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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

4・16「今こそ、排外主義にNO! ACTION」が闘われる
(1223号1面)

日本キリスト教会館での集会と高田馬場駅周辺デモを闘う

 4月16日、「今こそ、排外主義にNO! 4・16ACTION」の集会とデモが闘われた。この行動は、「差別・排外主義に反対する連絡会」「APFS労働組合」「直接行動」の3者によって呼びかけられたものだ。午後1時半から、日本キリスト教会館で行なわれた集会とその後のデモには、東京・山谷日雇労働組合、神奈川県地域連合労働組合、東部朝鮮史研究会も参加し、闘いぬいた。

 APFS労組の仲間が司会に起つ。「昨年6月、『ヘイト・スピーチ解消法』が施行されたが、『ヘイト集団』は、相変わらず街頭で『○○人は出ていけ』など『ヘイト・スピーチ』を行なっている。日・米政府が排外主義を煽動している。こうした状況にNOを突きつけていこう」。

 続いて、横浜・港町診療所の内科医である山村淳平氏から、「入管にひそむ排外主義―現場からの報告」というテーマで、講演が行なわれる。山村氏は、外国籍住民の医療にたずさわる一方で、「難民問題」「技能実習生の問題」に取り組み、外国人労働者支援を行なっている。講演は、質疑応答を含めて約1時間にわたり、「入管の特質は、官製の排外主義と差別主義だ」「犧広瓩鮑絞未悗氾床修靴討い襦廚抜杷砲靴拭

 連帯のあいさつが、「沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民有志」、「共謀罪の創設に反対する百人委員会」、「反天皇制連絡会議」、「難民を支援し連帯する会」の4団体から行なわれた。

 集会の最後に、集会決議案が提起される。「2009年、埼玉県在住のフィリピン人一家の『追放』を叫ぶ『在特会』をはじめとする差別・排外主義勢力との闘いは、この時のカウンター行動をきっかけに開始された」「今、ヘイト・デモを阻む一定の成果を勝ち得てきたが、街頭からネット空間までヘイト・レイシズムは凄まじい勢いで増殖している」「日本会議と癒着する安倍政権も、『教育勅語』肯定発言にも体現されているように、その醜悪なる本性を露わにし、改憲―戦争のできる国へ向かっている」「トランプの大統領就任以降のアメリカでは、あからさまな移民排斥、人種差別発言など、排外主義ナショナリズムを剥き出しにした政権に対する怒りと反撃の狼煙が上がった」「安倍政権は、トランプに恭順の意を示し、差別・排外主義勢力が喝采を送る一方で、世界の怒りの声に連帯する声は、圧倒的に弱いのが、日本の現状である」「信じ難き難民受け入れの少なさ、外国人の人権を踏みにじる旧態依然の入管体制・政策、移住労働者への不当な搾取・差別的処遇、それらを根底から改めさせ、現状を変革していくことを抜きに、『国境を越えた連帯』も空疎なスローガンでしかない」。

 集会決議案が全体で確認されて集会を終え、デモへと出発する。「外国人差別にNO」「NOヘイト」「NOレイシズム」「生きる権利に国境はない」などの色とりどりの横断幕がデモの先頭、左右に配置される。「差別主義・排外主義を許さないぞ」「ヘイト・スピーチを許すな」「教育勅語肯定を許すな」「難民・入管政策を改めろ」「移住労働者の権利を守れ」などのシュプレヒコールを繰り返し、デモ隊は、高田馬場駅前を通過し、大久保方向に向かう。デモの途中、韓国料理店からは、従業員、客などが出てきて注目している。デモを終了し、主催者が「『排外主義にNO!』の取り組みは今後も継続して行なう」と集約し、この日の行動を終えた。

差別主義・排外主義を煽動し、反戦闘争に敵対するファシストを撃滅しよう

在日朝鮮人、在日外国人に対して、「叩きだせ!」「殺せ!」と排外主義虐殺煽動を繰り返し、襲撃を凶行する「在日特権を許さない市民の会(在特会)」は、朝鮮反革命戦争突入情勢の高まりの中で、ますます跳梁を強めている。神戸市、名古屋市が制定しようとしている「ヘイト・スピーチ条令」に反対する行動、朝鮮学校に補助金を出している自治体に対する抗議行動、「外国人労働者と移民受け入れ反対」を掲げた行動に加え、首都圏の駅頭、街頭では、「ヘイト・スピーチ」をがなり立てて、安倍極右政府の朝鮮反革命戦争突入と一体の、反朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)―反共・排外主義煽動の尖兵としての跳梁を強めているのである。

 昨年7月の東京都知事選に立候補した「在特会」前代表の桜井誠は、「公職選挙法」では、「ヘイト・スピーチ」を行なっても規制がかからないことを捉え、韓国大使館前や街頭で、極悪の「ヘイト・スピーチ」を繰り返した。そして、ファシストとその支持層から11万票を獲得したことを背景に、今年2月に「日本第一党」なるファシスト政党をたちあげ、自ら党首におさまり、7月2日に投開票予定の東京都議選にも候補者を出すとしている。

 こうした差別主義・排外主義煽動にとどまらず、「在特会」は、沖縄の高江、辺野古での反戦・反基地闘争の爆発に対して、断じて許すことのできない敵対、破壊行動へと踏み込んできた。昨年12月21日、「日本第一党」の顧問となった瀬戸弘幸らが「特攻抗議」と称し、高江現地・「N1地区」裏ゲート前のテントを蹂躙し、敵対行動を行なった。同日、この輩は、辺野古のテントにも登場し、敵対行動を行なっている。高江ヘリパット建設阻止の集中行動の最中、高江、辺野古の留守部隊のみのところを狙ったのだ。また、1月16日には、「日本第一党」の旗を持った桜井誠らが、右翼の街宣車とともに数十人で辺野古現地に登場し、ゲート前のテントを襲撃・蹂躪した。闘う沖縄労働者人民が、山城博治氏らの裁判で那覇地裁に集中している最中に、その隙を狙ったのだ。桜井誠らは、日本「本土」から辺野古に乗り込み、「土人は野垂れ死ね」、「辺野古に湧いている生ゴミを叩き出せ」、「地獄へ落ちろ」などなどの「ヘイト・スピーチ」をくり返した挙句、ゲート前のテントやのぼりが「違法だ」とわめき、「違法行為をしている者たちはここから出ていけ」、「警察が撤去しないなら自分たちが撤去する」と称して、のぼり旗や看板を片っ端から勝手に取り外す、折り曲げるなどして撤去し去ったのである。権力は、新基地建設阻止の闘いを破壊するために、テント周辺に配置されているのであり、この機動隊、公安刑事の容認のもとで、襲撃・破壊を強行した。こうした「在特会」をはじめとしたファシストの沖縄労働者人民の反戦闘争への敵対を断じて許さず、撃滅しなければならない。

 「天皇退位」をめぐって天皇制が強化され、朝鮮反革命戦争突入の高まりの中で、反革命国民統合が強化されている、天皇・天皇制打倒へと進撃しよう。

 朝鮮反革命戦争突入が現実味をおびてくる時代は、差別主義・排外主義攻撃が吹き荒れる時代であり、また、天皇制攻撃が激化する時代でもある。こうした中で、革命的反戦闘争の爆発、差別主義・排外主義攻撃との対決、対ファシスト戦、反天皇闘争を断固として闘いぬいていこう。