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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

安保粉砕・政府打倒全国統一行動に寄せられた
連帯メッセージ
(1188号5面)

日本キリスト教改革派亘理教会牧師   林 茂雄氏

 「東北・関東大震災」から五年経ちましたが、被災地で起きているのは、被災者を犠牲にすることばかりです。

 特に、「2020年東京オリンピック開催」にむけて、「福島第一原発事故」が無かったかのように「復興」をデッチ上げようとする動きが強まっています。安倍政府は、昨年から避難指示を解除し、被災者に「帰還しろ」と尻を叩いています。しかし、「帰還」した町にはシートで覆われた除染廃棄物が山のように積まれています。福島県内で出た除染廃棄物は、すでに1100万袋もあり、これから3倍も増えると言われています。環境省は、「福島に造るのは中間貯蔵施設で、30年以内には県外で最終処分する」と言っていますが、東京オリンピックが終わったら、そのまま福島に除染廃棄物を置きっぱなしにしようと考えているのは明らかです。環境相・丸川は、「除染の基準は、どれだけ下げても心配だという人たちが騒いだので、何の科学的根拠もなく決めたものだ」と言いました。これは、安倍政府が被災者がいくら被曝しようとかまわないと考えていることを示しています。こんなことを絶対に許すわけにはいきません。
 5月には、沖縄に駐留する米海兵隊が宮城県王城寺原演習場に大量の武器を持ち込み、周辺住民の生活なぞお構いなしに実弾砲撃演習を夜間も強行しました。中東、朝鮮半島で労働者人民を虐殺するための訓練を許すわけにはいきません。

 安倍は、参院選の「圧勝」をもって九条破棄、天皇元首化にむけた改憲に突き進もうとしています。「アベノミクス」の破綻を認めず、中国経済や「新興市場国」経済のせいにして、労働者人民にさらなる犠牲を強制し、戦争に動員する攻撃に対して「安保粉砕・政府打倒」の闘いを叩きつけようではありませんか。全国統一行動の圧倒的成功を祈って、連帯のメッセージとします。



部落解放運動活動家

 安倍政権のもとで、1930年代の日本ファシズムを彷彿とさせる時代が到来しています。安倍を一言で表現すれば、「巧言令色鮮し仁」。「仁」とは、思いやりの心であり、哲理です。安倍は、酷薄・浅薄な戦争屋です。このような者と民衆との関係は、敵対矛盾です。敵対矛盾である以上、打倒するよりほかありません。

 そのためには「温故知新」。30年代の敗北をしっかりと総括し、教訓化すること。とりわけ大きな教訓は、講座派、労農派の対立が端的に示すように、闘う側が団結して闘えなかったこと。だからこそ「求大同、存小異」。すなわち、「小異」で大喧嘩したり、「小異」を切り捨てたりするのではなく、「小異」を残して「大同」につく、少数意見をあくまで尊重しつつ、大団結することが必要です。

 勝利の力は最下層の民衆の中にあります。「屠沽の下類」と蔑まれ、虐げられてきた最下層の人々に熱をもたらし、明日の米をどうするかで苦しむ最底辺の民衆に光を灯してこそ、運動は、大きく社会を動かし時代を変えることができるのです。「最下層、最底辺から下剋上」です。そのような運動を創ることが、今ほど必要な時はありません。

 そのためには、リーダーを育てなければなりません。「獅子はわが子を千尋の谷に落とす」と言いますが、優秀なリーダーは、必ず試練を乗り越えて這い上がってくるものだし、またそういう人にしか、実は、本当の試練は来ないのです。最底辺の人々の生活と闘いの中から真摯に学び、初心を忘れず(「初心回帰」)、無私の精神で一番しんどいところを担い立ち、現象に惑わされずに「実事求是」で事に臨む。そういうリーダーが必要です。

 狭山第3次再審闘争は、重要な局面を迎えました。狭山闘争は、必ず勝利します。差別によって無実の部落民を「殺人犯」に陥れた権力に、必ず責任をとらせなければなりません。部落解放運動がめざしてきたのは、部落解放を通した全人類の解放です。「吾等は、人間性の原理に覚醒し、人類最高の完成に向かって突進す」。水平社以来、めざしてきたものは、これです。部落解放運動は、全人類解放の熱と光にならなければなりません。

 私は、水平社魂で終生闘い続けます。皆さんの奮闘を心より願っています。



闘う部落民 野田和美氏

 安倍極右政府が朝鮮反革命戦争とファシズムに突撃する中、部落解放運動総体も大きな試練の時を迎えています。

 狭山闘争は、第3次再審闘争が大詰めの局面を迎えています。5月24日の狭山中央闘争で、無実の部落民=石川一雄氏が「勝利のためにはみなさんの支援が必要だ」「まだまだ77歳。まだ先がある。元気なうちに、無罪をかちとっていきたい」と熱い檄を飛ばしています。その後、5月25日に、第28回目の「3者協議」が開かれ、狭山弁護団が証拠開示を求めていた「万年筆」「財布」「手帳」に関わる物的証拠について、東京高検は、「不見当」「関連性・必要性がない」と拒否しました。このふざけきった態度を前に、東京高裁・植村は、「証拠物の保管と一覧表の作成などの取り扱い」について東京高検に具体的な説明を求めるのみでした。狭山弁護団の要求する物的証拠をいまだに開示しない東京高検、事実調べや証拠開示命令を行なわない東京高裁・植村を、徹底して追いつめよう。部落解放同盟内社民・こえ派の制動を踏みしだき、階級的共同闘争と大衆的実力闘争・武装闘争で闘いぬこう。〈差別裁判糾弾、階級裁判粉砕、国家権力糾弾・打倒〉の旗幟を鮮明に、第3次再審闘争の爆発から、狭山闘争の勝利へ進撃しよう。

 極悪な差別主義・排外主義煽動が急加速しています。「ヘイト・スピーチ」などの極悪な差別煽動、虐殺煽動を凶行する「在特会」をはじめとする極悪反共ファシストなぞ、撃滅あるのみです。ファシズム融和運動に道を拓きかねない「差別の法規制」要求運動を踏み越え、戦前水平社の敗北の総括をかけた差別糾弾闘争の復権をなしきらなければなりません。実力・武装の闘いで部落解放運動の革命的飛躍・前進を切り拓き、部落解放の牴造日瓩鬚燭阿蟯鵑擦觀莪佞任后6Δ乏很薪反戦闘争を闘いぬき、反革命翼賛国会を粉砕し、安倍極右政府打倒に進撃します。



在日朝鮮人活動家

 「ヘイト・スピーチ対策法」が6月3日に施行され、その効果もあってか、在日朝鮮人の集住地区・桜本(川崎市川崎区)で「ヘイト・スピーチ」をくり返してきた右翼団体のデモが、中止に追い込まれたというニュースが流れています。しかし、この問題は、法規制で解決できるようなものではありません。このような人間たちをなぜ日本社会が産んでいるのか、その根本を問う必要があります。それは、アメリカの「トランプ旋風」を見るときに、トランプ個人を問題にするのではなく、なぜこのような人物がもてはやされるようになったのか、アメリカ社会の底流で、いま何が起こっているのかを考えなければならないのと、まったく同じことです。

 安倍政治のもとで、在日朝鮮人、在日外国人にとって、ますます苛酷な社会ができあがろうとしています。「在特会」のごとき連中をあちこちで生み出すに至った日本社会のありように深くメスを入れ、根本から変革していく運動が必要です。

 最下層で苦しむ人々の状況を、変えること。そのために、運動は、あるのです。組織が組織の構成員のために運動をしたら、必ず腐敗します。今や、多くの民衆が働きたくても仕事がない、どんなに働いても生活できないという状態に放り込まれています。遊びが奪われるどころか、生活そのものが破壊されつつあります。しかし本来、「遊びが働きとなり、働きが遊びとなる」ような社会の中でしか、人は、活き活きと働き暮らすことができません。

 戦争と差別をなくし、戦争も差別もない社会を造り上げていくための皆さんの大きな奮闘を期待します。



元原発労働者 原発労働裁判原告・梅田隆亮氏

 私の原発労働裁判について申し上げます。2012年2月17日、労災認定を求めて、福岡地裁に提訴しました。以来4年2ヵ月に渡り、裁判を闘ってきました。本年4月15日、判決が下されました。

 最初は、労災を取って、少しでも生活の足しになればと考えていました。ところが、裁判を続けるうちに、私がこんなに苦しんでいるのは、原発を国策で推し進めるこの国のせいなんだということが、よくわかりました。しかし、結果、1審における判決で敗訴しました。2度も国によって、屈辱をなめさせられた訳です。いや、戦争で家族がバラバラにされ、悔しい思いをしたことを合わせれば、これで3度目です。もうだまされません。

 今、思い返せば、すなおに「こんな物をわずかばかり動かすのに、何で4〜5人でかからなきゃいけないのか?」と疑問に思わなきゃいけないのに、「楽だなあ」「儲けたなあ」となってしまうわけです。結果、30年(半減期)も影響が出る「セシウム137」というような放射性物質を身体に取り込んで、今も苦しんでいる訳です。今は、こうしたことへの反省を、闘志に変えなければいけないなと思っています。

 国立(長崎)大学のホールボディカウンターで、「こういうのがおれの身体に入っている」とわかっていながら、「(発症した心筋梗塞との)因果関係は無い」という、ああいう判決が出てくることに、納得がいきません。正に、国ぐるみでの隠蔽です。厚生労働省は、いろんな資料を持っているのに、国策に響いてくるようなことは隠そうとする。裁判官も国の官僚です。みんな自分たちに都合のわるいことは、「無いこと」のようにしようとする訳です。

 結局、作業員は、実験用の「マウス」みたいなものです。作業員は、「生きている人間」と見なされていないということです。「人間の一番尊い生命」という価値観を共有できないから、戦争みたいな争いが起きると思うんです。原発だって、「生命」というまっとうな考えから見たら、絶対に出来ないはずなんです。原発の手配もずーっとたぐっていくと、日立プラントとか東芝の直下請けは、1人10万円ももらえるのです。外国人(アジア人)の労働者は、ピンハネのない、ものすごい高い単価をもらって、短期間だけ働いて「母国に帰ったら家が建つ」って、ものすごい高濃度の現場によろこんで入っていくわけなんですよ。その後、どうなったものやらわかりません。「おれんところは責任ないぞ」「おまえが契約したんだから」と、元請が下請けに投げ、その下請けがまた下請けに投げと、多重構造があって、その最末端が釜ヶ崎とかの労働者になるという構造があるのですよね。

 昔の戦争と違って、今は姿も見えないミサイルでの戦争です。今あるプルトニウムで、いくらでも原爆を造れます。安倍みたいな右翼思想を持った奴は、原爆を造ろうとするでしょう。日本も前の戦争中に、核兵器を開発していました。

 「アリと象のケンカ」なんて言われました。アリは踏みつぶされてばかりじゃつまりません。一審で勝ったら、「おまえは殺されとるぞ」なんて言われていました。国側は、私が生きて声を出し続けることを、大変嫌っています。原発で働く作業員が集まらなくなるからです。生きることが国に対して一矢を報いることになると思って、生き続けます。



沖縄・反戦労働者

 沖縄では、「女性殺害事件」に怒りが沸騰しています。「新基地建設絶対反対、全基地撤去」の声と闘いが、激しく沸き起こっています。これまでくり返されてきた「基地の整理縮小」や「兵士の綱紀粛正」の空文句で収めることは、もはや不可能です。問題は、それが日本の民衆全体の怒りと闘いになっていないことです。

 日本の民主主義は、沖縄闘争をやるなかで初めて身につく。これが私の持論です。沖縄の民主主義は、誰かから与えられたものでもなく、虐げられた沖縄民衆が、何もない所から、闘いによって自力で獲得してきたものだからです。沖縄闘争の意義はそこにあると、私は考えています。

 「安保法制」から憲法改悪、そして戦争へ。これが、安倍の野望です。そして、その最大の拠点こそ、「安保の要」と言われてきた沖縄であり、辺野古の新基地に他なりません。新基地建設を阻止する闘いは、安保の拠点、安倍の野望の拠点を撃つ闘いであり、その意味で、日本労働者人民全体の一大決戦にほかなりません。

 私たちは、新基地建設を何としても止めます。そうすることで、安倍の野望を辺野古で止めます。決戦をともに闘いましょう。




安保粉砕・政府打倒全国統一行動によせられた
革命軍からのアピール

 6・15 安保粉砕・政府打倒全国統一行動に結集した同志・友人の皆さんに革命軍より共に闘う連帯のアピールを送ります。

 安倍政府の御用マスコミである「産経新聞」は、ネット上に2月23日の「『革命軍』の非公然アジト」急襲反革命弾圧に関するフレームアップ記事を掲載した。曰く「『新たなゲリラが実行の直前だった』と捜査関係者は、分析する」「『このまま準備が継続されていたら、ほぼ間違いなく発射に至っていただろう』と捜査関係者は話す」「『革命軍』は、サミットにあわせ、標的の候補となる施設を下見するなどし、飛翔弾の製造を進め、発射準備を本格化していたとみられることが判明」。反革命弾圧に対しては、これまでそうしてきたように必ず報復する。闘う労働者人民あるかぎり、革命軍は、永遠に不滅である。

 安倍は、「伊勢志摩サミット」に際して、「世界経済とテロ対策が最大のテーマだ」と言い放っているが、「最大のテーマ」のうちの「世界経済」とは、安倍自身が「世界経済全体は、リーマン・ショック級の緊急事態」というごとく、「アベノミクス」の破綻を「世界経済」のせいにして糊塗し、参院選対策として消費税増税の再延期に道を拓こうとするものにすぎない。各国首脳から不興と失笑を買っただけであった。資本主義世界経済は、世界大恐慌の爆発から決して逃れることはできない。「かくして古い恐慌の再現を阻止しようとする要素のそれぞれが、はるかにより強力な将来の恐慌の胚種を蔵しているのである」(「資本論」のエンゲルスによる「注」)。それ故、帝国主義は、世界大恐慌爆発を覚悟しつつ、それ以前に体制攪乱要因と革命勢力を除去すべく「対テロ戦争」という名の反革命戦争に熱中せざるをえないのであり、「伊勢志摩サミット」は、「反テロ・サミット」に他ならないのである。

 革命軍は、帝国主義軍隊解体の武装闘争を継続し、対日帝武装闘争の本格的飛躍を実現する。2014年10月20日の沖縄・名護新基地建設工事業者である中央開発株式会社に対する革命的迫撃弾戦闘の地平を引き継ぎ、沖縄・名護新基地建設阻止決戦の最尖端で闘いぬく。原発再稼働阻止、改憲―核武装阻止の最先頭で闘いぬき本格的権力闘争の地平を切り拓く。

 黒田革マルとJR総連・松崎革マルが、「反ファシズム統一戦線」でブルジョア社会防衛―反革命組織の防衛で身を寄せ合わんとすることを許さず、2・11報復戦の猛攻で解体・絶滅せよ。2・11反革命―同志中原虐殺から39ヵ年、革命軍は、時をこえて反革命革マルに対する怒りを解き放ち、反革命残存中枢―「特行」どもを革命的テロルで完全打倒する。

 「在特会」ら反共ファシストが活性化している。在日朝鮮労働者人民に対する虐殺を呼号した排外主義デモをたびたび繰り返し、闘う沖縄労働者人民への敵対を強めているのだ。差別主義・排外主義煽動を粉砕し、反共ファシストを撃滅せよ。革命軍は、桧町公園爆殺未遂攻撃に完全報復し、「一水会」を統合軸とする天皇主義右翼ファシストとの銃爆レベルのせん滅戦に決起し勝利する。

 廃屋と化した「事務所」で、肩を寄せ合い、わずか数人の「デモ隊」の「記念写真」を掲載するだけのための「機関紙」と称する間の抜けた紙キレを発行するのみとなり、最早、階級闘争とは全く無縁な存在となって久しい「社会党」(旧ハザマ私兵グループ)は、2・23反革命弾圧に小躍りし、2・23反革命弾圧被告の公判に、日参し、権力に守られながら、ピーピーとはしゃぎまくっている。革命軍は、唯々、わが革命軍から逃げまどうことのみにおいて「非公然」を語る哀れな「社会党」残存白色テロリストどもに最後の鉄槌を下す。

 結集した同志・友人の皆さん!

 〈反革命戦争とファシズムの危機を蜂起―革命戦争に転化しプロレタリア・ソビエト権力を樹立せよ〉の決戦戦略の下、共産主義世界革命勝利へ向けた歴史的飛躍を共にかちとろう。