解放トップ
トップに戻る
解放最新号
バックナンバー
論文
定期購読

東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

8・6広島反戦闘争を闘う(985号4面)

 目次に戻る

 原爆ドーム前情宣に決起

 8月6日、反戦青年委員会と全学連の部隊は、首相・菅の「平和記念式典」出席を弾劾し、核武装阻止、反革命戦争粉砕をかかげ、8・6広島反戦闘争を闘い抜いた。
 午前8時から開始される「記念式典」を前に、反戦・全学連は、反革命戦争と核武装に突き進む菅の「式典」出席を阻止すべく情宣闘争に決起した。
 午前7時、部隊は、原爆ドーム前に布陣し、情宣活動を開始。平和公園に集まる労働者人民、被爆者(二世・三世)に「首相・菅の『記念式典』出席を阻止しよう!原爆犠牲者の『英霊』化を許すな!」「戦争責任・被爆責任居直りを許すな!」「日帝の核武装阻止!」「革命的反戦闘争を共に闘おう」と呼びかけた。力強いアジテーションが平和公園にひびき渡る。被爆者をはじめ労働者人民にビラがすいこまれていく。朝鮮反革命戦争と核武装に突撃する菅政府に怒りをもって署名とカンパが寄せられる。途中、右翼ファシスト「在特会」が弱々しく挑発を試みるが、結局は権力の影に隠れるのみであった。終始熱い注目をあびながら情宣は貫徹された。

菅出席の「記念式典」を切り裂くデモンストレーション

 情宣終了後、部隊はただちに戦闘的デモへとうって出た。「菅の『式典』出席を許すな!」「福島原発事故弾劾! 核武装阻止!」。われわれは菅の出席する「式典」会場へとシュプレヒコールを叩きつける。今回の「式典」には、米帝をはじめ、核保有国の英・仏政府代表なども昨年に引き続き出席した。原爆投下を居直り、核武装を正当化する帝国主義どもの出席なぞ許すわけにはいかない。「原爆投下66ヵ年を弾劾するぞ!」「戦争責任・被爆責任居直りを許さないぞ!」「菅の出席弾劾!」「菅政府を打倒するぞ!」「核武装を阻止するぞ!」「朝鮮反革命戦争突撃を許さないぞ!」。怒りに燃えるわれわれの気迫が、道行く労働者人民の注目を集める。われわれは、「式典」会場=平和公園めがけ、怒りのシュプレヒコールを叩きつけ、デモを貫徹し闘った。

8・6反戦集会をかちとる

大手町第一公園で集会

 午前10時より集会実行委員会主催の8・6広島反戦集会が開催される。
 大手町第一公園に結集した反戦・全学連をはじめとする実行委員会の部隊は、集会に先立ち、熱気あふれるシュプレヒコールをあげる。
 はじめに7月に死去した、岡本暢夫氏の追悼文が「反戦・反失業を闘う釜ヶ崎労働者の会」より読み上げられる。「同志・岡本は、常に釜ヶ崎労働者の立場に立ち、労働運動の豊富な経験と鋭い感性で的確な方針を指し示し、われわれの闘いをリードした」「彼の遺志を引き継ぎ、彼から学んだすべてを闘いに生かし、釜ヶ崎労働者の解放、寄せ場労働者の解放、プロレタリア解放まで闘いぬくことを、ここに決意し、追悼する」。部隊は岡本氏を黙祷で追悼し、その遺志を引き継ぐことを決意して、集会を開始した。
 連帯アピールが代読される。
 日本原基地反対派農民・奥鉄男氏より、「軍隊に入ってみて、軍隊や戦争は本当に酷いものだとはじめてわかった。今の自衛隊も政府を守るために存在しており、人民を守るためには存在していない。皆さん、戦争は絶対に反対しなければなりません。戦争反対の運動をがんばりましょう」。
 反核燃闘争を闘う仲間より、「私たちは、被災地でボランティアを何度も行ないました」「仕事も家も失った被災民にとって大変な日々はこれからも続きます。これまで以上の被災地支援をお願いします」「福島第一原発事故の放射能汚染は深刻の一途を辿っています」「原発からの同心円的距離ではなく北西方向に放射線数値は高くなっていました」「菅政府は、福島県民を放射能被曝をさせ続けている」「原発、核燃を止めるため共に全力で闘っていきましょう」。
 天皇上陸阻止沖縄青年実行委員会より、「沖縄の闘いと広島・長崎の闘いは、日帝の核武装と戦争突撃を阻止するための共通の闘いです。核武装を阻止し、反戦・反核闘争の飛躍を実現しよう」「沖縄では基地・軍隊への怒りが沸き起こっています」「われわれは、辺野古・高江の闘いの現場に決起し、反戦・反基地闘争の飛躍をかけて全力で闘います。普天間基地解体・名護新基地建設阻止を必ずやかちとる決意です。闘いの現場に決起し、闘いの只中から組織化をかちとり、闘いの飛躍を切り拓こう。安保粉砕・政府打倒闘争の爆発をかちとろう」。
 続いて、全障連で闘う「障害者」の仲間より連帯発言を受けていく。「『障害者自立支援法』撤廃。『心神喪失者等医療観察法』粉砕。『脳死―臓器移植法』粉砕。優生思想の強化と対決し、『障害者』解放と反戦闘争を共に闘いましょう」。
 集会に寄せられたアピールと連帯発言が拍手で確認されていく。

被爆二世から基調提起

 集会実行委員会に結集する被爆二世から基調の提起を受ける。
 基調提起に先立ち「米帝・オバマは昨年11月と今年の3月に新型の核実験を強行し、新型核兵器の開発を狙っています。昨年、核廃絶をうたった『プラハ演説』はまったくのペテンであり、今なおイランや朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対し、躊躇なく核兵器を使用しようとしているのです」「被爆者の闘いを引き継ぎ、被爆二世として本日、集会に結集した仲間の皆さんと共に集会の成功をかちとり、反戦闘争を闘う決意です」と決意が明らかにされ、基調が提起される。
 「菅の『式典』出席の目的は、反戦闘争を鎮圧し、戦争責任を追及する被爆者の闘いを圧殺し、原爆犠牲者を爐国のために死んだ『英霊』瓩箸靴乍り上げ、新たな反革命戦争と核武装へ突き進むことに他ならない」「昨年に続き『式典』には、米帝をはじめとする核保有国が出席している。原爆投下を居直り、核兵器保有を正当化することを許してはならない」「福島第一原発事故のような大事故が起ころうが、原子力政策の継続のために情報を隠し、大量の労働者人民を被曝させ『ただちに影響はない』と平然と居直る菅の『式典』出席など許せるはずはない。日帝の被爆責任を追及し、闘いぬく被爆者(二世・三世)と連帯し、首相・菅の『式典』出席を弾劾しよう」「改憲攻撃と一体となって進められる日帝の核武装を許してはならない」「六ヶ所再処理工場の本格操業を阻止せよ。核燃料サイクル基地を解体せよ。プルサーマル計画阻止、高速増殖炉『もんじゅ』を廃止に。山口県上関原発建設阻止。すべての原発の廃止をかちとれ」「プロレタリア国際主義の旗幟を鮮明に全世界労働者人民の決起と連帯し、国際反革命戦争の拡大・激化を粉砕しよう」「北朝鮮による延坪島砲撃以降、日・米・韓は北朝鮮が次に軍事行動に出たなら、即座に全面戦争に突入すべく、臨戦態勢を強化している。朝鮮反革命戦争突撃を粉砕しよう」「菅政府による資本を儲けさせるための『復興』を許さず、『労働者自身の協同組合工場』(マルクス)をも展望し、被災労働者人民への現地大支援運動を組織しよう。『復興』を口実にした大増税、合理化―解雇攻撃を許すな」「反北朝鮮―反共・排外主義煽動のなか、右翼ファシストどもが蠢いている。『日本会議広島』は昨年同様、元航空幕僚長・田母神を講師に『みたびヒロシマの平和を疑う』なる講演会を開催しようとしている。天皇主義右翼ファシストどもが、日帝と天皇の侵略戦争賛美と核武装論を8月6日にがなりたてようというのだ。天皇主義右翼ファシストどもの一切の敵対を許してはならない。天皇主義右翼ファシスト撃滅。反革命革マル解体・絶滅。政府打倒・日帝国家権力解体へとせめのぼる革命的反戦闘争の大爆発をかちとろう。全国寄せ場夏祭りの成功をかちとろう」。
 闘う基調が拍手で確認される。

各団体から決意表明

 基調に続き、参加団体から闘志みなぎる決意が述べられる。
 「反戦・反失業を闘う釜ヶ崎労働者の会」の仲間は「釜ヶ崎では手配師が働き先を偽って、福島第一原発で労働者を働かせていたことが発覚した。労働者は帰りの交通手段もなく、話が違うと拒否することも出来ずに働かされた。『釜ヶ崎労働者の会』はこれに抗議し闘ったが、これが奇しくも同志・岡本の最後の闘いとなった。同志・岡本は『20年後、30年後に労働者が病気になったら誰が責任を取るのか』と詰め寄った。まさに、最後まで労働者の命を守るために闘いぬいた人生であった。『釜ヶ崎労働者の会』は同志の遺志を引き継ぎ、体をはって『反戦、仕事よこせ』の闘いの最先頭で闘う」と発言する。
 部落解放戦線からは、「部落解放運動解体攻撃が強まる中で、狭山闘争は正念場を迎えています。狭山事件の担当検察官が交代し、さらに担当裁判官までもが突然交代しました。これでは、また最初からやり直しです。このような狭山闘争解体攻撃を許さず司法・国家権力を実力で糾弾する闘いに起ち上がろう」。
 「障害者」解放戦線からは、「福島第一原発事故は終息どころか大量の放射能をまき散らし、多くの人たちを被曝させつづけています。菅政府は『ただちに影響はない』と労働者をだまし、被曝を強制し続けているのです。重大な責任逃れを許すことはできません」「『障害者』解放戦線は、ファシズム優生思想の強化を許さず『障害者』差別―抹殺の攻撃を跳ね返し、『障害者』解放闘争の革命的飛躍をかちとる」と決意が述べられる。
 反安保労研広島県センターは、「今こそわれわれ労働者人民の力で新しい社会を作り上げていく闘いをしなければとんでもない時代になります。全世界で労働者人民が起ち上がり、労働者をとことん苦しめる政府など打倒しようと呼びかけています」「菅政府の戦争と大増税の攻撃を許さず、平和を祈るのではなく戦争を許さない闘いを、そして政府打倒・日帝国家権力解体を鮮明にうち出した闘いを共に闘いましょう」と発言。
 全学連中四国ブロックは、「右翼ファシストどもが、広島の地で核武装を叫んでいる。被爆者の反戦・反核の闘いを踏みにじる暴挙を許すことは出来ない。全学連はファシストの跳梁を許さず、〈戦時下の新たな革命的学生運動〉の大胆な前進をかちとり、実力闘争の最先頭で闘う。政府打倒・日帝国家権力解体へと共に闘おう」と発言。
 広島県反戦は、「原爆投下六六ヵ年を徹底弾劾し、闘う被爆者(二世・三世)と連帯し、日帝の核武装を阻止しよう。反戦青年委員会は革命的反戦闘争で日帝の朝鮮反革命戦争突撃を粉砕する。8・21全国反戦集会の成功を共にかちとろう」と発言した。最後に、全体で今夏から今秋の闘いに打って出る決意をうち固め、8・6反戦集会の成功をかちとった。
 8月6日、菅は、「式典」に出席した後、これまで菅の個人的見解としていた「脱原発依存」を政府方針にすると発表し、八日には高速増殖炉「もんじゅ」の「廃炉」と核燃料サイクルの見直しを検討すると発表した。菅の言う「脱原発依存」とは、被爆者を先頭に闘いぬかれてきた反核の闘いを、「安全な原発」を政府にお願いする運動に集約し、自らの延命のために利用しようというものだ。怒りをもって弾劾しなければならない。
 原爆投下66ヵ年を弾劾し、日帝の戦争責任・被爆責任居直りを許すな。日本階級闘争の負の歴史の根底的自己批判―突破をかけて、朝鮮反革命戦争突撃を粉砕せよ! 改憲―核武装に突撃する日帝・菅政府を打倒せよ! 革命的反戦闘争の大爆発をかちとろう!