解放トップ
トップに戻る
解放最新号
バックナンバー
論文
定期購読

東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

 3・19 2017年春闘勝利総決起集会へ (1214号4面)

                         全国労働組合運動交流会

 全国の働くなかまのみなさん。全国労働組合運動交流会(全労交)は、来る3月19日、東京・千駄ヶ谷区民会館で2017年春闘勝利総決起集会を開催します。圧倒的な労働者の結集を呼びかけます。

 2017年春闘を前にして、「1億総活躍社会」―「働き方改革」を「政権の最大のチャレンジ」と謳う安倍政府が、日本経団連などの経営者団体に「賃上げ要請」を繰り返しています。一方、「働き方改革実現会議」に唯一の「労働団体代表」として呼び寄せた「連合」に対しては、これまで「政労会見」を拒否してきた姿勢を変え、会長・神津を首相官邸に招き、「働き方改革」への協力を要請しています。このような安倍政府による「働き方改革」を前面に押し出した2017年春闘への介入―破壊や、「4年目の官製春闘」と揶揄される日本労働運動の惨状を突破して2017年春闘の階級的爆発を実現しなければなりません。

 昨年の春闘は、安倍政府、日銀、日本経団連、「連合」が異口同音に「消費拡大のための賃上げ」を合唱するものとなりました。これは、「金融政策」で「量的金融緩和」をやっても投資がまったく拡大せず、「財政出動」で旧態依然の公共投資拡大をやっても狆討雲个某絖瓩暴わり、財政赤字が拡大するばかりであり、「アベノミクス」の破綻が鮮明になる中、「国内総生産」(GDP)成長率の六割を占める個人消費の拡大で「アベノミクス」の「成果」を演出しようとするものでした。しかし、実質賃金が5年連続でマイナスとなる中で、一部の「大企業正社員クラブ」に属する労働者を除いては、だれ1人として「賃上げ」を実感できる者はいませんでした。それどころか、「デフレ克服」を安倍政府と共通課題にする「連合」の調査でも、生活が苦しい「非正規雇用」労働者から「食事の回数を減らした」「医者にかかれなかった」「消費者金融からの借金をかかえている」という窮状を訴える声が増え続けています。

 このように、「アベノミクス」の破綻は、もはや隠しようもなくなっています。しかし、安倍は、衆・参ともに改憲勢力が3分の2を超えた今、改憲を強行するために、「アベノミクス」の破綻を隠蔽し、日本労働運動を改憲攻撃の中で翼賛勢力に転落させようとして「1億総活躍社会」―「働き方改革」を打ち出しているのです。

 安倍は、「働き方改革」で「長時間労働の是正」「同一労働同一賃金の実現」を強調し、労働運動の側が標榜してきた課題を、あたかも自らの課題のように押し出しています。しかし、安倍が言う「長時間労働の是正」の本質は、狄遊鑒颪鮑脳限にして最大の生産性を上げる瓩箸い資本の要請する「生産性向上」を貫徹することが目的であり、「長時間労働の是正」なぞやる気もないことは明らかです。また、「同一労働同一賃金の実現」も、その目的は、「正規―非正規の格差是正」のペテンで今まで以上に「非正規雇用」を拡大することです。昨年12月20日に政府側が公表した「同一労働同一賃金ガイドライン案」は、「合理的な理由があれば正規―非正規の差を認める」という内容であり、資本に都合のいい「合理的な理由」をもって「正規―非正規の格差」が公認されてゆくことは明らかです。安倍は、「この国から非正規という言葉をなくす」と言っていますが、このセリフの真の意味は、「正規雇用」労働者の賃金や労働条件を「非正規雇用」労働者並みに引き下げるということです。

 安倍と資本が「働き方改革」なるペテンを使って、長時間労働と「残業代ゼロ化」を強制する「労働基準法」改悪、「金さえ払えば首切り自由」にする「解雇の金銭解決制度」導入、「9割非正規化」にむけた「非正規雇用」の拡大のための労働法制の改悪を強行することを許してはなりません。「大企業正社員クラブ」に属する労働者の物価上昇分にも満たない「賃上げ」をもって「アベノミクスで賃上げ」なぞと描くことを許してはなりません。

 「連合」は、日本経団連とともに「働き方改革実現会議」に出席し、「働き方改革」を推進する側に立ち、戦争翼賛の「産業報国会」型労働運動への転落を深めています。全労連は、階級的労働運動の前進を憎悪し、市民主義化を深め、「野党共闘」に労働者階級を物理力として動員することを繰り返しています。しかし、世界を見れば、世界大恐慌爆発情勢の深化に直面した資本とブルジョア政府による労働法制改悪攻撃に対して、労働者人民のゼネスト、街頭闘争が頑強に闘いぬかれています。日本労働運動は、世界の労働運動に比した遅れを1日も早く克服し、闘いの先頭に起たねばなりません。

 全労交は、2017年春闘を「大幅賃上げ実現」、「1億総活躍社会」粉砕、「働き方改革」―労働法制改悪粉砕をかかげて闘いぬきます。「帝国の官吏化」攻撃―「官製ワーキングプア」拡大と対決する公務員労働運動、「君が代」不起立で戦争教育と対決する教育労働者運動、「非正規」争議、寄せ場解体攻撃と対決して「反戦・反失業」を闘う寄せ場労働運動、原発廃止に向け闘う労働者の闘い、国際連帯の闘いの前進を実現しましょう。改憲攻撃を許さず、高江ヘリパッド建設―名護新基地建設や原発再稼働、武器輸出の攻撃を怒りの闘いで粉砕しましょう。

 あらゆる産別、あらゆる雇用形態の労働者の圧倒的な結集をもって2017年春闘勝利総決起集会を実現し、「連合」や全労連を突破して闘う労働運動の一大奔流を作り上げていきましょう。公務員労働運動への頑強な取り組みを強め、あらゆる民間争議に取り組み基幹産業部門に手を掛け、ゼネストを展望する階級的革命的全国統一センター建設を急がねばなりません。


集会要綱


・日時 3月19日(日)午後1時〜
・会場 東京・千駄ヶ谷区民会館(渋谷区神宮前1―1―10、
 (JR原宿駅徒歩6分、地下鉄明治神宮前駅徒歩8分)
・主催 全国労働組合運動交流会(全労交)
・連絡先 東京・山谷日雇労働組合
    東京都台東区東浅草2−1−6  電話03−3876−8040


〈編集部責任転載〉