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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

7・23入院患者差別・虐殺27ヵ年糾弾!報徳会宇都宮病院糾弾!現地闘争が闘われる(984号4面)

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 集会への連帯あいさつと連帯メッセージ

 「入院患者と連帯し宇都宮病院を糾弾し解体する会(糾弾し解体する会)」の呼びかけのもと、7月23日、午後12時30分より、宇都宮市・陽南第二公園において集会が開催され、宇都宮病院へ向けての戦闘的なデモがうちぬかれた。
 陽南第二公園の集会場には、関東からマイクロバス、ワゴン車などで「障害者」、労働者、学生が、東北・関東大震災の被災地・宮城県からも「障害者」、労働者、学生が結集し集会が開始された。


〈安井健彦氏〉

 まずはじめに、東京・山谷日雇労働組合の司会でシュプレヒコールがあげられ、闘争に駆けつけた安井健彦氏から連帯あいさつを受ける。二七年前、「宇都宮病院事件」を命がけで告発した安井氏は「私は5年3ヵ月と10日間、入院させられていたが、一度目の診察は2ヵ月半ありませんでした。医者の診断などなしでずっと入れられていた。他にそういう人が数多くいた。今もここに来ると胸が悪くなる。ここ2、3日新聞の三面記事に大きく出ている渋谷の美容外科では、警視庁本庁の警部や同僚、後輩が年収1千万で就職していたというが、宇都宮病院事件でも、地元宇都宮南署の次長だった輩が石川文之進の同級生で、宇都宮病院で働いており、入院患者虐殺のもみ消しに関与した。虐殺の証拠について1人については確信があった。この1人は、面会に来た母親に『早くここから出してくれ。ここは病院じゃないよ』と至極あたりまえのことをいったために虐殺された。彼の家は大きな農家で、代々土葬だと聞いていた。1年半後に遺体発掘―解剖が行なわれて、暴行―虐殺が裏付けられた。私は退院後、宇都宮病院を問題にすべく各所に相談した。弁護士の中にすら私を侮蔑するひどい奴がいた」「宇都宮病院事件については警視庁にも宇都宮地検にも汚点がある。医者も宇都宮病院を廃院にすることから逃げた。腹が立って言葉も荒くなる」「集会にみんなよく集まってくれた。しっかりデモをやってくれ。また、来年も集まってくれ。私は生きているかぎり来る」と迫力ある檄をとばす。満場の拍手と喚声が応える。

〈宇都宮病院糾弾闘争に注目する「精神障害者」〉

 続いて連帯メッセージを司会が読み上げる。
 最初に、宇都宮病院糾弾闘争に注目する「精神障害者」よりのメッセージが紹介される。
 「27年前、宇都宮精神病院が『関東医療刑務所』と呼ばれ、入院中の患者虐殺・暴力支配・病院内の使役として患者が利用されている事が暴露されました。それらは一般的な精神病院での我々の体験とオーバーラップしてはいるものの、宇都宮病院の事実関係には強い戦慄を覚えました。当然ながら、病院は病人を保護し、治療するところです。しかし、宇都宮病院で起きた事件は、それは『精神障害者』を人を人としてみない人権無視と、その差別的な処遇はこの世にあってはならないものでした。メディアでの暴露や、社会的な非難の中で、病院長は起訴され、社会的な制裁の場に立ったことは今でも記憶に新しいことですが、病院長は、『精神障害者』を『社会的邪魔者』としたそれらの医療を『惻隠の情(人への哀れみ)』で受け入れたとの詭弁を法廷で述べたに過ぎず、それを認めた裁判所や国は、今だにその体質を温存させたままの病院経営を許しています。これは人権侵害の最たるものです。また、『精神障害者』の差別実態を極端に象徴しているものでした」「『宇都宮病院問題』以降、国・厚生省(当時)などは国内外からの批判にさらされ、新たに『精神保健法(後に精神保健福祉法へと改悪)』を1987年に公布し、1988年7月から施行しました。本人の同意に基づく『任意入院制度』、入院時には本人に対する『権利等告知制度』が設けられた事、『指定制度』が導入された事、入院の必要性や処遇の妥当性を審査する『精神医療審査会』の導入、『応急入院制度』の導入、等々の『改正』が盛り込まれましたが、これも『精神障害者』を強制収容し、強制医療を加える差別法でした。厚労省は今もって精神科には医療制度上の『特例制度』を容認し、圧倒的なマンパワーの不足を黙認しています。これらを見るにつけ、厚労省自らが本気で精神医療改革を行なうことを放置しているとしか考えられません」「伝聞では、オランダの精神医療は、24時間看護師と患者がマンツーマンで、入院治療も3ヵ月で退院も可能といわれています。このような世界の流れに逆行して、残念な事に、今度は医療観察法とその施設の設置です。大阪・池田小学校での殺人事件が問題化され、厚労省は「精神障害者」の人権を踏みにじり、『再犯のおそれあり』という差別と偏見の上で、『心神喪失者等医療観察法』を制定し、全国各地で『収容施設』の建設を強行しました。六罪種―『殺人・同未遂』、『傷害・同未遂』、『放火・同未遂』、『強姦・同未遂』、『強盗・同未遂』、『強制わいせつ・同未遂』を収容する『医療刑務所』と言うべき施設が各地区に設けられました。精神科医師に精神鑑定され、その結果で期限なしの『医療観察施設』に入れられて、無期限に拘束されるのであれば、それは、『社会防衛』以外の何ものでもなく、医療は大きく変質したといわざるを得ません。これでは『患者は危険』という差別は乗り越えられません。強制医療を加えられた経験者として、強い怒りを感じています。これは、国連規約にも反しています。すでに1991年12月に国連総会において採択された『精神疾患を有する者の保護及びメンタルヘルスケアの改善のための諸原則(国連原則)』は、反古にされているとしか考えられません」「震災と『精神障害者』差別について訴えます。2011年3月11日の震災は東北地方に壊滅的被害をもたらしました。それらに関して、地震・津波の自然災害に加え、原発事故で多くの人々が困難に直面しています。震災直後よりの『障害者』『知的障害者』『精神障害者』への安否確認から始まる連帯と支援で共生することは当然の事です。しかしながら、現体制は『四分五裂』といわれるように、『政局』が主で各派は秩序なく分かれ、メディアも『精神障害者』の存在がないかのように、その動向は一向に伝えませんでした。ある方の現地報告によれば、『守秘義務があるから、避難している精神病者への案内は出来ない』と行政に拒否されたということです。守秘義務違反をしても『本人利益の医療機関や薬の確保』が大切だとは考えられなかったのでしょうか。報道でも明らかにされない『精神障害者』、困難が知らされない『精神障害者』、行政でも特殊扱いで問題視されない『精神障害者』への対応に、保護や人権の観点から大きな乖離と怒りを感じざるを得ません。こうした私達『精神障害者』をめぐる現実こそ、『宇都宮病院問題』の中心を成してきた差別と精神医療が今でも起こしている問題であり、人権無視といわざるを得ません。『精神障害者』への連帯と支援を強く訴えるものです」。

〈優生思想と闘う富山市民〉

 次に、優生思想と闘う富山市民からのメッセージが紹介される。
 「『宇都宮病院事件』―それは日本における精神病院がいかなるものであったのか? を満天下に示した事件でした。宇都宮病院では院長を頂点とし、医療スタッフは無きも同然という中で、恐怖支配と患者への虐殺や暴行が日常的になされていたのでした。この問題は根本的には解決されておらず、現代日本の精神病院・精神医療の底流にあることは、何よりも宇都宮病院がいまだ存続していることに明らかです。このことに注目し、闘いを継続している皆さんに心から連帯の挨拶を送ります」「私がいま問題化しなければいけない、と思っていることは、『強制隔離医療入院制度』、『医療特例』による民間精神病院の営利中心主義の存続・再生産、『心神喪失者等医療観察法』などの医療の治安立法化という、医療をないがしろにした制度上の問題です。また、その上に、長期社会的入院者(実質20万人といわれている)問題の未解決、新たな認知症患者の社会的入院化という、命の選別=優生思想の強化が、何の疑問も持たれず社会問題化もされずにまかり通っている問題です。三・一一東北・関東大震災―福島第一原発大事故直後に報道された、福島県『双葉病院問題』は、今日の精神科病院での認知症患者の社会的入院化状況という、新たな収容政策の問題をつきつけたにも拘らず、「患者置き去り問題」に摩り替えられて、社会的メスを入れることが出来ていません」。

〈楠敏雄氏〉

 さらに、楠敏雄氏(全障連相談役)からのメッセージが紹介された。
「日本の『精神障害者』に対する施策は、1950年に制定された『精神衛生法』に象徴されるように、社会防衛の名のもとに『精神障害者』を社会から隔離・排除・抹殺する施策に貫かれてきました。とりわけ、精神病院における虐待は絶えずくり返されており、宇都宮病院や大和川病院における事件はその典型的なあらわれと言えるでしょう。去年発足した『障がい者制度改革推進会議』においても、『精神障害』を持つ当事者から『心神喪失者等医療観察法』の問題性や『退院促進事業』の遅れが指摘されたにもかかわらず、『改革案』には具体的な内容がほとんど盛り込まれず、さらに先日国会で成立した『虐待防止法』のなかでも、精神病院内における虐待の問題は医療関係者の抵抗によって明記されずに残されました」「『精神障害者』に対する差別・偏見は社会のあらゆる場面に根強く残っており、『障害者』が地域で暮らし続けるための施策も極めて不十分なまま放置されています。『精神障害者』の人間としての尊厳を認め、地域で支えることは、社会のあり方そのものを問い直すこと抜きには実現できません」「『心神喪失者等医療観察法』撤廃の闘いと宇都宮病院に対する糾弾闘争を継続させつつ、『精神障害者』の地域生活を全面的に保障させることをめざして、ともに闘いぬきましょう」。

〈全障連関西ブロックで闘う仲間〉

 そして、全障連関西ブロックで闘う仲間からのメッセージだ。
 「入院患者を虐殺した宇都宮病院が、反省もせず責任も取らず、今なお存続している。政府も栃木県行政も、虐殺を容認しているからだ。一方、『心神喪失者等医療観察法』では、燹慇鎖西祿押戮改善しなければ、『再犯のおそれ』があるから、地域では生きさせない瓩箸靴董∈絞未公然と謳われ、保安処分施設に隔離・拘禁された人々は、『精神障害者』としての存在自体が否定されている。これを『障害者』差別―抹殺政策と言わず何と言うのか」「民主党中心の政府に参画して『政策決定に参加できる』と期待を寄せている『障害者』もいる。しかし、こんな政府に一体何を期待すればいいというのか。資本家のための政府に参画して得られることは、資本の利益になる政策の実現であって、差別の解決では決してありえない。私たちが、差別を糾弾する力を強くする以外に、差別をなくす道はない。『障害者』と労働者階級が連帯して、この資本主義社会を変革する以外に、展望は見いだせない。この宇都宮病院糾弾闘争をもっと強化して、勝利するしかないのだ」「全障連が生命力を失い、歴史的使命を終えた今、私たちに課せられた使命は、全障連の歴史的地平を継承・発展させ、『障害者』差別糾弾闘争を闘える新しい全国組織を結成することです。全国『障害者』解放運動共闘会議の結成をかちとるため、全力で闘いぬきます。ともに闘いましょう」。

〈全障連中四国ブロックで闘う仲間〉

 最後に、全障連中四国ブロックで闘う仲間からのメッセージが紹介される。
 「宇都宮病院は『精神衛生法』(当時)のもとで、『精神病者』への差別・虐殺をしてきた病院です。宇都宮病院入院患者虐殺事件の告発を受けて、『精神衛生法』が『精神保健福祉法』に変わろうと、差別法の根本は変わっていません。今もなお、差別・虐殺の収容所=宇都宮病院は存在しています。絶対に許すことはできません。宇都宮病院に徹底糾弾をたたきつけ、宇都宮病院の解体まで闘いぬいていきましょう」「『心神喪失者等医療観察法』のもと全国で、保安処分施設建設が進められています。また法務省―刑事局は、『社会貢献活動』という名の新たな保安処分導入の法制度化を進めています。『心神喪失者等医療観察法』の撤廃を勝ちとり、全国の保安処分施設を解体し、新たな保安処分導入の法制度化を阻止し闘っていこうではありませんか」「現在、『障害者』解放運動を闘ってきた少なからぬ部分が民主党主導の政府に幻想をいだきながら、『改革推進会議』にしがみついているのが現状です。『改革推進会議』では介護の商品化という問題には一切触れずに、『新法』の制定を目指しています。これとは区別されて全障連が勝ち取ってきた差別糾弾闘争の歴史的地平を継承する全国『障害者』解放運動共闘会議の結成を勝ち取っていきましょう。介護の商品化粉砕。『障害者自立支援法』撤廃を勝ちとっていきましょう」「改悪『脳死―臓器移植法』の下で、本人の意思とは関係なく、この一年で『脳死―臓器移植』の件数が倍増しています。『価値なき命』を選別し、『安楽死・尊厳死』の法制度化への道を開くものです。ファシズム優生思想の強化を許さず、改悪『脳死―臓器移植法』撤廃を勝ちとり、戦時『障害者』差別―抹殺攻撃を跳ね返し、差別糾弾闘争で闘っていこうではありませんか」「菅政府は震災の『復興』を全く進めず、その一方でソマリア沖派兵などを強行し、日米安保の強化を進めています。朝鮮反革命戦争に突撃しています。原発事故で多くの労働者を被曝させ続けながら、核武装をあきらめていません。8月6日に首相・菅が被爆地広島を訪れることを許さず、闘う被爆者(二世・三世)と連帯し8・6広島反戦闘争を闘います。『障害者』解放闘争の前進に向けて共に闘いましょう」。

基調提起、決意表明と戦闘的デモ

 「糾弾し解体する会」から基調が提起された。基調は第一に「宇都宮病院事件」の事実経過を暴露する。第二に、「心神喪失者等医療観察法」成立を転換点にして、面会破壊の攻撃などがエスカレートしてきたことを明らかにし、「精神病者」差別・抹殺収容所=宇都宮病院徹底糾弾・解体へと闘いぬこうと訴える。第三に東北・関東大震災を口実として「挙国一致」が叫ばれるなかで、「心神喪失者等医療観察法」攻撃や新たな保安処分導入の攻撃、「障害者自立支援法」攻撃や改悪「脳死―臓器移植法」全面施行など、戦時「障害者」差別―抹殺政策が強化されており、差別糾弾闘争の大爆発で粉砕しようと呼びかける。基調は全体の拍手で確認された。
 続いて、結集した仲間からの決意表明だ。
 全障連東北ブロックで闘う仲間から、「『宇都宮病院差別・虐殺事件』も今年で27ヵ年になるが、石川文之進親子や病院職員は何ら反省することもなく患者さんとの面会を妨害している。面会妨害を許さず、患者さんとの連帯を強固にし、病院の姿勢を糾弾しなければならない。多くの『精神病』の入院患者を殺し、2002年、O―157食中毒で患者を殺したところを病院と呼ぶことはできない。苦しめられ、殺された患者のくやしさ、無念さを思い、宇都宮病院が存続していることを徹底糾弾しよう。宇都宮病院を病院として認めている厚労省、栃木県行政を糾弾しよう。『心神喪失者等医療観察法』の廃絶にむけた闘いを闘おう。東北・関東大震災で被災した『障害者』は厳しい状況におかれている。被災した『障害者』の要求を拾いあげ共に生き抜いていく闘いが求められている。震災で中断している名取市行政による『障害者自立支援法』―介護支給時間削減撤回をかちとらなければならない。宇都宮病院差別・虐殺27ヵ年糾弾、『心神喪失者等医療観察法』廃絶、『障害者自立支援法』撤廃を掲げて闘う」。
 刑関活で闘う「精神病者」は、「警察権力の前で自分は『精神病者』であることを明らかにして、体調、病状が悪いなか、発言する」と前置きし、「宇都宮病院では3年間で222人もの入院患者が『不審死』ということで虐殺された。私たち『精神病者』を社会の敵とみなして国家が隔離―抹殺すること、それを認める社会があること、その元で宇都宮病院での差別・虐殺が強行されたこと、私たちはこうしたことを絶対に許すことはできない。『精神障害者』をはじめとする『障害者』が、『障害者』として真に解放された社会をつくるため、人間が人間として当たり前に生きられる社会をつくるため、私は全力で闘う。朝鮮反革命戦争突撃の中『精神病者』、『障害者』を差別し,排除し、抹殺―虐殺しようとする攻撃と真っ向から闘うことを決意する」と発言。
 反安保労研全国センターの仲間は、「『精神障害者』を危険な存在としてみるブルジョア社会の差別意識を打ち砕く闘いは当事者だけでなく、労働運動、学生運動にとっても問われている闘いだ。いま、全国360万人の公務員労働者の首を切る攻撃がかけられようとしている。この中で国公立の精神病院が廃止され、宇都宮病院のような闘う医者や看護士もいない労組もない劣悪な精神病院がさらに拡大していく。この攻撃を労働運動の立場から絶対許してはならない。反安保労研は宇都宮病院糾弾、解体にこだわりきり共に闘う。この夏、全国の労働者人民は被災地に集中し、支援の闘いに起ちあがろう。7月末にも政府は『復興計画』を決定しようとしている。しかし、『復興会議』の中にはソニーの副会長である中鉢が入っている。ソニーが何をしたのか。被災した工場再開のために、被災地の労働者が公共交通機関がない中で、徒歩、自転車に長靴で工場のヘドロをどかしたにもかかわらず、その直後にソニーはこの働きをした期間工を解雇した。生活していくために被災地で頑張る労働者、期間工の首をあっさりと切るソニーの副会長が『復興会議』のメンバーとして消費税の増税や、様々な増税を決定しようとしている。警察や自衛隊の被災地蹂躙を許さず、労働者人民が被災地に集中して、ブルジョア的『復興』、被災者を犠牲にする『復興』を許さない闘いが決定的だ。『精神障害者』差別・虐殺を居直る宇都宮病院の解体を貫徹し、差別廃絶にむけ闘おう」。
 全学連からは、「宇都宮病院は今なお存続し続けている。石川一族がいまだ経営陣に居座り、関連事業を広げている。こんなことがまかり通るのが差別社会―資本主義社会のありようである。宇都宮病院を解体するまで闘う。東北・関東大震災以降、被災労働者人民は国家権力によって苦渋をなめさせられ、放射能汚染さえも強制されている。国策によって犠牲にされるのは労働者人民だ。この状況を突破する被災労働者人民支援大運動を闘う。この夏、被災地に学生を集中させ闘うことは革命的学生運動にとって大きな課題だ。学生の組織化を成し遂げ、今秋全学連第52回定期全国大会を成功させる」。
 全国反戦は、「27年前、安井健彦さんはじめ、虐待暴行を受けた入院患者の血叫びにより、宇都宮病院の患者虐殺の実態が明らかにされた。事件発覚以降、全国の『精神病者』『障害者』、山谷から多くの闘う仲間たちが、病院を解体すべく闘ってきた。こうした闘いを引きつぎ『精神病者』、『障害者』先頭に、宇都宮病院の門前で闘いを叩きつけよう。日帝が朝鮮反革命戦争に突撃する中、戦時『障害者』抹殺攻撃と対決し闘う『精神病者』『障害者』とガッチリ連帯し闘おう」「東北・関東大震災で多くの労働者人民が被災した宮城からも仲間が駆けつけている。被災地で苦闘する仲間を支援する大運動を全国反戦も集中して闘う。共に現地に集中しよう。日帝の原発政策の真の狙いは核武装にある。日帝の核武装を許さず、六ヶ所再処理工場の稼働を許さず革命的反戦闘争と結合した反原発・反核の闘いを闘いぬこう。8・6広島反戦闘争、8・9長崎反戦闘争を闘いぬき、8・13〜15山谷夏祭りを闘いぬこう。全国反戦は8・21全国反戦集会を東京で開催する。本日結集した仲間の結集を訴える」。
 全体の発言を拍手で確認し、集会の最後にシュプレヒコールをあげデモに出発する。
 「精神病者」、「障害者」、山谷労働者をはじめとした労働者・学生は戦闘的デモをうちぬく。宇都宮病院の正門前で「宇都宮病院解体」「患者さんガンバレ」などのシュプレヒコールをあげる。正門はぴったりと門を閉じ「病院関係者以外は立ち入り禁止」の貼り紙が張ってある。シュプレヒコールを存分にあげ、部隊は陽南第二公園までデモを貫徹した。最後に「糾弾し解体する会」の仲間から「宇都宮病院に隔離・収容されている患者と連帯し、宇都宮病院解体まで闘おう。差別糾弾闘争の爆発で戦時『障害者』差別―抹殺攻撃をうち砕こう。全国『障害者』解放運動共闘会議の結成にむけ闘おう」と集約提起がなされ闘争を成功裡に終了した。