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10・21反帝―国際連帯全国統一行動に寄せられたメッセージ
(1203号6面)

日本キリスト教改革派亘理教会牧師 林 茂雄氏

 10・21反帝―国際連帯全国統一行動を闘うみなさんに、連帯のメッセージを送ります。

 7月の参院選によって改憲勢力が衆・参ともに3分の2を超え、安倍の改憲と戦時国家体制形成をもっての本格的戦争への突撃の動きが強まっています。これを許さぬ闘いとして、爛戰肇淵猗神鎰瓩鮴こΔ妨討咾けてストライキ、デモで闘った爍隠亜Γ横厩餾殀神錺如辞瓩領鮖砲魄き継ぎ、反帝―国際連帯闘争が戦闘的に闘われ、大成功することを期待しています。

 安倍は、昨年の「安保法制関連法」の制定強行をもって「集団的自衛権行使」に踏み出し、11月には青森から南スーダンに派兵する自衛隊に「駆け付け警護」「宿舎の共同防護」の新たな任務を命令して、中東での戦争に手を染めようとしています。聖書で言う「海からの獣(日本)と大陸からの獣(アメリカ)がともに『最終戦争(ハルマゲドン)』に突入」しようとしているということです。来年の防衛予算・5兆1685億円で攻撃型のステルス戦闘機や、米軍にも給油するための空中給油機、牴イ蠅海濾隊瓠瓠嵜緡Φ‘庵帖廚使う水陸両用車などを買い込み、朝鮮半島での戦争準備にも拍車をかけています。防衛大臣・稲田が口にしたように、もはや「防衛予算」ではなく、「軍事予算」そのものです。

 参院選後に安倍が「戦争屋」の本性を露わにして猯呂鼎瓩燃始した沖縄・高江でのヘリパッド建設を絶対に阻止しましょう。「もんじゅ」を廃炉にしながら核燃料サイクル計画は維持し、原発再稼働、大間原発などの新設、老朽原発の延長稼働をもって核武装することを阻止しましょう。わたしもみなさんと共に「有事法制に反対する宮城県実行委員会」として7月の大間原発建設阻止現地闘争、9月の防災訓練粉砕闘争を闘い、安倍の戦争突撃に対決して闘ってきました。

 自衛隊を実戦部隊として世界中に派兵すること、自前の核兵器を持つことで「一流の帝国主義」になることを猗甦雖瓩箸垢覦打椶里發ろみを民衆の怒りで包囲し、安倍政府を打倒する闘いの巨大な隊列を建設していきましょう。

 わたしもそのために最後まで共に闘う意志を表明し、連帯のメッセージとします。



部落解放運動活動家

 わが躯幹暗夜の獄に埋もれども心は常に荊冠旗の下

 これは、無実の部落民、石川一雄さんが獄中で詠んだ歌です。獄中にあって自分の生い立ちを見つめ、見直して、「自分が善枝ちゃんを殺したということになったら、部落民総体が人を殺すんだとなる。差別裁判に負けるわけにはいなかい」と考え、部落解放の不屈の魂を獲得していくわけです。そこから必死の猛勉強が始まる。この石川さんに学び応えるところから、狭山差別裁判糾弾闘争は始まりました。多くの部落大衆が石川さんのように、自分の置かれている社会的立場の自覚に基づき、自力・自闘の主体を形成し、労働者や他の被差別民衆との連帯を求めて起ち上がってきました。その闘いは、「1人は万人のために、万人は1人のために」という狭山思想を産み出してきました。部落差別に基づく「権力犯罪」を徹底糾弾し、幾多の冤罪事件に対する闘いを牽引し、部落解放と全人民解放の展望を大きく切り拓いてきました。この闘いに絶対に負けるわけにはいきません。勝利の確信を胸に、第3次再審闘争を闘いぬきましょう。

 安倍首相を一言で表現すれば、「巧言令色鮮し仁」。「仁」とは、思いやりの心であり、哲理のことです。優しい心も哲理もなく、馬に乗った狐のような信用ならざる浅薄な戦争屋、酷薄なファシスト、それが安倍です。このような者と民衆との関係は敵対矛盾です。敵対矛盾である以上、打倒するよりほかありません。1930年代の教訓は、労農派、講座派の対立が端的に示しているように、戦争とファシズムに対して、闘う勢力が団結して立ち向かうことができなかったことです。今こそ「求大同、存小異」(小異をのこして大同につく、少数意見をあくまで尊重しつつ大団結する)の精神で、労農水「障」学の共闘を強化し、大きな共同戦線を構築し、新たな戦争とファシズムを打ち砕くために総決起しましょう。

 私は、水平社魂で終生闘い続けます。皆さんの奮闘を心より願っています。



闘う部落民 野田和美氏

 安倍極右政府が朝鮮反革命戦争とファシズムに突撃するなか、部落解放運動総体も大きな試練の時を迎えています。

 狭山闘争は、第3次再審闘争が大詰めの局面を迎えています。8月22日、狭山弁護団は、第29回「3者協議」を前に、新たな鑑定書を東京高裁に提出しました。石川一雄氏の「自白」をもとに発見され「有罪証拠」とされた、石川氏宅のお勝手の鴨居の上に置かれていた万年筆について、実際に入っていたインクには、「女子高校生誘拐殺害事件」当日の1963年5月1日まで被害者が使っていたインクが微量たりとも混じっていないことを証明したものです。元々、この「証拠」自体、警察による捏造なのです。次回の「3者協議」は、11月上旬開催の予定ですが、狭山弁護団の要求する物的証拠をいまだに開示しない東京高検、事実調べや証拠開示命令を行なわない東京高裁・植村を、この鑑定書を突きつけつつ、徹底した闘いで追いつめよう。部落解放同盟内社民・こえ派の制動を踏みしだき、階級的共同闘争と大衆的実力闘争・武装闘争で闘いぬこう。〈差別裁判糾弾、階級裁判粉砕、国家権力糾弾・打倒〉の旗幟を鮮明に、第3次再審闘争の爆発から、狭山闘争の勝利へ進撃しよう。

 極悪な差別主義・排外主義煽動が急加速しています。「ヘイト・スピーチ」などの極悪な差別煽動、虐殺煽動を凶行する「在特会」をはじめとする極悪反共ファシストなぞ、撃滅あるのみです。「鳥取ループ・示現社」なる輩による「全国部落調査」ばら撒きを、断じて許してはなりません。そして、自民党主導の「部落差別解消法」制定をも通した、ファシズム融和運動に道を拓きかねない「差別の法規制」を踏み越え、戦前水平社の敗北の総括をかけた差別糾弾闘争の復権をなしきらなければなりません。部落解放運動の革命的飛躍・前進を切り拓き、部落解放の佳き日をたぐり寄せる決意です。



在日朝鮮人活動家

 「平和憲法のもとで、戦後日本は、戦争に関わって来なかった」、「1人の戦死者も出して来なかった」とよく言われます。しかし、それは、まったくの嘘です。10月8日の「朝日新聞」の特集記事でも紹介されていますが、朝鮮戦争(1950年〜)では、米占領軍に「徴用」された多くの日本人労働者が、輸送船員や港湾荷役として、仁川上陸作戦をはじめ朝鮮半島の激戦地に送られており、戦争勃発からの約半年間で五六人が死亡したといいます。「休戦協定」(1953年)が成立するまでで見れば、動員された日本人労働者は全部で「1万人規模」と推定され、このうちどれだけの人々が死傷したのか「分かっていない」とも書かれています。

 朝鮮戦争は、朝鮮の内戦に米軍が「国連軍」を騙って介入し、全土を焦土にしました。この戦争に日本からも多くの人たちが参加しているのです。その後、ベトナムでも、イラクでも、日本は「米国の戦争」に深く関わってきました。そしてもっと直接的に、もっと大がかりに関わろうというのが、「安保法制関連法」にほかなりません。「安保法制関連法」の最大の想定が、朝鮮半島であることも明らかです。戦争への道を許さず、朝鮮半島の平和統一をめざす取り組みが、今ほど求められている時はありません。

 他方、現在開会中の臨時国会で、在留資格に「介護」を設けて外国人介護労働者を本格的に導入するための「出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案」、「外国人技能実習制度」を強化するための「外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律案」の成立が狙われています。技能実習の期限を5年に限るなど、外国人労働者を、必要な時に徹底的にこき使って、用済みになったらさっさと追放するという体制を整えようというものです。在日朝鮮人に強いてきた差別、同化、抑圧、管理と排斥の入管体制は、今なお変わっていません。

 戦前、強制連行された朝鮮人は、全国各地の炭鉱や鉄道工事、道路工事などに動員され、常に死と隣り合わせの劣悪な労働条件下で酷使され、多くの同胞が犠牲になりました。その過酷さは、「(鉄道の)枕木1本に朝鮮人1人の生命が眠っている」と言われるほどです。しかも、今なお、日本政府は、被害者(家族)に対する謝罪も賠償もしていません。安倍政権は、事あるごとに「北朝鮮の拉致問題」を口にしますが、そもそも戦後補償の問題を自らキチンと解決しておれば「拉致問題は発生しえなかった」のです。

 社会の最底辺で苦しむ民衆の現状を変革し、差別と戦争のない日本社会を創るために、大いに仕事をしましょう。皆さんの奮闘を期待します。



元原発労働者・原発労働裁判原告 梅田隆亮氏

 来る11月7日(月)午後2時より、福岡高裁501号大法廷において、私の控訴審の第1回公判が開始されます。1審は敗訴しました。しかし、これは追い詰められた国家権力の悪あがきです。1審敗訴で、かえって性根が座りました。闘いはこれからです。命あるかぎり、闘いぬきます。

 私は、戦争で苦しい体験をしました。戦争のために母親とも泣き別れ、父親とも生き別れて、さまざまないじめにも遭いました。「戦争さえなければ、おれは原発にも行っとらん」と思っています。戦争がなければ、原発もないんだとも思います。私にとっての原点は、戦争です。「戦争法」なんて作った安倍に、一泡吹かせてやりたい気持ちです。

 控訴審を決心したとたん、脅しの電話が7つもかかってきました。1審の時にはこのような電話は一切ありませんでした。「おまえみたいな『国賊』が、勝ち目のない裁判をダラダラとしやがって」というような内容です。こっちは、原発という国策によって働いたばかりに、人生そのものを大きく犠牲にされたのです。昔だったらオドオドしていましたけれど、1審の裁判を闘った身としては、こんな脅しぐらいでは動じません。「これは一種の脅迫じゃないか! あんたの電話番号を教えてくれ、こっちからかけるから」と言ったら、ガチャリと切ってしまいました。「身辺に気をつけろ」もあるものかという気持ちです。もう裁判をやる前とはちがいます。この裁判は、私1人のものではなくなっているのですから、勝訴とか敗訴とかは横に置いといて、この闘いに一身をかけます。

 提訴した時よりも、原発の再稼働が躊躇されている気がします。川内の定期検査の作業員が、半分も集まらないで、3ヵ月のところが、倍の日数がかかっていると聞いています。私の裁判がこうした力になれているのなら本望です。向こうも必死になっています。玄海原発は、プルサーマルです。毒性が激しいのです。こんなものを動かしちゃいけません。控訴審の方が重みが出てくると思います。はじめて原発で働いた時の私自身を振り返ってみると、放射能という意識が希薄で、ただ「単価がいい。楽な仕事だなあ」という程度の認識でした。そんな認識で働いていると、この社会では取り返しのつかないことになるのです。原発なんぞで労働者は、働いてはいけないのです。

 原発で働く労働者が集まらないようにできれば、国に対して一矢を報いることになります。これが「最後の一発」のつもりでがんばります。1審に敗れた私の気持ちは、腹の中で煮えくりかえっています。命あるかぎり、1日でも半日でも暴れまくってやるという気持ちでおります。1審が結審するまでの「4年2ヵ月」と一口に言いますけど、その間、支えてくださった皆さんの力がどれだけ大きいものか、感謝のしようもありません。私は、戦争でいやな思いをしましたが、皆さんとお会いできたことが、一生の宝物となりました。これからまだ続く闘いです。今後ともどうぞよろしくご支援のほど、お願いいたします。



沖縄反戦労働者

 いま、東村・高江では、安倍政府―沖縄防衛局、そして機動隊による「何でもあり」の無法と暴力が横行しています。政府―沖縄防衛局が、全国から動員した500人とも言われる機動隊を使って、ヘリパッド建設工事をゴリ押ししているのです。それは、名護新基地建設と一体の攻撃です。「沖縄の基地負担の軽減」と言いつつ、ヘリパッドを建設し、名護新基地を建設し、米軍基地の機能強化と日米安保の強化に突き進んでいるのです。

 怒りは全島に渦巻いています。高江現地では、連日にわたって工事阻止の闘いが取り組まれています。その闘いは不屈であり、必ず名護新基地建設阻止の大闘争へと引き継がれていくでしょう。

 「安保法制関連法」から憲法改悪、そして戦争へ。これが安倍の野望です。そして、その最大の拠点こそ、「安保の要」と言われてきた沖縄であり、新基地の建設に他なりません。新基地建設を阻止する闘いは、安保の拠点、安倍の野望の拠点を撃つ闘いであり、その意味で、日本労働者人民全体の一大決戦にほかなりません。決戦をともに闘いましょう。