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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

3・15「大成建設は辺野古への工事をやめろ! 抗議行動」が闘われる 〈東京〉 (1175号6面)

機動隊、海上保安庁、民間警備会社は、即刻、撤退せよ

 3月15日午後5時半より、「辺野古への基地建設を許さない実行委員会(辺野古実)」に結集する有志で組織されている「ストップ! 辺野古埋め立てキャンペーン」主催による、大手ゼネコン・大成建設に対する抗議行動が闘われた。この日の取り組みは、東京に加え、福岡でも行なわれている。また、全国各地で、大成建設支社に対する抗議行動が続いている。

 辺野古現地では、大成建設がこれまで設置していたフロートやオイルフェンスの一部が3月12日までに撤去されてはいるが、これまで沈めてきたコンクリートブロックなどは、今も放置されたままである。3月13日、辺野古現地の闘いを組織する「ヘリ基地反対協」が「辺野古新基地建設をめぐる県と国の和解」に関する声明を発表した。共同代表の安次富浩氏が読み上げた声明では、「和解」そのものには「歓迎」と言いつつも、「海上の作業船やフロート、オイルフェンスは置かれたまま。警視庁機動隊もなお配置についており、警戒を緩めることができない」とした。その上でゝ‘安癲海上保安庁、民間警備会社の撤退▲ャンプ・シュワブゲート前の警備車両と波形鉄板の撤去B膠栽僂領彁制限区域の撤廃ぅ侫蹇璽函Εイルフェンス・コンクリートブロック撤去、作業船の撤退ノ上のすべての関連工事の中止の5点が、「和解の前提」と強調し、「それなくして和解も円満解決もあり得ない」とした。

 闘う沖縄労働者人民は、「和解」にも気を緩めることなく闘う意志を鮮明にしている。築き上げてきた「既成事実」を放置し、安倍政府と一体となって名護新基地建設を続ける大成建設に対する闘いを、さらに強化しなければならない。

 午後5時半、「ストップ! 辺野古埋め立てキャンペーン」の呼びかけに応え大成建設本社のある新宿センタービル前に仲間たちが結集する。仲間たちは、横断幕を広げ、抗議行動を開始する。2015年4月以降、一切の申し入れに応じなくなった大成建設に対し、ハンドマイクを向けて怒りの声を叩きつける。

大成建設は、即刻、フロート、コンクリートブロックを撤去せよ

 「ストップ! 辺野古埋め立てキャンペーン」の仲間より、3月4日の「代執行訴訟」をめぐる「和解」に至る経緯が説明される。「ストップ! 辺野古埋め立てキャンペーン」の仲間は、闘う沖縄労働者人民の抵抗の辺野古現地での実力決起の前に手詰まり状態となった安倍政府は、「辺野古が唯一の解決策」と強調しつつ、「和解」受け入れによって時間稼ぎに入ったことを明らかにし、その上で大成建設に対し「住民の声を聴いて、新基地建設を断念すべきだ」と突きつけた。

 そして、参加者全体でシュプレヒコールを叩きつける。「大成建設は、辺野古の工事を断念しろ」「大成建設は、沖縄の声を聞け」「大成建設は、沖縄の海を壊すな」。

 結集した仲間たちが、次々に大成建設に対する怒りを叩きつけていく。「辺野古への基地建設を許さない実行委員会(辺野古実)」の仲間は、「大成建設は、実際には辺野古での本体工事に着手できていなかったのが現実ではないのか。埋め立て工事に着手できないばかりか、現場では遺跡も発掘され、調査活動もやらなければならない。明らかに『沖縄の民意』に反するが故に、安倍政権が『代執行訴訟』をやらざるをえないところに来ていた。工事自身が破綻していたのが現実だ」「工事がストップした今、大成建設はどうするのかが問われている。住民の声を聞くべきだ」。その後の発言では、「大成建設は、これまで工事に加担することで莫大な利権を漁ってきた。『代執行訴訟』での『和解』が成立した今、工事が止まっているのだから、大成建設がこれまで設置してきたフロートや、海に沈めてきたコンクリートブロックを引き上げるべきだ」。

 最後に、参加者全体で再度シュプレヒコールをあげる。

 その後、参加者たちは、新宿駅西口に移動し、「大成建設は辺野古の工事を止めろ!」等と書かれたプラカードを掲げ、道行く人々に沖縄・名護新基地建設阻止を訴えて、参加者全体で、今後も大成建設に対する取り組みをやりぬくこと、首都・東京における沖縄現地の激闘と連帯する取り組みに起ち上がることを確認し、この日の取り組みを終了した。