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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

9・11、16-19「安保法制関連法」案粉砕の最終決戦に決起
(1159号3面)

戦後70年の歴史的転換点に連続決起

 反戦青年委員会と全学連は、安倍極右政府の「安保法制関連法」案粉砕の最終決戦を、9月11日の対国会実力進撃デモ、16日から19日までの参院前を制圧した採決阻止闘争として連続決起で闘いぬいた。

 「安保法制関連法」案は、日帝が野放図に「海外で戦争ができる国」として戦時国家体制を形成するための法律だ。安倍や閣僚たちは、労働者人民をペテンにかけるために「戦争法案だとか徴兵制復活だとか、まったくありもしないことだ。日本の自衛のための法律だ」という国会答弁を繰り返した。だが、この「安保法制関連法」案は、安倍が昨年7月に「集団的自衛権の行使」を「合憲」として閣議決定したことをうけて国会に上程したものだ。「集団的自衛権の行使」とは、「他国のために一緒に戦争する」こと以外の何ものでもない。それを可能にする「安保法制関連法」案は、紛れもない「戦争法」案だ。この法律が制定されれば、もう明日には戦争になっても、何の不思議もない法律だ。

 この「安保法制関連法」案を粉砕する闘いは、戦後70年の日本階級闘争の歴史と地平をかけた闘いだ。日帝は、1951年に米帝とのあいだで「サンフランシスコ講和条約」とともに「日米安保条約」を締結した。この「日米安保条約」は日・米の反革命階級同盟の結成にほかならない。戦後第1の革命期、東欧で「社会主義国」の建国が相次ぎ、1949年には中国の「社会主義国」としての建国があり、1950年には朝鮮労働者人民の革命闘争が爆発した。ロシア革命以来の世界革命の波が全世界に拡大することを恐れた「唯一の戦勝国」である米帝は、日帝をアジアの「反共の防波堤」として位置づけ、「日米安保条約」=反革命階級同盟を結成したのである。この「日米安保条約」の締結以来、日帝は、狎鐐菠棄瓩鳬陲辰新法第9条の狎約瓩硫爾如崟貅號姫辧廚魴て前としながらも、1950年の第1次朝鮮反革命戦争への出撃・兵站基地として役割を果たし、ベトナム反革命戦争でも出撃・兵站機能を担った。「日本が一貫して平和国家だった」なぞというのは、世界の階級闘争とは別の世界で生きている小ブルの寝言に過ぎない。日帝は、一貫して世界の革命運動を鎮圧する反革命戦争に加担してきたのだ。さらに、1992年のカンボジア「国連平和維持活動」(PKO)派兵以来、日帝は、「平和維持活動」「テロ対策」と称して日帝軍=自衛隊の海外出兵を繰り返してきた。そして、ブルジョアの支配に終わりを告げる世界大恐慌爆発情勢の深化のなかで、「戦争屋」・安倍が登場し、戦争とファシズムに活路を求め、日帝軍=自衛隊が世界の労働者人民の反帝武装決起を鎮圧する制約なき軍事行動を遂行することで「敗戦帝国主義の汚辱」から脱することを狙い、「安保法制関連法」制定攻撃という凶暴な攻撃に打って出たのだ。

 解放派は、60年安保闘争の敗北の総括を踏まえ、その突破を賭けて日本階級闘争に登場し、闘いを開始した。労働者階級が「憲法擁護」、「平和と民主主義擁護」を叫ぶ社共―小ブルジョアの「合唱隊」に落としこめられることなく、その階級的独立を成し切り、国民主義、議会主義を突破して、実力・武装の闘いで、政府打倒・国家権力解体に突き進むこと。これこそが、「壮大なゼロ」に終わった60年安保闘争の総括だ。安倍の「安保法制関連法」制定攻撃は、「専守防衛」の建て前さえ投げ捨て、憲法第9条が謳う狎鐐菠棄瓩魏鮗甓憲で反古にし、日帝軍=自衛隊を「世界で戦争ができる軍隊」にするという、歴史を画する攻撃だ。反戦青年委員会と全学連は、この攻撃を「戦後第1の革命期」以来の日本階級闘争の一切の歴史と地平を曖昧にすることなく、「安倍極右政府打倒」「日帝国家権力解体」「プロレタリア・ソビエト権力樹立」「労働者政府樹立」を鮮明にした反革命翼賛国会粉砕の闘いとして爆発させるべく連続決起した。

9・11反革命翼賛国会粉砕の対国会実力進撃デモに決起

 9月に入り、審議が参院に移った「安保法制関連法」案の成立ををめぐって、安倍と自民党は審議内容とは関係なしに、衆院で「60日ルール」を使うか、参院で採決を強行するかをめぐって鳩首会談を繰り返した。この連中にとって国会審議なぞ「アリバイ作り」と「時間稼ぎ」でしかない。参院での審議でも安倍や閣僚たちはデタラメな答弁を繰り返した。安倍が「集団的自衛権の行使」が可能な「存立危機事態」の数少ない事例として騒ぎまくった「ホルムズ海峡の機雷封鎖」については、いつのまにか「現実問題としては想定はしていない」なぞと言って引っ込め、わざわざパネルまで用意して「海外での紛争から逃げる日本人母子」が乗った「米艦防護」の必要性を説いていたが、これも防衛相・中谷が「邦人が米艦に乗っているかどうかはまったく関係ない」と「修正」するなどご都合主義の答弁を繰り返した。結局、この連中の本音は、「『存立危機事態』の認定基準なぞどうでもいい。法律さえ成立させてしまえば、『政府の総合的な判断』でどうにでも運用する」ということなのだ。安倍や閣僚たちにとって、ウソとペテンの答弁の繰り返しであっても、それで審議時間がカウントされればいいのだ。ただ一つの関心事は、全国から反革命翼賛国会に殺到する労働者人民の怒りをかわし、いかに採決を強行するかだけだ。だが、労働者人民は「安保法制関連法」案は「戦争法」案であり、そして「海外で戦争ができる国」作りという安倍の魂胆を完全に見抜いている。そのようななかでやれるのは、「日本を元気にする会」、「次世代の党」、「新党改革」の3党との間で原案に一切手をつけさせず、何ら支障にならない「修正協議」をやり、「付帯決議」で「手打ち」をし、「自・公と野党三党の合意」を演出し、採決に持ち込むことだけだ。

 「60日ルール」の適用が可能となる9月14日を前にして、安倍は、拡大し続ける労働者人民の「戦争法」阻止の決起に対して「いつまでも国会デモに翻弄されたくない」と本音を漏らし、9月11日までに参院で採決を強行する方針を打ち出した。安倍は、国会を包囲する労働者人民の闘いが日に日に拡大し、「野党ガンバレ」なぞという議会主義、国民主義を超えて「反革命翼賛国会粉砕」の実力闘争として爆発することを心底恐れ、1日も早い採決強行を願望したのだ。これに対して、反戦青年委員会と全学連は、「安保法制関連法」案粉砕の最終決戦を大爆発させるべく、9・11対国会実力進撃デモに起ち上がった。

 9・11対国会実力進撃デモの出発地点である三河台公園には、青ヘルメットの大部隊が結集した。

 全学連の同志が司会に立ち、全員がシュプレヒコールをあげる。「『安保法制関連法』案を粉砕するぞ!」「『戦争法』案を粉砕するぞ!」「反革命翼賛国会を粉砕して闘うぞ!」「安倍極右政府を打倒するぞ!」。

 全国反戦の同志が基調提起に立つ。「『安保法制関連法』が成立すれば、自衛隊の野放図な海外派兵と海外での武力行使が可能になり、政府の判断ひとつで、自衛隊が米軍をはじめとした『多国籍軍』に入り、世界各地で武力行使をすることが可能になる」「安倍政府は、圧倒的な数の力を背景に『安保法制関連法』成立を狙っており、『憲法違反』だろうが『非核3原則』に反すると言われようが関係ないということだ」「安倍は、『安保法制関連法』成立の次は『国防軍創設』と『天皇元首化』を主軸とした改憲を狙っている」「今こそ、安倍極右政府の戦後憲法体制を破壊し一気に戦時体制へと転換させようという凶暴な攻撃を、粉砕する闘いに総決起しなければならない」「党利党略だけの翼賛野党に期待するものは何もない。労働者人民の実力・武装の闘いを爆発させることが勝利の鍵だ」「対国会実力進撃デモを闘い、『安保法制関連法』案粉砕の最終決戦の爆発をかちとろう」。集会場に轟きわたる基調提起は、圧倒的な「異議なし!」の声と拍手で確認された。

 続いて、結集した団体からの決意表明だ。福岡・築港日雇労働組合の仲間は、「『安保法制関連法』案を労働者の実力決起で粉砕しなければならない」「安倍は、なりふり構わず『安保法制関連法』成立に突進しているが、それは安倍の強さではない。労働者人民の実力決起で安倍政府打倒が可能だということを確認しよう」「何も失うものがない寄せ場・日雇い労働者の渾身の決起で安倍政府打倒・国家権力解体の闘いを闘いぬく決意だ」「川内原発再稼働阻止の連続的な現地実力闘争につづき、国会に進撃する闘いに決起する」。「反戦・反失業を闘う釜ヶ崎労働者の会」の仲間は、「『1人の野垂れ死にも許さない』『黙って野垂れ死ぬな』『やられたらやり返せ』と闘ってきた寄せ場労働運動の真価が『安保法制関連法』案粉砕の決戦のなかで問われている」「1年間に3万人もの労働者人民を『自殺』に追い込んでいるこのブルジョア社会が、『安保法制関連法』で世界の労働者人民の虐殺に手を染めようとすることを許してはならない」「『戦争反対! 仕事を出せ!』の闘いは、正義の闘いだ。団結して安倍の本格的戦争突撃を粉砕しよう」「安倍極右政府打倒・日帝国家権力解体の闘いとして、本日の反革命翼賛国会粉砕の闘いの最先頭で闘う」。東京・山谷日雇労働組合の仲間は、「安倍の『集団的自衛権行使』の閣議決定と『安保法制関連法』制定攻撃は、『日本の戦後70年』の歴史をひっくり返す攻撃だ」「この攻撃を粉砕する闘いは、文字通り歴史的な闘いなんだということを肝に銘じて闘おう」「60年安保闘争では巨万の労働者人民が国会を包囲し、全学連の若き戦士が命を賭けて国会突入を闘った」「われわれは、60年安保闘争の地平と総括を1ミリも曖昧にせず闘いぬかねばならない」「『ヘルメットもゲバ棒も要らない』などと言う連中が衆院での採決強行後に抗議を目的にして『何人集まった』ということだけを自慢している。それは、はじめから敗北が前提となった『運動』だ」「7月16日に衆院で『安保法制関連法』案の採決が強行された時に、衆院前で闘ったのは、今ここにいる青ヘルメットを先頭とする勢力だけだった」「『野党ガンバレ』などと議員に期待する運動は、敗北を準備するものだと言わねばならない」「われわれの闘いの方針は、『反革命翼賛国会粉砕』だ。本日の対国会実力進撃デモを全力で闘いぬく」と決意を表明した。

 結集した部隊は、3団体の決意表明を圧倒的な拍手で確認し、国会に向けた実力進撃を開始する。「『安保法制関連法』案粉砕!」と大書した横断幕を先頭にし、団体旗を林立させ、青ヘルメットとゼッケンで身を固めた大部隊の進撃は、沿道の労働者人民の圧倒的な注目を浴びる。沿道から拍手を送ってくる労働者もいる。国会を見通すデモコースに入ると、部隊の熱気は一気に高まる。「『安保法制関連法』案粉砕!」「反革命翼賛国会粉砕!」「安倍極右政府を打倒するぞ!」というシュプレヒコールの声が一段と大きくなる。「安保法制関連法」案粉砕闘争の唯一の実力部隊に対して、警視庁公安・機動隊が弾圧の機会を窺うが、「反革命翼賛国会粉砕!」で意志一致した強固な部隊の進撃に対しては何一つ手出しはできない。デモの終点である日比谷公園霞門に到着した部隊は、翌週からの参院での委員会採決―本会議採決を絶対阻止するという決意を固め、参院で「修正採決」した「労働者派遣法」改悪案の衆院本会議での「修正採決」を阻止するために衆院前に移動した。

豪雨を衝き、9・16、9・17、9・18、9・19の参院前攻防を闘いぬく

 9月15日、9月11日までの採決強行を断念した安倍は、9月16日の横浜での地方公聴会の直後に締めくくり総括質疑を開催することを特別委員会委員長・鴻池の職権で決定した。「60日ルール」を使った衆院での強行採決をすれば、あまりにも国会軽視が露骨であり、労働者人民の怒りの炎に油をさすことになり、さらに、すでに懐に抱き込んだ3党との「談合」も破綻しかねない、民主、共産の参院での「抵抗」も高が知れていると判断し、あくまでも「自・公と野党3党との合意による採決」と描こうという魂胆だ。

 この報を受け、反戦青年委員会と全学連は、16日午後4時過ぎ、「国会議事堂前」駅に青ヘルメット、青ゼッケンで登場した。闘う部隊が参院に向けた進撃を開始すると、機動隊が何重もの阻止線を張り、「ヘルメットを取れ」「お前ら以外に誰もヘルメットを着けていない」と行く手を阻んでくる。実力闘争を放棄した連中はいくらでも容認するが、「反革命翼賛国会粉砕」を掲げる部隊には反革命弾圧で対処するということだ。部隊は、この不当な規制を徹底して弾劾した。その後、部隊は、豪雨を衝いて参院前に登場する。9・11対国会進撃デモの先頭で翻った「『安保法制関連法』成立阻止」と大書した横断幕を先頭にして参院を目前にする位置に布陣した。ただちに、「『安保法制関連法」案粉砕!」「特別委員会での採決強行を阻止するぞ!」「反革命翼賛国会粉砕!」とシュプレヒコールをあげる。「野党ガンバレ」「平和国家を守ろう」なぞという度し難い議会主義、国民主義のコールを繰り返し、「ヘルメット、ゲバ棒は要らない」「警察とも仲良くやる」なぞと平然と言い放ち、「専守防衛の自衛隊と民主警察」を賛美するカンパニアだけが目的の勢力に嫌気がさした労働者人民が国会正門前から攻防の焦点である参院前に移動し、実力闘争を基調とする部隊の登場に注目し、ビラを求めに来る。

 特別委員会の開会予定時間である午後6時を過ぎても、安倍は、委員会を開会することができない。当初、予定していなかった地方公聴会を翼賛野党への「言い訳」作りのために急遽開催したにもかかわらず、採決には至らない。これに業を煮やした安倍が、午後8時40分過ぎに、防衛相・中谷、外相・岸田を引き連れて委員会室に入室したとの一報が入る。部隊は、ただちに、「委員会採決を阻止するぞ!」と怒りのシュプレヒコールを参院に叩きつける。闘う部隊の気迫と労働者人民の怒りに包囲され、日をまたいだ午前3時過ぎ、安倍は、委員会採決を断念し、翌9月17日に特別委員会を再開することを余儀なくされた。

 9月17日、闘う部隊は、午前8時半過ぎに再度参院前に布陣した。午前8時50分、特別委員会委員長・鴻池は、理事会の場を突如、委員会室に変更し、9時半過ぎ、理事会を開くことなく、委員長職権で特別委員会の開会と「法」案質疑の終結を宣言した。午後1時から特別委員会は開会した。「法」案質疑の終結宣言のうえでの開会は、「安保法制関連法」案の採決強行のみを目的としたものだ。闘う部隊は、「採決強行を阻止するぞ!」とシュプレヒコールを叩きつける。午後4時28分、鴻池の不信任動議を否決した自・公は、鴻池が委員長席に戻るや否や委員長席を取り囲み、怒号によって鴻池の声がまったく聞こえない状態のなかで委員が起立を始め、採決を強行した。野党は、「安倍首相が出席した2時間の締めくくり総括質疑の実施という合意を反古にした」なぞと批判しているが、その「合意」自体が採決を前提にした「合意」だ。結局、自・公も野党も「同じ穴のムジナ」でしかないのだ。闘う部隊は、この特別委員会での強行採決を徹底弾劾するシュプレヒコールを叩きつけ、夜にも強行されようとしている本会議採決絶対阻止の決意を固めていった。

東富士で実弾砲撃―「本土」移転演習粉砕闘争を闘った部隊が参院前で合流

 9月17日夜から9月18日午前2時過ぎまで、自・公は、参院本会議を断続的に開催し、野党が提出した閣僚らの問責決議案を次々に否決した。そして、9月18日、安倍極右政府は、「安保法制関連法」案の参院本会議採決に向けて最後の突撃を開始した。この日、反戦青年委員会と全学連は、対国会闘争と同時に、米軍東富士演習場での在沖米海兵隊の実弾砲撃―「本土」移転演習を粉砕する現地闘争に決起した。「安保法制関連法」に沿った自衛隊の実戦軍化が「法」案成立前から急速に進行している。8月31日からカリフォルニアで始まった水陸両用作戦訓練・「ドーン・ブリッツ」には、陸自「中央即応集団」や「日本版海兵隊」=「水陸機動団」に再編される陸自西部方面普通科連隊が参加し、水陸両用車やオスプレイを使い、朝鮮半島上陸訓練を米軍と一体となって強行している。「安保法制関連法」制定をもっての戦時国家体制を構築する攻撃を粉砕する闘いは、議会内の攻防で決着が付くわけではない。労働者人民虐殺訓練の強行、労働者人民虐殺軍への再編、海外派兵といった一つ一つの攻撃を粉砕する革命的反戦闘争が決定的に重要になる。自衛隊の南スーダンへのPKO派兵、ソマリア沖への陸・海・空3自衛隊派兵、在沖米海兵隊の実弾砲撃―「本土」移転演習に対して、多くの勢力が闘いを放棄し、その攻撃を実質的に容認する中、反戦青年委員会と全学連は、一つ残らず対決してきた。「安保法制関連法」案を粉砕する闘いは、中東反革命戦争や朝鮮反革命戦争で労働者人民虐殺に手を染める帝国主義軍隊を解体する革命的反戦闘争と結合しなければ無力だ。

 9月18日の参院本会議採決をめぐった攻防が白熱化するなか、午後4時過ぎ、東富士現地闘争を貫徹した部隊が、マイクロバスで参院前に乗り付け、「東富士での実弾砲撃―『本土』移転演習粉砕!」の青ゼッケンを着けた部隊が、朝から対国会闘争を闘っている部隊と合流する。部隊の周囲にいる労働者から「東富士で闘ってきたのか」と共感の声が聞こえる。自・公は、衆院本会議において内閣不信任案を否決し、午後8時半すぎ、野党が提出した参院特別委員会委員長の問責決議案の審議に入った。議会内野党にできる「アリバイ」的な「抵抗」は、演説時間を引き延ばすことしかない。そして、9月19日午前0時11分、安倍極右政府は、参院本会議での「安保法制関連法」案の最終審議に踏み込んだ。闘う部隊は、この報を聞き、いよいよ最終決戦の最終攻防局面が到来したことを知り、9月16日からの4日間にわたる不眠不休の対国会闘争の疲れも吹き飛ばし、「採決強行絶対阻止」の闘う決意を固め、声が続く限りに「『安保法制関連法』案粉砕!」「反革命翼賛国会粉砕!」「安倍極右政府打倒!」のシュプレヒコールを参院に叩きつけ、いよいよ採決となる局面ではスクラムを組み、機動隊の阻止線と対峙して闘いぬいた。

 9月19日午前2時18分、参院本会議は、「安保法制関連法」案を賛成多数で可決した。安倍は、「国民の理解は不十分でも採決する」「時が経てば間違いなく理解は広がっていく」なぞと言い放って採決を強行したのだ。絶対に許してはならない。解釈改憲で「集団的自衛権の行使」を合憲とし、ウソとペテンに満ちた国会答弁で「安保法制関連法」案を成立させた安倍は、今度はこの「戦争法」を盾にして日帝軍=自衛隊の実戦軍化に拍車をかけ、解釈改憲につづく「本丸」の本格的改憲に突き進むのはのは火を見るより明らかだ。安倍は、早々と南スーダンPKOに派兵している陸自部隊の「武器使用基準」を緩和し、「駆けつけ警護」の新たな任務を追加する検討に入っている。日帝軍=自衛隊が海外の労働者人民に銃口を向け、虐殺に手を染める事態が急速に接近している。参院での採決直後の世論調査でも、7割近くの労働者人民が「安保法制関連法」に反対の意志を表明している。「安保法制関連法」の成立は、安倍極右政府がウソとペテンの駆使と議席の数によって為されたものに過ぎない。「安保法制関連法」案粉砕の対国会攻防を革命的反戦闘争と結合して闘いぬいた地平をさらに前進・拡大させ、戦争遂行の安倍極右政府打倒に向け進撃せよ。