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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

労組大会の成功かちとられる(1208号10面)

宮城県地域連合労働組合再建第13回定期大会〈11月25日〉

 11月25日、仙台市内において、宮城県地域連合労働組合の再建第13回定期大会をかちとった。

 大会は、執行部からの大会開催宣言により開始された。

 議長が選出され、大会に寄せられたメッセージが紹介される。東京都地域連合労働組合から「安倍政府は内戦が激化している南スーダンへの派兵をもって『殺し殺される軍隊』として自衛隊を打ち固めようとしている。こんなことは絶対に許してはならない」「本格的な戦争へと突入しようとしている安倍政府にとっては戦時国家体制形成は喫緊の課題だ。この戦時国家体制形成に不可欠なものとして、戦争翼賛の労働運動=『産業報国会』型労働運動を育成するために、『働き方改革』を叫び、労働法制の大改悪と『共謀罪』新設をもって階級的革命的労働運動の解体攻撃を強行しようとしている」「こうした攻撃を『正規』―『非正規』の分断を打ち破り、団結して打ち返していこう」。続いて、神奈川県地域連合労働組合から「私たち神奈川県地域連合労働組合は、小さな組合だが、東京・山谷での越年・越冬闘争、山谷夏祭りを支援し、『日の丸』『君が代』に反対し不起立を闘う教育労働者と連帯して、闘いを推し進めてきた。また、フィリピン・トヨタ争議の支援でトヨタ本社前での抗議行動にも参加してきた」「こういう時代だからこそ、戦争に反対し、地域における未組織労働者を組織化し、賃上げ―労働条件の改善をかちとっていかねばならない」「『正規』―『非正規』を貫く労働者の団結で、『連合』をはじめとする『戦争翼賛』の労働運動を打ち破り、ともに前進していこう」。両団体の力強いメッセージに圧倒的拍手が湧いた。

 次に、執行部より、大会議案の提起がなされる。〈情勢〉に続いて、〈総括〉では、組合活動の停滞を突破し、未だ仮設住宅などで生活再建もできないままの労働者、除染作業などに駆り出され使い捨てにされる労働者、「福島第1原発事故」関連の被災者と結びつき、切り捨てを許さない闘いをやり切らねばならないこと、「反戦」「反核」の闘いとして取り組んできた在沖米海兵隊の王城寺原演習場での実弾砲撃―「本土」移転演習阻止現地闘争、女川原発の再稼働阻止闘争、大間原発建設阻止闘争、六ヶ所核燃料サイクル粉砕闘争を強化しなければならないことが提起された。〈方針〉では、「資本の利潤追求を優先した『復興』攻撃のなかで、生活再建もできないままの被災労働者の切り捨てが強行されようとしている。低賃金と劣悪な労働条件での『非正規雇用』の拡大と切り捨てを許さない闘い、『2020年東京オリンピック』までに原発被災者の補償を打ち切り、『福島第1原発事故』そのものを猝気もの瓩砲靴茲Δ箸垢觜況發魑さない闘いをやりぬこう」「沖縄・高江ヘリパッド建設阻止の実力攻防を闘いぬく労働者、労働組合と連帯し、宮城の労働者の反戦決起を実現していこう」「周辺労働者や原発労働者の被曝なしには存在しえない原発の廃止をかちとる闘い、核武装にむけた『核燃サイクル計画』を粉砕する反核闘争の前進をかちとろう」「安倍と資本は、『働き方改革』と称して、『残業代ゼロ化』、『解雇の金銭解決制度』創設をもっての『首切り自由化』、『九割非正規化』―『生涯非正規化』の攻撃を強めている。翼賛国会での労働法制の大改悪攻撃を許さない闘いを闘おう」と提起された。

 質疑応答のあと、議案は満場一致で採択された。続いて、新執行部人事案も満場一致で採択され、会計報告が行なわれ、承認された。選出された新執行部が決意を表明する。最後に、全員の力強い「団結ガンバロー」三唱を行ない、大会は締めくくられた。



東京都地域連合労働組合第15回定期大会〈11月27日〉

 11月27日、午後六時から台東区生涯学習センターにおいて、東京都地域連合労働組合第15回定期大会が開催された。

 最初に、開会宣言がなされる。議長が選出され、大会に寄せられたメッセージが紹介される。宮城県地域連合労働組合からの「労働者人民に膨大な被害をもたらしている『福島原発事故』をなんら省みることなく、大間原発建設再着工を強行し、川内原発再稼働、そして11月16日には、福井県の関西電力美浜原発3号機の再稼働=延長許可を強行しています。また、安倍極右政府は、今年3月に施行された『安保法制関連法』にもとづき、自衛隊の『駆けつけ警護』『宿営地の共同防衛』の新たな任務を含んだ南スーダンへの『国連平和維持活動』(PKO)派兵を強行しています。労働法制の一大改悪を阻止し、解雇攻撃と劣悪な労働条件を強いられている未組織労働者、『非正規雇用』労働者を組織し、共に闘いましょう」というメッセージが紹介され、拍手で確認される。

 続いて、大会に駆けつけてくれた仲間の連帯あいさつだ。

 最初に、東京・山谷日雇労働組合から、連帯あいさつを受ける。「狎鐐莢悪甍打椶硫憲と戦時国家体制形成の攻撃が強まっています。国会で、野党を抱き込み、憲法審査会を再開しています」「安倍の『1億総活躍社会』は、戦争にむけた『国家総動員態勢』作りを狙ったものにほかなりません。『非正規雇用』の労働者が全労働者の4割―2000万人を超え、労働組合という労働者の団結も無い中で、爛錙璽ング・プア甅狷く貧困層瓩箸いο働と生活を強いられています。今こそ地域連合労働組合がそういった労働者の結集をかちとり、安倍の攻撃を打ち砕く隊列を力強く建設されることを期待しています」と発言。

 次に、神奈川県地域連合労働組合から、連帯あいさつを受ける。「東京都地域連合労働組合とは、結成時からともに歩んできました」「組織化が厳しい状況にあるが、決してあきらめることなく、赤旗を守り抜き、闘いぬいていきたい。ともにがんばろう」とあいさつ。

 2つの連帯あいさつを拍手で確認していった。

 いよいよ議案の提起だ。執行部から議案提起がおこなわれる。

 「私たちを取りまく情勢」では、「安倍は、戦時国家体制形成にむけた攻撃に不可欠なものとして、戦争翼賛の労働運動=『産業報国会』型労働運動を育成するために『働き方改革』を叫び、労働法制の大改悪をもって階級的革命的労働運動の解体攻撃を強行しようとしている。来春の通常国会では、『残業代ゼロ化』、『首切り自由』の『解雇の金銭解決』の法制化を狙っている」「日帝の戦争政策と労働者人民に対する窮乏化攻撃に対して、『格差解消』や『節度ある資本主義』要求運動は無力である。『資本主義生産様式の変革と諸階級の最終的廃止』(マルクス)こそが、労働者階級の歴史的使命である」「こうした情勢の中で、私たち、労働組合が何をなすべきか、決定的に問われている」ことが提起された。

 1年間の総括では、「未組織労働者、『非正規雇用』労働者の組織化」、「労働法制改悪を許さない闘い」、「山谷―寄せ場労働者との連帯」、「闘う教育労働者との連帯」、「差別主義―排外主義との対決」の五項目にわたる取り組みの総括が明らかにされた。

 方針では、「都内の未組織労働者、『非正規雇用』労働者の組織化を目指し、組織の拡大をかちとり、生活に根ざした賃金―労働条件の改善をかちとろう」「『産業報国会』型労働運動粉砕、『残業代ゼロ化』に向けた『労働基準法』改悪など、労働法制の改悪を阻止するために闘おう」「東京・山谷日雇労働組合の呼びかけに応え、2016―2017年山谷越年・越冬闘争の成功をかちとろう」「『日の丸』『君が代』強制攻撃、処分攻撃と対決して不屈に闘う教育労働者と連帯し闘おう」「『在特会』など右翼ファシストの台頭を許さず、差別主義・排外主義攻撃を打ち破ろう」「安倍極右政府の改憲攻撃、戦争突撃に対決し、沖縄―辺野古・高江で闘う沖縄労働者人民、全世界の労働者人民と連帯し、反戦闘争を闘おう」と闘いの指針が鮮明に提起された。

 質疑・応答のあと人事案提起がなされ議案・人事案一括採決に入り、満場一致で採択された。会計報告も承認された。すべての議事が終了し、議長が解任され、新執行部から「全国の闘う労働者と連帯して、革命的労働運動の飛躍を共にかちとろう」という決意が表明された。最後に、「団結ガンバロー」で定期大会が締めくくられた。



神奈川県地域連合労働組合第15回定期大会〈12月2日〉

 12月2日、川崎市平和館において、神奈川県地域連合労働組合第15回定期大会が開催された。

 午前11時、開会宣言。議長選出後、大会に寄せられた宮城県地域連合労働組合からの連帯メッセージが読み上げられる。「3・11東北・関東大震災から5年8ヵ月以上過ぎたが、被災者は未だに『生活再建』の見通しが立たず苦しい生活を強いられている」「政府は『福島原発事故』を省みることなく、大間原発建設再着工強行、川内原発再稼働、11月16日には美浜原発3号機の延長認可を強行している。全国の原発再稼働を全力で阻止し、すべての原発廃止にむけて闘いぬこう」「安倍極右政府は、『安保法制関連法』にもとづき、自衛隊の実戦軍化に突き進み、中東反革命戦争、朝鮮反革命戦争突入を加速させ、『駆けつけ警護』『宿営地の共同防衛』の任務を含んだ南スーダンへの『国連平和維持活動』(PKO)派兵を強行している」「『1億総活躍社会』などという『富国強兵』政策を支える労働運動=『産業報国会』型労働運動へと一挙に転落させようとしている。そして、通常国会で『労働基準法』の改悪を目論んでいる」「劣悪な労働条件を強いられている未組織労働者、『非正規雇用』労働者を組織し、ともに闘おう」。

 連帯参加した労働組合よりあいさつが行なわれる。東京・山谷日雇労働組合は、「本日午後6時から組合大会を開催し、越年・越冬闘争からの2017年の闘いの方針と新たな執行体制をうちたてる」「狎鐐莢悪甍打椶硫憲と戦時国家体制形成の攻撃が強まり、国会では憲法審査会が再開されている」「『1億総活躍社会』は、『国家総動員態勢』作りだ。『働き方改革』は、過労で死ぬまで働け、『非正規雇用』労働者並みの低賃金でも文句を言うな』という攻撃だ」「『非正規雇用』労働者が4割―2000万人を超え、労働組合も無いなかで、爛錙璽ング・プア甅狷く貧困層瓩両態を強いられている」「今こそ地域連合労働組合がそういった労働者の結集をかちとり、安倍の攻撃を打ち砕く隊列を建設することを期待する」と熱く発言。東京都地域連合労働組合は、「きょうだい労働組合としてともに山谷越年・越冬闘争や夏祭りの支援、『日の丸』『君が代』強制を拒否し闘う教育労働者の支援、フィリピン・トヨタ争議の支援など闘ってきた。今、戦争にむけてたいへんな攻撃がかけられている。南スーダン『国連平和維持活動』(PKO)での『駆けつけ警護』『宿営地の共同防衛』、自衛隊の国防軍化、改憲攻撃、これらに共に対決してきた」「安倍政府は、来春、労働法制改悪によって『9割非正規化―残業代ゼロ化』を強行しようとしている。これを打ち破り、総翼賛化攻撃を粉砕し闘おう。『連合』や『全労連』とは区別され、少数であろうと、政府・資本と徹底して対決し、『非正規雇用』労働者、最底辺の労働者の命と権利を守るため共に闘おう!」と檄を飛ばす。

 執行部からの議案提起に入る。規約の変更(第一条所在地)、「情勢」「総括・方針」が提起され、日帝の戦争政策と労働者人民に対する窮乏化攻撃を前にして「格差解消」「節度ある資本主義」要求運動は無力であること、労働者間の分断を打ち破り、組織化を推進しなければならないこと、街頭情宣、労働相談はじめ地域での取り組みを通した、既存の労働組合との二重加盟、未組織労働者と「非正規雇用」労働者の組織化を推進すること、安倍極右政府の戦争政策と対決して闘うこと、「連合」「全労連」を突破し闘う労働運動の前進が求められていることが提起され、闘う労働組合の結集軸としての全国労働組合運動交流会(全労交)の重要性が確認された。

 質疑応答のあと、議案は、満場一致で採択された。続いて、人事案も満場一致で採択され、会計報告が行なわれ、承認された。議事が終了し、議長が解任され、新執行部から、「労働運動の原則を堅持し、前進をかちとる」という決意が表明される。全員の「団結ガンバロー」の固いこぶしで定期大会は締めくくられた。