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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

10・23 護衛艦ソマリア沖派兵阻止闘争に決起 〈大湊〉
(1164号5面)

大湊現地闘争に決起

 10月23日、反戦・全学連の部隊は、護衛艦のソマリア沖派兵阻止の闘いを青森県大湊現地で闘いぬいた。

今回、ソマリア沖に出撃したのは、海上自衛隊・大湊基地の護衛艦「すずなみ」(4650トン)と「まきなみ」(4650トン)の2隻だ。2009年の第1回から数えて23回目の出撃である。

 午前8時半、反戦・全学連の部隊は、出撃準備中の艇番号「114」の「すずなみ」と艇番号「112」の「まきなみ」から数百メートルの所に布陣する。ただちに横断幕を広げ、「護衛艦のソマリア沖派兵を阻止するぞ」「国際反革命戦争の拡大・激化を粉砕するぞ」「中東反革命戦争を粉砕するぞ」「労働者人民虐殺を許さないぞ」「自衛官は出兵を拒否せよ」「大湊基地を解体するぞ」とシュプレヒコールをくり返し叩きつける。シュプレヒコールとアジテーションは、九時すぎから始まった「出国行事」を直撃し一帯に響き渡る。10時、「まきなみ」、「すずなみ」の順で桟橋を離れて出撃する。眼前を通過する護衛艦に対して、さらに怒りをたぎらせシュプレヒコールを叩きつけ、護衛艦が視界から消えるまで闘いぬいた。

こうした闘いに恐怖する青森県警は、われわれの登場に対して一段と強化した弾圧シフトを敷いてきた。これまでの大湊闘争時には、50メートルくらい離れた地点から監視するだけであったが、今回は部隊のすぐそばまで来てカメラ、ビデオで撮影する。さらに、青森県警の責任者が近寄ってきて、「キリン旗は使用するな、これは事前警告だ」という。われわれが、根拠はなんだと追及すると、「キリン旗は武器にあたる、持っただけでも使用だ、人に向けた瞬間に逮捕する」という。こんなデタラメな言い草を許すわけにはいかない。さらに追及し、断固として護衛艦出撃阻止闘争を闘いぬいた。

 安倍政府は、一挙に戦時体制形成にひた走り、朝鮮反革命戦争に踏み込もうとしている。9月19日、「安保法制関連法」が強行成立した。自衛隊と米軍の「共同作戦」に突き進み、より露骨な中東反革命戦争拡大、朝鮮反革命戦争突撃を加速しようというのだ。安倍政府は、「安保法制関連法」成立後、早速、南スーダン「国連平和維持活動」(PKO)派兵の強化をうちだしている。また、韓国軍との連携強化に動きだした。

 帝国主義支配に抗する全世界労働者人民の実力決起が爆発している。パレスチナをはじめとする中東―アラブ諸国で、実力・武装決起が爆発を続けている。中東労働者人民の怒りの矛先は、ソマリア沖派兵を継続し、中東反革命支配に参画する日帝にも向けられていることを、肝に銘じなければならない。

 闘う全世界労働者人民と連帯し、日帝足下からの実力決起を爆発させよう。反革命弾圧を粉砕して、地域・職場・学園から革命的反戦闘争の爆発をかちとろう。戦争遂行の安倍政府打倒・日帝国家権力解体に攻めのぼろう。

護衛艦のソマリア沖派兵を阻止せよ

 「海賊対処法」に基づく大湊基地からのソマリア沖派兵は、8回目であり延べ10隻となる。「集団的自衛権の行使」を可能とする「安保法制関連法」成立後、初めての派兵である。「すずなみ」と「まきなみ」には、海自・約390人と海上保安官・8人が乗船している。出撃に先立った「出国行事」では、防衛相・中谷の「積極的平和主義のもと、強い信念を持って任務を遂行してほしい」と言う訓示を、大湊地方総監・坂田が、代読し、今回の派兵指揮官である第三護衛隊司令・吉岡が、「国民と国際社会の期待に応えるべく、しっかりと任務に当たる」とした。防衛相・中谷は、安倍極右政府の核心である「積極的平和主義」という言葉を用いて、政府は国際反革命戦争の拡大・激化へと突き進む、自衛官は労働者人民虐殺の戦争に信念を持て、と訓示したのだ。

 首相・安倍は、10月18日に、行なわれた自衛隊観艦式の「訓示」において「今年ついに、海賊による襲撃事案はゼロになりました。諸君の献身的な努力の結果であり、世界に誇るべき大成果であります」なぞと「戦果」を強調した。しかし、実際には、ソマリア沖の「海賊」の活動範囲はより拡散している。「海賊」の活動範囲はインド洋北西部にまで及んでいる。外国艦隊の展開は、「海賊」にとって「抑止力」にすらなっていない。ソマリアでは米帝―帝国主義の介入によって内戦が激化し、ソマリア労働者人民の生活再建はなおざりにされており、危険を承知の上で牋齎疾藏皚瓩鯀世辰董岾ぢ院廚砲覆蹐Δ箸垢觴圓楼輿蓋紊鮴笋燭覆ぁ

 ソマリア沖における「海賊問題」は、米帝―帝国主義のソマリアへの介入と野放図な収奪が生み出したものである。いわば米帝―帝国主義は、ソマリア労働者人民を「海賊」へと追いやっているのだ。そんな連中に「海賊対策」を語る資格はない。こんな米帝―帝国主義の汚いやり口を跳ね返す闘いを、全世界労働者人民がプロレタリア国際連帯の下でやりぬいていかなければならない。

 中東―アラブ諸国では、武装勢力が活発に動いている。米帝―帝国主義が「『イスラム国』壊滅」を掲げてイラク、シリアへの空爆を強行する中、ソマリアでも、米帝―帝国主義の「掃討作戦」が強化されているが、しかし、中・南部などで武装勢力が攻勢をかけ、さらにケニアへの越境攻撃も起きている。ソマリアでの武装勢力の攻撃は、自衛隊の駐屯するジブチにも及んでいる。帝国主義の制圧下にある首都・モガジシオの中枢部ですら、武装勢力が攻撃を仕掛けている。いつ自衛隊員が現地で戦闘し、労働者人民を虐殺してもおかしくないのだ。

 中東反革命戦争への参画強化を粉砕し、朝鮮反革命戦争突撃、国際反革命戦争の拡大・激化を粉砕しよう。