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1・23自衛隊ソマリア沖派兵粉砕! 第26次P-3C哨戒機出撃阻止を闘う (1214号1面)

御茶ノ水駅頭で情宣行動

 反戦・全学連は、2009年以来積み上げられてきた自衛隊ソマリア沖派兵がさらに継続され、そして、2016年3月29日の「安保法制関連法」施行後、4度目のP―3C哨戒機のソマリア沖派兵が強行されることに対する闘いに起ち上がった。

 自衛隊ソマリア沖派兵は、2009年3月に、当時の麻生政府が、「海上警備行動」を発令して海上自衛隊の護衛艦2隻を出撃させることで開始された。その後、麻生政府は、同年5月に、派兵規模をさらに拡大し、P―3C哨戒機と陸上自衛隊の中央即応連隊、航空自衛隊のC130輸送機1機をジブチに送り込んだ。陸・海・空3自衛隊が統合しての、ソマリア沖での部隊展開に一挙に踏み込んだのである。1月13日、自衛隊・統合幕僚監部は、海自・第1航空群(鹿児島県鹿屋市)と陸自・第43普通科連隊(宮崎県都城市)を基幹とするP―3C哨戒機2機と要員のソマリア沖への出撃を発表した。現在ソマリア沖で展開しているP―3C派兵部隊の交替部隊を、「第26次派遣海賊対処行動航空隊」及び「第7次派遣海賊対処行動支援隊」として編成し、新たに派兵するというものだ。P―3C哨戒機の出撃は、今回で26回目となる。「第26次派遣海賊対処行動航空隊」は、まず1月23日に要員が、民間航空機を使って成田空港から出撃し、翌1月24日にP―3C哨戒機2機が、鹿屋航空基地から出撃、2月8日に要員がチャーター機を使って鹿児島空港と羽田空港から出撃する。出撃した部隊は、ソマリア隣国の紅海沿岸・ジブチにある自衛隊基地に駐屯し、部隊展開することになる。

 P―3C出撃部隊が派兵されようとする1月23日午前10時に、反戦・全学連の部隊は、JR御茶ノ水駅頭に登場し、すぐさまゼッケン、ヘルメットを着け、横断幕を掲げ整列する。「自衛隊のソマリア沖派兵を粉砕するぞ」「P―3C哨戒機の出撃を阻止するぞ」「中東反革命戦争粉砕」「自衛隊海外派兵を粉砕するぞ」「戦争遂行の安倍極右政府を打倒するぞ」。シュプレヒコールが駅頭にひびきわたる。寒波が襲来し、底冷えのする中ではあったが、朝鮮反革命戦争とファシズムに突進する安倍政府への怒りが労働者人民の間で蓄積する中での情宣行動に、道行く労働者人民が注目する。用意したビラは、次々と捌け、激励の言葉をかけていく人もいる。反戦・全学連の部隊は、約1時間にわたる情宣を終え、シュプレヒコールでこの日の闘争を締めくくった。

自衛隊ソマリア沖派兵を粉砕しよう

 2009年3月からソマリア沖で展開する海自護衛艦は、民間船舶を率い、定期的にソマリア沖のアデン湾を往復している。護衛艦は、計26回派兵され、最近では2016年11月20日に、護衛艦・「きりさめ」が海上自衛隊佐世保基地から出撃している。そして、P―3C哨戒機は、アデン湾上空から監視活動を行ない、海上で展開する艦隊への情報提供をおこなっている。さらに、自衛隊は、2011年6月にジブチ国際空港内に拠点を構築している。自衛隊は、対外戦争の犲太哭瓩鮴僂濔紊押↓猩働者人民虐殺の軍隊瓩箸靴洞化されようとしており、ジブチを海外派兵の拠点として強化する姿勢をあけすけにしているのである。

 安倍政府は、ソマリア沖の自衛隊の活動をさらに拡大させている。安倍政府は、2013年12月10日以降、護衛艦1隻を、バーレーンに本拠を置く「多国籍任務部隊」(CTF151)に参加させ、特定海域を分担して哨戒する「ゾーンディフェンス方式」の監視を始めている。さらに、安倍政府は、2015年5月、「多国籍任務部隊」の司令部要員として、海自の将補クラス約10人を派遣した。そして、統合幕僚監部は、1月18日、新たにCTF151の司令官として、海将補の福田達也を送り込むことを発表した。福田は、3月上旬から6月下旬まで、司令官としての任務を負うことになる。こうして、安倍政府は、対外戦争の犲太哭瓩鮴僂濔紊押⊆衛隊を猩働者人民虐殺の軍隊瓩箸靴董△気蕕剖化しようとしているのだ。

 ソマリア沖には、自衛隊だけでなく、米軍をはじめとした北大西洋条約機構(NATO)の諸国や欧州連合(EU)の諸国、中国軍や韓国軍などの艦隊がひしめくように部隊展開している。軍事展開もエスカレートし、洋上での戦闘―「海賊」の拿捕が頻繁に行なわれてきた。安倍政府は、2015年以降、「海賊による襲撃事案はゼロになりました」なぞと「戦果」を強調しているが、実際にはソマリア沖の「海賊」の活動範囲はより拡散しており、アデン湾での活動を抑えているに過ぎない。「海賊」の活動範囲は、インド洋北西部にまで及んでいる。外国艦隊の展開は、「海賊」にとって「抑止力」にすらなっていない。ソマリアでは、米帝―帝国主義の介入によって内戦が激化し、ソマリア労働者人民の生活再建はなおざりにされており、危険を承知の上で牋齎疾藏皚瓩鯀世辰董岾ぢ院廚砲覆蹐Δ箸垢觴圓楼輿蓋紊鮴笋燭覆ぁ

中東反革命戦争参画強化を粉砕しよう

 ソマリア沖における「海賊問題」は、米帝―帝国主義のソマリアへの介入と野放図な収奪が生み出したものである。いわば、米帝―帝国主義は、ソマリア労働者人民を「海賊」へと追いやっているのだ。そんな連中に「海賊対策」を語る資格はない。

 安倍政府は、ジブチの自衛隊基地を、中東反革命戦争の出撃拠点としてさらに強化しようとしており、昨年8月15日には、防衛相・稲田がジブチの自衛隊基地を訪問している。また、防衛省は、自衛隊基地強化策の一環として、駐屯するジブチ政府の、地元の工兵部隊に対する「災害対処能力強化支援事業」なるものを、今年1月〜3月に、実施することを明らかにした。地元に対する「宣撫工作」を行なうことで、自衛隊基地の足元を固めようとしているのだ。自衛隊がジブチから中東に出撃し、労働者人民虐殺に踏み込むことを、断じて許すことはできない。

 帝国主義支配に抗する全世界労働者人民の実力決起が爆発している。パレスチナをはじめとする中東―アラブ諸国で、実力・武装決起が爆発を続けている。米帝・トランプの大統領就任に対する怒りのデモが、米帝足下のみならず世界中で巻き起こっており、パレスチナでも、ヨルダン川西岸・ベツレヘムで、トランプが米大統領に就任した1月20日、トランプの肖像画を燃やす実力デモが、イスラエル軍の弾圧を許さず闘いぬかれた。トランプが、イスラエル―シオニストと露骨に結託し、米大使館のエルサレム移転をはじめとした、パレスチナ解放闘争圧殺に動こうとしていることに対する怒りが、中東労働者人民の中から沸きあがっているのだ。そんな中東労働者人民の怒りの矛先は、ソマリア沖派兵を継続し、イスラエルとの結託を強化し、中東反革命支配への参画を強める日帝にも向けられていることを、肝に銘じなければならない。日帝足下から、プロレタリア国際連帯の下での実力・武装の闘いを切り拓いていかなければならない。

 実力・武装の闘いで、革命的反戦闘争の爆発をかちとろう。中東反革命戦争への参画強化を粉砕し、朝鮮反革命戦争突撃を粉砕しよう。闘う全世界労働者人民と連帯し、日帝足下からの実力決起を爆発させよう。戦争遂行の安倍政府打倒に攻めのぼろう。