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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

 4・27ソマリア沖派兵 P-3C哨戒機出撃阻止闘争に決起
(1180号6面)

御茶ノ水駅頭で出撃阻止の情宣決起

 「安保法制関連法」施行(3月29日)後、はじめて、P―3C哨戒機のソマリア沖派兵が強行された。安倍極右政府による国際反革命戦争の拡大・激化を絶対に許してばならない。

 4月27日午前8時すぎ、反戦・全学連の部隊は、ソマリア沖への第23次P―3C哨戒機出撃阻止を掲げ、JR御茶ノ水駅頭に登場する。ゼッケン、ヘルメットをすばやく着け、横断幕を手に部隊は、整列する。「自衛隊のソマリア沖派兵を阻止するぞ」「P―3C哨戒機の出撃を阻止するぞ」「中東反革命戦争を粉砕するぞ」「国際反革命戦争の拡大・激化を粉砕するぞ」「戦争遂行の安倍政府を打倒するぞ」、駅頭にシュプレヒコールが響き渡る。通勤、通学のため行き交う労働者人民に、アジテーションで自衛隊派兵阻止を呼びかけ、ビラを手渡す。朝のせわしい時間であるにもかかわらず、自ら手を出してビラを受け取る人、横断幕を注視する人など労働者人民にわれわれの闘いへの共感が広がっていく。約1時間の情宣を終え、反戦・全学連の部隊は、再び整列し、シュプレヒコールで闘いを締めくくった。

 4月14日、自衛隊・統合幕僚監部は、海上自衛隊・第1航空群(鹿児島県鹿屋市)を基幹とするP―3C哨戒機2機と要員のソマリア沖への出撃を発表した。ソマリア沖のP―3C派兵部隊を、「第23次派遣海賊対処行動航空隊」として編成し、派兵するというものだ。P―3C哨戒機の出撃は、今回で23回目だ。「第23次派遣海賊対処行動航空隊」は、まず4月27日に、P―3C哨戒機二機が鹿屋航空基地から出撃し、次いで5月7日に、要員が民間航空機を使って成田空港から出撃する。出撃した部隊は、ソマリアの隣国の紅海沿岸・ジブチにある自衛隊基地に駐屯し、部隊展開をすることになる。

 自衛隊ソマリア沖派兵は、2009年3月に、当時の麻生政府が、「海上警備行動」を発令して海自の護衛艦2隻を出撃させることで開始された。その後、麻生政府は、同年5月に、派兵規模をさらに拡大し、P―3C哨戒機と陸上自衛隊・「中央即応連隊」、C130輸送機1機をジブチに送り込んだ。陸・海・空3自衛隊が統合しての、ソマリア沖での部隊展開に一挙に踏み込んできたのである。こうして、自衛隊ソマリア沖派兵が積み重ねられている。安倍政府によるP―3C哨戒機の第23次ソマリア沖派兵強行を断じて許してはならない。

自衛隊ソマリア沖派兵を粉砕しよう

 2009年3月からソマリア沖で展開する海自護衛艦2隻は、民間船舶を率い、定期的にソマリア沖のアデン湾を往復している。護衛艦は、計24回派兵され、最近では今年3月6日に、海自横須賀基地から護衛艦・「ゆうぎり」と海自大湊基地から護衛艦・「ゆうだち」が出撃している。そして、P―3C哨戒機は、アデン湾上空から監視活動を行ない、海上で展開する艦隊への情報提供をおこなっている。さらに、自衛隊は、2011年6月に、ジブチ国際空港内に拠点を構築している。自衛隊は、対外戦争の犲太哭瓩鮴僂濔紊押◆嶇働者人民虐殺の軍隊」として強化されようとしているのだ。そして、ジブチは、海外派兵の拠点として強化されている。

 安倍政府は、ソマリア沖の自衛隊の活動をさらに拡大させている。2013年12月10日以降、護衛艦1隻を、バーレーンに本拠を置く「多国籍任務部隊」(CTF151)に参加させ、特定海域を分担して哨戒する「ゾーンディフェンス方式」の監視を始めている。さらに、安倍政府は、2015年5月、「多国籍任務部隊」の司令部要員として、海自の将補クラス約10人を派遣した。自衛隊を「労働者人民虐殺の軍隊」として本格的に強化しようとしているのだ。ソマリア沖には、自衛隊だけでなく、米軍をはじめとした北大西洋条約機構(NATO)の諸国や欧州連合(EU)の諸国、中国軍や韓国軍などの艦隊がひしめくように部隊展開している。軍事展開もエスカレートし、洋上での戦闘―「海賊」の拿捕が頻繁に行なわれている。

 安倍は、昨年10月に行なわれた自衛隊観艦式の「訓示」で「海賊による襲撃事案はゼロになりました」なぞと「戦果」を強調したが、これは全くのウソだ。実際には、ソマリア沖の「海賊」の活動範囲はより拡散しており、アデン湾での活動を抑えているに過ぎない。「海賊」の活動範囲は、インド洋北西部にまで及んでいる。外国艦隊の展開は、「海賊」にとって「抑止力」にすらなっていない。ソマリアでは、米帝―帝国主義の介入によって内戦が激化し、ソマリア労働者人民の生活再建はなおざりにされたままで、危険を承知の上で牋齎疾藏皚瓩鯀世辰董岾ぢ院廚砲覆蹐Δ箸垢觴圓麓 垢暴亳修靴討い襦

 ソマリア沖における「海賊問題」は、米帝―帝国主義のソマリアへの介入と野放図な収奪が生み出したものである。いわば、米帝―帝国主義は、ソマリア労働者人民を「海賊」へと追いやっているのだ。そんな連中に「海賊対策」を語る資格はない。

 中東―アラブ諸国では、武装勢力が活発に動いている。米帝―帝国主義が「『イスラム国』壊滅」を掲げてイラク、シリアへの空爆を強行する中、ソマリアでも、米帝―帝国主義の「掃討作戦」が強化されている。しかし、それでもなお、中・南部などで武装勢力が攻勢をかけ、さらにケニアへの越境攻撃も起きている。ソマリアでの武装勢力の攻撃は、自衛隊の駐屯するジブチにも及んでいる。帝国主義の制圧下にある首都・モガジシオの中枢部ですら、武装勢力が攻撃を仕掛けている。

戦争遂行の安倍極右政府打倒しよう

 ソマリアは、いつ自衛隊員が現地で戦闘し、労働者人民を虐殺してもおかしくない状況だ。中東反革命戦争遂行、国際反革命戦争の拡大・激化へと道を拓く、自衛隊ソマリア沖派兵を阻止しよう。

 安倍政府は、一挙に戦時国家体制形成にひた走り、朝鮮反革命戦争を遂行しようとしている。安倍政府は、昨年9月に、「安保法制関連法」を強行成立させて以降、より露骨な中東反革命戦争拡大、朝鮮反革命戦争突撃を加速しており、自衛隊・在沖―在日米軍の強化を矢継ぎ早にうちだした。〈基地・沖縄〉強化に乗り出し、沖縄・名護新基地建設を加速させている。そして、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)への敵視政策を強め、独自「制裁」を強化したばかりか、米軍や韓国軍との連携を強化し朝鮮反革命戦争突撃を一挙に強めている。

 安倍政府は、7月参院選の「圧勝」をもくろみ、その上で「安保法制関連法」運用を本格化させようとしている。その手始めとして、自衛隊海外派兵強化に着手しようとしている。安倍は、衆院予算委員会で、南スーダン「国連平和維持活動」(PKO)派兵での自衛隊の「駆け付け警護」「治安維持活動」について「新たな法律が通ったわけだから、任務の付与について検討している」と言い放った。そして、安倍政府は、戦時国家体制形成の仕上げとして、「緊急事態条項」制定を狙った改憲を策動している。「緊急事態条項」とは、一切の権限を首相に集中し、集会、デモ、ストライキなど、労働者人民の闘いを禁圧するというものだ。

 帝国主義支配に抗する全世界労働者人民の実力決起が爆発している。パレスチナをはじめとする中東―アラブ諸国で、実力・武装決起が爆発を続けている。中東労働者人民の怒りの矛先は、ソマリア沖派兵を継続し、中東反革命支配に参画する日帝にも向けられていることを、肝に銘じなければならない。

 総翼賛化攻撃を踏みしだき、実力・武装の闘いで、革命的反戦闘争の爆発をかちとろう。中東反革命戦争への参画強化を粉砕し、朝鮮反革命戦争突撃を粉砕しよう。闘う全世界労働者人民と連帯し、日帝足下からの実力決起を爆発させよう。戦争遂行の安倍政府打倒に攻めのぼろう。