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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

5・9 沖縄・名護新基地建設阻止!対防衛省行動が闘われる
〈東京〉
(1182号5面)

 5月9日午後6時半、「辺野古への基地建設を許さない実行委員会(辺野古実)」呼びかけの、対防衛省抗議行動が闘われた。

 ふりしきる雨の中、参加者全体での「沖縄をかえせ」斉唱の後、集会が開始される。冒頭、司会が、「辺野古では、沖縄防衛局がフロートの撤去作業を、ノロノロと行なっている」「嘉手納基地やキャンプ瑞慶覧への抗議行動など、基地撤去の闘いが闘われている」と紹介する。参加者全体で防衛省へのシュプレヒコールをあげる。「辺野古新基地建設を阻止するぞ」「臨時制限区域を解除しろ」「普天間基地を即時閉鎖しろ」「高江ヘリパッド建設を許さないぞ」「与那国島から自衛隊を引き上げろ」。

 集会参加者が、沖縄現地での取り組みの報告や、首都圏での闘いの紹介を次々に行なう。神奈川で反基地闘争を闘う仲間からは、横須賀基地に停泊する5月出港の空母艦載機が厚木基地で演習を行なっていること、オスプレイが厚木基地に飛来していることを暴露する。また、熊本地震の「救援」と称して物資輸送を行なうオスプレイの実態について、「被災地で水の確保が急務になっている最中に、オスプレイ着陸時に水を撒かなければならず、逆に被災者支援を妨害している」と実態を暴露するとともに、「オスプレイ配備撤回の声をあげたい」と決意を表明する。

 沖縄現地からのアピールとして、「ヘリ基地反対協」共同代表の安次富浩氏の携帯電話越しの発言を受ける。安次富氏は、辺野古の現状について、「ブロックは、そのまま海底に残されている。われわれは、すべてを撤去せよと訴えている」「今でも、キャンプ・シュワブゲート前での座り込みは続いている。5月15日にも、『平和行進』を行なう」と紹介した。また、「熊本地震で、オスプレイが被災地に派遣された。オスプレイ着陸のために水を撒くという、オスプレイのあり方が明らかになった。とんでもない話だ」と普天間基地配備のオスプレイへの怒りを明らかにした。最後に、「闘いは厳しいが、前進あるのみだ。あきらめなければ、必ず勝利する。闘いぬきましょう」と結んだ。

 今回は、防衛省に対する「申し入れ行動」はなく、さらに多くの仲間からの発言を受ける。集会にかけつけた在日本「本土」のウチナンチュから、次々に発言を受けていく。「辺野古の基地建設は、1995年以降出ている問題だ。支援に来るヤマトンチュも、以前は狆紊ら目線瓩蕃葫蕕気譴觧もあったが、今では辺野古の現場で頼りになっている。ヤマトンチュが首都圏で辺野古基地建設阻止のために動くことが、どれほど大きいことか。安倍政権を基地建設断念に追い込む大きな力になる」「沖縄では、年金生活者たちが、自分たちの役割を果たしている。トンブロックも船に乗ったままの状態だ」「『沖縄の歴史』を端折って見てはいけない。『復帰』以前の米軍政下の沖縄の歴史も知るべきである」「政府が『基地返還』で持ち出す話は『嘉手納以南の返還』であり、嘉手納が話に出てこないことに憤りを覚える。嘉手納のゲート前でも抗議行動を始めている」「現地の集会に、若者たちも参加するようになった。運動が世代間の広がりを見せている」「沖縄だけでは、日本の運動は作れない。沖縄と連帯して運動を進めていきたい」。「沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック」の仲間は、「1972年の『沖縄返還』によって、沖縄に日米安保が適用され、米軍は沖縄でやりたい放題だ。その現実は、44年前から変わっていない」「辺野古に基地を作らせてはならない。『和解』の条項の中に、工事の中止が入っている。安倍政権が『臨時制限区域』を外さない矛盾を突いて、辺野古の海からすべての準備作業の撤去を要求していきたい」。

 「辺野古実」の仲間が、集約的な発言を行なう。「今年3月31日に、工事の期限も、ボーリング調査の期限も切れている。しかし、期限切れを過ぎても、大成建設は、工事を継続するばかりか、ボーリング調査も引き継ごうとしている。法的手続きすら経ておらず、メチャクチャだ」「辺野古現地の海上行動に呼応し、抗議の声を上げていきたい」とした。そして、今後も、首都圏でも取り組みを強化することを明らかにした。

 最後に、参加者全体で再度シュプレヒコールをあげ、この日の取り組みは終了した。