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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

11・21 「大成建設は、辺野古への工事をやめろ! 抗議行動」が闘われる 〈東京〉 (1250号4面)

大成建設本社前で抗議行動

 11月21日午後5時半より、「辺野古への基地建設を許さない実行委員会(辺野古実)」に結集する有志で組織されている「ストップ! 辺野古埋め立てキャンペーン」主催による、大手ゼネコン・大成建設に対する抗議行動が闘われた。全国各地でも、大成建設支店に対する抗議行動が続いている。

 大成建設本社のある新宿センタービル入口の周辺に、闘う仲間たちが結集し、大成建設に向けて横断幕を広げた後、大成建設にハンドマイクを向けて、抗議行動を開始する。仲間たちは、大成建設に対する怒りを叩きつけていく。「稀少な『オキナワハマサンゴ』が見つかるなど、世界でも有数のサンゴ礁のある辺野古の海を埋め立てて軍事基地を作るなぞという巨大な環境破壊を、やめるべきだ」「『殴り込み部隊』と呼ばれる米海兵隊の最新鋭の基地が造られようとしている。全世界に出撃し、殺戮していく基地の建設をやめてもらいたい」「辺野古の基地建設は、着工が喧伝されているが、実際には暗礁に乗り上げている。計画変更などの際には知事の許可が必要になるが、許可が望めないので、できるところからアリバイ的に工事を進めている。しかも、ボーリング調査の結果、活断層の存在が指摘されるなど、工事ができない可能性すらある」。そして、全体でシュプレヒコールをあげる。その後、参加者たちは、新宿駅西口に移動し、「大成建設は、辺野古の工事を止めろ!」等と書かれたプラカードを掲げ、道行く人々に沖縄・名護新基地建設阻止、高江ヘリパッド建設阻止を訴える。最後に、参加者全体で、今後も、闘う沖縄労働者人民と結びつき、大成建設に対する抗議行動を闘っていくことを確認した。

 11月6日、沖縄防衛局は、辺野古崎西側の「K1護岸」「N5護岸」の本格工事に着手し、それぞれの場所でクレーン車が、砕石を網状の袋に入れてつり上げ、海中や波打ち際へと投下する作業を開始した。「K1護岸」は、埋め立て予定区域の最西端を形成するものであり、「N5護岸」は、「中仕切り護岸」と呼ばれ、埋め立て予定区域を分割する機能を持つものだ。沖縄防衛局は、南西側の工区を護岸で囲った上で、来年夏頃をメドに、内側に土砂を入れる本格的な埋め立て開始に踏み込もうとしている。

大成建設は、文字通りの犹爐両人瓩

 沖縄防衛局は、10月に、南西側の工区で発見された希少な「オキナワハマサンゴ」について、別の場所に移植して保護するための許可を沖縄「県」に申請している。沖縄「県」は、許可の可否を明らかにしていない。沖縄「県」の許可なく強引にサンゴを移植する行為は、「違法工事」にあたるのだが、防衛省は、「許可が出なくても護岸整備に当面支障はない」なぞと言い張っている。

 沖縄防衛局は、11月14日から、台船を使った、海上からの搬入作業にも踏み込んでいる。大型のランプウェイ台船を使用し、「K9海岸」に接岸させた上で、船上に積んだ砕石を重機でトラックに載せ替え、陸上部に搬入する作業を開始したのだ。運び込んだ砕石は、辺野古崎南西側の「K1護岸」と「N5護岸」を造成する工事に投入することになる。なお、この日は、陸上でも、キャンプ・シュワブのゲートから工事車両32台が基地内に資材を運び込んでおり、海と陸からの同時進行での石材等搬入に踏み込んでいるのだ。台船を使用した石材等の搬入自体、明らかな工事方法の変更であり、そもそも知事の許可が必要な案件であるが、沖縄防衛局は、「知事への説明」で済ませようとしている。沖縄防衛局の手法は、最早「違法工事」だらけであるが、あくまで居直りを決め込んでいる。

 しかし、これであきらめる沖縄労働者人民はいない。キャンプ・シュワブゲート前に座り込む、闘う沖縄労働者人民は、辺野古新基地建設阻止を頑強に闘いぬいている。

 大成建設を筆頭とする大手ゼネコンは、本格的な埋め立て工事開始を虎視眈々と狙っている。特に大成建設は、安倍政府の「国策事業」に積極的に参画することで、巨大な利権を貪り続けようとしている。その結果、大成建設の請け負う工事現場では、突貫工事が横行し、現場の労働者たちは過酷な労働を強制されている。そんな大成建設が先頭に立って、軍事基地建設にのめりこむ姿は、まさに犹爐両人瓩修里發里任△襦B臉建設がまたぞろ突貫工事を行ない、過酷な労働を強制することなぞ、断じて許してはならない。名護新基地建設に大々的に加担する大成建設に対する闘いを、さらに強化しなければならない。