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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

5・26光州蜂起37ヵ年 日朝連帯集会をかちとる (1230号3面)

東京都人権プラザで集会

 5月26日、午後6時から東京都人権プラザにおいて、日朝連帯活動者会議は、「光州蜂起37ヵ年 日朝連帯集会」を開催した。今回の「日朝連帯集会」は、非常に重要だ。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の「核開発」「ミサイル発射」を理由に、日・米・韓が北朝鮮への戦争恫喝、戦争挑発を繰り返し、朝鮮反革命戦争突入をめぐる一触即発の危機の真っ只中であるからだ。こうした中、仕事を終えて結集する仲間をはじめ、多くの仲間の結集で集会が開始される。

 司会の同志が、「1980年、韓国・光州の労働者人民は、武器を手に取り、警察権力を放逐し戒厳軍の制圧=虐殺攻撃と対決し、光州蜂起を闘いとった。この光州蜂起の犒譴稜塰稔瓩鯀躋腓形或覆垢覺攅駭働者人民の闘いに連帯し、日朝連帯闘争の前進をかちとろう」と呼びかける。「一触即発の朝鮮反革命戦争を粉砕するぞ」「日・米・韓の戦争突撃を粉砕するぞ」「闘う韓国労働者人民と連帯して闘うぞ」「差別主義・排外主義攻撃を粉砕するぞ」「安倍極右政府を打倒するぞ」「日朝連帯集会の成功をかちとるぞ」とシュプレヒコールを行ない集会が開始された。

 集会の最初に講演をうける。講師は、社会科学研究所に所属し、「日韓分析」の編集長・関東学院大学の講師をつとめ、長年にわたり日韓連帯、日朝連帯の運動を担ってこられた北川広和氏だ。「緊迫する朝鮮半島情勢と韓国労働者人民の闘い」というテーマで、講演が行なわれた。

北川広和氏が講演

 北川氏は、「1、トランプ政権があおった戦争の危機」「2、朴槿恵政権による財閥優遇・労働者冷遇措置」「3、動き出した文在寅新政権」と3項目にわたって、約1時間に及ぶ講演をされた。

 「1、トランプ政権があおった戦争の危機」の項では、「/堯垢梁佶鳴鮮軍事挑発、妨害にもかかわらず文在寅が当選した。トランプは、安倍とともに、朴槿恵の残滓を支持し文在寅に圧力をかけた」「∋望綺蚤腓諒憧攅臚鰻鎧演習を2ヵ月間にわたって強行した。ここでは、原子力空母・『カール・ビンソン』、戦略爆撃機・B1などを投入し、揚陸艦からの『上陸作戦』、特殊部隊・『シールズ』を呼びよせての『斬首作戦』の訓練などを行なった」「その後も、シリア軍へのミサイル攻撃、『カール・ビンソン』の朝鮮半島近海への再派遣、在韓米軍の『THAAD』本体搬入強行、海自護衛艦・『いずも』による米補給艦の「武器等防護」、『日本海』での米空母と韓国海軍との共同訓練など、大統領選挙まで軍事挑発を行なった」。「2、朴槿恵政権による財閥優遇・労働者冷遇措置」の項では、「 慄几欸叩瞬箪膽促押璽隼件』によって、朴槿恵とサムスンなど財閥との癒着、財閥優遇措置の数々が発覚」「∀働者間の格差の拡大(大企業『正規労働者』の賃金を100として、中企業『正規労働者』50、中小企業『非正規労働者』30)、『五放世代』(『恋愛』『結婚』『出産』『家』『人間関係』をあきらめざるを得ない若者)の増大、青年層の失業率の突出(若者の3人に1人は失業状態)など、『暮らしと経済』を悪化させた朴槿恵政権に対する怒りが、2016年10月からの『キャンドルデモ』として爆発し、朴槿恵を退陣に追い込んだ」。「3、動き出した文在寅政権」の項では、「文在寅は、政経癒着を断ち、財閥優遇をやめる、労働者人民の暮らしと経済を良くする、南北関係の改善を進めるという。具体的には、法人税、富裕税を上げる、輸出振興策を推進する、公共機関の雇用を拡大するなどだ。しかし、文在寅に資本主義社会を覆すことはできない。労働者人民の置かれている現状を全面的に変えることはできない。これができるのは、労働者人民の闘いだけだ」「韓国労働者人民は、朴槿恵政権の時以上に闘いを拡大・強化するだろう。こうした韓国労働者人民の闘いに学び、連帯して闘いましょう」と結んで講演を終えた。

日朝活が基調提起

 日朝活の同志が登壇し、基調を提起する。

 はじめに、「光州蜂起37ヵ年にあたって―日朝連動するプロレタリア革命へ」として、1980年光州蜂起とその背景、光州蜂起の敗北を超える韓国労働者人民の格闘・闘いを紹介する。続けて、「一触即発の朝鮮反革命戦争突入情勢」を提起する。「日・米・韓による朝鮮反革命戦争突入衝動が高まっている。1994年、米帝が朝鮮反革命戦争開戦寸前にまで軍隊を進めていたが、それ以来最大の戦争の危機が高まっている。3月1日から四月末までの2ヵ月に及ぶ、米韓合同軍事演習・『フォール・イーグル』、『キー・リゾルブ」が終了した後も、原子力空母・『カール・ビンソン』を旗艦とする第1空母打撃群を朝鮮半島近海に配備し戦争恫喝、戦争挑発を続行している」「米帝は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)への『単独の軍事行動』に突撃している。米帝がひとたび朝鮮反革命戦争に踏み込めば、空爆、砲撃だけでは決して終わらず、アフガニスタンやイラクで辿ったのと同じく、長期にわたる『ドロ沼』の戦争に突入する」「日・米・韓は、連携して朝鮮反革命戦争突入態勢をとり、『カール・ビンソン』と空自、海自との軍事訓練、海自護衛艦・『いずも』による米補給艦の『武器等防護』、『カール・ビンソン』と韓国海軍との軍事訓練などを強行している」「安倍極右政府は、米帝・トランプの随伴者として、『北朝鮮の脅威』を煽り、朝鮮反革命戦争遂行に突撃している。安倍政府が、『北朝鮮のミサイル発射』に対応した全国瞬時警報システム『Jアラート』を送信していないにもかかわらず、JR北陸新幹線、東京の地下鉄、東武鉄道が運転を中止している。安倍極右政府は、矢継ぎ早に、戦時に備えた対応策を打ち出し、労働者人民の危機感を煽り、『共謀罪』新設攻撃を含めた戦時体制形成へと突き進んでいる」。「朴槿恵政権を打倒した韓国労働者人民は、新大統領・文在寅との闘いを準備し、朝鮮反革命戦争を粉砕する反戦闘争に決起し、反日・米帝、南北の革命的統一へ向け闘いぬいている」「韓国労働者人民の闘いに連帯し、日朝連動するプロレタリア革命へ進撃しよう。階級的国際連帯闘争の前進を切り拓き、朝鮮反革命戦争突入を粉砕しよう」「朝鮮反革命戦争突撃と一体の反北朝鮮―反共・排外主義攻撃と対決し、反共ファシストを撃滅しよう」。

 基調提起を参加者の圧倒的拍手で確認する。

全国反戦と全学連が決意表明

 集会の最後は、全国反戦と全学連からの決意表明だ。

 全学連の同志は、「光州蜂起を切り拓いたのは、学生の戦闘的闘いだ。学生が先頭になって死をも恐れず、弾圧をも恐れず闘った。韓国学生の闘いに学び、安倍極右政府の朝鮮反革命戦争遂行と対決し、新たな時代を切り拓く」「新歓闘争をやりぬき、戦闘的学生を1人残さず組織し、『戦時下の新たな革命的学生運動』を闘いとる」「5・31全学連新歓集会をかちとり、今秋、全学連定期大会の成功をかちとる」。

 全国反戦の同志は、「安倍極右政府は、朝鮮反革命戦争遂行に突撃している。『共謀罪』新設、労働法制改悪攻撃など、なりふり構わず戦時体制形成へ突き進んでいる」「韓国労働者人民は、反戦闘争を闘い、朝鮮反革命戦争と対決している。闘う韓国労働者人民と連帯し、日朝連動するプロレタリア革命へ進撃しよう」「安倍政府の暴走を許さず、6・15安保粉砕・政府打倒全国統一行動を闘おう」。

 2本の決意表明を全体の拍手で確認する。最後に、司会の同志が、「一触即発状態の朝鮮反革命戦争を革命的反戦闘争の爆発で粉砕しよう。文在寅政権との対決を開始する韓国労働者人民と連帯しよう。日朝連帯闘争の前進をかちとろう。5・29、在沖米海兵隊の実弾砲撃―「本土」移転演習阻止の王城寺原現地闘争に決起しよう。6・15安保粉砕・政府打倒全国統一行動の東京会場・三河台公園に総決起しよう」と集約し、シュプレヒコールで集会を締めくくった。