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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

3・17「山城博治さんらを返せ 辺野古工事を止めろ 新宿デモ」が闘われる (1220号1面)

 3月17日午後6時半から、「辺野古への基地建設を許さない実行委員会(辺野古実)」の主催による、「山城博治さんらを返せ 辺野古工事を止めろ 3・17新宿デモ」が闘いぬかれた。

 安倍極右政府は、2月6日に名護新基地建設の海上工事に着手した。昨年12月20日、翁長を相手取った安倍の「違法確認訴訟」について、最高裁が沖縄「県」の上告を棄却したことによって、辺野古での工事再開―コンクリートブロック投入は想定されていた。だが、沖縄防衛局のやり方は、文字通りの「問答無用」のやり方であった。沖縄防衛局は、最大で14トンもある大型コンクリートブロックを228個も海に投げ込む作業の強行にむけて、海上での阻止行動を封殺するために新たな海上フェンスを設置し、知事の許可がなければ成立しない「漁業権の消滅」をデッチ上げ、その「漁業権の消滅」を理由にして「岩礁破砕許可」を「県」には申請をしないままコンクリートブロック投入を開始したのだ。これは、辺野古の海の破壊だけでなく、「もう後戻りできないところまで工事は進んだ」ということを見せつけて、沖縄労働者人民の怒りと闘いまで破壊してしまおうとするものだ。

 3月17日当日は、現地阻止闘争の先頭に起ってきた「沖縄・平和運動センター」議長・山城博治氏らに対する「器物損壊」容疑による逮捕につづく「公務執行妨害」「傷害」「威力業務妨害」による再逮捕・再々逮捕、起訴・追起訴という弾圧をめぐった第1回公判の日であった。山城博治氏らに対する弾圧は、2013年の普天間基地へのオスプレイ配備阻止闘争以来、沖縄労働者人民の体を張った闘いによって基地機能の停止を強いられ、名護新基地建設の本格着工を阻止され、犲僂湯瓩魄まされている安倍と日帝国家権力が、犒狙挽回瓩鯏劼韻道迭櫃韻森況發砲曚ならない。現地実力攻防の爆発を阻止するために、指導部を闘いの現場から切り離し、闘いを潰すことを狙った露骨な政治弾圧だ。

 このような国家権力のあらゆる手段を使った攻撃が激化する中、デモ出発前の新宿アルタ前に、安倍の攻撃に対して怒りに燃える200人以上の仲間たちが結集した。午後6時半、司会が集会開始を宣言する。主催者を代表して「辺野古実」の代表が、「今日、山城博治さんら3人の公判がありました。山城さんが逮捕―拘留されてから、ちょうど5ヵ月になります。沖縄現地では今、山城さんの釈放を求め、辺野古の基地建設を許さない必死の闘いが取り組まれています。沖縄に対する不当な弾圧が繰り返されています。山城さんは、差し入れも、家族の面会も拒否され、拘束され続けています。山城さんの即時保釈を求め、ここから運動を構築していきましょう。今日の公判で明らかになりましたが、山城さんの保釈には、『運動をするな』という不当な条件がつけられているそうです。『基地の反対運動をするな』。こんな不当なことがまかり通ってはなりません。沖縄の声を無視して強権を発動し、『森友学園問題』に見られるように、腐敗を極める安倍政府を許さない闘いを発展させていきましょう」と訴えた。

 2月23日に那覇拘置所で山城氏と接見した弁護士、「日韓ネット」の尾澤氏から米韓合同軍事演習をめぐった報告、オスプレイの米軍横田基地配備反対を闘う仲間からの報告に続いて、当日の山城氏の裁判を傍聴した「ヘリ基地反対協」共同代表・安次富浩氏からの電話越しの報告を受ける。

 沖縄への機動隊派遣を違法な公金支出として、損害賠償を求める住民監査請求に続き、住民訴訟に入った原告団からの報告、「MX『ニュース女子』を許さない有志」からの報告、「沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック」からの「岩礁破砕許可」の期限が切れる3月31日の新宿デモの呼びかけ、「辺野古実」からの「サンゴをつぶすな! 海を殺すな! 辺野古新基地建設の強行を許さない4・8首都圏集会」と4月3日の対防衛省行動の呼びかけを受け、集会は終了した。集会参加者は、新宿駅ビル沿いを新宿駅東南口まで、新宿を行きかう多くの人々の注目と声援を受け、デモを闘いぬいた。