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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

全国大学で大学祭闘争を闘いぬく(東北大学、宇都宮大学、千葉大学)  (1207号1面)

東北大学〈11月21日〉 

 11月21日午後6時半より、東北大社会思想研究会は、仙台市内の市民会場において、反核・沖縄企画―DVD上映会を開催した。

 DVD上映会の第一弾は、沖縄企画だ。「辺野古のたたかい」を上映し、辺野古現地での、体を張った闘いを知ることで、沖縄人民解放闘争への決起を提起していくものとして、今回の企画に取り組んだ。次に、反核企画として、「なぜ警告を続けるのか〜京大原子炉実験所・牋枌辞瓩慮Φ羲圓燭繊廚裡庁孱直絮任鮃圓覆Α5都大学原子炉実験所に所属する、今中哲二氏や小出裕章氏ら6人の研究者たちが「熊取6人衆」と呼ばれ、常に政府や資本の圧力にさらされ、迫害を受けてもなお、日帝の核武装のための原子力研究に警鐘を乱打し続けた、そんな生き様を描いたドキュメントである。この2本のDVDを上映し、この日のDVD上映会を貫徹した。

 東北大学では、「非公認サークル」の解体が策動されるなど、革命的学生運動解体攻撃がさらに進行している。東北大当局は、川内キャンパス内の至るところに「学外者の勧誘活動禁止」「政治セクトに注意」「安易に署名に応じるな」なる貼り紙や看板を掲げ、東北大生の革命的学生運動への結集を何としても妨害しようとする姿勢をむき出しにしている。しかし、われわれは、今回の沖縄・反核企画の成功にむけ、ビラまきなどの宣伝活動、さらに街頭に撃って出ての宣伝を粘り強く続け、東北大生らの組織化に向けて奮闘してきた。ビラを受け取った労働者人民の中からは、企画の趣旨に対し「そのとおり」「がんばれよ」などの激励の声が少なからず寄せられた。

 昨年12月に仙台市営地下鉄が開設し、また新たな「課外活動共用施設」が完成するなど、東北大学では、キャンパス全体の再編が進行している。安倍政府の進める「教育改革」の中で、東北大学を「国家と企業に貢献する大学」へと再編しようとしているのだ。そんな中で、東北大当局が、サークル活動など、学生の自主的活動への規制強化を加速させてくるのは必至だ。一方、東北大学では、今年八月に、無残にも「自由と民主主義のための学生緊急行動(SEALDs)」は解散し、「シールズ東北」も消滅したものの、その亜流の組織が引き続き学内でうごめいており、学生の怒りの体制内的集約を図る動きが続いている。「SEALDs」の持つ、「警察は味方」なる腐った思想性の対極に起ち、あらゆる弾圧を粉砕し、東北大学における〈戦時下の新たな革命的学生運動〉の創出を何がなんでも成しきっていく決意である。


宇都宮大学〈11月11日〉

 宇都宮大学では、11月19日から20日の2日間、「第68回峰ヶ丘祭」が開催された。宇大新聞会は、大学祭を前にした11月11日、学外の市民会場において、闘う沖縄労働者人民の名護新基地建設阻止闘争の記録映画である「辺野古のたたかい」のDVD上映会を行なった。

 安倍政府が「集団的自衛権行使」を閣議決定した2014年7月1日、沖縄では、名護市辺野古への新基地建設が開始された。闘う沖縄労働者人民は、7月以降、キャンプ・シュワブのゲート前での工事用資材搬入阻止闘争を開始し、24時間の座り込みを展開してきた。そして、ブイ設置を阻止するための、カヌーをくりだしての海上行動をうちぬいてきている。辺野古現地での闘いは今日に至るまで続いており、安倍政府が国家権力の全体重をかけ、名護新基地建設と高江ヘリパッド建設を狙い、闘う沖縄労働者人民に対する不当弾圧を強化する中であるからこそ、沖縄労働者人民の体を張った激闘と連帯した、革命的反戦闘争に起ち上がらなければならない。沖縄現地と結びついた闘いへの決起を訴えるべく、新聞会は今回の企画をやりぬいた。

 宇大当局は、国家権力―警視庁公安部と一体となって、2011年12月、宇都宮大学で組織化にあたっていた同志に対する「電子計算機使用詐欺」デッチ上げ不当逮捕を契機に、新聞会の非公認化に踏み込んだ。そして、今回の企画に対しても、新聞会の仲間が宇大正門前において情宣活動を開始するや否や、警察権力と一体となった宇大当局職員が前面に出て、正門前路上での情宣活動を執拗に妨害してきた。新聞会は、国家権力と一体となった宇大当局による情宣活動に対する妨害を許さず、くり返し宇大正門前に登場して宇大生に対してビラを手渡していった。そして、宇都宮市内でもビラ撒き情宣行動をやりきり、「辺野古のたたかい」DVD上映会を貫徹したのである。

 新聞会を排除した上で開催される「峰ヶ丘祭」は、政治・社会問題に鋭く切り込もうという企画は皆無であり、ましてや独自の文化・芸術・学問を創造しようという気概なぞまったくない。お笑いタレントを客寄せパンダとするばかりの、お寒い限りの無内容ぶりである。大学祭を前にしても、キャンパスにはまったく活気が見られず、学生の持つエネルギーなぞまったく感じることのできない惨状である。これも、学生の自主的活動全般が、当局の規制も相まって低迷していることの現れである。

 警察権力と一体となって学生支配を強化し、新聞会つぶしの攻撃を続ける宇大当局を許さず、何よりも宇大生の組織化を推し進め、宇大における革命的学生運動の創出に向けてさらに奮闘していく。


千葉大学〈11月10日〉

 千葉大学では、11月3日〜11月6日、西千葉キャンパスで「第54回千葉大祭」が開かれた。その後の11月10日午後6時30分から、千葉大医療問題研究会が学外の市民会場において、「障害者」解放企画として「養護学校はあかんねん」DVD上映会を行なった。1979年、「障害者」解放運動が勃興するさなか、全国の「障害者」たちが団結して「養護学校義務化」阻止に起ち上がった記録映画である。日帝の、「障害者」隔離・抹殺攻撃が延々と続き、さらに差別主義・排外主義煽動が蔓延し、その延長線上に今年7月26日の「相模原市障害者殺傷事件」が生起するという中で、今こそ、革命的「障害者」解放運動の飛躍・前進が問われているのである。そのこともふまえ、かつての先達たちの体を張った闘いを知ることで、新たな革命的「障害者」解放運動への決起を提起していくものとして、今回の企画に取り組んだ。このDVDに登場する、「養護学校義務化」阻止闘争の参加者の中で、後に自民党議員に成り下がった八代英太を筆頭に、共に闘ったはずの仲間の中から、少なからぬ部分が体制内化の波に取り込まれている現実を踏まえ、「障害者」解放運動の営為を引き継ぎ、限界を踏み越えた全国「障害者」解放運動共闘会議(全「障」共)の躍進こそが求められていることを、改めて痛感せざるをえない。

 千葉大当局は、今でも医療問題研究会に対する排除攻撃を続け、南門付近での勧誘活動ですら当局職員やガードマンが監視する状況が続いている。そんな厳しい条件の下ではあったが、医療問題研究会は、千葉大生や大学祭参加者に対する宣伝活動を粘り強くやりぬくと、用意したビラは次々に受け取られていく。この日のDVD上映会を最後まで貫徹した。

 千葉大当局は、日常的に「公認サークル以外の勧誘に気をつけろ」「安易に署名に応じるな」なぞとするポスターを張り巡らすなど、課外活動に対する管理・統制をさらに強めている。加えて、大学祭や新歓活動についても、実行委員会が当局の下請け機関に成り下がっている現状がある。千葉大当局によるサークル活動への規制強化を跳ね返していかなければならない。千葉大当局の妨害を跳ね返し、医療問題研究会の強化に向けてさらに奮闘していく。

 未だ千葉大学にうごめく日共・民青との競合に勝ちきり、〈戦時下の新たな革命的学生運動〉の創出を千葉大学からなし切る決意である。