原演習場で開始されました。この演習は人を殺していくための戦争の訓練です。私は、「有事法制に反対する宮城県実行委」の呼びかけ人として6月5日に、演習阻止の現地デモをやりぬきました。

 今、安倍政府は、「集団的自衛権」を行使して、世界最大の軍隊である米軍との共同の戦争に日本を巻き込んでいこうとしています。日本が海からの獣、アメリカが大陸からの獣として、聖書ヨハネの黙示録に出てくる獣として、イスラエル・中東戦争(ハルマゲドン・終末戦争)に向かうことが明白になってきました。人類の未来を破滅へと導くこのような戦争を認めるわけにはいきません。また、安倍は、戦争と植民地支配の歴史を開き直り、歴史の改ざんを狙っています。天皇中心の戦前の国家へと逆転させようとしています。天皇制の強化を許さず、象徴天皇制の廃絶をかちとっていきましょう。共に闘っていきましょう。

 6・12〜14安保粉砕・政府打倒全国統一行動の大成功を祈ります。


部落解放運動家

 安倍政権は、歴史認識も哲理も欠如した、好戦的で大独占優遇の弱肉強食政権です。この安倍政権のもとで、日本は大変な時代を迎えつつあります。この時代を変え、歴史を動かす力は、言うまでもなく労働者大衆です。インテリ主導の生硬な説教ではなしに、最下層、最底辺で虐げられている大衆の中にわが身を置き、実践を通して大衆の意識を変革し、「解放の志操」を燃え立たせる。そういう活動家が、今ほど求められている時はありません。

 必要なことは「実事求是」。現象を見て分かったつもりになるのではなく、現象の分析、事実の実証に基づいて、物事の真理を探求する姿勢です。とりわけ、「反社会性をも社会性と見る」ことが大切です。最初から、アル中で生まれてくる赤ん坊はいません。刺青を入れて生まれてくる赤ん坊もいません。すべては、社会生活上の産物なのです。

 そして、「求大同存小異」。「小異を捨てて大同に就く」とよく言われますが、そうではありません。「小異を存(のこ)して大同に求(つ)く」のです。少数意見を尊重し、互いの違いを認め合い、大同団結しなければ、大事を成すことはできません。

 活動家の人生は自己との闘いです。自己責任を明確にすることが必要です(自己に厳しく他人に優しく)。こうした姿勢で大衆から真摯に学び、大衆のなかで真剣に活動することで、はじめて大衆の心をつかみ奮い立たせることができるのです。

 狭山差別裁判糾弾闘争は、「石川の命、わが命」、「一人は万人のために、万人は一人のために」の狭山思想と、労・農・水・「障」・学の共同闘争で、部落差別に基づく冤罪事件、「権力犯罪」と闘い、権力を徹底的に追いつめてきました。「人間性の原理に覚醒し、人類最高の完成に向かって突進する」という水平社宣言の精神を学び、実践する場として、多くの大衆を変革し、活動家を育ててきました。

 このような闘いを、今また創り上げていく必要があります。ピンチはチャンス。これまでの運動を総点検し、身を切るように総括し、逆流を断固はね返していきましょう。狭山第三次再審闘争に必ず勝利しましょう。

 最後に川柳を二つ。

 軽口が亡国論なり安倍首相
 敵を知り 己を知るは 勝利道


在日朝鮮人活動家

 韓日条約の締結から今年で50年を迎えます。「国交正常化をもたらした」とされる韓日条約ですが、その大きな問題点は2つ。1つは、南北朝鮮の分断を決定的なものにしたこと。もう1つは、植民地支配の清算をしないまま、したがって強制連行された在日朝鮮人を含む膨大なその被害者たちへの謝罪も賠償もないまま、代わりに朴正煕独裁政権への有償2億ドル、無償3億ドルの「経済協力」でごまかしたこと。その背後には、アジアにおける反共国家の結束を強め、北朝鮮や中国を包囲しようという、米国の意向が強く働いていました。

 そのため、締結に先立つ韓日会談の過程で、「従軍慰安婦」問題も、在日朝鮮人の無年金問題も、議題に乗せられることはありませんでした。そうやって置き去りにし、50年間にもわたって未解決のまま放置してきた問題が、今なお多くの当事者たちを苦しめ続けているのです。在日朝鮮人の分断と差別・抑圧の状況をもたらし、「在特会」などによるヘイト・スピーチの蔓延をもたらしているのです。

 今こそ、韓日条約の全面的な検証と、根本的な見直しが必要です。その声を日本の民衆の中から強めていかない限り、韓・日の民衆レベルの真の友好関係を築くことは、決してできません。

 私の願いは朝鮮半島の平和的統一です。それを阻んでいるのが韓・日現両政権と米国です。安倍政権にいたっては、「集団的自衛権行使関連法」案まで用意して、いっそう露骨に、分断状況の「戦争による解決」を図る米国と行動を共にしようとしています。先日、この法案について、国会の場で憲法学者の3人が3人とも、「憲法違反だ」と明言しました。そのうちの1人は自民党自身が招いた学者です。ようやく公の場で、当たり前のことが当たり前に主張されるようになりました。これからは、主権者である日本の民衆の出番です。日本の民衆の力が本当に試される時です。

 戦争も差別もない日本社会にするための、皆さんの奮闘を期待します。


原発労働者 原発労働裁判原告 梅田隆亮氏

 今、「安保法制関連法」案が国会で審議されていますが、安倍総理大臣をはじめ、今の議員たちは、戦争経験がないから緊迫感が何もありません。戦争中の苦しみも、戦後の苦しみも知らない人たちが議員になっているのです。そういう人たちが戦争をどう理解しているのか、まったく不明です。

 われわれの世代は、爆弾がバラバラと落ちてきたのを知っています。しかも、戦争をやったら芝居の幕を引くように「お終い」にできるわけではありません。人命も奪われるし、食べ物がない、住む所も働く所もない等々の苦しみが続きます。戦争の苦しみというのは、戦場だけにあるのではないのです。戦場の外にも、戦後にも、苦しみがあるのです。戦争をやろうと思ったらいつでもやれるという法律が、「安保法制関連法」です。こんなものを作らせてはいけません。

 川崎の簡易宿泊所の火災で、避難した80歳代の方が語っていた言葉が印象に残りました。この人達は、戦後の復興に貢献し、さらに原発の現場を転々として働いてきたのですが、年金と生活保護で簡易宿泊所を「終の棲家」と定め、そこで生活していたら、このように焼け出されてしまったのです。この方と一緒に原発などで働いてきた同僚たちが、この火事で焼け死んでしまったのです。こういう下積みの労働者たちが、焼け野原の中から日本の土台を作ってきたというのに、工事現場や原発の現場でこき使われ、今回のような無残な最期を迎えなければならないということに、強い憤りを感じます。

 膨大な労働者たちの屍の上に、今の日本が立ち上がっているのです。亡くなっていった人達の無念を少しでも晴らしたいと思います。私の原発労働での被曝を、「無知だった」のひと言で終わらせたくありません。何としても、一矢を報いたいと思っています。私の裁判は、無事に本人尋問を終え、さらに原発労働の実態についての証言もかちとれました。原発における放射線管理の仕事をされ、被曝により癌などの重い病気に罹っているにもかかわらず、労災認定がされないMさんの「私は何もかも失くしました」という訴えは、私と同じだと思いました。これは、すべての原発労働者の声です。次回の公判は9月になりますが、体内被曝研究の専門の大学の先生が証言をしてくれます。傍聴をはじめとした裁判へのご支援を、よろしくお願いします。

 どんなに小さな火であろうとも、戦争反対の火が灯っているかぎり、そこから光は広がっていきます。戦争反対の声をあげ続けなければなりません。皆さんの闘いがなくなるようなことがあれば、「日本沈没」しかありません。今度、原発事故が起きても、戦争をやっても、日本は沈没なのです。原発と戦争をなくすことが、恒久平和の日本再生の道です。一緒にがんばりましょう。


沖縄・反戦労働者

 辺野古新基地建設阻止闘争の現場から連帯のメッセージを送ります。

 安倍自公反動内閣は、「集団的自衛権」行使を容易にするため、辺野古新基地建設をはじめ、原発の再稼働、派遣労働の恒常化、増税・低賃金による貧困化をおし進め、もって戦争への動員を図ろうとしている。

 今国会の最大の焦点となっている牋楕欖慙∨´瓩蓮△修料躬転紊欧乏阿覆蕕覆ぁ

 私たちはこの安倍反動内閣と真正面から対決し、粉砕し、打倒しなければならない。

 20年にも及ばんとする辺野古の闘いは、関東・関西を拠点に広がり、沖縄労働者人民に大きな歓びとなって還って来ている。有難い連帯、継続は力なり、勝利の日まで共にがんばろう。


沖縄・首里日雇労働組合

 安保粉砕・政府打倒闘争に結集した仲間たち。沖日労は大きく2つの課題を共有したい。1つは「安保法制関連法」成立を絶対阻止する闘いです。こんなものを許せば、戦争が狎亀銑瓩箸靴童譴蕕譴觧代が必ず到来します。爐国のために瓩伴らすすんで戦争協力する青年たちを大量に生み出すことは必至です。これは何としても止めなければなりません。戦争法案阻止の闘いは、今を生きるわれわれに課せられた最重要の責務です。

 もう一つは、名護新基地建設絶対阻止の闘いです。辺野古の現場における国家権力の暴力は凄まじく、海の闘いでは「死人が出てもおかしくない」という叫びまであがっています。だが、われわれは決して退きません。沖縄の未来がかかった闘いに妥協はありえません。今夏以降、辺野古の闘いは最大の山場を迎えるでしょう。われわれ沖日労は、全国統一行動に決起し、6・14名護市内デモを全力で闘います。基地機能に打撃を強制する実力闘争を核心にすえて、埋め立て着工を阻止する決意です。

 安倍政府打倒の大きなうねりをつくりだし、生き生きとした政治を労働者階級の手に取り戻そう。ともに闘おう。


闘う部落民 野田和美氏

 安倍極右政府が朝鮮反革命戦争とファシズムに突撃するなか、部落解放運動総体も大きな試練の時を迎えています。

 狭山闘争は、第3次再審闘争が大詰めの局面を迎えています。5月21日の狭山中央闘争で、無実の部落民=石川一雄氏が「『見えない手錠』をなくすために、持てる力を発揮してほしい。私は全国を回り続ける。大きな風を吹かせてほしい」と熱い檄を飛ばしています。その後、5月28日に第23回目の「三者協議」が開かれ、東京高検は「手拭い」に関しての捜査報告書2点を開示しており、開示された証拠は180点となりました。次回は、7月下旬に予定されているが、予断を許さない状況です。狭山弁護団の要求する物的証拠をいまだに開示しない東京高検、事実調べや証拠開示命令を行なわない東京高裁・河合を、実力・武装の闘いで追いつめよう。部落解放同盟内社民・こえ派の制動を踏みしだき、階級的共同闘争と大衆的実力闘争・武装闘争で闘いぬこう。〈差別裁判糾弾、階級裁判粉砕、国家権力糾弾・打倒〉の旗幟を鮮明に、第3次再審闘争の爆発から、狭山闘争の勝利へ進撃しよう。

 極悪な差別主義・排外主義煽動が急加速しています。「ヘイト・スピーチ」などの極悪な差別煽動、虐殺煽動を凶行する「在特会」をはじめとする極悪反共ファシストなぞ、撃滅あるのみです。新たな戦時下において、戦前水平社の敗北の総括をかけた差別糾弾闘争の復権をなしきらなければなりません。実力・武装の闘いで部落解放運動の革命的飛躍・前進を切り拓き、部落解放の牴造日瓩鬚燭阿蟯鵑擦觀莪佞任后6Δ乏很薪反戦闘争を闘いぬき、反革命国会を粉砕し、安倍極右政府打倒に進撃します。



安保粉砕・政府打倒全国統一行動によせられた
革命軍からのアピール

 6・15 安保粉砕・政府打倒全国統一行動に結集した同志・友人の皆さんに革命軍より共に闘う連帯のアピールを送ります。

 4月28日、わが革命軍は、米軍と自衛隊の一体的運用の中心的司令部拠点である「キャンプ座間」に対して怒りの革命的迫撃弾攻撃を敢行し、反革命基地機能に大打撃を強制した。日米安保の拡大・強化を基軸とする反革命戦争遂行体制構築に対して痛打を浴びせる戦果をかちとった。本戦闘の意義は、日米首脳会談当日の白熱的攻防環に決起し、画策される日・米帝の軍事的統合運用の司令中枢に照準を合わせ、パルチザン的ゲリラ的戦闘を敢行し、「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」再改定―日米安保の強化に敢然と起ち向かったことである。

 日・米帝の地球的規模での緊密な軍事的協力を可能にする「ガイドライン」再改定は、日米安保条約の根底的改変を日・米両軍の統合運用の現場で実践的に推し進めるものである。その上で、日帝・安倍は、日米首脳会談で、夏までに「戦争法」を制定し、早急に「戦争ができる国」としての大転換を成し遂げ、米帝と共に地球規模で国際反革命戦争に本格参戦する事を宣言しているのである。日米安保条約の根底的改変を、「不動の同盟」「希望の同盟」と豪語する「戦後70年の猯鮖謀大転換瓠廚鮴簑亠してはならない。日帝足下革命運動の猊蕕領鮖豊瓩虜底的突破を懸けた闘いとして、プロレタリア国際主義の真価を発揮して闘いぬかねばならない。

 わが革命軍は、安倍極右政府打倒に向け、4・28砲撃戦闘の革命的地平を打ち固め、更に強靭なゲリラ戦の戦取で本格的権力闘争の飛躍を闘いとる決意である。

 「武装蜂起反対」を掲げた反革命革マルによる6・24同志石井虐殺から40ヵ年を迎える。空疎な「反ファシズム統一戦線」を念仏のように唱え、「イスラム国」による日本人人質・殺害に、自らの愛国主義的本性の吐露として悲鳴をあげる黒田革マルを、JR合理化の先兵としての生き残りを策すJR総連・松崎革マルもろとも、報復40ヵ年決戦の猛攻で解体・絶滅する。

 安倍極右政府の改憲への突撃に力を得た反共・右翼勢力の跳梁を許さず、ファシズム大衆運動としての憲法改悪「国民運動」を粉砕する。「ヘイト・スピーチ」=差別虐殺煽動を許さず、右翼民族主義の「一水会」、差別主義・排外主義の「在特会」を初めとした反共ファシストを撃滅する。

 解放派からの1999年脱落直後に反革命武装襲撃に踏み込んだものの敗走に敗走を重ね、今や、部落差別、「障害者」差別、女性差別の頻発はもとより、スパイ問題のもて遊びなど、組織内での「撹乱―敵対」におびえる腐れきった「社会党」(旧ハザマ私兵グループ)残存テロリストどもに、最後の断を下す。

 結集した同志・友人の皆さん!

 〈反革命戦争とファシズムの危機を蜂起・革命戦争に転化しプロレタリア・ソビエト権力を樹立せよ〉の決戦戦略の下、「戦後70年の猯鮖謀大転換瓠廚鯒砕し、共産主義世界革命勝利へ向けた歴史的飛躍を共にかちとろう!