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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

6・12安保粉砕・政府打倒全国統一行動
全国で内戦勢力が総決起(979号6面)

 
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首都・東京で安保粉砕・政府打倒全国統一行動が爆発
〈東京・恵比寿公園〉

佐藤文明氏追悼と連帯メッセージ、連帯あいさつが闘争を鼓舞

 6月12日、正午、東京・恵比寿公園で東京における安保粉砕・政府打倒全国統一行動が闘いぬかれた。多くの労働者・学生が続々と結集し、公園を制圧すると直ちに隊列を整え、集会を開始する。司会を担当するのは6・15闘争実行委員会の呼びかけ団体である東京・山谷日雇労働組合の仲間だ。司会の仲間は大阪・福岡・沖縄でも全国統一行動が闘われていることを報告し、東京における闘争を最後まで戦闘的に闘いぬくことを訴えた。そして、「日米安保粉砕!」「菅連合政府打倒!」と気迫のこもったシュプレヒコールがあげられる。集会の冒頭、さる1月3日、逝去されたフリーランス・ライターの佐藤文明氏の追悼文(別掲)が読み上げられる。わが革命的内戦勢力に期待を寄せてきた佐藤氏の闘いの軌跡を振り返り、佐藤氏の遺志を引き継ぎ、プロレタリア世界革命の勝利を目指して闘いぬく事を集会参加者全体で確認していった。
 続いて、全国で闘う諸人士・団体から6・12闘争に寄せられた連帯メッセージ(別掲)が紹介される。反核燃闘争を闘う仲間、日本キリスト教改革派亘理教会牧師 林茂雄氏、女川原発反対同盟 阿部宗悦氏、「障害者」解放運動活動家、部落解放運動家、在日朝鮮人活動家、日本原基地地元反対派農民 奥鉄男氏、沖縄・反戦労働者、天皇上陸阻止沖縄青年実行委員会の連帯アピールと続き、しめくくりとして革命軍からのアピールが紹介される。寄せられたメッセージ一つひとつに対して参加者全員が拍手で確認していった。
 次に、連帯あいさつだ。全国反戦の同志は、「東京の闘争に宮城の地から闘う仲間が結集している。喜びをもって確認しよう。宮城県地域連合労働組合を軸とした宮城の格闘が示すように、被災して困難な局面を打開するための解決能力もっているのは被災労働者人民自身だ。宮城の仲間の支援を全力でやりきろう。自衛隊=帝国主義軍隊を解体していこう。全ての原発を停止させていこう。東電の労働者を含めた労働者の手に全ての生産活動を掌握していこう。総翼賛化をうち破って、天皇制と対決し、跳梁する天皇主義右翼ファシストを撃滅し、反革命革マルをせん滅していこう。朝鮮反革命戦争を阻止していくことが日本階級闘争の無条件の責務だ。その先頭に全国反戦は立っていく」。全学連の同志は、「60年安保闘争で全学連戦士樺美智子を国家権力は虐殺した。自衛隊や米軍が被災地で治安出動を部隊展開している。いまこそ安保粉砕の闘いがますます重要となっている。新歓期、全学連は全国の学園で、労働者人民に犠牲を強いるブルジョア的『復興』を許さず、闘う学生をそして新入生を被災労働者人民支援の運動へと組織化してきた。戦時下での革命的学生運動の全面展開でプロレタリア世界革命の突破口を日帝足下から切りひらいていく」。

 中東反革命戦争粉砕! 朝鮮反革命戦争粉砕! 安保粉砕! 政府打倒!  被災労働者人民支援! の基調を提起

  明治大学学生会中執・学苑会中執の仲間が闘争の基調を提起する。
  「6・12闘争の第一の集中的課題は中東反革命戦争粉砕、朝鮮反革命戦争粉砕の革命的反戦闘争を大爆発させることだ」「チュニジアの『ジャスミン革命』に端を発した労働者人民の闘いは、中東―アラブ諸国に拡大し、ますます激しくなっている。これに対して米帝―帝国主義は政治的・軍事的な介入を強めている。日帝の中東派兵の拡大、対イラン反革命戦争参戦を許さず闘おう」 「朝鮮反革命戦争は一触即発の危機としてますます煮つまっている。朝鮮反革命戦争の突入時は、一切の制約を取り払った日本階級闘争の本格的な決戦期だ。決戦を闘いぬく陣形を早急に構築していこう」、「集中的課題の第二は、日米安保の強化を許さず、日帝の朝鮮反革命戦争とファシズムへの突撃に全面対決していくことだ。日米首脳会談を通しての『日米同盟の深化』―日米安保の再編・強化を粉砕しよう。普天間基地解体へ、名護新基地建設の最後的粉砕へ突き進もう。オスプレイ配備を粉砕しよう。東村・高江のヘリパッド建設を阻止しよう」、「集中的課題の第三は、労働者人民自身の手による、被災労働者人民への現地支援大運動を巻き起こしていくことだ。ブルジョア的『復興』ではなく、『労働者自身の協同組合工場』をも展望し、労働者人民の手に全生産を掌握するために全力で闘っていこう」、「集中的課題の第四は、被災地―全国を貫く労働者人民の怒りを組織し、内戦勢力の戦列を拡大し、菅連合政府打倒・日帝国家権力解体へと進撃することだ。反革命革マルの敵対を粉砕し、右翼ファシストを撃滅し、全国統一行動の大成功をかちとろう」。
 基調は全体の拍手で確認されていった。

各団体が決意をうち固め、首都を席捲するデモへと進撃

 最後に実行委員会に結集する仲間からの決意表明だ。
 部落解放を闘う神奈川県地域連合労働組合の仲間が、野田和美氏のメッセージ(別掲)を代読し、「狭山闘争は重要な局面を迎えている。狭山闘争の勝利を目指しともに進撃していこう。『震災復興』を名目とした消費税の増税を許さず、被災地労働者、『非正規雇用』労働者、全ての労働者の団結をうち鍛え、被災労働者人民支援運動を拡大しよう。戦争遂行の菅連合政府を打倒していこう」。
 「障害者」解放戦線で闘う仲間は、「日帝の戦時『障害者』抹殺攻撃と対決し、7・10国立精神・神経医療研究センターに対するデモを闘おう。7・23入院患者差別・虐殺27ヵ年糾弾の宇都宮病院糾弾闘争を闘おう」。
 日本「本土」で沖縄人民解放闘争を闘う仲間は、「一四年間現地実力闘争で建設を阻止してきた闘いと連帯し、名護市辺野古への新基地建設を阻止しよう。6・23在沖米海兵隊による東富士での移転演習粉砕の現地闘争を闘おう。東村・高江でのヘリパッド建設、七月工事再開を許さない闘いに連帯していこう」。
 東部朝鮮史研究会の仲間は「朝鮮反革命戦争の一触即発の危機が高まっている。日・米・韓は合同軍事演習をくり返している。韓国では労働運動の躍進と朝鮮反革命戦争を阻止する反戦闘争が闘われている。日帝は差別主義・排外主義攻撃を強めている。天皇・皇太子の大震災被災地への現地巡り―反革命国民統合を推進し戦争動員態勢を形成する攻撃を強行している。『在特会』なるファシストが在日朝鮮人、外国人、革命的左翼に対するテロを策動し敵対をくり返している。天皇主義ファシストを撃滅し闘いぬいていこう」。
 「『有事法制』に反対する宮城県実行委員会」の仲間は、「大震災による甚大な被害と余震が続く中で、われわれの仲間は立ちすくむことなく、生存のため元気に闘いぬいている。いまだに町と村は、がれきの山となっている。田畑は塩害に襲われ復旧するのに3年〜5年といわれている。被災した農民も自力でがんばっている。大震災による被害は政府や資本が利潤追求のため基盤整備を怠った結果の『人災』だ。福島第一原発事故は炉心溶融と原子炉の破損に至り全国に放射能が撒き散らされている。政府と電力資本を徹底的に弾劾する。被災地に全国から集中し支援の闘いを前進させていこう」。
 反安保労研全国センターの仲間は、「震災以来、菅連合政府がやったことといえば、震災を利用した日米の治安出動訓練だけだ。『政府は何をやっているのか。3ヵ月たっても義援金は渡らない。仮設住宅にも入れない。仮設住宅に入っても収入がないので、どうやって三食食べてくのか』と怒りの声が被災地全体に充満している。解決能力をもっているのは労働者だということを実際の闘いをもって示さなければならない。公務員の賃金をカットして作った予算での復旧工事で、ゼネコンが利益を手にする。絶対に許してはならない。困難に直面している労働者に解決策を示し、ともに汗を流す労働運動が問われている。労働者、農民・漁民の怒りと利害を代表する方針を確立し実践をともにやりぬいていこう」。
 全ての決意表明を全体の拍手で確認し、集会をシュプレヒコールで締めくくり、デモに進撃していった。
 宣伝カーからは革命的反戦闘争への決起、安保粉砕闘争への結集を呼びかけ、東北・関東大震災の被災労働者人民支援に集中することが訴えられた。恵比寿駅前から渋谷駅前を経由して進撃するデモ隊には沿道の労働者人民が注目し、共感が寄せられた。デモ解散地の神宮通公園に到着すると、明大学生会中執・学苑会中執の仲間が「震災被災地に治安出動する帝国主義軍隊を解体し、革命的反戦闘争を推進していこう。被災労働者人民支援の先頭に革命的内戦勢力が起ち上がろう。菅連合政府打倒・日帝国家権力解体へと突き進む今夏―今秋の激闘に、闘う労働者人民、学生を組織していこう」と集約提起を行ない、この日の闘争を締めくくった。

北陸、関西、中・四の内戦勢力が、大阪・御堂筋で戦闘的デモ〈大阪・靱公園〉

 大阪では、北陸、関西、中・四の内戦勢力が結集し、靱公園における集会と御堂筋デモとして6・15闘争が闘いぬかれた。6月12日正午、青ヘル部隊が靱公園を所狭しと埋めつくすなか、6・15闘争実行委員会に結集する「反戦・反失業を闘う釜ヶ崎労働者の会」の仲間が司会に立つ。「日米安保を粉砕するぞ!」「菅政府を打倒するぞ!」。シュプレヒコールが鳴り響く。全学連中央執行委員会と全国反戦が連帯あいさつを行ない、基調が提起される。
 基調提起の後は、6・15闘争実行委員会に結集する諸団体・諸人士からの決意表明だ。
 はじめに、「反戦・反失業を闘う釜ヶ崎労働者の会」が決意を明らかにする。「大震災から3ヵ月、影響は関西にも広がっている。震災によって生産活動を停止した企業や倒産した企業が多数出ているが、その結果、下請け企業や関連企業の倒産が関西でも相次ぎ、失業者が非常に増えている。『この秋にはホームレス状態の人が次第に増えるだろう』と盛んにマスコミが言っているが、こうした状況のなかで、燹惷杁涕柩兪禄仍業』を継続せよ瓩箸いν弋瓩、ますます重要になってきている」「大阪府知事・橋下は、『君が代強制条例』の制定を強行した。政府が新たな『防衛大綱』による軍事増強路線をとるなかで、橋下がこのような動きをするということは、きわめて危険な方向へ日本がむかっているということだ。一番根幹になっている日米安保条約の破棄をめざし、あくまでも闘いぬいていくことが必要だ。本日の闘争を最後まで闘いぬこう」。
 次に、全障連で闘う仲間が決意を述べる。「菅政府は、6月21日に『日米安全保障協議委員会』を開催し、朝鮮反革命戦争を日米共同作戦として遂行するための最新の軍事指針を打ち出そうとしている。これを絶対に許さないためにも、本日の安保闘争をともに闘っていこう」『障害者自立支援法』撤廃―介護の商品化粉砕をかちとろう」「『心神喪失者等医療観察法』の撤廃をかちとり、保安処分施設の建設阻止―解体をかちとろう」「『脳死―臓器移植法』撤廃をかちとり、優生思想の強化と対決し、『障害者』差別―抹殺攻撃を跳ね返そう」「差別糾弾闘争を闘いぬいてきた全障連の歴史的地平を継承する全国『障害者』解放運動共闘会議の結成を今年中にかちとる決意だ。本日の闘いを、みなさんと共に最後まで闘いぬきます」。
 最後に、反安保労研広島県センターからの決意表明だ。「この度の大震災を通して、一切の犠牲を労働者人民に押しつけながら生き延びようとする政府とブルショアジーの姿がますます明らかになった。震災にかこつけた私たちに対する増税、電気代の値上げ、まさにふざけるな! ということだ」「私たち労働者人民の手で、働く場をつくり、生産を握っていく、そういう展望を持った被災現地での支援運動を闘いぬいていこう。労働者人民自身の力で新しい社会をつくりあげていく、そういう闘いを巻き起こしていかなければならない」「朝鮮反革命戦争と大失業の攻撃を打ち返していこう」「御堂筋デモを戦闘的に闘いぬいていこう」。
 それぞれの決意表明に会場から大きな拍手が送られた。
 いよいよデモに出発だ。青ヘル部隊はシュプレヒコールを響かせ、日曜日の御堂筋を戦闘的デモで席巻する。労働者人民の注目と共感を浴びながら、御堂筋を南下し、終着点である元町中公園までのデモを闘いぬいた。

安保粉砕・政府打倒かかげ労学が集会とデモに決起
〈福岡・須崎公園〉

 福岡では6月12日、須崎公園(福岡市中央区)で、6・15集会がかちとられた。
 梅雨に台風の接近が重なり、大荒れの天候にもかかわらず、野外音楽堂には多くの労働者・学生が結集した。集会の前に、参加する日雇い・野宿の労働者には、福岡・築港日雇労働組合からカレーライスが用意され、労働者たちは急造のテントで腹ごしらえをして闘いに臨む。
 正午、集会開始のシュプレヒコールが轟く。「6・15闘争を闘うぞ」「中東反革命戦争粉砕」「朝鮮反革命戦争粉砕」「日米安保粉砕」「被災労働者人民支援をやりぬくぞ」「日帝・菅政府を打倒するぞ」という労働者・学生の声が荒天を突き抜ける。
 続いて、全学連中央執行委員会と反戦青年委員会が連帯あいさつし、基調の提起が、6・15闘争実行委員会の仲間より行なわれる。
 集会の最後は、福日労と九州大学社会科学研究部からの決意表明だ。登壇した福日労の仲間は、「福島第一原発の事故現場では、多くの労働者たちが、危険で劣悪な環境下で事故処理のために被曝労働を強いられている。大阪・釜ヶ崎の労働者が、手配の業者から『宮城県の仕事だ』とだまされて、福島原発から数百メートルの場所で放射能に汚染されたがれきの処理をさせられていたという事実も、明らかになっている。政府や資本の勝手な都合で労働者を使い捨てにし、使い潰すことを、断じて許すわけにはいかない。福日労は、『仕事よこせ』と『反戦』の闘いをいっそう強めていく。戦争も失業もない世の中を作るために、ともにがんばろう」と発言した。
 九大社研の学生は、「昨日も全国各地の主要都市で、『脱原発』を掲げたデモが行なわれた。しかしながら、日帝の原子力政策の核心問題である核武装―戦争準備を問題にする人は少ない。勝利には、核武装阻止を掲げた反戦闘争が不可欠だ。また、こうしたデモにはどこも、近年にないほど若者の参加が目立っていると言われるが、学生の決起は決して多くない。大学の御用学者たちは、『原子力村』とも呼ばれる癒着構造の一角を担い、地震や津波のリスクに関する無責任な『想定』を提供して、根拠のない『安全神話』に科学的装いを与え続けてきた。この事実一つをとっても、学生は原発と原子力政策に断じて無関係ではありえない。学生は、もっと怒らねばならない。反戦・反核の闘い、そし被災現地支援の闘いに、より多くの九大生を決起させるべく闘う」と、熱く決意を述べた。
 集会はシュプレヒコールでしめくくられた。いよいよデモに出発だ。降りしきる雨のなか、横断幕を先頭に、赤旗を林立させ、スクラムのデモ隊が街頭に躍り出る。沿道の人々が注目するなか、「安保粉砕」「政府打倒」というコールが、天神の街に響き渡る。6・15闘争実行委員会の青ヘルメットの部隊は、権力の弾圧も右翼ファシストの敵対も許さず、最後まで戦闘的なデモを貫徹した。

沖縄・首里日雇労働組合が6・15闘争に決起
〈沖縄・那覇〉

 6月12日、沖縄・首里日雇労働組合は安保粉砕・政府打倒全国統一行動に決起した。沖日労は「今こそ闘いあるのみ」という決意をうち固め、断固として起ちあがった。天皇上陸阻止沖縄青年実行委員会も呼びかけに応えて結集しともに闘いぬいた。
 午前11時半、部隊はパレットくもじ前(那覇市)に登場する。ただちにビラまきを始め、アジテーションも行なわれた。「普天間基地へのオスプレイ配備を許さないぞ!」、「名護新基地建設をゴリ押しする『2プラス2』開催をやめろ!」、「北沢来沖を阻止しよう!」、「高江ヘリパッド建設を実力阻止しよう!」、「下地島空港の軍事利用を許さないぞ!」、「自衛艦の那覇新港入港を弾劾しよう!」、「日米安保粉砕!」、「被災者労働者人民の現地支援運動を拡大しよう!」、「菅政府を打倒しよう!」。梅雨明けで射すような日差しの中、部隊の登場に圧倒的な注目が集まった。
 断固たる訴えに、ビラは吸い込まれるように受け取られていった。普天間基地へのオスプレイ配備への怒りがひしひし伝わってくる。安保粉砕・政府打倒の呼びかけに「がんばってください」、「菅首相には本当に腹がたつよ」と声をかけてくる市民もいた。
 われわれは反戦・反基地闘争への共感を拡げ、権力・革マル・ファシストの敵対・介入を封殺し、約一時間の闘いをやりきった。

佐藤文明氏を追悼する


 1月3日、フリーランス・ライターの佐藤文明氏が食道ガンのため逝去された。62歳であった。氏は、日帝足下の戸籍制度、外国人管理―入管体制、「住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)」など労働者人民管理・監視・支配の本質を告発・暴露する犲匆馭疋薀ぅ拭辞瓩砲箸匹泙蕕此⊂錣貌いの現場でスクラムを組む牾萋芦鉢瓩任△辰拭
 氏には、2003年以降、6・15闘争、10・21闘争に対して、毎回、闘うメッセージをよせていただいた。また、9・1関東大震災下の朝鮮人虐殺を糾弾する日朝連帯活動者会議主催の集会では、2002年、2005年、2007年、2009年と講演をしていただいた。講演は、わかり易い語り口で、戸籍制度、「住基ネット」、入管体制などがいかに労働者人民管理・監視・支配のために使用されているか、それを戦争動員との関係で明らかにされた。昨年の6・13安保粉砕・政府打倒全国統一行動では「沖縄問題は日米安保の問題だ」と看破し、闘いの核心をつくメッセージを送っていただいた。
 昨年10月10・17反帝―国際連帯全国統一行動への連帯メッセージを要請した際には、「昨日まで体調不良で入院していた」と言い、体調を気遣ったところ、「大事ではない、大丈夫だ」と言って、闘病中であったにもかかわらず、快くメッセージを引き受けていただいた。その時期は、すでにガンにむしばまれ、余命わずかであることを承知の上で、執筆活動に優先順位をつけて闘病されていたことが、後日明らかにされている。死と正面から向き合い、何を残さなければならないのか、何を語らねばならないのかを整理し、死の直前まで闘う姿勢を貫かれた。
 われわれは、氏のメッセージが、わが隊列への共感と期待から発せられていたということをあらためて確認し、氏の生涯かけた闘いを受けとめ、その闘いを前進させ、労働者人民の解放―プロレタリア革命に勝利することを誓う。
 佐藤文明氏は、戸籍制度、外国人管理―入管体制、「個人情報保護法」制定、「住基ネット」―「住基カード」導入、「国民保護法」制定など、労働者人民の管理・監視・支配に対して、常に警鐘を鳴らし、闘いを訴えた。その視点は、日帝の戦争動員との関係で敵の攻撃を明らかにし、反戦闘争と結びつけていくものであった。
 戸籍制度に対しては、生涯かけてその本質を暴露し、警鐘を鳴らし続け、部落解放運動にも深い関わりを持ってきた。最後の執筆は「戸籍と差別 一問一答」である。
 1980年に外国人登録法の指紋押捺を拒否した在日朝鮮人・韓宗碩氏の闘いに続き、全国で1万数千人が指紋押捺拒否闘争を闘いぬいた1984年〜86年の反外登法闘争の爆発を中心とした1980年代は、外登法・指紋押捺制度―入管体制を撃つ闘いを精力的に担っている。2008年に死去された韓宗碩氏の「しのぶ会」では主催者の一人として追悼の辞を述べている。
 われわれは再度、氏の生涯かけた闘いを受けとめ、労働者人民の解放―プロレタリア革命に勝利することを誓い、佐藤文明氏の追悼とする。

2011年6月12日
6・15闘争実行委員会

6・15闘争に寄せられた連帯メッセージ

反核燃闘争を闘う仲間

 闘う仲間のみなさん!
 福島第一原発事故から3ヵ月がたつが事態は収束に向かわない。SPEEDIスピーディ(緊急時迅速放射能影響予測)システムでの試算、結果を発表したのは3月23日である。実際には事故直後から試算をしており、即座に公表していたら、住民が被曝せずにすんだ。早い段階でレベル7と評価していた。メルトダウンも直後から想定していた。国や東京電力の発表は遅く、出てきた情報も本当かどうかもわからない。浜岡原発は巨大地震の可能性が高いということで運転停止となった。福島原発の想定は0パーセントであった。
 国や電力会社は、日本海側は大きな津波を想定する必要はないとして、津波対策をとっていない。関西電力は、「福井県では津波被害の文献記録はない」と地元に説明していた。5月28日、朝日新聞は「約400年前の1586年の天正の大地震で津波があり、多数の人が死亡したという文献があることを関電は1981年ごろには把握していた」と報道した。関西電力はうそをつき続けていたのだ。1983年の日本海中部地震では、男鹿半島に遠足に来ていた小学生が津波の犠牲になり、秋田県を中心に104人が亡くなった。1993年には、北海道南西沖地震が発生。奥尻島では、島全体が津波に襲われ町は壊滅した。死者202人、行方不明29人の大きな被害を出した。
 青森の場合は、どうか。4月7日深夜にマグニチュード7・4の余震があった。東通原発と六ヶ所再処理工場の外部電力が一時喪失した。六ヶ所再処理工場の非常用発電機2台は動いたが、東通原発は危なかった。3台ある非常用発電機の二台は点検中で、残りの1台を動かした。だが、翌8日の午後2時前には燃料を送るポンプから軽油200リットルが漏れ、運転を停止した。大事故に至らなかったのは、外部電源の一部が回復していたからだった。燃料漏れは、接続部の部品を裏表反対に装着した単純ミスによるものだ。東通原発と六ヶ所再処理工場周辺の震度は四程度だった。では何故震度四で電源が切れたのか。300キロ以上離れた宮城変電所とその周辺の設備が、地震にやられた。それにより送電ネットワークが断裂したからだ。このことで明らかになったのは、原発本体の耐震性や津波対策だけでは福島原発のような大事故を防げないということだ。原発、変電所、送電線などの一部でも事故が起きれば、システムの崩壊につながり、大事故が起こる危険性があるということだ。核施設の集中する下北半島は、外部との電気をやりとりする変電所が一つしかない。東北電力東通原発と建設中の大間原発、東京電力東通原発は、上北変電所から電気を受け取ることになっている。上北変電所が停止した場合、電源を喪失する。福島原発事故後、東北電力はルートの複数化を目指すが、早くても2014年度になる。3・11の後全国の原発や核燃でかき集めた電源車は、役に立たない。例えば、東通原発にある三台の電源車では、原子炉やプール冷却の大元となる海水系プールは動かせない。六ヶ所再処理工場は電源車は一台しかなく、再処理工場と貯蔵プールを動かすだけの出力はない。各地の原発も同様である。
 全国の原発で津波、地震、非常用電源等の対策ができていないのに原子力安全・保安院は安全は確保されたという。6月7日、経産相・海江田は、浜岡以外の原発の再開を電力会社や地元自治体に促している。6月9日、原子力安全・保安院と資源エネルギー庁は、佐賀県に対し玄海原発二号機、三号機の運転再開を要請した。安全よりも電力確保を優先しているのだ。そして何よりも、これまで通り原発推進政策を続けるということなのだ。
 原発は、危険であり、事故を起こしたら取り返しのつかない被害をまきちらす。放射能汚染は、福島県、関東全域へと拡大している。学校、保育園、幼稚園の校庭が汚染され、健康被害に怯える。田畑が汚染され、農業ができない。海が汚染され漁業ができない。避難地域に指定され工場が操業できない。病院も介護施設も地域から消える。数十万人もの人々が見えない放射能に怯え、将来の不安を抱えた生活を強いられている。
 闘う仲間の皆さん! 原発、核燃を止めるよう運動を行なおう。学習会、集会、情宣活動、署名、デモ等、できることは何でもしよう。総力を上げて全国の原発を止めよう。われわれはその先頭に立つ。ともに闘わん。


日本キリスト教改革派亘理教会牧師 林 茂雄氏

 帝国主義者どもの戦争政策と搾取・収奪の強化などの圧政に苦しむ民衆は、今、世界的規模で自らの解放を求めて起ちあがっています。民衆を圧迫してきた権力者のたどる道は昔も今も変わりはなく、必ずや民衆の力によって打倒されるでしょう。私は戦争や搾取・圧政・差別に苦しむ民衆と共に闘っていく所存です。
 戦争に反対し、象徴天皇制を廃絶しましょう。天皇の軍隊=戦争のための自衛隊をなくすため、治安目的で被災地に派遣されている自衛隊員を私たちや被災者の側の立場に立たせなければなりません。悪しき帝国主義者どもの野望を打破しましょう。
 3月11日の東北・関東大震災から三ヵ月が経ちましたが、宮城県亘理町だけでも多くの住民が現在も避難生活を強いられています。
 福島第一原発事故も「収束」のメドがたたないばかりか、政府や東京電力が原子炉の破損や漏れた放射能数値などの情報を正しく伝えず、隠していたことが明らかとなっています。福島第一原発から30キロの南相馬市付近では、今も多くの住民が残っているにもかかわらず、「計画的避難準備地域」のために、救援物資が充分に届かないという状態です。
 私が居る亘理町の隣の山元町でも牧草地から高い数値の放射能が検出されました。放射能汚染は広がっており、亘理町にとっても由々しき事態となっています。このような事態をもたらしている政府や東京電力の責任逃れを許してはなりません。
 私も地元で被災者支援に全力で取り組んでいます。全国の皆さんの御支援・御協力をよろしくお願いします。
 6・12闘争の成功を祈ります。共に闘っていきましょう。


女川原発反対同盟 阿部 宗悦氏

 3月11日の東北・関東を襲った地震と大津波により、ここ女川も壊滅的な被害を受けました。大震災から3ヵ月経過した今日でも、多くの被災者が食糧や物資も乏しい避難所や仮設住宅で厳しい生活を送っています。
 この大震災で福島原発は、「炉心溶融(メルトダウン)」と原子炉が壊れるという事故を起こしました。放射能汚染が各地に広がっています。
 私は女川原発に反対する中で、政府の原子力政策と原発推進に対して「生命の根源をなす地球環境が、経済至上主義の政治屋による改革という名の壊革、開発という名の壊発で、自然環境が復元困難なまでに汚染破壊されることを知るべきだ」という警鐘を乱打してきましたが、このような事態が3月11日の大震災をキッカケに福島第一原発で現実に起こりました。私は怒りを押さえることはできません!
 震災直後の福島第一原発で起きた「炉心溶融」等の事故の状況を隠して、原発推進派の学者を登場させての「安全」という報道を流し続けた政府と東京電力を徹底的に弾劾し、今すぐに女川原発の廃止はもとより、すべての原発の廃止に向けて全力を尽くして闘っていこう!
 そして労働者人民の生活や命を奪い、自然環境を破壊してきた政治屋と原発を推進する政府の政治屋どもを追放するために共に闘っていこう! その意味で私達が次の世代に責任ある大人として闘いぬいていきましょう!
 世界的な恐慌と大失業の時代が迫っています。政府は政治的経済的危機を乗り切ろうとして、戦争に突き進もうとしています。
 自衛隊の海外派兵や沖縄の米軍新基地建設に反対して闘う労働者人民や全世界の闘う労働者人民と連帯して闘っていきましょう!
 全国の闘う仲間の皆さん! 被災地の苦しんでいる人々と共に起ち上がるために闘いましょう!
 6・12反安保・政府打倒の闘いの高揚を祈りつつ、連帯のメッセージとします。

 「障害者」解放運動活動家

  集会に結集された闘う労働者・学生・市民のみなさん。現在、日本の政治経済社会は、戦後最大級の混迷状態をきたしています。3・11に発生した「東日本大震災」とそれに続く福島原発事故に対する東電や政府の対応の遅れと情報隠しは鋭く問われなければならず、被災者の支援も早急に進めなければならないことは言うまでもありません。しかしながら、この間の永田町における権力闘争の「茶番」には、あいた口がふさがりません。ましてや、そうした「混乱」を理由とした「大連立」は、まさに戦時下の「挙国一致」と「大政翼賛体制」を思い起こさざるを得ません。その流れは言うまでもなく、日米間の軍事同盟の強化を一層拡大させることになるでしょう。
 さらに、この間の「大阪維新の会」の橋下の動きでも明らかなように、この間の政治的混乱は、ポピュリズムとファシズムの台頭を許すことになりかねません。ファシズムは、アジア民衆ばかりでなく、被差別大衆の抹殺につながることは既に歴史が顕著に物語っています。こんな状況下では、「障害者」の地域における自立を保障する新たな法制の改革など、到底期待できません。
 今こそ、旧自・公政権はもとより、現在の民主党主導の政権の様々な裏切り的政策を強く糾弾し、日本社会の根本的な変革に向け、幅広い労働者・被差別大衆の強固な隊列を構築することが急務です。最後までともに闘いましょう。


部落解放運動家

 この度の大震災で、多くの人々が亡くなり、生き残った人々にも過酷な生活が強いられています。しかし、ピンチはチャンスです。部落解放運動は、前を照らす運動でなければなりません。あらゆる運動に、もっと光を照らすことが必要です。
 狭山差別裁判は、部落差別にもとづく権力犯罪です。なぜ権力は無罪にしないのか。無罪にしたら、人権革命が起こるからです。狭山闘争にわが青春を投じて、人権革命をめざして闘ってきました。
 差別を糾弾しない部落解放運動に問わなければならないことがあります。これまで、部落差別の結果、たくさんの人が死んできました。誰が死に追い込んだのか。差別された人が死んだら、それは誰の責任か。私たちの責任です。狭山闘争は、石川さんを救う運動であると同時に、部落解放運動が救われた運動です。「温故知新」とは、古きを訪ねて現在を知り、未来への展望を拓くことです。部落解放のため、人権革命のため、差別徹底糾弾と労農水「障」学―全人民の共同闘争で、必ず狭山第三次再審闘争に勝利しましょう。
 皆さんのさらなる奮闘を期待します。


在日朝鮮人活動家

 東日本大震災を受けて、「がんばろう日本」というような声ばかりが聞こえてきます。震災報道では、在日朝鮮人や在日外国人をはじめ、最底辺で生きる人々の被災状況はほとんど伝えられていません。ましてや、こうした人々の手による救援活動の状況などは、まったく無視です。宮城や福島の朝鮮学校では、校舎を避難所として開放し、多くの周辺の日本人被災者を受け入れ、学校関係者が救援活動もしてきたというのに。戦争に向けたナショナリズムと排外主義が、いっそう強まっているように思います。
 また震災への注目の一方で、全国で年間3万人以上もの人々が(しかも13年連続で!)自殺を余儀なくされるような状況にあることが、覆い隠されようとしています。今回の震災で亡くなった人の数よりも、もっと多くの人々が、毎年毎年、自らの命を絶つまでに追いつめられ、痛めつけられているのです。人が生きるに生きられない社会が、現在の日本なのです。
 在日朝鮮人、在日外国人を苛酷に処遇する社会が、日本人自身にもいい社会であるはずがありません。今こそ本気の活動が求められていると思います。最底辺で苦しむ人々の現状を具体的・実践的に変革すること、これが活動です。 みなさんの奮闘を心から期待いたします。


日本原基地地元反対派農民 奥 鉄男氏 

 若いころは「お国のため」に軍隊に入って戦争に行くのが当たり前だと思っていた。しかし、実際に召集されて戦地に行き、はじめて戦争はひどい、軍隊は人民ではなく資本家を守るものだということがわかった。
 震災に自衛隊が出動しているが、軍隊は戦争をするためのものだ。戦争のための軍隊も基地もいらない。民主党も自民党も同じようなものだ。人民のために何もやらず、戦争に向かっている。若い皆さん、反戦の闘いは大事です。二度と戦争をさせないために頑張りましょう。


沖縄・反戦労働者

 大震災と原発事故で苦しんでいる人々と軍事政策で基地と軍隊―武器の火薬庫を押しつけられている沖縄労働者人民の怒りは頂点に達しているぞ! この苦しみから抜けだし、今日、明日の生活と生命を守るためにはどうあらねばならないか、真剣に考えよう。
 武力によって世界制覇を成し遂げようとする米政府とそれに追随する日本政府を国際連帯の下、打ち砕いていかなければならない。
 原子力の「平和利用」はありえない。軍事政策で「世界の平和」は成り立たないことを鮮明にしてともに闘おう。

 

天皇上陸阻止沖縄青年実行委員会

 東北・関東大震災への対策をそっちのけにして政局争いに興じる民主党、自民党など議会内勢力に怒りが沸き起こっています。日・米両政府は名護新基地建設に固執し、また与那国島や宮古諸島の下地島空港への新たな自衛隊配備の攻撃もうちだされています。民主党主導の政府は日米安保の強化と戦争政策をいっそう強め、沖縄の出撃基地化へと突き進んでいます。中東―アラブ諸国をはじめ全世界で決起する労働者人民と連帯し、内戦勢力を組織し、安保粉砕・政府打倒闘争を巻き起こしていくことが問われています。天皇上陸阻止沖縄青年実行委員会は、沖縄の地でともに闘います。
 われわれは、第一に普天間基地解体・名護新基地建設阻止を全力で闘います。沖縄労働者人民を先頭にした闘いの前に、「2014年完成」という名護新基地建設攻撃は完全に破綻していますが、日・米両政府は6月21日の軍事・外務担当による「2プラス2」において、滑走路の形状を「二本のV字型」と決定し新基地建設にむけて突き進もうとしています。しかも普天間基地に最新鋭の殺人兵器であるMV22オスプレイの2012年10月からの配備も公然化しました。「新基地建設か、さもなければ普天間基地の固定化」という攻撃をはねのけ、闘いの飛躍をかちとる決意です。
 第二に、東村・高江のヘリパッド建設阻止を全力で闘います。今年1、2月には沖縄防衛局は作業員とともに100人以上で寝込みを襲うことをくり返してきました。政府はヘリパッド建設阻止を闘う住民を訴えるまったく不当な裁判を那覇地裁に提訴しましたが、その開廷中に、現地にのり込み工事を強行するという卑劣な手法まで使ってきました。しかしそれでも沖縄労働者人民は身体をはって工事を実力阻止し続けています。7月1日より沖縄防衛局は工事再開を強行しようと構えています。現地攻防に全力決起し、必ずやヘリパッド建設阻止をかちとる決意です。
 普天間基地解体・名護新基地建設阻止、高江ヘリパッド建設阻止に勝利するため沖縄の闘いはまさしく正念場にさしかかっています。沖縄―日本「本土」を貫く闘う団結を強化し、反軍・反基地闘争を全国で巻き起こそう。菅政府打倒・日帝国家権力解体へ進撃しよう。


闘う部落民 野田和美氏

 狭山―部落解放運動は、世界大恐慌が爆発する状況となり、さらに東北・関東大震災以降の激動の中で、さらに試練の只中にあります。
 狭山闘争をめぐっては、第三次再審闘争が大詰めを迎えています。既に六度の「三者協議」がなされ、7月にも7度目の「三者協議」が開かれようとしています。いよいよ決定的局面を迎えようとしているのです。
 東京高検は昨年5月、アリバイ的に5項目36点の証拠開示を行なったものの、決定的となる物的証拠の存在については「不見当」などと言いなして未だに開き直っています。こんな「三者協議」に期待を寄せるだけの姿勢では、敗北を招くだけであり、決定的に誤りです。狭山事件の担当裁判官が5月10日付けで岡田から小川正持に交代しましたが、誰が担当裁判官になろうと、司法―国家権力に「公正・中立」の幻想を抱くことはできません。司法権力は、常に狭山―部落解放運動の圧殺を前提にして反革命差別判決・決定をうちおろしてきました。そもそも狭山事件は国家権力による部落差別に基づくデッチ上げなのであり、国家権力に対する徹底糾弾の闘いなくして、狭山闘争の勝利はありません。今こそ大胆に攻勢をかける時です。
 「狭山事件」を単なる「冤罪事件」と同等に扱うことで、狭山闘争の幕引きを図ろうとする部落解放同盟内社民・こえ派の制動を突破しなければならない。「部落差別に基づく権力犯罪と闘う」と檄を発し続ける無実の部落民=石川一雄氏の決意に応え、狭山第三次再審闘争の勝利をもぎとろう。階級的共同闘争と大衆的実力闘争・武装闘争で闘いぬこう。〈差別裁判糾弾、階級裁判粉砕、国家権力糾弾・打倒〉の旗幟を鮮明に、狭山闘争の歴史的勝利へ進撃しよう。
 朝鮮反革命戦争がいよいよ切迫するなかで差別主義・排外主義煽動が激化し、全国で差別事件が激発しています。とりわけ大震災以降、新たな「流言・飛語」が流布されるなど、差別煽動はますます悪質になり、あからさまになっています。そんな状況を突き破るのは、差別糾弾闘争の復権しかありません。しかし部落解放同盟内社民・こえ派は、幻想なぞとっくに吹き飛んでいる民主党主導の連合政府になおもしがみつき、「人権侵害救済法」制定要求に運動総体を流しこもうとしています。国家権力が差別か否かを判断する「人権侵害救済法」なぞ、「人権擁護法」と何ら変わりません。民主党などの既成勢力を踏みしだく攻勢をかけるべきです。
 ファシズム融和運動を粉砕し、吹き荒れる差別煽動を実力糾弾する革命的部落解放運動の飛躍・前進を切り拓こう。革命的反戦闘争を共に闘い、被災労働者人民支援大運動を担いぬくなかから、部落差別の根底的廃絶へ進撃する決意を明らかにします。 


6・15闘争に寄せられた革命軍からのアピール

 6・12安保粉砕・政府打倒全国統一行動に結集された同志・友人諸君に対し、革命軍からの連帯のアピールを送ります。
 風雲急をつげる階級情勢は、世界大恐慌爆発情勢、朝鮮反革命戦争の危機、大震災―原発事故という未曾有の革命的危機を現出させ、わが革命勢力に、死力を振り絞った労働者人民大衆の圧倒的組織化と、プロレタリア・ソヴィエト権力樹立に向けた武装蜂起―革命戦争への決死決起を厳として問うている。
 ビンラディン殺害を契機に、米帝・帝国主義の「対テロ戦争」による暴虐な中東反革命戦争が「泥沼的」に拡大・激化し、米軍のアフガニスタン「七月撤退開始」戦略は、ますます窮地に陥っている。また、イラクでも、居座り続ける米軍への怒りが拡大する中、政府中枢部における米軍、イラク軍・警察、政府関係者や施設へのイラク労働者人民の武装闘争が炸裂している。中東―アラブ諸国労働者人民の決起と連帯し、米帝―帝国主義の反革命中東支配を爆砕せよ。
 朝鮮反革命戦争は一触即発の危機としてますます深まっている。日帝は、「朝鮮有事」に身構え、自衛隊を朝鮮半島に近接する沖縄・先島や鹿児島・馬毛島に配備し、機動性・攻撃性を一挙に強化せんとしている。さらに「調整指揮所」設置による日・米軍一体化のみならず、日・米・韓の「防衛協力強化」という共同行動の反革命戦争態勢を強化している。まさに、「国難」突破として、震災を挙国一致の「国民的合意」形成の転換点とし、一挙的な日米韓反革命臨戦態勢をもって朝鮮反革命戦争に突撃せんとしているのだ。日帝足下労働者人民の階級的責務として、被災労働者人民と共に、韓国労働者人民、在日朝鮮労働者人民と連帯し、革命的反戦闘争の爆発を闘い取らねばならない。在日―在沖米軍と自衛隊の一体的再編強化を権力闘争の本格的飛躍をもって粉砕する!
 黒田革マルは、東北・関東大震災をブルジョアジーと共に「国難」と規定し、「自衛隊の救援活動が足りない」「自衛隊は日本を守る国軍たれ」「政府・日本国軍・各県自治体当局・警察が一体となって救援すべきだ」とエールを送り、小ブル反革命の「脳髄」から大震災―原発事故への危機感を満開にしている。国民主義・国粋主義を前面化し、天皇の軍隊・自衛隊を叱咤激励する黒田革マル中枢―特行をせん滅する! 松崎革マルは、JR東日本資本の「新人事・賃金制度」の新たな合理化攻撃に全面屈服し、JR連合―東日本ユニオンとの御用組合化の競い合いに組織の展望を見出そうとしている。そして、JR東労組の白色テロを含めた強権的組合支配の実態をあらわにした「浦和電車区事件」の「上告審運動」に組織の命運をかけて、天皇主義右翼ファシスト・「一水会」と共闘し国粋主義を競っている。さらに、「政権政党」・民主党に加入し、戦争翼賛勢力の反革命尖兵として組織の延命を策している。松崎革マルを総せん滅し、JR総連反革命労働運動を打倒する!
 大震災―原発事故を「国難」として、挙国一致のナショナリズム煽動をもって反革命国民統合を押し進めんとする日帝・菅連合政府との対決は、天皇主義右翼ファシストとの死闘的攻防を不可避とする。わが革命軍は、天皇主義右翼ファシストどもの基軸である「一水会」をはじめ、「原発賛美」「在日韓国・朝鮮人差別」「部落差別」を叫び、差別主義・排外主義襲撃を繰り返す「在特会」(「在日特権を許さない市民の会」)や、日帝の核武装を主張する田母神、一色正春など自衛隊・海上保安庁出身ファシストどもの跳梁跋扈を許さず、朝鮮反革命戦争遂行と内乱の鎮圧に身構えたファシズム大衆運動を粉砕し、天皇主義右翼ファシストを撃滅する!
 「社会党」(旧ハザマ私兵グループ)は、わが革命軍による昨年11・2自衛隊大宮駐屯地迫撃弾戦闘に対して、「反革命テロ宣言」だと悲鳴をあげている。わが対日帝武装闘争の飛躍に恐怖し、「ゲリラ戦」の真似事さえも放棄して久しい「社会党」の残存反革命テロリストどもを総せん滅する!
 日帝は、アジア侵略戦争敗戦後、元首相・中曽根と元読売新聞社主の「原子力の父」・正力を基軸として、矛盾に満ちた原子力技術(核技術)を「国益」の名の下に「原子力の平和利用」なるペテンでもって推進し、日帝の核武装を目論んだ。「政・官・業・学・マスメディア」一体の「原子力村」を解体し、破壊的で抑圧的な核の軍事利用(核兵器)、商業利用(原子力発電)粉砕しよう! 日帝の核武装を阻止し、全世界の核兵器を廃絶しよう! 全世界労働者人民と連帯し、全ての原発の廃止を勝ちとろう! 
 日帝の「国難・救国大合唱運動」を突破し、被災労働者人民への現地支援運動を大胆に展開し、プロレタリア統一戦線を広大に組織しよう!
 革命軍は、〈朝鮮反革命戦争とファシズムの危機を蜂起―革命戦争に転化しプロレタリア・ソヴィエト権力を樹立せよ〉の決戦戦略を鮮明に、政府中枢・官僚的軍事的統治機構、在日―在沖米軍(基地)・自衛隊(基地)爆砕に向け、断絶的に飛躍したパルチザン戦ゲリラ戦を連続して戦取する!プロレタリア世界革命勝利に向け、共に闘わん!

2011年6月12日 
 革命軍
 
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