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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

青年実先頭に「建国記念の日」粉砕闘争を闘う (1172号3面)

 2月11日、天皇上陸阻止沖縄青年実行委員会は、沖縄・首里日雇労働組合の労働者たちとともに、「建国記念の日」粉砕の闘いに決起した。

 天皇制は、われわれ沖縄労働者人民にとって、不倶戴天の敵だ。沖縄は、明治政府による「琉球処分」により、日帝に統合・支配され、そのもとで労働者人民は、同化・皇民化政策によって「天皇の赤子」として生きることを強制された。その結果が沖縄戦だ。

 1945年、敗戦が必至の戦況にありながら、「もう一度戦果をあげてからでないと…」と言って無条件降伏を拒否し、沖縄戦を強要したのは昭和天皇・ヒロヒトだ。そのために、沖縄は、「皇土防衛」のための「捨て石」にされ、最悪の地上戦の戦場にされて、全住民の4分の1が無惨に殺された。「天皇の軍隊」である日本軍によって、「集団強制死」まで引き起こされた。

 そして、戦後は、沖縄全土が米帝に売り飛ばされ、米軍政下に叩き込まれて「基地の島」を強制された。この過程に天皇ヒロヒトが深く関わったことは、あの「天皇メッセージ」(注)によっても明らかだ。今、在日米軍基地の約74パーセントが沖縄に集中しているが、その現状もこれに端を発している。

 沖縄は、戦中は、「国体護持」のために凄惨な地上戦を強いられ、戦後は、また「国体護持」のために、米帝に売り飛ばされたのだ。天皇制は、基本的に沖縄とまったく相容れない存在だ。われわれ沖縄労働者人民に、「建国記念の日」を祝う理由なぞ、ただの一ミリもない。天皇制を象徴する「日の丸」、天皇制を賛美する「君が代」などに付き従う理由なぞ、何もない。だからこそ、「建国記念の日」には、目抜き通りの国際通りでさえも、「日の丸」を掲げている店舗・民家は、ただの一軒もないのである。それほど天皇制に対する不信と怒りは強烈なのだ。

 ところが、今や、安倍政府は、「建国記念の日奉祝式典」の政府主催化を公言し、また「愛国心教育」を軸に教育統制を強め、参院選後には9条破棄、天皇元首化のための改憲まで企んでいる。すべては戦争をやるためだ。これに呼応して、「日本会議」をはじめ天皇主義右翼どもが、沖縄でも天皇賛美の街頭行動を強めている。闘う労働者人民への白色テロの衝動を強めている。

 天皇制の強化と右翼ファシストの沖縄制圧は、「新たな皇民化」への道、「新たな沖縄戦」への道だ。われわれは、断じてこれを拒否する。徹底的に対決する。それが、沖縄で「建国記念の日」粉砕闘争を闘う理由だ。

 2月11日正午前、青年実と沖日労の青ヘルメットの部隊は、パレットくもじ前に登場し、「建国記念の日」粉砕の情宣戦を開始する。「天皇制国家のもとへの忠誠を煽り強要する日、それが『建国記念の日』だ」、「皇民化の果てに沖縄戦を強要された歴史を二度と再びくり返すことはできない」、「安倍政府による天皇制強化に対決し、天皇制打倒をめざして闘おう」、「跳梁する天皇制右翼ファシストどもを撃滅・一掃しよう」、「名護新基地建設を阻止し、安倍政府を打倒しよう」というアジテーションに、行き交う労働者人民から圧倒的な注目と熱い共感が集まる。

 「自分の世代は天皇のせいでひどい目にあった。あんなものは絶対に反対だ」と老人が語りかけてくる。若い母親が「日本はこのままではファシズムになる。子供たちのことが心配だ」と話し、高校生が「頑張ってください」と言ってビラを受け取っていく。
 途中で、天皇主義右翼が「君が代」だの「紀元2600年」だのを流しながら街宣車で通りかかるが、青ヘルメット部隊の姿を見るや、一声も発することなくそそくさと逃げ去っていく。青年実と沖日労は、権力の介入、右翼ファシストの敵対を一切許さず、用意したビラをすべてまき切り、情宣戦を終えていった。

(注)天皇メッセージ
 1947年9月、米帝による沖縄の軍事占領に関して、宮内庁御用掛の寺崎英成を通じて連合国最高司令官政治顧問・シーボルトに伝えられた天皇・ヒロヒトの見解をまとめたメモのこと。メッセージの概略は、以下のとおり。‥傾弔蓮∧胴颪砲茲詢圧綵島の軍事占領の継続を望む。△修寮衫里脇本の主権を残したままで長期租借によるべき。その手続は、米国と日本の二国間条約によるべき。

 シーボルトは、この申し出を歓迎しながらも、「疑いをはさむ余地なく、主として私利私欲から出た要望」だとコメントしている。戦犯追及をかわし、自らの首と天皇制を維持したいという意図から出た、汚い取り引きの申し出であることが歴然だったからである。