解放トップ
トップに戻る
解放最新号
バックナンバー
論文
定期購読

東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

6・12首都中枢を席捲する安保粉砕・政府打倒全国統一行動を闘う〈東京〉 (1188号1面)

闘う人士・団体から連帯メッセージ、連帯あいさつ

 6月12日、6・15闘争実行委員会は、首都・東京における集会・デモに決起した。

 会場である渋谷・宮下公園の周辺には、警視庁公安刑事どもが大挙張りつき、弾圧の機会をうかがっている。そんななか、続々と内戦勢力が宮下公園に結集し、万全の防衛態勢を構築して集会準備を着々と進めていく。

 午前11時、「『有事法制』に反対する宮城県実行委員会」の仲間が司会にたち、集会開始を宣言する。冒頭、集会参加者全体でシュプレヒコールをあげる。「日米安保を粉砕するぞ」「中東反革命戦争を粉砕するぞ」「朝鮮反革命戦争を粉砕するぞ」「反革命翼賛国会を粉砕するぞ」「沖縄・名護新基地建設を阻止するぞ」「原発再稼働・新(増)設を阻止するぞ」「安倍極右政府を打倒するぞ」。

 6・15闘争に寄せられた、全国で闘う諸人士・団体からの連帯メッセージを、司会が代読する。日本キリスト教改革派亘理教会牧師・林茂雄氏、部落解放運動家、闘う部落民・野田和美氏、在日朝鮮人活動家、元原発労働者 原発労働裁判原告・梅田隆亮氏、沖縄・反戦労働者(いずれも別掲)からの連帯メッセージ、さらに革命軍からのアピール(別掲)に対し、参加者全体が拍手で応えた。

 結集した団体からの連帯発言を受ける。全国反戦より、「世界大恐慌が迫る中、『伊勢志摩サミット』での安倍の発言は、『アベノミスク』の破綻を公言するものであった」「安倍政府は、改憲によって『国防軍』を制定し、本格的な戦争のための国家体制を形成しようとしている。朝鮮反革命戦争粉砕の闘いへと進撃する」「オバマが広島の地に降り立ち、平和公園でスピーチをしたが、謝罪はなく、戦争責任・被爆責任を居直った。広島蹂躙以外の何物でもない」「全国の米軍・自衛隊基地強化に反対する。全国反戦は革命的反戦闘争の最先頭で闘う」。全学連より、「改憲・核武装に突撃する安倍政府に対する、60年安保闘争のような荒々しい実力決起を実現しなければならない。全学連は、その先頭に起つ」「全学連は、新歓闘争をうちぬいてきた。『自由と民主主義のための学生緊急行動』(SEALDs)のごとき秩序派学生運動の台頭を踏み越え、実力闘争を闘う全学連戦士を輩出していく」「参院選での『野党共闘』の下、翼賛化が加速している。日本階級闘争は、あくまで現場での実力闘争が主戦場だ」「六・一五闘争を全国で爆発させ、内戦勢力の前進を切り拓こう」。

全国学生社会思想研究会連合が基調を提起

 全国学生社会思想研究会連合が、6・15闘争の基調を提起する。

 まず、「1、はじめに」として、「われわれは、全学連の戦士たちが命がけで切り拓いた60年安保闘争の地平と教訓を革命的に引き継ぐものとして、6・15闘争を、内戦勢力の総決起で闘いぬいていかねばならない」「労働者人民に一切の矛盾を転化し、犠牲を強制することで延命を図る帝国主義に対して、全世界で労働者人民の怒りが爆発しており、これに対して米帝―帝国主義は、支配の『攪乱要因』となる国家・勢力とプロレタリア革命勢力を先制的に根絶することを狙って、国際反革命戦争をいっそう拡大・激化させている。その焦点は、中東と朝鮮半島だ。今こそ、全世界労働者人民と連帯し、安保粉砕・政府打倒の闘いを日帝足下から大きく巻き起こしていこう」。そして、「2、中東反革命戦争の拡大を打ち砕こう」「3、朝鮮反革命戦争への突撃を粉砕しよう」「4、改憲―戦時国家形成を打ち破り、反革命国会粉砕へ」「5、『女性殺害事件』を徹底弾劾し、名護新基地建設阻止へ」「6、原発の再稼働、新(増)設を阻止しよう」の項目ごとに、闘う基調を提起していく。最後に、「差別主義・排外主義煽動を粉砕し、右翼ファシストを撃滅しよう」「『SEALDs』のごとき秩序派学生運動に、日本学生運動を明け渡すようなことは、絶対にあってはならない」「内戦勢力による実力闘争・武装闘争の爆発を切り拓き、安倍極右政府打倒・日帝国家権力解体へと進撃しよう」と訴えた。

 全国学生社会思想研究会連合の提起した基調は、参加者全体の拍手で確認された。

 その後、6・15闘争実行委員会に結集する各団体からの決意表明を受ける。

 東京・山谷日雇労働組合は、「安倍政府は、『一億総活躍』の名の下、日本を世界で戦争できる国にしようとしている。『アベノミクス』の結果、『内部留保』が366兆円に上った大企業だけが潤っている」「犠牲を強制される民衆の闘いの先頭に起つことが、私たちの責務だ。労働者の戦争動員を許すな。『生活できる賃金をよこせ』を掲げ、東京・山日労は闘いの先頭に起つ」。部落解放を闘う仲間は、「安倍政府は、『ヘイト・スピーチ解消法』を成立させたが、『ヘイト・スピーチの法規制』で、一体何が変わるというのか。安倍政府が成立を目論む『部落差別解消法』は、部落解放運動をファシズム融和運動に落とし込めるための攻撃であり、狭山闘争のような実力闘争は認めないということだ」「悪質な部落差別煽動を行なう『鳥取ループ・示現社』は、『全国部落調査』の流布を画策している。極悪な差別者に対する怒りの鉄槌を叩きつけよう」「狭山闘争は、予断を許さない状況にある。第28回『3者協議』では、東京高検は物的証拠の開示を拒否し、東京高裁は手ぬるい態度に終始している。無実の部落民=石川一雄氏の決意に応える闘いをうちぬこう。部落解放の牴造日瓩鬚ちとろう」。

首都を席捲するデモへと進撃

 「刑法改悪阻止関東活動者会議」は、「爍粥Γ院愍祿下堊躪膸抉臻 抻楾圍灰年糾弾闘争瓩鯑ってきた。爍掘Γ魁愎歓請喙瑳堙医療観察法』施行11ヵ年糾弾! 国立精神・神経医療研究センター解体デモ瓩鯑おう。爍掘Γ隠己麁漸餘都宮病院入院患者差別・虐殺32ヵ年糾弾! 現地闘争瓩鯑おう」。東部朝鮮史研究会は、「3月7日から4月30日まで韓国各地と韓国周辺海域で強行された米韓合同軍事演習・『キー・リゾルブ』『フォール・イーグル』では、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の指導部を狙い撃ちする『斬首作戦』に踏み込んでいる。6月28日からは、米・ハワイ沖で、日・米・韓が対ミサイル防衛訓練を行おうとしている。朝鮮反革命戦争突撃を粉砕しよう」「韓国では、4月総選挙で朴槿恵の与党が敗北した。台頭する『中道左派』を踏み越える、韓国労働者人民の荒々しい激闘が爆発しようとしている。韓国労働者人民と連帯し、日朝連帯闘争の前進をかちとろう」「6月5日の川崎での反共ファシストの『ヘイト・デモ』を、闘う労働者人民たちが実力で押し潰した。熊本地震に際して、関東大震災を模倣した差別煽動がなされたことを許さず、激化する差別主義・排外主義煽動を粉砕し、反共右翼ファシストを撃滅しよう」。反安保労研全国センターは、「安倍政府は、『アベノミクスは失敗していない』と強弁することで、労働者人民への犠牲をさらに強制しようとしている」「安倍政府は、『一億総活躍社会』を掲げて、7月参院選の勝利を狙っている。安倍は、『同一労働同一賃金』を掲げているが、本音は労働者全体の賃金を『非正規雇用』労働者並にしようということだ」「労働者自身が警察権力、資本をうち倒すことが必要。それが、われわれの唯一の闘い方だ」。

 全ての決意表明を全体の拍手で確認した仲間たちは、司会からの閉会あいさつの後、全体で、再度、シュプレヒコールをあげ、首都中枢へのデモに移っていく。

 晴れ渡った日曜日の渋谷の繁華街は、若者たちをはじめとする多くの労働者人民でごった返していた。そんな中、渋谷駅前を通過して進撃するデモ隊には、沿道の労働者人民が注目し、手を振って共感を示した。内戦勢力のデモ隊は、神宮通公園までの戦闘的なデモを、一切の弾圧を許さずに貫徹した。最後に、全国学生社思研連合の仲間が集約提起に起ち、今夏の激闘への決起を訴えて、この日の闘争を締めくくった。