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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

第30回反安保全国労働者研究交流集会へ (995号7面)

 2011年11月17日
反安保労研全国センター幹事会

招請状

 (一)

 反安保労研全国センターは、きたる12月11日、東京において第30回反安保全国労働者研究交流集会を開催する。闘う労働者の大結集を呼びかける。

 資本主義世界経済は、ますます破局の度合いを深めている。爛蝓璽泪鵝Ε轡腑奪瓩魯屮襯献腑△匹發法1929年世界恐慌の再来」を突きつけた。それから三年間、帝国主義や各国政府は「景気刺激」「金融緩和」を大合唱し、巨額の資金を投入し、労働者には首切り、賃下げ、増税、社会保障の切り捨て、「非正規化」と、ありとあらゆる攻撃をかけてきた。しかし、これらの「恐慌回避策」は全世界で財政危機を拡大させ、資本主義世界経済の中軸である米帝を債務不履行(デフォルト)の危機へと追いやり、欧州全域をおおう債務危機―金融危機を勃発させ、中国など「新興市場国」でのバブルの崩壊を引き起こし、結局、危機の拡大と深化しかもたらさなかった。今、まさに世界大恐慌爆発情勢の真っ只中にある。

 この情勢のなかで、労働者階級の一大決起によって、失業と貧困、飢餓を不断に強制する資本制生産様式と階級支配の廃絶を実現しなければならない。ブルジョアどもにはすでに資本主義世界経済の破局を止める「恐慌回避策」はなく、労働者人民にさらに矛盾を集中することで延命をはかる道しかない。その攻撃の核心は帝国主義労働運動による制圧と「総非正規化」だ。革命的労働運動の巨大な隊列を建設し、この攻撃を打ち砕くことが問われている。

 第30回反安保全国労働者研究交流集会に結集し、戦後労働運動を越えてゆく革命的労働運動の建設にむけた巨大な前進をかちとっていこう。

 (二)

 われわれは昨年12月、国鉄闘争を闘い戦後労働運動の根底的総括と突破を生涯の課題として闘う国鉄労働者、日本労働運動の焦眉の課題である「非正規雇用」労働者の闘いと団結の形成にむけて解雇撤回争議を頑強に闘うパナソニックPDP、ヤンマーの当該労働者の結集のもと、第29回反安保全国労働者研究交流集会を開催し、民主党主導の政府、帝国主義労働運動・「連合」、日本経団連が一体となった革命的労働運動解体―「産業報国会」化攻撃を打ち破り、革命的労働運動の一大前進を実現することを確認し、闘ってきた。

 3月11日、東北・関東大震災が発生し、数十万人の労働者人民が生死の淵の立たされた。われわれは被災労働者人民支援運動への一大決起を呼びかけ、集中してきた。宮城県地域連合労働組合は被災地の労働組合として「労働者人民を襲う大災害が起き、人間が生きてゆく基本である衣・食・住が『治安優先』『大資本防衛』『戦時体制形成』のブルジョア政府と国家権力によって統制されることを労働組合が許してはならない」「最も厳しい条件に置かれている労働者人民の二四時間の生活問題に解決力を示せる労働運動でなくては労働運動の存在意義が問われる」という決意をもって被災労働者人民支援の先頭に立ち、炊き出し、物資支援、労働相談活動を取り組んできた。全国の地域連合労働組合、日雇労働組合は被災地への集中体制を取り、支援活動を貫徹してきた。
 日帝資本の「9割非正規化」攻撃によって、現在では労働者の3人に1人が「非正規雇用」とされ、爛錙璽ング・プア瓩魘制され、「雇い止め」「派遣切り」で不断に失業―使い捨てにされている。「本工主義」を色濃く持った戦後労働運動はこれにまったく無力であるばかりでなく、「非正規雇用」労働者の闘いを制動するものへと転落している。この現状を突破することが革命的労働運動建設にとっては焦眉の課題であり、われわれはパナソニックPDP争議、キャノン争議、ヤンマー争議等に結集し、東京・山谷の越年・越冬闘争への「非正規争議」を闘う当該労働者の合流をかちとってきた。

 「日の丸」「君が代」強制攻撃と頑強に対決して「不起立」を闘う教育労働者と連帯して闘ってきた。卒・入学式での「君が代」不起立を呼びかけ、処分粉砕の「再発防止研修」粉砕闘争や裁判闘争を闘い、全国のなかで突出して統制と処分を強行する東京都に対する対都庁行動や大阪で知事・橋下が強行せんとしている教育の国家統制攻撃である「教育基本条例」粉砕闘争を闘ってきた。
 寄せ場では越年・越冬闘争、寄せ場夏祭りを貫徹し、反戦・反失業闘争を強化し、寄せ場春闘集中行動でアブレ―野垂れ死に攻撃への怒りをゼネコン=建設資本、厚生労働省、日本経団連に叩きつけてきた。

 海外展開を拡大する日帝資本が海外で労働者を使い捨てにし、現地での労働運動破壊に手を染めることを許さぬ国際連帯の闘いとして、フィリピントヨタ労組と連帯してトヨタ社前行動を闘いぬいてきた。

 (三)

 爛蝓璽泪鵝Ε轡腑奪畍紊竜雎曚虜眄出動や金融対策にもかかわらず発生した「欧州債務危機」は、世界大恐慌爆発情勢がますます煮つまっていることを示している。ギリシャのごとく、財政危機・債務危機を増税、年金などの社会保障の切り捨て、公務員労働者の大量首切りといった「超緊縮財政」で乗り切ろうとする各国では労働者の怒りが爆発している。ゼネスト、国会包囲デモや「ウォール街を占拠せよ」というスローガンを掲げた若者たちの闘いが渦巻いている。チュニジアでの爛献礇好潺鶻很伸瓩箸靴導始されたアラブ諸国での労働者人民の闘いは、反革命介入を強める帝国主義との正面対決に向っている。「円高」に直撃された日帝資本は爛蝓璽泪鵝Ε轡腑奪瓩了のように、大量首切りをパナソニック、TDKなどで開始している。もはや帝国主義は、労働者人民への搾取・収奪を極限化させ、世界に失業と貧困を蔓延させ、国際反革命戦争を拡大・激化させて、世界に屍の山を築き、世界を廃墟に変えることによってしか延命することができない。

 日帝の延命を命題として登場した野田政府は真っ先に米帝・オバマと「日米同盟の深化」を宣言し、名護新基地建設、南スーダン派兵、「武器輸出3原則見直し」「国連平和維持活動(PKO)5原則見直し」「海外派兵恒久法」の制定をもっての朝鮮反革命戦争突入の衝動を強めている。「復興特区」と「環太平洋パートナーシップ協定」(TPP)参加による農・漁業の解体で被災者を切り捨て被災地を大資本の「草刈り場」とし大資本の利潤追求の場に作り変え、「復興特需」に群がる資本に提供するための「復興増税」に突き進み、福島第一原発事故に居直り日帝の核武装のための原子力政策を推進し「成長戦略」の貫徹として原発輸出をゴリ押ししようとしている。

 労働運動をめぐっては、国鉄闘争を「決戦なき和解」で解体したことにつづいて、「公務員制度改革」攻撃で自治体労働運動の最後的解体を遂行し、「労働者派遣法改正」で「派遣」などの間接雇用を固定するだけでなく、直接雇用労働者に対しても「有期労働契約」の法制化で整理解雇―使い捨てを容易にしようとしている。

 (四)

 第30回反安保全国労働者研究交流集会では、/場生産点からの革命的反戦闘争への決起∪こβ膓温嫁発情勢のもとでの革命的労働運動建設H森隋θ深唆汎争の前進こ級的国際連帯闘争と被差別大衆との共同闘争の前進つ觜饉腟創働運動・「連合」を突破した2012年反戦・反合・政府打倒春闘の爆発コ級的革命的全国統一センター建設の推進、という基調のもと、以下の実践的な課題をめぐった方針を確立していこう。

 360万公務員労働者に対する解雇・「非正規化」攻撃である「公務員制度改革」攻撃は公務員への攻撃で終わることなく、さらに民間、「非正規雇用」労働者へと波及し、労働者人民の生活の総領域に打撃を強いていく攻撃であり、絶対に許してはならない。自治労本部が闘わずに組織維持だけを目的とした「協約締結権」獲得運動へとすり替え、敗北を準備していることを許さず、官民貫いた地区共同の闘いで粉砕しなければならない。

 労働者の3人に1人が「非正規雇用」を強制され、1000万人以上が爛錙璽ング・プア瓩魘制さている現実を突破し、「正規」―「非正規」を貫く団結を形成していくことが日本労働運動の焦眉の課題となっている。「非正規雇用」であるが故の困難を越え、解雇撤回などの闘いをとおした「非正規雇用」労働者の団結の形成を何としても推し進めていかねばならない。この間のパナソニックPDP争議などへの結集の地平をさらに拡大し、全国で地域連合労組運動のさらなる前進を実現しなければならない。

 教育の国家統制攻撃は、大阪の「教育基本条例」制定攻撃や天皇制賛美の教科書採択率の拡大としてますます強まっている。教育労働者を「学徒動員」の尖兵にする攻撃を2012年卒・入学式での「君が代」不起立闘争の爆発で粉砕しよう。

 「反戦・反失業」を基調にした寄せ場労働運動のさらなる前進をかちとっていこう。3・11東北・関東大震災発生後の被災者支援の闘いに東京・山谷、大阪・釜ヶ崎、福岡・築港の寄せ場労働者が大挙して起ち上がった。「黙って野垂れ死ぬな! 生きてやり返せ!」というスローガンに示される労働運動の原点的な闘いとして越年・越冬闘争を闘ってきた蓄積があったからこそこの闘いは実現できたのだ。この地平を実現した寄せ場労働運動の根源的な怒りと要求と闘いをすべての産別、雇用形態の労働運動へと拡大していこう。

 野田政府の「復興増税」は「被災地復興」をタテにして、労働者から搾り取った税金を「復興特需」「復興特区」で利潤追求を狙う資本に差し出すものだ。福島第一原発事故なぞ無かったかのごとく居直り、多くの労働者人民に被曝を強制しておきながら、停止中の原発の再稼動や原発を輸出することなぞ許してはならない。2012年春闘をこれらへの怒りを組織し、大幅賃上げを掲げた反戦・反合・政府打倒春闘として爆発させよう。

 12・11第30回反安保全国労働者研究交流集会の圧倒的成功をかちとり、2012年革命的労働運動の圧倒的隊列を建設しよう。階級的革命的全国統一センター建設にむけて進撃しよう。