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6・20「大成建設は辺野古への工事をやめろ! 抗議行動」が闘われる 〈東京〉 (1234号3面)

 6月20日午後5時半より、「辺野古への基地建設を許さない実行委員会(辺野古実)」に結集する有志で組織されている「ストップ! 辺野古埋め立てキャンペーン」主催による、大手ゼネコン・大成建設に対する抗議行動が闘われた。全国各地でも、大成建設支社に対する抗議行動が続いている。

 「ストップ! 辺野古埋め立てキャンペーン」の呼びかけに応えた仲間たちが、新宿センタービル前に結集する。大成建設に向けて横断幕を広げ、参加者たちが大成建設にハンドマイクを向けて怒りの声を叩きつけた。「大成建設は、安倍政府と一体となって『国策』事業に加担している。辺野古で闘う人々にとって、機動隊に強固に守られながら工事を進めるその姿が、まさに怒りの的になっているということだ」「辺野古では、まだ工事があまり進んでいない。今のうちなら、まだ引き返すことができる。大成建設は、辺野古から手を引くべきだ」などと、大成建設への怒りを次々に叩きつけた。その後、参加者たちは、新宿駅西口に移動し、「大成建設は、辺野古の工事を止めろ!」等と書かれたプラカードを掲げ、道行く人々に沖縄・名護新基地建設阻止、高江ヘリパッド建設阻止を訴える。最後に、参加者全体で、今後も大成建設に対する取り組みをやりぬくこと、首都・東京における沖縄現地の激闘と連帯する取り組みに起ち上がることを確認し、この日の取り組みを終了した。

 大成建設は、名護新基地建設の大半を請け負い、巨大な軍事拠点を構築しようとしている。大成建設は、3月31日までに「『汚濁防止膜』設置」のためとして、228個のコンクリートブロック投下を、突貫工事により無理矢理終了させ、「汚濁防止膜」を設置した。この後、沖縄防衛局は、4月25日から「護岸工事」に踏み込んでいるが、この過程で、赤土が辺野古の海に流出する、環境破壊が引き起こされている。「汚濁防止膜」は、「海上作業で舞い上がる土砂の汚濁を拡散させないためのもの」ということになっているが、実際には、まったく形式だけのアリバイ的な代物であったのだ。辺野古現地の攻防を担う「ヘリ基地反対協」は、「護岸工事」開始直前の4月24日の段階で、「汚濁防止膜」が、水深34〜36メートルの場所では、水面から7メートルほどしか届いていないことを確認している。逆に浅場に設置された箇所では、海底には届いているものの、たわんで隙間ができていたのだ。「ヘリ基地反対協」は、「土砂の汚濁は比重が重い。海底まで届かない膜で拡散を防ぐことができるのか。密閉して汚濁の流出を防ぐべき膜に隙間ができるのも問題だ」と懸念を示していたが、その通りになっているのだ。同様の事態は、高江でも進行しており、赤土が高江沖に流出している。辺野古でも、高江でも、沖縄防衛局が、「環境破壊」を省みず、労働者人民の生活破壊を進めながら、巨大な軍事基地建設を強引に進めている実態が、明らかになっているのである。

 今後、大成建設を筆頭とする大手ゼネコンは、「護岸工事」を皮切りに、さらに埋め立て工事に着手しようとしている。現在進行中の「護岸工事」は東洋建設が担っているが、今後、大成建設の受注した「中仕切岸壁新設工事」がいつ始まるか、予断を許さない。名護新基地建設のさらなる進行を、断じて許すことはできない。

 安倍政府との結託を強め、「2020年東京オリンピック・パラリンピック」の建設利権にガッチリと絡み、新国立競技場建設などの大型プロジェクトに次々に着手する大成建設は、建設業界、ひいては財界で、デカイ顔をしてのさばり始めている。大成建設が、軍事基地建設にのめり込む姿は、まさに犹爐両人瓩修里發里任△襦B臉建設に対する闘いを、さらに強化しなければならない。