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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

12・24 全学連第55回定期全国大会の圧倒的成功かちとる
(1256号5面)

 全日本学生自治会総連合(全学連)は、12月24日、東京において第55回定期全国大会を開催し、圧倒的成功をかちとった。今大会は、朝鮮半島が一触即発の状況に置かれ、日・米・韓による朝鮮反革命戦争突入が切迫する中、安倍政府の戦時国家体制形成、とりわけ教育・学園をめぐるファッショ的改編攻撃と対決し、そして既成勢力の総翼賛化を踏み越え、何としても〈戦時下の新たな革命的学生運動〉の一大飛躍をかちとることを確認する大会として開催された。そして、岡田委員長を先頭とする、確固たる新執行体制を打ち立て、2018年の激闘に進撃する決意をうち固めていった。

革労協が「革命的学生運動の任務」を提起

 全学連第55回定期全国大会は、午前10時より、大会実行委員会による開会宣言で開始された。

 まず、議長が選出される。議長は、「定期全国大会の成功のために、すべての学生に議事への集中と活発な議論を呼びかける」と就任あいさつを行なう。

 議長が、革命軍から全学連第55回大会に寄せられたアピールを読み上げる。「11月29日の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による弾道ミサイル発射を新たな契機に朝鮮反革命戦争突入の危機が一触即発的に煮詰まっている」「日帝・安倍は、世界大恐慌の爆発とこれに伴う日帝の体制的危機の到来への恐怖から、無制限の武力行使、無制限の治安弾圧体制確立を狙って改憲に突き進んでいるのだが、ここで注意すべきことは、『改憲の後に戦争が来る』と考えるのは誤りであるということだ。日帝の体制的危機の爆発は、改憲まで決して待つことはしない。『安保法制関連法』の無きに等しい『制約』を一気に踏み越えて朝鮮半島で野放図な武力行使に入ることを、安倍は、本気で企んでおり、その過程でファシズムへの突入をも射程に入れていると考えるべきである」「革命軍は、〈蜂起に連続する権力闘争の本格的飛躍〉〈蜂起の組織陣形の構築〉を実現すべく対日帝武装闘争の本格的飛躍の最先頭で闘うことを宣言する」「闘う学生は、革命軍に結集し権力闘争の本格的飛躍を共に闘いぬかん!」。

 革命的労働者協会の同志が、「情勢の特徴点」「革命的学生運動の任務」「2018年の集中的闘争課題」の3点にわたる提起を行なう。同志は、「世界大恐慌爆発情勢が煮詰まっている。喧伝される『景気拡大』は爛丱屮覘瓩任靴ない。爛丱屮覘瓩蓮必ずはじける。その時は、世界恐慌の負の連鎖が世界を覆うことになる」「世界はすべて借金漬けであり、次の危機を乗り切れる体力のある国なぞ、どこにも存在しない。人類がいまだ経験したことのない世界大恐慌の到来は、必至だ」「朝鮮反革命戦争の危機が切迫している。トランプは、次の標準を北朝鮮に据えている。安倍政府も、『国難突破』を掲げ、朝鮮反革命戦争に突き進み、戦時国家体制形成に突進しているのであり、2018年が決戦攻防の年になるのは間違いない」「安倍政府は、ファシズムへの衝動をも強めている」「安倍は、2018年に改憲を発議し、秋には国民投票にかけようとしている。次の国会は、『改憲国会』になろうとしている」「しかし、改憲の前にも、いつでも朝鮮半島に乗り出す戦争に突入してもおかしくないのであり、朝鮮反革命戦争突入との対決は、日帝足下労働者人民の無条件の責務だ」「帝国主義の搾取・収奪への怒りは、全世界で渦巻いている。世界の至るところで闘いが爆発している。今こそ怒りを、『資本主義生産様式の変革と、諸階級の最終的廃絶』へと、わが青ヘルが最先頭で組織し、闘いの最先頭で闘いぬこう。その闘いを牽引するための日本学生運動の飛躍をかちとろう」「総力を挙げて、〈戦時下の革命的学生運動〉の一大飛躍に向け、共に奮闘しよう」「戦闘性と突撃力が日本学生運動の伝統だ。日本階級闘争にとってどうしても必要な要素だ。2018年、日本学生運動の前進を切り拓こう」「革命的反戦闘争の爆発をかちとろう。改憲攻撃を粉砕し、反革命翼賛国会を粉砕しよう」「沖縄・名護新基地建設を阻止しよう。原発再稼働・新(増)設を阻止しよう」「安倍政府打倒・日帝国家権力解体を闘いとろう」と提起した。

全学連中央執行委員会が議案を提起

 次に、全学連中央執行委員会からの議案の提起だ。

 まず、「はじめに」の項で、本大会の位置づけが示される。「全学連運動の一大飛躍を実現し、〈蜂起に連続する権力闘争の本格的飛躍〉〈蜂起の組織陣形の構築〉を、全学連こそが最先頭で担い起っていかなければならない」「〈戦時下の新たな革命的学生運動〉を全面展開して、戦時下―非公認化攻撃下でも、全国学園に全学連の拠点を頑強に構築し、全学連戦士を次々と組織していくのだ」「第55回全学連定期全国大会の成功をかちとり、全学連運動の飛躍・前進をかちとろう」。

 次に、「第1章 情勢」を提起する。第1に、「世界大恐慌爆発情勢の深化」として世界経済について、第2に、「拡大・激化する国際反革命戦争と全世界労働者人民の死闘決起」として、中東、朝鮮半島を焦点とした国際反革命戦争の激化と国際階級闘争の現局面について、第3に、「日本階級闘争における決戦の切迫」として国内の政治過程と階級情勢について、そして第4に、「教育・学園をめぐる情勢」について提起する。「搾取・収奪を極限化し、労働者人民の闘いを血の海に沈めることよりほかに延命方策を持ち得ない帝国主義の命脈を絶たねばならない」「安倍極右政府打倒・日帝国家権力解体、ソビエト権力樹立・労働者政府樹立へと総進撃していかねばならない」「大学をはじめとする教育現場が戦争協力の場に変えられようとしている。学生の怒りと闘いを革命的学生運動こそが組織しぬき、こうした攻撃を打ち砕いていかねばならない」と提示した。

 続いて、「第2章 総括」を提起する。その第1は、「新歓・大学祭を軸とした2017年の闘い」だ。吹き荒ぶ革命的学生運動解体攻撃と対決し、全国学園で新歓、大学祭を焦点に組織化を進めてきたことの総括を提起し、「どこの大学でも、大学当局と警察権力が一体となり、革命的学生運動への圧力をかけ続けている。あらゆる弾圧を許さず、革命的学生運動破壊攻撃を粉砕して、革命派の総力をあげて革命的学生の組織化を、成し遂げなければならない」とした。第2に、「秩序派学生運動の『台頭』と翼賛運動への集約を粉砕せよ」として、「『自由と民主主義のための学生緊急行動』(SEALDs)の2016年8月の解散後も、全国学園で残存する秩序派学生運動を踏みしだき、翼賛運動への集約を切り裂く〈戦時下の新たな革命的学生運動〉の爆発を、全国学園で何としても実現しなければならない」「全学連運動の段階を画する飛躍・前進が今こそ問われているのだ」とする総括を提起した。

 最後に、「第3章 方針」が提起される。まず第1に、「〈戦時下の新たな革命的学生運動〉の一大飛躍かちとれ」として、2006年以降展開してきた〈戦時下の新たな革命的学生運動〉路線を堅持し、「革命的学生運動の一大飛躍を」と提起した。第2に、「革命的学生運動の任務」として、「革命的反戦闘争を基軸に、戦争とファシズムに対決する戦略的政治闘争の最前線に起つこと、権力闘争、党派闘争、対ファシスト戦の最先頭に起ち、その飛躍を主体的に、大胆に切り拓いていくことである」「新執行部を先頭に、革命的学生運動の渾身の飛躍を実現し、本格的権力闘争の戦場へと総進撃していくのだ」と提起した。第3に、「2018年階級攻防の課題」として、「中東反革命戦争粉砕! 朝鮮反革命戦争粉砕!」「日米安保粉砕! 安倍極右政府打倒!」「改憲阻止! 反革命翼賛国会粉砕!」 「普天間基地解体・名護新基地建設阻止!」「原発再稼働・新(増)設阻止!『核燃料サイクル政策』粉砕!」の闘争課題が示され、さらに、各領域・各戦線をめぐる闘争方針が提起された。最後に、「全学連が先頭に起ち、2018年の激闘に勇躍決起せよ。反革命革マルを解体・絶滅せよ。反共ファシストに対する先制的撃滅戦に本格的に突入せよ」と結び、議案の提起を終了した。

各地区の闘いを報告

 昼休憩の後、大会の議事は、各地区報告に入った。全国の各地区で闘う同志は、〈戦時下の新たな革命的学生運動〉の飛躍を目指したこの間の各地区・各大学での具体的な取り組みについて報告し、方針と決意を次々と表明する。

 東北ブロックは、「東北大学社会思想研究会は、新歓闘争や大学祭闘争において、東北大や仙台市内での情宣活動をやりぬき、東北大当局や宮城県警の圧力に何ら屈することなく、組織化に邁進してきた」「2005年〜2006年、大学当局は、社会思想研究会など社会科学系3サークルをはじめとする計20の非公認サークルに関して、『近づかないように』とする通知を学生に配布し、2012年以降は、『学外者入構禁止』措置に踏み込んだ。当局は、『障害者』の介護募集すら妨害する暴挙を続けている」「東北大などでうごめく秩序派学生運動の対極に起ち、あらゆる弾圧を粉砕し、東北大学における〈戦時下の新たな革命的学生運動〉の一大飛躍を何がなんでもかちとる」。

 首都圏・北関東ブロックは、「朝鮮反革命戦争とファシズムの危機が迫る中での新歓闘争を、明治大学、駒沢大学、千葉大学、宇都宮大学で、あるいは街頭で、新入生をはじめとする学生たちに『5・31新入生歓迎講演集会』への結集を呼びかけた」「政治・社会問題を一切問うことすらない御用大学祭を打ち破る闘いとして、首都圏・北関東での学園祭闘争をやりぬいた」「本格的な戦時への突入を見据えた敵の非公認化攻撃の下でも、思想的飛躍と工作能力の各段の高度化をもって、縦横無尽に、運動・組織を展開し、組織・拠点の建設と運動の前進を実現していかねばならない。その最先頭にたって首都圏・北関東ブロックは闘う」。

 北陸・関西ブロックは、「関西大学、福井大学に集中し、当局の情宣に対する妨害を許さず、新歓・大学祭闘争を闘ってきた」「関西では、大阪府政を牛耳る『日本維新の会』の下、ファシストが活性化し、北陸では、大飯原発をはじめとした原発再稼働が狙われている。われわれは、これらの闘争課題を担うために、より多くの闘う学生を結集させ、これからも闘いぬく」。

闘う新たな執行体制を確立

 中四国ブロックは、「徳島大学で、新歓・大学祭闘争を闘いぬいてきた。徳島大当局は、2015年に徳島大学新聞会部室を閉鎖する暴挙に踏み込み『一周遅れのトップランナー』よろしく、革命的学生運動破壊に手を染めている。徳島大当局の攻撃を粉砕し、〈戦時下の革命的学生運動〉の一大飛躍に向け、闘う学生の組織化を成し遂げるべく、さらに奮闘していく」。

 九州ブロックは、「九州大学はもとより、福岡市内の大学に進撃し、新歓・大学祭闘争を闘いぬいてきた」「米帝足下では、低所得者層の子供たちが大学に進学するため、『経済的徴兵制』の下で戦争に動員される事態になっている。日帝足下の大学でも、がんじがらめの管理強化が進行し、『就職予備校』へと変貌しており、こんな状況を変えていかねばならない」「九州は、朝鮮反革命戦争の出撃拠点と位置づけられており、だからこそ、九州ブロックこそが、革命的反戦闘争の先頭に起つ」。

 最後は、沖縄からの特別報告だ。「沖縄大学では、社会思想研究会が活動を続けており、新歓・大学祭企画をやりぬく中で、名護新基地建設阻止闘争への決起を訴えてきた」「米軍は、『重大事件・事故』を引き起こし、労働者人民の生活を脅かしている。そして、日帝・防衛省―沖縄防衛局は、名護新基地建設の『護岸工事』を進めている。闘いが決戦局面に入る中で、われわれは現地集中の実力攻防を担う学生の組織化をやり遂げ、現場攻防の先頭に起つ」。

 全国の各地区からの報告は、参加者全体からの熱い拍手を受けた。

 その後、提起された議案の採択が行なわれ、議案は、参加者全体の圧倒的な拍手で承認された。

 次に、選挙管理委員会が選出され、その選管の下に、新中央執行委員が次々に立候補する。選管が、立候補を届け出た学生の所属大学と氏名を1人ひとり読み上げていく。闘志あふれる全学連戦士たちが次々と紹介される。会場全体の圧倒的拍手による承認により、新中執が選出された。議事を無事終えた議長は、その任を解かれる。

 休憩時間中に第1回中執会議がもたれ、休憩終了後、その結果が大会に報告される。役員人事の発表に、割れんばかりの拍手と歓声が起こる。岡田委員長を先頭とした新執行体制が、ここに確立したのだ。

 最後に、新執行部を代表して岡田委員長が決意表明に立つ。「〈戦時下の新たな革命的学生運動〉の基調を堅持しながら、2018年の階級攻防の先頭に起って闘いぬく。朝鮮反革命戦争が切迫する中でこそ、全学連が日本学生運動を先頭で牽引して闘う。革命的反戦闘争の爆発を闘い、日本階級闘争の先頭に起つ」「全国学園に全学連の旗をうちたて、拠点を構築し、革命的学生を組織する」と決然と決意を表明した。大会の成功を全員で確認し、最後に、岡田委員長の音頭でシュプレヒコールとインターナショナル斉唱を行ない、大会をしめくくった。

 全学連は、第五五回定期全国大会の成功を力に、〈戦時下の新たな革命的学生運動〉の一大飛躍に向かって進撃する。すべての闘う学生は、全学連の真紅の旗の下に結集せよ。


新三役人事

・委員長   岡田 清司(高知大)
・副委員長 長谷川 隆(東北大)
・副委員長 吉村 健(徳島大)
・書記長   杉浦 啓(明治大)