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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

2・11天皇主義右翼ファシストの首都制圧を許さず
「建国記念の日」粉砕闘争を闘いぬく〈東京〉
(1172号1面)

渋谷・宮下公園で集会をうちぬく

 2月11日、全国反戦と全学連は、首都・東京において、「建国記念の日」粉砕闘争に起ち上がった。天皇主義右翼ファシストの「奉祝」を掲げた登場―街頭制圧を蹴散らし、首都中枢を席捲するデモをうちぬいたのである。

 渋谷・宮下公園に結集した反戦・全学連の部隊は、万全の態勢を組み集会の準備を着々と進めていく。右翼ファシストどもは、宮下公園の周辺で、拡声器を使ってしきりにがなり立てていたが、所詮は、制服警官に守られながら犖い留麕覆┃瓩魴茲畊んでいるだけであり、われわれには一切手出しすらできない。

 午前11時すぎ、全国反戦の司会によって集会開始が宣言される。冒頭、全体でシュプレヒコールをあげる。「『建国記念の日』を粉砕するぞ!」「『奉祝中央式典』粉砕!」「天皇・天皇制を打倒するぞ」「右翼ファシスト撃滅!」「安倍極右政府を打倒するぞ」。

 続いて、「天皇上陸阻止沖縄青年実行委員会」から寄せられた連帯アピールを司会が代読する。「沖縄労働者人民にとって、『建国記念の日』とは、あの沖縄戦を強制した天皇制への屈服を迫る日でしかありません」「天皇制は、沖縄労働者人民にとって不倶戴天の敵です。われわれは、『建国記念の日』を粉砕し、天皇制を打倒する闘いに決起します」「われわれは、かつて、皇民化攻撃に屈し、戦争に動員され、郷土を破壊され、焦土にされてしまった歴史をもつ。だからこそ、天皇制と戦争に対する沖縄労働者人民の怒りは深く重い。天皇上陸阻止沖縄青年実行委員会は、その沖縄労働者人民の最先頭で闘います」。

 次に、東京・山谷日雇労働組合と「反戦・反失業を闘う釜ヶ崎労働者の会」から連帯あいさつを受ける。東京・山日労は、「1月10日に金町一家解体に向けた全国総決起集会・デモを闘った。本日も、「建国記念の日」粉砕闘争に先立って、早朝より、天皇主義右翼ファシスト・金町一家解体を掲げ、朝行動を闘いぬいてきた。山谷での闘いは右翼ファシストとの最先端での闘いだ。右翼ファシストを必ずや撃滅する」「山谷が先頭に起ち、寄せ場春闘集中行動を闘いぬく」。「釜ヶ崎労働者の会」は「超A級戦犯・ヒロヒトを許さず、天皇・天皇制を打倒しよう」「大阪市による釜ヶ崎センター移転・縮小―寄せ場解体攻撃、追い出し攻撃を許さず闘う」「『働いてメシを食いたい』を掲げての寄せ場春闘を闘う」。

全学連中執が基調提起

 全学連中央執行委員会から基調が提起される。「『建国記念の日』とは、朝鮮反革命戦争突撃に向けた国威発揚と、天皇・天皇制のもとへの反革命国民統合のための日にほかならない。こんなものは粉砕あるのみである。天皇主義右翼ファシストが、『奉祝』の街頭制圧に踏み込み、反対運動の抹殺に手をかけることを絶対に許してはならない。すべての労働者人民が、ファシストの制圧を切り裂く街頭実力行動に共に起ち上がることを訴える」「『奉祝中央式典』『奉祝パレード』が午前10時から午後1時まで原宿表参道周辺で強行されようとしている。全国から右翼ファシストが集結し、首都制圧を狙っている。ファシストどもを蹴散らし、街頭実力デモに断固たちあがろう」「安倍ら自民党は、『建国記念の日』を新たな『紀元節』として再編し、かの15年戦争下における1940年の『紀元2600年祭』のごとく、朝鮮反革命戦争突撃のステップとしてうち固めようとしている」「安倍政府の『従軍慰安婦問題』居直りを容認する『日韓政治決着』に対し、元『従軍慰安婦』と支援する韓国労働者人民からなる『挺身隊問題対策協議会」は、日帝の法的責任をあくまで追及する怒りの反撃戦に起ち上がっている」「『日本会議』らファシスト勢力と露骨に結びつく安倍極右政府を、いつまでものさばらせるわけにはいかない。日帝の戦争責任の居直りを許さず、戦争遂行の安倍極右政府打倒へ進撃しよう」「安倍政府は、戦時体制形成のために天皇・天皇制を最大限活用している。日帝・文部科学省は、『愛国心教育』を推進し、教育現場において『日の丸』『君が代』強制が拡大している。闘う教育労働者と連帯し、『日の丸』『君が代』強制攻撃を打ち砕いていかなければならない。権力闘争の本格的飛躍をきりひらき、天皇・天皇制を打倒しよう」「右翼ファシストどもは、革命勢力を主敵としながら、差別主義・排外主義煽動を繰り返している。激化する右翼ファシストどもの跳梁に対する労働者人民の鉄の回答は、撃滅戦の爆発しかありえない。ファシズムへの突撃を切り裂く実力闘争、武装闘争の爆発をかちとろう」。

 全学連の提起した基調が、参加者全体の拍手で確認された。

右翼ファシスト蹴散らし戦闘的デモをうちぬく

 結集する各団体からの決意表明を受ける。革命的部落解放戦線は、「天皇制身分の対極に部落差別がある。天皇制打倒なしに部落の根本的解放はかちとれない。天皇制打倒の闘いの先頭に起つ」「狭山闘争をめぐって、東京高検が物的証拠について『不見当』と言いなして開示しようとしない。東京高裁に全証拠開示を迫ろう。実力・武装の闘いこそが勝利の展望を切り拓く。司法―国家権力を追いつめ、狭山闘争の勝利をかちとろう」。刑法改悪阻止関東活動者会議は、「『心神喪失者等医療観察法』の下、保安処分攻撃が強まっている。かつての15年戦争下、優生思想の下で『障害者』は虐殺されてきた。ファシストによる差別主義・排外主義煽動が強まっている。撃滅なくして未来はない。共に闘いぬく」。日朝連帯活動者会議は、「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による2月7日の『ミサイル発射』に対し、日・米・韓は『挑発的行為』と非難した。日帝は、防衛省や宮古島などに地対空誘導弾パトリオット・ミサイル(PAC3)を配備し『日本周辺海域』にイージス艦を配置し『迎撃態勢』をとった」「韓国・朴槿恵政権は、対北朝鮮宣伝放送を再開しており、朝鮮半島は、一触即発の状況にある」「韓国労働者人民は、朴槿恵政権打倒を掲げたゼネストを闘いぬいている。闘う韓国労働者人民と連帯し、日朝連動するプロレタリア革命に向け闘おう」「天皇制打倒し、跳梁する右翼ファシストを撃滅しよう」。反安保労研全国センターは、「『戦争法』の下、防衛省は、輸送能力確保のために、海運会社を動員しようとしている。船員組合は、戦争動員拒否を表明している」「反革命戦争は、労働者の戦争動員なしにはできない。右翼ファシストどもは、戦争動員を拒否する労働組合に襲い掛かってくるだろう。ファシストとの対決に勝ち抜かなければならない」「『アベノミクス』が開始されて3年、労働者の実質賃金は、下がり続けている。消費税増税や円安がさらに襲いかかり、労働者が食うに食えない状況が強制されようとしている。大幅賃上げをかちとる春闘の爆発をかちとらなければならない」「『本工主義』『国益主義』の『連合』、全労連を突破する革命的労働運動の飛躍・前進をかちとろう。全国労働組合運動交流会(全労交)主催の、3・20春闘勝利総決起集会の成功をかちとろう」。以上の発言を受け、最後に全体で再度シュプレヒコールをあげる。集会を成功裡にかちとった部隊は、デモへの準備に入った。

 午後12時半、渋谷・宮下公園から、反戦・全学連の戦闘的デモが出撃する。渋谷一帯に進撃した部隊は、若者たちでごった返す渋谷の中心部を席捲し、注目を集める。右翼ファシストどもは、戦闘的デモに恐れをなし、まったく手出しすらできない。デモ隊は、「右翼ファシストを撃滅するぞ」「『奉祝中央式典』を粉砕するぞ」とシュプレヒコールをあげ続ける。制服警官は、ことさらに目立つ赤色のチョッキを装着し、威圧的にふるまい、弾圧を画策してきたが、われわれは、弾圧を一切許すことなく、首都中枢を進撃する戦闘的デモを終始やりぬいた。

 力一杯デモをやりぬいた部隊は、神宮通公園に到着する。全国反戦からの集約提起の後、参加者全体で最後のシュプレヒコールをあげ、首都中枢における2・11「建国記念の日」粉砕闘争を終えた。

安倍極右政府打倒し、天皇・天皇制打倒、右翼ファシスト撃滅へ

 「建国記念の日」をめぐっては、首相・安倍が、前日の2月10日に、「建国記念の日」に寄せたアピールを発表している。安倍の首相アピールは、3年連続であるが、首相アピール自体、安倍以前には行なわれていなかったものである。安倍は、「『建国記念の日』は、『建国をしのび、国を愛する心を養う』という趣旨のもとに、国民一人ひとりが、今日の我が国に至るまでの古からの先人の努力に思いをはせ、さらなる国の発展を願う国民の祝日」とした上で「長い歴史の中で、我が国は、幾度となく、大きな困難や過酷な試練に直面しましたが、その度に、先人たちは、勇気と希望をもって立ち上がり、自由と民主主義を守り、人権を尊重し、法を貴ぶ国柄を育ててきました」なぞと日帝の恥ずべき歴史を賛美し、「この素晴らしい伝統を、子や孫の世代に引き渡していく大きな責任があります。変化をおそれることなく、諸課題に真正面から挑戦し、より良い未来を切り拓いてまいります」と日帝としての生き残りをかけて突撃することを強調してみせた。安倍政府の朝鮮反革命戦争とファシズムへの突撃を断じて許してはならない。戦争遂行の安倍極右政府打倒へ進撃せよ。

 天皇・アキヒトは、日帝の戦争責任清算になみなみならぬ執念をもっている。1月26日〜1月31日、天皇・アキヒトと皇后・ミチコはフィリピン訪問を行ない、フィリピン各地を蹂躙した。フィリピンでは、元「従軍慰安婦」を先頭とするフィリピン労働者人民が、天皇・アキヒトに対する怒りの戦争責任追及の闘いに起ち上がっている。朝鮮・中国―アジア太平洋労働者人民の戦争責任追及の闘いと連帯し、天皇・天皇制打倒へ進撃しよう。

 ファシスト団体の「頑張れ日本! 全国行動委員会」は、2月7日の集会で、「従軍慰安婦問題」をめぐる安倍政府の「日韓政治決着」に対してすらも、「祖先、日本を辱める日韓合意は絶対に認められない」なぞと言いなし、新たな排外主義煽動の材料に持ち出す姿勢を示した。階級闘争が激烈を極めるなかで、右翼ファシストどもが競いあうように革命勢力への敵対・破壊を強めるのは必至であり、ファシストとの激突は
不可避である。街頭、学園、地域における天皇主義右翼ファシストとの激突戦・制圧戦に勝利しよう。